いきなり結論をださないでね!!
部下からの相談事
部下から突然相談事 を持ちかけられた時に どう考えても部下の方が悪くしかも些細な問題であると思えても 、どのような態度で相談に乗るかで上司であるあなたへの 信頼度は決まってくる可能性もあります。 今は好き嫌いの時代ですからあなたに忠誠を尽くすかどうかが相談の乗り方で決まると言っても過言ではありません。
オールマイティではありませんが相談の乗り方について記述します。
いきなりの結論は NG
明らかに相談相手に間違いがあったにしても、 それは間違ってるなどといきなり結論付けると そこで話は終わってしまいます。
そこで話を遮ればそれで相談を受けたことにはなりません。
相談相手に心ゆくまで話をさせてあげて ください、 相談に来てるということは話を聞いてほしいのです 、落ち着くまで話をさせてあげて いきなり相談相手に非があったにしても結論は出すのは良くないですね。
一般論は NG
「社会常識として君より相手の方が言い分が通ってるね」
「君以外の人はみんなちゃんとしているよ」
もちろんですが否定するのはよくありません 、否定されるために相談に来てるわけではないんです 。
解決策を聞きに来てるわけではないんです、話を聞いてもらいたくて相談に来てるんです。
違う話は NG
違う話はもちろんのことですが、途中で何度も何度も時計を見たり、相槌も打たないで上の空では
相談相手が話す以前に 相談相手は話をやめてしまいます。
時計を見たりしていると話も進まないですから 相手の立場も立てて自分の立場も保持しながら相談に乗ってあげるのがいいですね。
怒りを否定するのは NG
相談相手が感情的になっている時に突き放すようなものの言い方をするのではなく そんな時は抽象的なアドバイスで、
相手の感情を代弁することで 相談相手も落ち着きを取り戻せます。
相談相手のすること
まずは聞き役に徹することですね、 見当違いの意見でも遮らずにゆっくりと相手が話しやすいように相槌を打ちながら 話をさせてあげていると相談相手はモヤモヤ感を吐き出したいのですから まずじっくり話を聞きましょう。
相談相手が間違っていたにしても
- 「それはかわいそうだったね」
- 「それは残酷すぎるね」
- 「本当に辛抱したね」
相手の感情に寄り添ってあげましょう。 相談相手は自分の言いたいことが伝えることが出来ればそれで十分なのです。
相談相手に共感できない部分があるにしても 相談相手はもうそれだけで十分です。
相談相手が求める以外はこちらからアドバイスをしない
自分が悩みを解決できる保証がないので 必要なのは優しくしてあげることと 話に頷いてあげることが
相談相手にとってはよいことなのです。 自分の考えを押し付けることなく 相手の力を信じてあげることですね。
良い相談の乗り方
- 相手の感情に寄り添う
- 聞く側に回る
- 合いの手を打つ
- 協力姿勢を示す
- 共有感情を持っていることを表現する。
- 求められる以外アドバイスはしない
まとめ
相談されるということは信頼の証ですね、相談相手の期待を裏切らないように相手を納得させながら、ありのままの自分を見せてフランクな姿勢で話を聴いてあげるのが肝要ですね。
ありのままの姿で相談に乗って下さい!!
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。