楽しいから笑うんじゃないんですよ。
笑うから、人は楽しくなるんだよ。
- 楽しいから笑うのではなくて、人は笑うから楽しい
- 「上気元」でいる人に、奇跡が起きる
- 一人さんはいつも機嫌がいい
- 人は放っておくと「不安」を感じるようにできている
- 自分の意思でいくらでも幸せの方に心を向けられる
- 追伸 幸せになるためには、人間の自由意志が必要です
楽しいから笑うのではなくて、人は笑うから楽しい
人間の心は、暇になると「不安なこと」を考えるようにできています。
やることがいっぱいあった昔に比べて、今は「暇な時間」がいっぱいあります。
そういう時のために、神は、ものすごくいいものを私たちの体に備えてくれました。
心配や不安が湧き出てきた時に、それを制御する能力を備えてくれているんです。
それは「微笑むこと」。
いつも顔が笑顔でいることなんです。
口角を上げて、ニコッとする。
ちょっと目尻が下がって、顔に「丸(〇)」ができたようになる。
そうやって笑顔にすると、心がホッと緩むんです。
ニコニコしているうちに、だんだん幸せな気持ちになって、不安や心配がなくなるようになっているんです。
だから、不安や心配になりそうになったら、とにかく微笑めばいいの。
ニコニコしているうちに、不安や心配は消えていきます。
不安や心配になったら、試しに笑顔にしてみてください。
「私は不幸だ、不幸だって・・・・・・」って言っている人は、微笑みが足りないんです。
いいですか?
楽しいから笑うんじゃないんですよ。
笑うから、人は楽しくなるんだよ。
笑いながら、楽しい事って考えられないんですよ。
笑顔になるから、楽しいことを考え出すんです。
「上気元」でいる人に、奇跡が起きる
(斎藤一人さんは「上機嫌」を、「上気元」と書きます)
「一人さんは、生涯納税額が日本一になるとか、ヒット商品を立て続けに出すとか、今まで奇跡的なことを起こしてきましたよね。
それって、どうしてできたんですか?」
人からよく聞かれます。
私自身も「なんだろう?」って振り返った時に、「この事に尽きるんじゃないかな・・・・・」と思い当たることが、一つありました。
それは、いつも「上気元でいること」です。
人の機嫌には「上気元」と、「中機嫌」と、「不機嫌」があります。
いつも不機嫌な人には、不機嫌な出来事がしょっちゅう起こります。
「中機嫌」っていうのは、機嫌がいい時もあれば、悪い時もある人。
そう、普通の人ですね。
普通の人には、普通のことが起こります。
普通にしていて「何かいいことありませんか?」って言う人がいますが、普通の人には普通のことしか起きませんよ。
いつも「上気元」でいる人にだけ、奇跡が起こるのです。
「上気元」にしている人って、目立つんです。
今、世間では、不機嫌や中機嫌の人がほとんどです。
その中でいつも「上気元」でいると、その人が光り輝いて見えるんです。
「上気元の人」は、世間から見ていても光っているけど、天から見ていても光って見えます。
運のいい人になるには、神様から「マル(〇)」もらわなくてはなりません。
神様がマルをくれるのは、「上気元」の人だけです。
神様からマルをもらおうと思ったら、毎日どのくらい「上気元」でいられるかどうか。
それにかかっているんです。
一人さんはいつも機嫌がいい
「一人さんって、いつも機嫌がいいですよね」ってよく言われます。
私、いつも機嫌がいいんです。
それで、いつも幸せなんです。
これは、自分の意思で、幸せの方へ幸せの方へと、いつも気持ちを向けているからです。
「一人さんって、嫌なことはないんですか?」って聞かれることもあります。
嫌なことなんて、山ほどあります。
会社の社長やってると、どこかの視点で揉め事があると、全部、私の所に持ち込まれます。
その揉め事を、片っ端からやっつけていく。
何か問題が起こったら、楽しみながら解決していくんです。
私は、嫌なことを、嫌なことだと感じません。
「いい修行になったな」
「これで、また一つ魂が上に行けた」と思うんです。
何が起きても、幸せの方向に持っていく。
これが一人さんの意思です。
そう、幸せになるには意志が必要なんです。
不幸とは感情のままに生きるということです。
感情に流されて生きると不幸になります。
よく、「私は不幸なことばっかり考えちゃう・・・・・・」っていう人がいます。
そういう人は、感情に流されているんです。
何も考えてないから不幸になるんです。
人は放っておくと「不安」を感じるようにできている
これから衝撃的なことを話しますよ。
実は、人間っていうのは、放っておくと「不安なこと」を考えるようにできているんです。
例えば、これから冬が来るとしますよね。
そうすると昔の人は、「着るものはないと凍えちゃうな・・・・・・」とか、「食べるものを蓄えておかないと大変だ・・・・・・・」とか、急いで準備をしました。
機織りをしたり、洋服を縫ったり、野菜を干したり、保存食を作ったりして、冬に備えたんです。
そうやって忙しく働いているうちに、「寒くなったらどうしよう・・・・・・」という不安は消えていきます。
昔は、生きていくには、やることが山ほどあったんです。
ところが今はどうでしょう。
冬が来たところで、スーパーに行けば、いろんな食品が山ほど売っていますよね。
洋服は「しまむら」なんかに行けば、安くて、いいものがたくさん売っている。
何の準備も要りません。
この「何もしなくていい」という状態が、人をますます不安にさせるのです。
自分の意思でいくらでも幸せの方に心を向けられる
人は放っておくと、自分にとって「最悪な状況」を考えるようになっています。
自分の身を守る防衛本能として「不安」が湧き上がってくるようになっているんです。
不安に行きそうな気持ちを、幸せの方へ向けるには意志がいるんです。
何が起こっても、幸せなことを考えるように意志で持って行くんです。
「何かいいことがあったら幸せ」なのではありません。
毎日の生活の中で小さなこと、みんなが「あたりまえ」と思って見逃してしまいそうになることこそ、幸せを感じていると、「上気元」になれるんです。
幸せなことって、どんな状況でも、必ずあるんですよ。
例えば、「今日もご飯が食べられて幸せだな」とか、「朝、目が覚めて幸せだな」とか。
「なんで、目が覚めただけで幸せなんですか?」って思う人もいるかもしれません。
だって、眠ったまま、目が覚めなかった人って、いっぱいいるんですよね。
だって、眠ったまま、目が覚めなかった人って、いっぱいいるんですよね。
眠ったまま死んじゃってる人もいるんですよね。
そう考えていくと、「目が覚めたら、幸せ」なんです。
そうやって、いろんなことを「幸せだ、幸せだ」って気づける人は、明日もたくさんの幸せに気づけるんです。
何故かって言うと、幸せとは意志なんです。
自分で方向を付けることができる。
自分の意思でいくらでも、幸せの方へ心を向けられるんですよ。
追伸 幸せになるためには、人間の自由意志が必要です
「ひとりさん、だったら、もちろん幸せの正体もあるよね。
幸せの正体、教えてください」
「分かったよ、まゆみちゃん。
いいかい、幸せの正体は自分の意思なんだよ。
俺はね、自分で意図的に、幸せの方へ、幸せの方へと目を向ける癖をつけているんだよ。
幸せの方へ、幸せの方へと考える癖をつけてるんだよ。
まゆみちゃん、よく覚えておくんだよ。
幸せになるには意志が必要なの。
この意志って、人間が幸せになるための舵なんだよ。
湧き上がる感情のままにしていたら、心配や不安で、不幸なことばかり考えてしまうのを、自分の意思で幸せの方に、舵を取る。
放っておくと湧き上がってくる感情に流されていて、幸せになんてなれないよ。
しっかりと、自分の意思を持って、頭も心も体も全部使って、幸せの方に向かうんだ。
これが、幸せの正体だよ。
幸せをお、どこかから降って湧いたように起こるものだと思っている人には、絶対に起こらない。
その代わり、この幸せの正体が分かった人には、いつでもどんな時でも、幸せなことしか起きないんだよ。
だから人は、気づけば、何時からでも幸せになることができるんだ。
この神様が与えてくださった素晴らしい仕組みを知っておくことが、二つ目の魔法だよ」
「ありがとう、ひとりさん。
不幸と幸せの正体を知る事が二つ目の魔法ですね。
分かりました。
私は、幸せの方へ、幸せの方へと自分の舵を取っていきます」
そんな私はひとりさんは、嬉しそうに、優しく見つめていました。
いつも、幸せに向かう道を明るく照らしてくれるひとりさん。
何があっても、私が明るく進んでいけるのは、一人さんの教えのおかげです。
あなたも、覚えておいてくださいね。
いつもいつもその時の感情に流されていると、どんどん不幸な気持ちに支配されてしまうことを。
そして逆に、幸せな人はいつも自分の意思で幸せな方へ、幸せな方へと、舵を取っていることを。
この不幸と幸せの正体の仕組みを知ったら、あなたは二度と、不幸の悪循環に陥ることはありませんよ。
二つ目の魔法は、不幸な気持ちをすぐに切り替え、自分の気持ちをいつでも、幸せな方へと舵を取る、大切な大切な魔法です。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
www.youtube.com https://youtu.be/rkWJawvcEqg
お世話になっております。
Youtubeのチャンネル登録よろしくお願いします。
我が儘勝手で申し開きも御座いません。
上記の赤色のボタンを押してくださいね。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。