俺は、ダメな人間だぁぁ。
金は持てないし、女にもモテない。
俺はダメな人間なんだぁぁぁ・・・・・・・。
- 人の暗い話を聞いてるとね、いつも、何か思いつくのねそれで、この前、「ダメな男」っていう遊びを思いついたの
- ダメな男に、もう一人の男がこう言います「こうやって言ってごらん。元気が出るから・・・・・」
- 麻雀だって、配られた手に文句言っても、どうにもなんないそっから始めるんだよ、そっから良い方にしてくんだよ
- 自分が悪い方向に行くようなことに自分の頭、心を向けちゃいけないの
人の暗い話を聞いてるとね、いつも、何か思いつくのね
それで、この前、「ダメな男」っていう遊びを思いついたの
普段ね、俺ね、くだらないことばっかり考えてるの。
俺、講演の時が一番真面目なの。
それでね、よく、俺のお弟子さんがさ、
「一人さんといると、ディズニーランドにいるより楽しい」
って、いうの。
で、なんで、そんなに楽しいんですかって言うと。
俺が楽しいということは、楽しいことを考えてるんだよ。
わかるかい。
それでね、「面白くないんです」っていうやつは、面白くないことを考えてるんだよ。
人間ってね、考えてることが、あんたなんだよ、って。
でね、のべつ怒ってるやつって、腹の立つこと考えてるんだよ、って。
だって、楽しいこと考えてて、怒るわけないんだもんね。
それで・・・・・・。
「ダメな男」やろうかと思ってるんだけど、どうかな。
いい？
で、一人さんってね、こんなことして遊んでんのか・・・・・・。
なんでも、いいの。
俺ってね、もう、すぐ退屈しちゃうからね、なんか、すぐ遊び考えるの。
暗いのが嫌いなの。
それでね、暗い話を聞いてると、なんか、思いつくのね。
俺、人の暗い話を聞いてるとね、なんかね、必ず思いついてね、面白い事に変えちゃう性質があるの。
「ダメな男」っていう遊びがあるの。
今、この紙、見つけたからね。
二人います、人が。
男の人が二人いて、会話をしてます。
それ、想像してください。
それを、ウチね、会社でやってるんです。
うちの会社の社長会議って言うとね、もう、みんな好き勝手な一番楽な寝巻きみたいなのを着て。
で、ビール飲んでる人とか、寝てる人とかいるの。
で、絶対、起こさないの。
なんでかと言うと、寝たいような奴の意見って、ろくなことないから。
起こしちゃだめなの。
起こすと、ろくでもないこと言い出すから、「寝かしとけ」ってね、寝かしてるの。
ダメな男に、もう一人の男がこう言います
「こうやって言ってごらん。元気が出るから・・・・・」
うちの会社ね、面白い会社だよ。
あのね、大阪の会社、行ったのね。
大阪行って、そこにいたらね、退屈じゃない？
自分とこの会社ってさ。
で、こうやって窓から見てたらね、向こうのビルに「テレクラ」って書いてあるの。
それで、「俺、テレクラ、行くわ」
って、テレクラいったの。
それでね、1時間ぐらいしてね、帰ってきたの。
そしたら、
「社長、どうでしたか」
って。
「いや、電話も何も、かかってこないんだよ」
って言ったら、
「じゃあ、ウチの女の子にかけさせますか」って。
そういうことじゃないんだから。
ウチってね、楽しい会社だよ。
あの、なんかね、いろんなこと、許しあえるって言うかね。
許しあえる会社です。
この「ダメな男」、紙、いっぱい持ってくれば良かったな。
そしたら、みんなにね・・・・・。
いつか、もらって。
で、一人の男の人がこう言います。
「俺はダメな人間だ。金はもてないし。女にもモテない。俺はダメな人間なんだ」
もう一人がこう言います。
「お前さぁ、そんな言い方しちゃ、だめだよ。
どうせ言うなら、こうやって言ってごらん。
元気が出るから。
俺は、ダメな人間だぁぁ。
金は持てないし、女にもモテない。
俺はダメな人間なんだぁぁぁ・・・・・・・。
ほら、言い方変えただけで、こんなに元気が出ただろ。
がんばって、生きていこうよ」
えー、面白いでしょう。
この紙一枚あるとね、遊べるよ。
宴会でやるとね、次に誰か見つけて、この紙を渡してね。
かわりばんこで、やってるんだけど、楽しいよ。
麻雀だって、配られた手に文句言っても、どうにもなんない
そっから始めるんだよ、そっから良い方にしてくんだよ
道の話、します。
人生には道があります。
この道を、ふてくされて歩く人がいます。
ニコニコ笑う人もいます。
自分の道しか歩けません。
「あの道がいい」「この道がいい」って言ってもダメです。
自分の人生しか歩けないんです。
で、この道を、「楽しいなぁ」とか、「幸せだなぁ」って言ってるとね。
神様にしか見えない分かれ道があるの。
その分かれ道で、フッと、良い方へ行くの。
で、また歩いているの。
また、「こんにちは」とかね、「幸せだねぇ」とか、言ってるとね、フッと良い方に行くの。
ところが、ふてくされたりさ、「つまんねぇな」とか、「向かっ腹が立つな」とか言ってると、悪い方に行っちゃうの。
で、また歩いてて、また悪いこと言ってて、また悪い方へ行っちゃうの。
人生って、いくらでも悪くなれるの。
二十歳の頃にね、俺に「手相、見せて」って言う人がいたのよ。
年寄りでね、日本一だって言うの。
「見して」って言うから、見してやったの。
そしたら、俺の手相を見てね、
「あなたは、一生、金、持てない」
っていうの。
だから、言ったの。
「あんたなら、もてない。あんたなら、この手相だったら無理だと思ってんだろ」って言ったの。
「俺はこれで十分なんだよ」ね。
手相ってね、しわだよ。
これ、ただのシワだよ。
人間、手のない人だっているんだよ。
この手相、誰がくれたの？
これ、神がくれたんだよね。
ポーカーだって、麻雀だって、配られた手を、最初から文句言ってたら、どうにもなんない。
そっから、はじめんだよって。
そっから、いい方にしてくんだって。
「この手相で結構です。私はこれでもね、幸せだ」って。
「感謝しているよ」
って、言いながら生きてたら、どんどん、どんどん、こうやって、良い方に行くんだよ。
それをね、「易者さんにこう言われたんです」とか、「占いでこうでした」って。
そんなことばっかり言ってるの。
人の言ってること、何か言われたことを気にして、そんなことばっかり言ってるの。
おかしいでしょって。
「斎藤一人っていう名前は、随分、寂しいお名前ですね」
淋しかねーよ、って。
何、言ってるんだい。
自分が悪い方向に行くようなことに
自分の頭、心を向けちゃいけないの
自分はね、「楽しいんだよ」とか、「幸せだよ」って言ってると、どんどん、どんどん、良い方に行くんだよね。
それを「名前がこう言われた」「手相がこう言われた」、そんなことばっかり言ってるんだよ。
自分の頭とか、心を、自分が悪い方向に行くようなことに、抜けちゃいけないの。
一人さんのファンだって言うんだったら、
「この手相で結構です」
「この名前で結構です」
それでね、人間ってね、ホームレスになったって、なりたてのホームレスが来た時は、
「お前、向こうへ行くとあったかいぞ」とか。
「あそこへ行くと、ご飯、落ちてるぞ」とか。
教えてやる事って、できるんだよ。
人間っていうのは、必ず、下には下がいるんだよ。
本当だよ。
だから、上ばっかし見ないで、自分ができること、やっててみな。
本当に、上に上がるんだから。
神っていうのは、必ずそういう人に味方するようになってんだよ。
だから、優しい人には味方が出るの。
ケチくさいことばっかり言ってるから、うまくいかねぇんだよって。
「もしもし地獄」やれってわけでしょ？
「ダメな男」考えたりね。
でね、楽しそうにしてるとね、「一人さん、楽しそうだけど、何考えてるの？」
「俺、今、こんなこと、考えてるよ」とかって。
「教えて、教えて」
教えてあげる。
俺の話ってね、ハンパじゃないの、くだらないのが。
本当にくだらないの。それでね、くだらなさが半端じゃないんだけど、あんまり降らないと役に立つこともあるの。
でね、「今、俺、もしもし地獄っていう話、考えてるんだよ」
って言ったら、
「もしもし地獄って、どんな話？」って。
あのね、今から「もしもし地獄」の話、します。
えー、ある人が死にました。
ダメなの？ダメね。
今、手を抜こうと思ったんですけど。
チェックね。
はい、そうだね。
ちゃんと話します。
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
お世話になっております。
Youtubeのチャンネル登録よろしくお願いします。
我が儘勝手で申し開きもございません。
上記の赤色のボタンを押してくださいね。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。
