「そうか、俺はあの時、こういうつもりで言ったんだけど、俺の言い方が分かりづらかったのかな?」
人間関係のコツは「私が正しい!」と言い張らないこと
仕事やプライベートで人と一緒に何かをしていく時に、「相手の考えていること」と、「自分の思っていること」が、ちょっと違っていることって、ありますよね。
そう、「いきちがい」というものです。
そうなった時、「私、ちゃんと言ったじゃない」って強く言いたくなっちゃうことって、ありますよね。
そうすると、相手の人も、途端に気持ちが攻撃的になって、「私だって、あの時、ちゃんと言ったわよ」「あなたの言い方が、分かりにくいのよ」と攻防戦が始まることになります。
こういう言い合いが始まると、せっかくみんなで何かを一緒にやっていこうという「楽しい雰囲気」が台無しになってしまいます。
こういう時、ひとりさんだったら、こんな風にするそうです。
斎藤一人さん
俺はね、相手との「いきちがい」があるんだなってわかると、穏やかな言い方で、こんな風に言うんだよ。
「そうか、俺はあの時、こういうつもりで言ったんだけど、俺の言い方が分かりづらかったのかな?」
そう、「俺の言い方が、分かりづらかったんだよな(君は悪くないよ)」って、自分に非があるように言うの。
そうすると、ほとんどの人が、こう言ってくれるんだよね。
「いいえ、私が勘違いしていたんです、ごめんなさい。
でも、これで、よくわかりました」
それで、その場が和やかなムードに戻るんだよ。
人って、不思議なものですね。
「行き違い」があった時に、相手の人が「私が正しい」と言い張ると、それに反論したくなるものです。
でも、相手の人が、「俺が悪かったんだよな」って、自分に非があるように言ってくれると、「いえいえ、私が勘違いしていたんです」とかばいたくなる。
それが人の「心理」というものでしょう。
そのことがよくよく分かっている、ひとりさんならではの実に「見事な対応」だと思いました。
「嫌なことを言う人」は神が用意したメッセンジャー
人から突然、「嫌なこと」を言われた経験はありませんか?
例えば、会社で上司から、「お前、そんなこともできないのか。バカだな」って言われたり。
同僚から、「あなたのこと、みんながぶりっ子だって言ってるよ」って言われたり。
道を歩いていたら、すれ違いざまに、「このブス、どけ」って言われたり。
そんな風に言われたら、すごくすごくショックだし、「私って、そんな風に思われているのかな?」と深く傷ついてしまいますよ。
でもね、実は「人から言われた嫌なこと」って、深い意味があるそうです。
「この話を信じられないかもしれないけれど、人から突然言われた嫌なことって、実は、自分が一番思っていることなんだよ」
ひとりさんはこんな風に言っています。
斎藤一人さん
人から突然、「嫌なこと」を言われることって、あるよね。
あれってね、実は「自分が一番思っていること」なんだよ。
その人が、いつもそう思っているのを、神様はちゃんと知っているの。
それで、「そういう風に考えるのは、そろそろ卒業ですよ」っていう時に、ある人の口を通じて、それを言わせるんだよ。
それで、本人に気づきをくれることがあるんだよ。
例えば「馬鹿だ」って言われた事が気になる人は、自分のことを「馬鹿だ」と思っている。
「ぶりっ子だ」って言われた事が気になる人は、自分のことを「ぶりっ子だ」と思っている。
「ブスだ」って言われた事が気になる人は、自分のことを「ブスだ」と思っている。
その思いに対して、神様から、「そう思い込むのは、そろそろやめる時期ですよ」っていう時に、ある人の口を通じてそれを言わせることで気づきをくれることがあるんですね。
あなたにとって「嫌なことを言う人」は、ひょっとしたら「悪人」ではなくて「大切なメッセンジャー」なのかもしれません。
とてもとても、信じられないかもしれませんけどね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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