私、自宅でも通勤でも職場でもストレスが酷いんです!!
ストレスの原因は、実はあなたの暮らしの中にも潜んでいるのかも。自分の周りの環境をちょっと変えるだけで脳のストレスがグンと減ります。
さらに、あくびがうつるように、脳には無意識のうちに自分が見たものから行動や感情が影響される性質がああります。そのため、ネガティブなものを見ただけでストレスの原因となることも。
こんにちは、Greenです、それでは今回は、住環境、通勤環境、仕事環境の3つのシーンでストレスを撃退する方法を紹介します。早速、試してみてください!!
私たちは“環境ストレス”に囲まれている
私たちが感じているストレスには、人間関係の問題や将来不安などの心理的なストレス以外に、音や明るさ、温度など環境の影響によるストレスがあります!!
「ストレスが生じるメカニズムは、心理的なストレスも環境によるストレスも同じです」と話すのは、脳科学者の篠原菊紀さん。何かに対して「イヤだな」と感じると、脳の扁桃体(へんとうたい)が興奮し、自律神経のバランスを乱す信号を送るため、胃が痛くなったり眠れなくなったり、疲れが回復しなくなったりする。また、扁桃体が興奮したままだと、脳の働きが鈍って、物事を理解・判断したり人とコミュニケーションを取ったりする、認知機能が低下してしまいます。
「環境ストレスの原因を把握して、取り除いていくことで、いつもよりやる気が出たり、仕事の効率が上がったりする可能性が期待できます」。環境ストレスの解決法をぜひ参考にしてみて下さいね!!
住環境
生活のベースともいえる自宅にも、ストレスの原因がこんなにたくさん。一つずつNG要素を減らしていきましょう!!
寝室に朝日が入らない
- どうしてストレスになるの? →朝日を浴びないと体内時計が乱れたままに
- こうして撃退! →明るい蛍光灯の下や日光の当たる部屋へ
朝日を浴びることによって体内時計が規則正しくリセットされて、心も体も活動モードになる。日光の入る部屋で過ごしたり、明るい蛍光灯をつけたりしましょう。
クローゼットの中は暗い色の服だらけ
- どうしてストレスになるの? →暗い色はやる気に悪影響
- こうして撃退! →活動的になる赤い色を見よう
暗い色味は、落ち着いた気持ちになる半面、やる気も下がり気味になってしまいます。反対に赤系の色はやる気がアップするので、明るい色も身に着けましょう。
工事現場のやまない騒音
- どうしてストレスになるの? →余計な音を遮断して、脳が疲れるから
- こうして撃退! →移動するか、好きな音楽を聴こう
うるさい環境では、必要な音だけを聞き分けるエネルギーが必要になるため、脳に負担がかかりますね。移動するか、ヘッドホンなどで音楽を聴いて脳をリラックスさせましょう。
枯れた観葉植物が置きっぱなし
- どうしてストレスになるの? →枯れた植物を見ると心も枯れる!?
- こうして撃退! →見えない場所に移すか、捨てる
脳には見たものや触れたものと、同調しやすいという習性がある。枯れたものを見ると、自分の心もネガティブに。枯れた観葉植物はなるべく早く捨てましょう。
夏も冬も同じ布団
- どうしてストレスになるの? →寒さや暑さが脳のストレスに
- こうして撃退! →夏掛けと冬掛けを用意し、温度調節
体が寒さや暑さを感じると、睡眠中も体温調節の指令を出さなければならず、脳に疲労がたまってしまう。季節ごとに寝具を替えるか、パジャマなどで体温調節をして下さいね。
通勤環境
- どうしてストレスになるの? →パーソナルスペースが侵略される
- こうして撃退! →腹式の深呼吸を繰り返して、リラックス
身動きが取れない満員電車
- どうしてストレスになるの? →パーソナルスペースが侵略される
- こうして撃退! →腹式の深呼吸を繰り返して、リラックス
他人との快適な距離感を「パーソナルスペース」といいいますがが、満員電車ではそのスペースを保てないため、ストレスに。吐く息を長めに呼吸すると気持ちが落ち着きますね。
行き交う人が不機嫌顔
- どうしてストレスになるの? →周りの人の不機嫌が自分にもうつる
- こうして撃退! →外の景色を見るか、好きな音楽を聴く
不機嫌そうな人たちに囲まれると、脳が反応して自分も不機嫌になりがちです。外の景色を眺めたり、好きな音楽を聴いたりするなどして、自分から気持ちを変えていきましょう。
コンビニのレジがいつも大混雑
- どうしてストレスになるの? →目的が達成しにくく、ストレスに
- こうして撃退! →「レジは待つもの」と心に余裕を持つ
早く会計を済ませたいという目的が達成できないと、脳に幸福感を発生させる「報酬系」という回路にスイッチが入らず、ストレスになりがちです。少しくらい待とう、と心に余裕を持ちましょう。
左右に揺れる電車やバス
- どうしてストレスになるの? →脳がピント調節をしなければならない
- こうして撃退! →揺れる車内ではケータイや本を見ない
揺れる車内で文字が読めるのは、脳が絶えずピント調節を行っているためです。その分、脳のエネルギーが費やされるので、揺れる車内では文字を読むのをやめましょうね。
徒歩通勤の道は排気ガスが充満
- どうしてストレスになるの? →嫌なニオイが脳を直撃
- こうして撃退! →好きな香りを嗅いだりハンカチで防御したりする
ニオイは、ストレスを感じる扁桃体を直撃します。嫌なニオイを感じたら、好きな香りを嗅いだり、ハンカチなどで鼻を覆ったりしてニオイをシャットアウトして下さいね。
仕事環境
作業スペースが狭い
- どうしてストレスになるの? →次の作業が分からなくなる
- こうして撃退! →やるべきことを書き出し視覚化する
デスク上の資料や書類を見ることで、脳に負担をかけずに段取りなどを把握できるが、それができないとストレスになります。やるべきことを付箋などに書き、目立つところにおいて下さいね。
デスクトップにファイルがびっしり
- どうしてストレスになるの? →量の多さが脳の負担に
- こうして撃退! →不要なファイルを思い切って捨てる
ファイルだらけの画面を見るだけで、仕事量の多さにネガティブな気持ちになります。また、必要なファイルを探し出す労力もかりますりまする。ファイルはできるだけ減らしましょう。
座りっ放しの作業
- どうしてストレスになるの? →座りっ放しだと認知機能が低下する
- こうして撃退! →1時間に1回は休憩して体を動かす
じっと座っている時間が長いほど、認知機能が低下してミスが増え、イライラしがちになります。1時間に1度は休憩し、歩くなどして集中力やモチベーションをアップ!
物置き状態の会議室で打ち合わせ
- どうしてストレスになるの? →汚れを見るとストレスに
- こうして撃退! →移動するか、会議前に部屋を片づける
「散らかっているな」というネガティブな気持ちになるだけで、脳の扁桃体が反応し、ストレスが発生します。片づけるか、片づいた部屋に移動して打ち合わせしよう。
オフィスが暗すぎる
- どうしてストレスになるの? →目を凝らすことで脳に負担がかかる
- こうして撃退! →手元だけでも適切な明るさの照明に変える
見えにくいと感じるだけでなく、よく見ようとして目を凝らす作業も脳への負担となります。せめて手元だけでも適切な明るさの照明に変えておきましょう。
(参考文献:NIKKEI STYLE)
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