コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斎藤一人さん 観音さまは音を観る神さま

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板東の観音参りは、東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・茨城・栃木にある坂東三十三観音霊場を、1番から30番まで順番に10日ほどで巡ります

 

 



 願いが次々叶う、一人さんの観音参りとは?

 

斎藤一人さんは1年のうち2/3ぐらい旅をしています。

 旅をしている中の一つに、日本全国の観音様をお参りしている旅があります。

 20代半ば頃から、一人さんは趣味でこの観音参りをしています。

 昔は銀座などに飲みに行っていたこともあるそうですか、すぐに飽きてしまったのだとか。

 以来、観音参りが趣味になったのだそうです。

ところで観音参りと聞くと、何か修行のような辛いイメージってありませんか?

 そんなイメージを持っていました。

 

「観音参りのあの楽しさは行った人じゃないと分からない。

 とにかく楽しくて、面白くてしょうがない。

 すぐにまた行きたくなるんだよ」

 

満面の笑みでひとりさんは本当に楽しそうに秩父や最上、西国、坂東など全国各地の観音参りの話をしてくれます。

 

そして数年後、私も観音参りに出かけることになったのですが。

 実際にやってみるとめちゃくちゃ楽しくて面白い。

 その面白さはやっぱり行った人でなければわからないのです。

一人さん曰く、観音参りは江戸時代の頃はレジャーだったそうです。

 昔は自分の住んでいる国(地域)を出ることはめったにできませんでした。

 だから、一生に一回、三十三箇所の観音様を巡ると、景色のいいところを観たり、温泉に入ったりしながら、自分の国のことを知りながら全部回れるようになっているのだそうです。

 

さらに、その当時お金持ちの人たちは、日本百観音(西国三十三カ所、坂東三十三カ所、秩父三十四か所を総称した100か所の観音参り)を回ります。

 

かつて鉄道も自動車もなかった時代、それは今で言うお金持ちの人がやる世界一周旅行と同じようなの。

 

日本最大のお金持ちの遊びだったのです。
そして不思議なのですけれど、観音参りを観音様に呼ばれる人でなければ行くことができないのです。

 

例えば、みんなで観音参りに行こうねと言っていても、一番行きたがっていた人が急に行けなくなってしまったり。

 反対に、予定があって行けないはずだった人が、用事がバタバタと片付いて行けることになったり。

 

「観音参りというのは、健康でないといけない。

 それから、家の中で揉め事があったら行けない。

 この三つを観音様が片付けてくれないといけないの。

 だから、行けるだけで幸せなんです。

 そのことが分かると、ただありがたくて、楽しみながら行く。

 だから願い事が叶ってお参りに行く。

 すると、また願い事が叶うから、また行くっていう状態になるんです」

 

一人さんはそう教えてくれました。

 

また観音参りに行ったことがないという人も、私は呼ばれてないんだなんて決して悲しい気持ちにならないでくださいね。

 私が一人さんの素敵なところを真似てきたように、私の話で何か一つでも真似していただき、いつか観音様に呼ばれる日が訪れると嬉しいなと楽しみながらその日を待ちましょう。

 

それではみっちゃん先生の旅、出発です。

 

 

 追伸 観音参り

 

ある人が観音参りに行きます。

観音参りには呼ばれた人が行きます。

観音様というのは草でも木ても何でも救うんです。

 

救うというのはどの人を救うんですか、人がいないと神様は表現ができません。

 

観音参りをしている中ですがっている人と呼ばれて行く人がいます。

 

呼ばれていくというのは神様のお役に立つということです。

 

普通の人間は厄を落としに行くんです。

 

お役に立つという人は世間に戻ってきてもニコニコとしています。

 

ツイテイナイよという人がいればそんなことはないツイテルじゃないかと
言うのが天命なんです。

 

観音さんのお役に立つために呼ばれていくんです。

観音様に呼ばれて行くぐらいですからその人の願い事ぐらいはすぐに叶えてくれます。

すがって行ってるんじゃなくて元気なうちから呼ばれて行ってるんです。

 

観音参りは元気でなければいけないですしお金もないといけないです。

暇もあってお金もあって体も健康 で家を空けることのできる人が行けるんですね。

それだけで幸せなんですね。

自分が道端で苦しんでいる時に誰かが助けてくれました。

 

あの人こそ観音様の化身です。

化身ではなくてそういう優しい人がいたんです。

観音様のお役に立つ人がいたんですね。

 

キリスト様でもお釈迦様でも観音様でも誰でも同じなんです。

 

観音様に呼ばれて行ってお役に立つ人がいるんです。

呼ばれないといけないですがすがるとか厄除けとかでは行けます。

 

観音様に呼ばれた人は少しでもお役に立つことはありませんかと出かけて行ってるんです。

仕事でもお役に立ちませんかということで来てるんです。

 

ただ神様と約束して出てきたことはそういうことなんですね。

 

 

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リュック一つで出かけたみっちゃん先生

 

初夏のスカッと気持ちよく晴れたある日の早朝。

 高鳴る気持ちを抑えきれず目覚まし時計より早く起きた私は、リュックを背負い鎌倉から始まる坂東の観音参りに一人で出かけました。

 きっかけは、もちろん一人さんです。

 

「みっちゃんの笑顔は、観音様みたいに素敵だね」

 「みっちゃんは観音様みたいに優しいね」

 

一人さんは、いつもいつもそう褒めてくれます。

 いつしか私の心にも、観音参りに行ってみたいなという気持ちがムクムク芽生えていました。

 「観音参りに行ってみたい!」

 そう思い始めたら、もういてもたってもいられなくなってしまったのです。

坂東の観音参りは、東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・茨城・栃木にある坂東三十三観音霊場を、1番から30番まで順番に10日ほどで巡ります。

 

その総距離は1300kmにもなるのです。

 それまで一人旅なんてしたことのなかった私ですが、何故だか不安よりも期待で胸がいっぱいでした。

 鎌倉駅に降り立つと、三十三観音の場所が手描きで描かれた地図を片手に1番目の観音様がいる鎌倉最古のお寺、杉本寺を目指します。

 

大まかに描かれているため地図をグルグル回しながら、歩くこと20分。

 登ることはできないのですが、すり減り苔むした石の階段がその歴史を物語っています。

 脇にある階段を登った先に、風情のある瓦葺屋根のお堂が見えてきました。

 そこには11観音が3体安置されていました。

 

その名の通り11の顔を持ち、全方向を見渡して苦しんでいる人をすぐに見つけ、救ってくださるというお優しい観音様です。

 初めて対面した観音様のその美しい姿に、何とも言えない優しい気持ちが溢れ出してきました。

 

「観音様、私はあなたのお役に立ちに来ました」

 そう呟き手を合わせました。

 そのスカッとする清々しい気持ちは、今でもしっかりと心に刻まれています。



追伸 存在するだけで助けてもらえる人になる

みっちゃん先生

世の中には、すぐに短気を起こす人がいますよね。

例えば、電車で飛行機で子供が泣くと、イライラして怒っちゃう人とか・・・・・・。

そういう人も、私は「遊びが足りないんだろうな」って思います。

一人さん、十分に楽しんでいる人は、些細なことでイライラしませんよね?


斎藤一人さん

そうだね。ちょっとしたことですぐイライラするって、自分を可愛がっていない証拠だよ。

神様と友達になっていないの。

自分に我慢ばっかりさせているから、人にも我慢を求めちゃうんだ。

親兄弟、友達、会社の同僚・・・・・・って、みんなに我慢させようとする。

そうすると、周りにも嫌な波動を出し始めるから、不幸の連鎖なの。

あなたが自分をいじめると、周り中みんなが大迷惑する。

わかるかい?

自分の中にいる神様をいじめる。

他の人の中にいる神様もいじめる。

そんなひどいことをしながら、「神様はちっとも願いを叶えてくれない」って、それは無理な話だよって。

でね、すぐ怒る人って、普段の顔からもう怖いんだよ。

ものすごく不満を抱えているような顔になっちゃってるの。

どんなに顔立ちが綺麗でも、そういう人はおっかないから、俺は近づきたくないね。


みっちゃん先生

確かに、遊びが足りている人って、みんな観音様みたいなお顔。

誰が見ても幸せそうで、本当に優しい穏やかな表情です。

そういう人は顔だけじゃなく、心も優しくて温かいから、みんなに好かれる。


斎藤一人さん


みっちゃんが、まさにそういう人だよね。

どこへ行っても相手に好かれるし、誰とでもすぐ親しくなれるの。

ご飯を食べに行けば、お店の人がキャベツだの大根だのって、帰り際にいろんなものをくれるんだよね。

みっちゃんって、行く先々でお土産をいっぱいもらうの。

それって、みっちゃんが自分を愛しているからだよ。

だから人からも愛されて、みっちゃんが顔を見せに行くとみんな喜んじゃう。

もしみっちゃんが全財産を失ったとしても、みんなが放っておかないよ。

道を歩くだけで、「これ食べな」「あれ持って行きな」って、いくらでもみんなが助けてくれるから、全然困らないだろうね。

みっちゃんはここに存在するだけで、みんなが助けてくれるんだ。

 

 

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観音様のお役に立つ生き方



「観音様、私はあなたのお役に立ちに来ました」

 私が初めて観音様の前で呟いた言葉に、お役に立つってどういうこと?と疑問を持った人もいるかもしれません。

 観音参りと言うと、「健康になりたい」「お金持ちになりたい」「願いを叶えたい」というように、何かお願い事をするために行くと思ってしまいますよね。

 

私も最初はそう思っていたのでひとりさんに聞いてみました。

 「一人さん、観音参りでいっぱいお願いしていいの?」

 すると、一人さんはこう答えました。

 

「観音様のお役に立つために行くんだよ」

 私は一人さんのこの言葉を聞いた時、頭の中がはてなマークでいっぱいでした。

「一人さん、観音様の役に立つって、一体どういうこと?」

 

すると、一人さんは優しくこう答えてくれました。

 「観音様というのはね、草も木も人間も、何でも救ってくれる愛のかたまりなんです。

 でもさ、観音様はこの世に生きている人を介さなければ、愛を表現し、困っている人を救うことができないの。

 

だから、救いの手助けをしてくれる人を観音様は呼ぶんです。

 観音参りをしている人の中には、縋っていく人間と、呼ばれていく人間の二つのタイプがいる。

 俺は観音様に呼ばれて、お役に立つために喜んで出かけているんだ。

 観音様に呼ばれていくぐらいなんだから、自分の代わりに愛を形にしてくれた俺の願い事を叶えてくれるんだよ。

 

これを成功に繋がる黄金の鎖って呼んでいるんだ」

 

観音様のお役に立つといっても、決して難しいことはありません。

 普段の生活でも、仕事でも、「いつも笑顔で、愛のある言葉を話せば、愛を表現することになる」のだとひとりさんは教えてくれました。

 

追伸 試練とは、心を試験して練り上げること

 

21日は、お大師さんの月命日です。

人は生まれてくる前に、自分の人生のストーリーを決めているんです。

お大師さんもあなたも同じです。

その自分が決めたストーリーの中には、色々と盛り上がる場面をいくつか決めて生まれてくる。

それを人は、「試練」といっている。

試練とは、心を試験して練り上げること。

要するに、本来、試練とは、その試験をクリアすることによって精神的に成長し、人生がさらに楽しく、素晴らしくなるということ。

ところが、大抵の人が試練に合うと、苦しんだり、悲しんだり、困ったりします。

そして神様や観音様に拝んだりする。

でもね、神様や観音様は、ただニコニコ笑って聞いているだけ。

それは、その人が本当に困っていないことを知っているから。

だって、生まれる前に自分が決めてきたんですからね。

つまり、その人は、ただ自分で決めてきた試練を経験しているだけなんです。


失敗は大失敗の母です。

なぜなら、失敗をいくら集めても失敗にしかならないから。

「失敗した」といっていると、だんだん暗くなるでしょ。

「今度は失敗しまい」と思うと、萎縮してしまうのがオチ。

そうなると、失敗するのが怖くなる。

すると、ますます萎縮するから、どんどん失敗が続く。

それで大失敗になってしまう。

だから、うまくいかなくても失敗したと思っちゃダメ。

「それは失敗じゃない」と考える。

こう自分に言い聞かせる。

「これは小さな成功だ」

この考え方が成功するコツなんです。


「責任は100%自分にある」と考える。

すると、お客さんに対して笑顔ができていなかったのではないだろうか、挨拶ができていなかったのではないだろうか、など改良すべき点が思い浮かびます。

何かが起こった時、「100%自分が悪い」と思えば、ものすごく簡単に改良点が見つかり、ものすごく簡単に自分を改良できる。

改良点を発見するコツは、

「自分も楽しくて、周りの人も楽しくなるためには、何をしたらいいのか」

を考える。

この答えが見つかった時、心がパッと明るくなります。


会う人、会う人を敵とみなして、戦う必要なんてないんです。

相手を自分の味方にする。

これが最高の成功法則。

会う人を自分の味方にするって、そんな難しいことではない。

知恵を出す必要もない。

いつもニコニコしていて、明るくて、思いやりがあればいい。

それを、誰彼見境なく、

「知恵出せ、知恵出せ」

って言うから、おかしくなっちゃうんだ。

 

 

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一歩一歩、足を前に出す

 

観音参りと言うと、おじいちゃんおばあちゃん達が巡っているイメージがありますよね。

 でも、その道のりは決して平坦ではありません。

 一番、二番、三番と順番に巡っていくと、時には舗装されてない暗い山道だったり、きつい階段があったりします。

 でも、足を一歩前に出したさえすれば、必ず前に進んで乗り越えられるのです。



一歩一歩足を出すことの大切さは、後に私が商人になってからも心がけてきたことです。

 何か新しいことに挑戦しようとするとき、不安や恐れが顔を覗かせて一歩足を出すことが怖くなってしまう時もありますよね。

 それは当然なのです。

 

なぜなら、人にはもともと怪我をしたり、命を落としてしまったりしないように防衛本能が備わっているから。

 もし、不安や恐れという感情がなければ、高いところから平気で飛び降りてしまったり、火に触ってしまったりなんて、無茶なことをしてしまうことでしょう。

 

神様は絶対に無駄なものを人間に与えません。

不安や恐れだって神様がくださった愛なのです。

 

だから、何か行動を起こす時に、「私は無理だ」「こんなことできない」と否定的な感情が出てきてしまうのは本能ですから仕方のないこと。

 でも、階段1段程度の高さのところから飛び降りたところで、死んでしまうようなことはまずありませんよね。

 

一人さんは言います。

 「完全にできなくてもいいから、「ついてる・感謝してます」って言いながら一歩ずつ足を出せばいいんだよ。

 だって、学校の試験じゃないんだから、いきなり100点目指す必要はないの。

 

完全にできるようになってから足を出そうなんて思っていたら、人生が終わっちゃうよ。

 なんでもいいから「ついてる・感謝してます」と言って一歩足を前に出す。

 

幸せに向かって歩き出すと、必ずいいことが起きるんです。

 今までいいこと、悪いことが交互に起こっていたのだとしたら、そのうちいいこと、いいこと、いいことで、たまにちょっと嫌なことというように、どんどん良くなっていくの。

 

それとたまに嫌なことが起きても、いちいち不幸にならない体質になっていくんです。

 例えば、人に嫌味を言われて暗い気持ちになって腹を立てていたのが、そのうち同じことが起きても、サッと明るく心を切り替えられるようになる。

 

いきなり億万長者になろうとしたって辛いだけだよ。

 だってさ、シルクドゥソレイユみたいにすごいパフォーマンスを見てすげーなって思うけど、あれをいきなりやろうとしたら怪我するよ。

 

自分にできそうなことをからやればいいんです。

 「ついてる・感謝してます」って言って10年かけてましな人間になればいいの。

 俺も子供の頃は学校サボったり、遅刻をしたり、勉強しなかったり。

 

でも、10年単位でましになろうと思って、一歩一歩ましになってきたんだ。

 

自分で商売を始めて、人に喜ばれるようになって、そうやって一歩一歩足を前に出し続けていたら、たくさん税金を納められるようになって、長者番付に載るほどの大金持ちになることができたんです」

 

子供の頃からずっとひとりさんのことを見ていた私からすると、一人さんは10年かかる所かものすごいスピードで向上しています。

 納税日本一になった後でも変わることなく、今でもすごいスピードで向上し続けています。

 一人さん流の優しい愛情で、「10年かけてましな人間になればいい」と、私の心を軽くさせてくれるのです。

 

これまで私が歩んできた人生を振り返ってみると、一人さんから教わったこと、見て学んだことを一つ一つ真似て、幸せな道を一歩また一歩と歩いてきました。

 

困難なことがあっても、「ついてる・感謝してますと言って、一歩足を前に出せば必ず乗り越えられるんだ」

 

「これを乗り越えた後が、めちゃくちゃ楽しんだ」と思うと、ファイトが湧いてきてワクワクするのです。

 

追伸 「好きなこと」を積み重ねると、「自分だけの花」が咲きます

一人さんという人を知れば知るほど、私の中にある思いが募ってきました。

「一人さんになりたい」

スターに憧れる思春期の少年のようですが、私は大真面目でした。

それで、ある時一人さん本人に尋ねてみたんです。

「一人さんみたいになりたいんですけど、どうすればなれますか?」

一人さんは、私の目をじっと見て、「のぶちゃん、ちょっと聞いて」と言いました。

「一人ひとり、自分の花があるから、のぶちゃんは私にはなれないよ。

私だって、のぶちゃんにはなれないの。

一人ひとりが、自分の花を咲かせればいいんだよ。

のぶちゃんはのぶちゃんの花を咲かせれば、のぶちゃんが、私よりずっと幸せになることだってできるんだ」

「では、その花を咲かせるために、私は何をすればいいんですか?」
「今日、何を食べたい?」

唐突な一人さんの質問に面食らいつつ、私は「カレーライス」と答えました。

すると、一人さんは、「私は牛丼が食べたい。ほら、違うだろ。

互いに自分の好きなものを言ったんだよな。

自分の花は、好きなことを積み重ねていくと咲くんだよ」って言うんです。

「そんなことでいいんですか?」

「それが大きな一歩なんだよ。

どんな花が咲くかは、お楽しみだね。

今好きなこと、今好きなもの、それを一つ一つ味っているうちに、ちゃんと自分の花が分かってくるんだ。

今日はカレーライス、明日はそば。

今日はドライブ、明日は読書。

その一歩一歩が、大輪の花に繋がっていくの」


一人さんが話すのを聞いて、私はとっても気持ちが楽になりました。

「好きなことをしていればいいんだ」って、妙に楽になっちゃったんです。

一人さんみたいなすごい人は、きっと私が想像もつかない大きな努力をしたり、犠牲を払ったりしてきたんじゃないかって、どこかで思い込んでいたんですね。


人は一生をかけて、「好きなこと」でつぼみを膨らませ、花を咲かせていきます。

あの日から、私は、ずっと好きなことをして、自分の花を育て続けています。

これは死ぬ瞬間まで続く、とても楽しい修行なんです。

そうは言っても、人は、好きなこと「だけ」をして生きていくことはできません。

以前、講演会に来てくれた若い男性がこんなことをおっしゃいました。

「僕は、好きなことだけをして生きていきたいんです」

だから、ポリシーに反する仕事や人付き合いをしないと言うのです。

一見、かっこいいですよね。

でも、「好きなことしかしない姿勢」のままでは、いずれ、その「好きなこと」も、うまくいかなくなってしまいます。

なぜなら、自分のやりたいことしかしない人は、神様からも、周りの人からも応援されなくなって、自力と他力が尽きてしまうからです。

もっと言うと、「自分が本当に好きなこと」をやるためなら、他の事だって苦痛でなくなってしまうものなんですね。

心から野球が好きで、本気で甲子園を目指している高校球児たちは、「ランニングや基礎運動は嫌だ」なんて言いません。

本当に好きだと思うことに対しては、「好きなことができるのなら、他の事もお安い御用です」と思えるものなんですね。


当時の私が一番好きだったのは、「一人さんに会うこと 」

一人さんに会えるのなら、徹夜明けの仕事も、全8巻の「坂の上の雲」を3回繰り返して読むことも、楽しくて仕方ありませんでした。

そんな「好きなもののためなら、他のことも苦もなくできるようになる」という話を「十夢想家」 でしていた時の事です。

「人って、『揺るぎない愛』のためにがんばるんだよ。

私は昔から女性が大好きで、嫌いになったことがただの一度もない。

これが、『揺るぎない愛』だね」

一人さんがすました顔で言うので、私は吹き出してしまいました。

「女性と美味しいものを食べて、いい車でドライブするためにはお金がいるよね。

だから、仕事をますますがんばれる。

まず、自分の好きなことをするためには何がいる?って考えて、そのために働くおって思ううちに、 だんだんそれがごちゃ混ぜになって言って、仕事や人生まで楽しくなってきちゃうんだね。

そう考えると、一番好きなものって、お金がかかるものがいいだろうな。

男性にとって女性というものは、一番好きで、この世で一番お金がかかるものだろ?

つまりさ、何が言いたいかって言うと、一人さんは好きな物のためにがんばってるんだから、のぶちゃんも一緒にがんばろうねってこと」


一人さんと私の好きなものはそれぞれで、嫌いなものもそれぞれだけれど、だからこそ、一人さんに褒めてもらえるような「自分の花」を咲かせることができるんだと、私は深く納得できました。

「人は人、自分は自分」

これがわからないと、自分の花は咲きません。

この言葉だけをパッと見ると、時に冷たく感じることもあります。

その理由は、子供の頃、おねだりを却下するお母さんから言われた「うちはうち、よそはよそ」という言葉の悲しい記憶が残っているからかもしれません。

でも、実は少しも冷たくないんです。

全て人の個性を認めて、自分の個性を押し付けないための言葉なんですよね。


私の願いは、「一人さんになりたい」から、「一人さんみたいに、幸せになりたい」に変化しました。

 

 

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追伸「ツイてる・感謝してます」の言霊

 

「ツイてる・感謝してます」というのは、魔法の言葉です。

昔から、言霊といって言葉にはひとつひとつ力が込められています。

「ツイてる・感謝してます」がどんなにすごい魔法の言葉なのか、弟子仲間の遠藤忠雄社長から聞いた話を書かせていただきますね。

忠雄社長は1人さんと出会ったばかりの頃、自動車教習所の指導員として勤めていたのですが、ある悩みを抱えていました。

一人さんならこの悩みを解決してくれるのではないかと思った忠雄社長は、一人さんに相談したそうです。

「今勤めている教習所には指導員が100人いるんですけど、その100人のうち1人だけ、私のことを嫌っている人がいるんです。

困ったことに、その1人が私の上司なんです。

私は自動二輪教える資格も持っているのに、嫌われているから教えさせてもらえないのです。

それから、朝、私が上司にオハヨウゴザイマスと挨拶をしても、上司はオっと小さな声で返すだけ。

他の指導員がその上司におはようございますっていうと、ちゃんとおはようって言うんですよ。

ひどくないですか?」

一人さんは忠雄社長の話をすべて聞くと、こう答えました。

「忠雄ちゃん、それならすぐに解決できるよ。

今からその解決方法を教えてあげるから、よく聞くんだよ。

これから話す言葉は、魔法の言葉だから忠雄ちゃん、覚えておくんだよ。

明日、その上司に会ったら、挨拶に一言笑顔を添えて、感謝してますと言ってごらん」

忠雄社長は驚いていました。

「一人さん、絶対に言えません。

だって、その上司にこれっぽっちも感謝してませんから。

だから、言えません。

うちの母はいつも私にこう言います。

心にもないこと言うんじゃないよ。

心で思っていないのに、感謝してますというのは無理です」

すると、一人さんは優しく包み込むような笑顔でこういったそうです。

「忠雄ちゃん、いいかい?

人間、心で思ってから口に出して言うのだとすると、10年経っても20年経っても言えないよ。

だから、心で思っていなくてもいいから、口に出していいな」

その通りだなと思った忠雄社長は、次の日、早速言ってみることにしました。

前から歩いてくる上司に向かって、忠雄社長はニコッとわらい、「おはようございます!感謝してます」。

すると、その上司は「おはよう」と返してくれたそうです。

教習所に勤めて以来、初めて聞いた上司の挨拶が飛び上がるほど嬉しかったそうです。

そして、「感謝してます」の言葉の魔法の威力は、更なる奇跡を起こしてくれました。

その日のお昼休みに、その指導員室に呼ばれた忠雄社長がこんなこと言われたそうです。

「遠藤くん、君は確か自動二輪を教える資格を持っていたよね。

そろそろ、やらないかい?」

忠雄社長が嬉しくて嬉しくて、「やらせていただきます!」と即座に答えたそうです。

そして、指導員室を出る際、上司から、「今晩一緒に飲みに行かないか?」と誘われたのでした。

飲みに連れて行ってもらったのも、この時が初めてだったそうです。

それ以来、忠雄社長は心から「感謝してます」という言葉が出るようになったと話してくれました。

実はこの話には後日談があります。

一人さんに会ったとき、忠雄社長は「感謝してますと言っただけで、なぜあんな奇跡が起きたのでしょうか?」と尋ねたそうです。

「忠雄ちゃんは家庭のこと、親のこと、いろいろあったよね?

体も人一倍大きかったし、喧嘩も強かったし、正義感も強かったから人助けもたくさんしたけど、弱い者いじめをしちゃったこともあるよね?

強い人間はやれるた人の気持ちがわからないんです。

だけど、教習所で働き出して自分の上司が忠雄ちゃんに意地悪をして、初めて弱い人間はイジメられたときにこんな気持ちだったのだなということ理解できたよな。

嫌な上司だなと思うのは人間界のいい方なのだけど、その上司のことをこの人が観音様の化身なんだ。

この人が自分に夜のことをされたときの気持ちを分からせてくれたんだ、ありがたいな。

この人を観音さまだったと思ったら、ありがとうございます。

感謝してますと、自然と言葉が出るよな」

一人さんの真意を知り、忠雄社長は感謝してますの言葉の素晴らしさに気づけたそうです。

 

「ツイてる」も同じです。

例えば、出かけようとしたら、突然雨が降ってきたとき。

「ついてないや。出かけるのはもうやめよう」と思って家でじっとしていたら何も起こりません。

そうではなくて、「雨が降ってきた、ツイてる!

この前買ったお気に入りの傘で出かけよう」と楽しく出かけたら、ステキな人との出会いが待っているかもしれませんよね。

どんなことが起きても、ツイてるといえば、悲しいことも、失敗も、苦い経験も、やがてツイていることに変わるのです。

幸せになりたかったら、「ツイてる・感謝してます」の魔法の言葉を1日100回いうといいですよ。

 

 

斉藤一人さんのお話を纏めました。

 

皆様、いつもご精読ありがとうございます。

 

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