「このままでいいんだよ」
- 「女を作ったら会社が潰れる」は嘘!?
- 失敗するのは自分の楽しさだけを追求するから
- これから何かを始めようとしているあなたへ
- 百発百中の問題解決法はこれ!
- 解決できない問題は出ないからね
- いい旦那ほど早死にする理由とは?
- ひとりさんに直接会っていない人の方が成功する!?
- 追伸 問題と答えはセットなんです
「女を作ったら会社が潰れる」は嘘!?
ある会社の社長さんが、「女を作ったら会社が潰れるって言われたんですけど、本当でしょうか?」って言うんだけど、それなら、彼女を作ったくらいでは潰れないような会社を作ればいいんです。
秦の始皇帝は何千人という女性を作っても天下を取りました。
女を作ったぐらいで会社を潰すような人は、仕事が下手なんです。
下手な人が会社をつぶして、それを女のせいにして、それを聞いた誰かが入っているだけだからね。
それに、彼女がいなくても会社をつぶした人はいっぱいいますよ。
だから、あんまり貧乏ったらしいことは言わない方がいいの。
言うとその種をまくことになるからね。
昔から、人っていろんなことを言うんです。
例えば私の知人が、「斉藤さん、月は満ちれば欠けるっていう言葉、知っていますか?」って言うんです。
きっと、「今は仕事が順調かもしれないけど、いつまでもうまくいかないよ」ということを私に言いたかったのでしょう。
そこで私はその人に、「確かに月は満ちたらかけるけど、俺が月に見えるか?」と言いました。
人間とは際限のない創造物なんです。
それで、確かに会社が大きくなって潰れた会社はあるけど、それは大きくなったから潰れたんじゃないんです。
間違ったことをしたから潰れたんです。
失敗するのは自分の楽しさだけを追求するから
楽しいことで、それが自分のためになることなら、それをやっていたからって授業が失敗することはありません。
それでもし失敗したのなら、それは自分の楽しさだけを追求したからです。
「自分だけ幸せになればいい」っていうのは間違いなの。
幸せってキャンドルサービスみたいなもので、周りに分け与えると、周りも明るくなります。
それで、分け与えたからといって、自分に灯ったしあわせの灯が消えるかと言うと、消えません。
会津民謡で会津磐梯山というのがあって、その中で「小原庄助さん、なんで身上つぶした? 朝寝、朝酒、朝湯が大好きで、それで身上つぶした」っていう歌があるんだけど、私は小さい頃、これを聞いて疑いました。
朝寝も朝酒も朝湯も、そんなにお金がかかるものではありません。
それで身上が潰れるっておかしいよねって。
それに、それぐらいで潰れたんだとしたら、元々、それぐらいで潰れるような身上だったのです。
だから私はこの歌を聞いた時、「なんてみみっちい歌なんだろう」って思ったんです。
これから何かを始めようとしているあなたへ
これから何かを始めようとしている人に、是非言って欲しい言葉があります。
それは、これです。
「このままでいいんだよ」
この言葉を毎日口ずさんでいると、自分に対してもそうだけど、相手に対してもそう思えるようになるんです。
普通は「ここがいけないよ」とか「あそこがいけないよ」という風に、人の欠点を見るのは、人の評価をマイナス点から始めちゃうからなんだよね。
人は誰でも「今より良くなりたい」と思いながら生きているんだから、それをマイナスから評価してはいけないんです。
そして、それは自分に対しても同じなの。
人間って、このままではいられない生き物なんだよね。
それを、マイナスを減らすために努力しているのか、プラスをさらにプラスにするために努力しているのかで全然違ってくるんです。
だからまず、自分に対して「このままでいいんだよ」と言う。
それで、自分に言えるようになると、相手に対しても「このままでいいんだよ」と思えるようになるんです。
私も毎日、この言葉を言っています。
何かを始める時だけじゃなくて、毎日言うようにしていると、きっと自分の心が軽くなって、相手の心も軽くすることができますよ。
百発百中の問題解決法はこれ!
「行動の星」の話をする前に伝えておきたいもう一つは、「問題解決の方法」です。
動いただけいろんなことが起きるから、知っておいたほうがいいと思います。
実はこの方法は、私も最近になって発見した事なんです。
今まで私は、色々な所で人からの相談を受けてきました。
そしてその都度、「この人にとって、一番いい」と思う方法をアドバイスしてきました。
それで問題が解決する人もいれば、中には解決しない人もいます。
なぜ、そういう結果になるかと言うと、私には「出来る」と思うことでも、その人には「できない」ことってあるからなんだよね。
つまり、私のアドバイスが、必ずしもその人にとって実践できるものではないということが分かってきました。
そこで、ある方法に気づいてやってみたところ、その効果が絶大なんです!
「百発百中」で、その人の問題を解決する答えが出てきます。
では、どうするかと言うと、悩みを相談されたら、まず、その周りにいる数人の人に「この人(問題を解決したい人)に、この問題が一生起きない解決策は何ですか?」と聞いて、それぞれに答えてもらいます。
そして最後に、質問した人がこの質問に自分で答えます。
「もしあなたが、これと同じ悩みを誰かから相談されたら、この問題が一生起きない解決法は何ですか?」って聞くんです。
すると、たくさん出た意見の中で一番良い答えが、その人の答えとして出てきます。
いきなり最初から「自分で答えなさい」は無理なんです。
最後にその当人に答えさせるのが、この方法のポイント。
それと当人も人事だと思って答えないと、いい答えは出てきません。
解決できない問題は出ないからね
ではなぜ、そんなにいい解決策が出るかと言うと、理由はいろいろあります。
まず、悩み事を相談した人が自分の問題を「客観的に考えることができる」ということです。
自分に起こった問題は、どうしても主観的になって考えてしまい、さらには感情的にもなって、なかなかベストな解決策が浮かびません。
それが第三者的な視点で問題を考えることができて、さらに周りの人からの助言やアイデアも加わり、ベストな答えが導き出せるようになります。
そして何より、神様が問題を出すのはその人の魂を成長させるためですから、答えのない問題は絶対に出しません。
そのことを一番わかっているのは、実は相談した当人なんです。
それと、この方法が優れているのは、相談した当人の問題解決になるだけじゃなく、一緒に相談に乗った人まで、魂的に成長しちゃうってこと。
相談されたことをただ、ひとりさんが答えるだけだと、周りの人はそれをただ聞くだけです。
だけど、「自分達も答えないといけない」ってなると、聞く人も真剣に聞きますよね。
そうすると、他人の問題が自分の問題のように思えてきて、学びにもつながるんです。
このやり方なら、そこにひとりさんがいなくてもできますし、その場にいる人たちの魂も成長しながら、問題も解決するんです。
いい旦那ほど早死にする理由とは?
ある人に「いい旦那ほど早死にする」っていう話をしたら、その人が「自分の旦那は早死にするんじゃないか」って心配しだしたんです。
何でいい旦那が早死にする話に、その人が心配したかと言うと、こういうことなんです。
例えば、奥さんが外で嫌なことがあったとしますよね。
その旦那さんは奥さんに「それはお前が悪いんじゃないよ」って慰めてくれたとします。
いい旦那さんですからね。
それはどういうことになるか分かりますか?
それはね、奥さんが旦那さんからエネルギーを奪ったに過ぎないことなんだよね。
つまり、それって問題の根本的な解決にはなっていません。
本当に一番大切なのは「この問題が二度と起こらないためにはどうすればいいか?」ということを相談することでしょう。
例えば、奥さんが誰かに嫌なことを言われたんだとしたら、「そんなこと言わないでください」って言うとか、周りの人に自分の思っていることを話すとか、二度と起きないことを言ってあげるのが魂の成長になるのです。
だから、悩み事をただ聞いてくれる旦那は、本当の意味でのいい旦那じゃないんだよね。
それよりも「じゃあ、二人でこの問題が二度と起こらないようにするにはどうすればいいかを考えよう」というのがいいんです。
人間の脳は使わないと、その部分は退化してしまいます。
でも、その部分を使っているとどんどん鍛えられるんです。
だから、そういう問題を考える癖をつけると、いざ自分に問題が起こった時にすぐに対処できるようになるんだよね。
問題は共有することができるんです。
同情するだけでは解決策は出ません。
共有するということは、その問題で一緒に魂が成長することなんです。
人の悩みを聞くとき、ただ愚痴を聞いてあげればいいと思っている人、多くないですか?
行った方はその場では言いたいことを言ってすっきりしたかもしれないけれど、帰化された方はエネルギーを奪われていますからね。
それよりも、「二度と起きないようにするにはどうすればいいか」という観点で聞けば、お互いが学べることになるからね。
共に成長できればいいね。
ひとりさんに直接会っていない人の方が成功する!?
一人さんの弟子になって成功した人の多くは、ひとりさんに直接会っていない人なんですよ。
なぜそうなるかと言うと、ひとりさんと会っていないから本を読んだり、CDを聞いたりしながら、そして自分に起きた問題に対して「ひとりさんだったらこの問題をどうやって解決するだろう」って考えるんだよね。
そうやって考えることで、一人さんの教えの中から、その人のできることを探していき、いい考えやアイデアと出会っています。
それに対してひとりさんに会った人は、直接ひとりさんに問題の解決策を聞きます。
でもその答えは、ひとりさんにできても、あなたにはできないかもしれません。
例えば、私が体操のプロだとしたら、「空中三回転」みたいなのが簡単にできるかもしれないよね。
でも、「でんぐり返し」かできない人に「空中三回転」を見せても、驚くことはできても、それと同じことはできないんです。
私がどれだけ素晴らしい解決策を出したからといって、それがその人にできるとは限りません。
だから、問題が起きたら「ひとりさんに聞こう」じゃないんです。
「ひとりさんならどうするか・・・・・・・」ということを考えることで、自分にできる範囲内から、自分に適した考えを生み出すことができるんです。
自分にできないような意見は、どんなに素晴らしくても直接、役には立ちません。
必ず、その人にできることが正しいんです。
学校の先生だって、答えのない問題をテストでは出せないよね。
それと同じだよ。
私たちに起こった問題にも必ず答えはありますからね。
その答えは私の中ではなく、あなたの中にあるんです。
自分で思いつくくらいのことしか人はできません。
それで、一つの問題を解決すると、ひとつランクが上がって、また一つ上の問題が解決できるようになるんです。
あなたに起きた問題の「最高の解決法」を持っているのはあなたです。
そして、あなたに起きた問題は、必ずあなたが解決できる範囲でしか出ません。
追伸 問題と答えはセットなんです
一人さんはよく、「会社でこういうことがあったんですけど、どうしたらいいですか」っていう相談を受けるのですが、俺はサラリーマンじゃないから、細かいことはよく分からないんだよね。
じゃあ悩みは解決しませんねって、そうじゃないの。
聞く相手を間違えているんだよね。
あなたの悩みを解決してくれるのは俺じゃなくて、他にいるって事だよ。
周りを見渡してごらん。
同じ会社の中に、あなたの悩みを解決してくれる人がいるから。
なぜか上司に可愛がられる人。
ほとんどミスをしない人。
しょっちゅう叱られているのに、少しも落ち込まない人。
そういう人、いるんじゃないかな?
もし、あなたが上司との関係で悩んでいるのなら、「そういう人」に聞けばいいんです。
聞けば、あっという間に悩みが解決するかもしれないよ。
灯台下暗しっていう言葉があるけど、最寄り駅へどう行けばいいかわからない時は、地元の人に聞かなきゃだめなの。
旅人とか、東京をよく知らない人に「東京駅はどっちですか?」って、わかるはずがないよね。
必ず、あなたのそばに「答え」を知っている人がいるんだ。
答えは、必ず問題のそばにある。
問題と答えって、セットなんです。
部長と折り合いが悪くて悩んでいるんだったら、あなたの身近にいる同僚に相談するの。
で、聞いてみたら「上司はあなたの事を可愛がっていて、からかっているだけでしょ?」なんて、思いもよらない答えが返ってくるかもしれない。
傍から見てるとちょっかいを出しているだけなのに、本人は「自分ばかり攻撃されている」と深刻に悩んでいるって可能性もあるの。
だけど、周りから「上司の愛情表現だよ」と教えてもらったら、その瞬間に気持ちが軽くなったり、急に調子を好きになれたりするかもしれないよね。
本当はものすごく簡単なのに、自分で複雑にしているって事、よくあるんです。
うまくやっている人に聞けば話は早いし、「今まで自分はグーばかり出して駄目だったけど、こうやってチョキを出せばいいんだ」っていうことも理解できるの。
そうやって臨機応変に「グー」「チョキ」「パー」が出せるようになれば、同じような問題は2度と起きなくなるんです。
神様は、答えを知った人間に、重複して同じ問題を出さないから。
というより、解決策を知っている問題がまた起きたとしても、その人にとって悩みになることはないよね。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
www.youtube.com https://youtu.be/uZdqGKtV_vU
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