ひとりひとり、違う宇宙があるんだよ。
それがシャボン玉みたく、たくさん存在しているの。
一億人の人がいたら、1億通りの宇宙があるって。
- 質問1 シャボン玉
- 質問2 宇宙レベルの壮大な話
- 質問3 盛り立て役
- 質問4 見栄
- 質問5 もし
- 質問6 楽しい修行
- 質問7 今に集中して
- 質問8 神様のお手伝い
- 質問9 楽しみながら
- 質問10 ピラミッド
- 追伸 達成したい目標は低くする!?
質問1 シャボン玉
斎藤一人さんは、ご著書の中で、この世の中は、シャボン玉みたいなものだ。
どういうことですか?
お教えいただければ幸いです。
斎藤一人さん
斎藤一人という人間の宇宙があれば、あなたにはあなたの宇宙があるの。
俺の宇宙には、成功か、大成功しかないんだよ。
それから、俺の宇宙にはいい人しか出てこないんだ。
世の中では、いい人なのに殺されることもあるんだよね。
あれはどういうわけですかっていうと、その人の宇宙に殺人があったからなの。
だけど俺の世界には人殺しもいないし、殺される人もいない。
だから、誰かに殺されることがなければ、俺が人殺しになることもないんだよね。
ひとりひとり、違う宇宙があるんだよ。
それがシャボン玉みたく、たくさん存在しているの。
一億人の人がいたら、1億通りの宇宙があるって。
隣のおばさんには、おばさんの宇宙があるし、会社の上司には、上司の宇宙があるの。
それぞれどういう宇宙を作るかが、今世、魂の修行なんだよ。
わかるかな?
だから、みんな幸せな宇宙を作りなよって。
質問2 宇宙レベルの壮大な話
いい宇宙を作るにはどうしたらいいんですか?
アドバイスいただければ幸いです。
斎藤一人さん
宇宙はあなたの「思い」や「考え方」で作られるの。
斎藤一人さんの宇宙には、幸せしかないんだよね。
今も幸せだけど、もっともっと幸せになろうとしている。
どこまでも幸せになれるし、俺は幸せになるのが当然だと思っているから、そういう宇宙になるの。
それに対して、幸せの後には不幸が訪れるとか、不幸を乗り越えたら幸せがやってくるかって思っている人は、そういう宇宙にしかならないよね。
あなたがせっかくいい宇宙を作ってきたのに、ここで女房のやきもちだとか、自分の見栄だとかで、真面目になっちゃうと、たちまち宇宙が違ってくるんだよね。
真面目でつまらない宇宙になる。
その結果、つまらないことが起きるから、人生が不幸になっちゃうの。
思いは、宇宙を変えちゃうんだよ。
宇宙レベルの壮大な話なの。
質問3 盛り立て役
身近に、意地悪をしてくる人がいます。
どうすればいいんですか?
斎藤一人さん
人生の盛り上げ役と思えばいいんです。
それだって、一人さん流ではそもそも俺の宇宙に嫌な奴って出てこないから、まず意地悪をされることがないの。
だけど、もし嫌な奴が出てきたら、ただじゃおかない。
やられた以上にやり返して、もっと酷い目にあわせるね。
だけど、いきなりそこまで強くなれませんっていう人は、嫌な奴が出てきた時にこう思えばいい。
「この人は、私の盛り立て役なのね」
そう思っていると、現実も本当に、嫌な奴のおかげであなたの良さが引き立つとか、そういうことが起きてくるんだ。
質問4 見栄
私は何をしてもうまくいきません。
どうしてでしょうか?
理由がわかりません。
お教えいただければ幸いです。
斎藤一人さん
うまくいかない人っていうのは、大体見栄に負けちゃうんだよ。
人からこう言われたいとか、すごい店ですねって言われたいとか。
だけどプロは違うよ。
プロの商人は、いかに少ない出資でうんと儲けるか。
徹頭徹尾、小さい投資で儲けることを一貫しているの。
見栄なんて関係ない。
剣の達人って、声を出さないの。
ただ、バサッと斬る。
何故かっていうと、声を出しても相手は死なないから。
質問5 もし
私は昔、パチプロをしていたことがあります。
パチプロといっても自称ですから、プロの技なんか全然なくて、最後は無一文になったんです。
それで、そこから引きこもりの時期がしばらく続いたわけですが。
その頃は、トイレに行くことすら億劫で、なんとペットボトルで用を足していました。
今この瞬間から一人さんの教えを学ばなくなったら、また引きこもりの自分が顔を出すと思いますか?
斎藤一人さん
この世の中に、もしという前提はないんだよ。
あのね、クレオパトラの鼻が低かったらとかって、そんなことはありえないの。
もし斎藤一人さん女好きじゃなかったらって、そのもしはどう考えてもありえないんだよ。
わかるかい?
もし斎藤一人さんが日本に生まれなかったら、とかって。
あのね、斎藤一人さんはもう日本に生まれちゃってるんだから、そんなことを考えたってしょうがないんだよね。
考えても無駄なことはやめたほうがいいよ。
質問6 楽しい修行
主人を褒めると、馬鹿にされてるみたいと言われ、アドバイスをすると、どうせ、自分が正しいと、思ってるんだろうと言われます。
受け取り方がとてもネガティブなのです。自営業なので、いつも一緒で、逃げることもできません。
夫婦は最高の資料は行ってと言いますが、楽しい修行をするにはどうすれば良いでしょうか?
斎藤一人さん
そういう風にほめれば、そういうことを言ったというのがありますから、その日に言わないで、その日に言ってはだめですよ。
ゆっくりとした口調でしゃべるんですよ。早口で喋ってはだめですよ。落ち着いてゆっくりと「私はあなたのことを褒めたよね」。
そうすると、馬鹿にしてるのかといったけれど、それって、私はすごく傷つくから、やめて欲しいんです。
自分がそう思ってるのを、斎藤一人さんに言わないで、旦那に言うんです。斎藤一人さんに言っても、絶対に解決はしません。
物事は相手に落ち着いて、喧嘩腰で言ってはだめですよ。これこれこうなんだけど、別の言い方ないのとか、そういうこと言われると、私はすごく傷ついて、根に持ってしまうんです。
そうじゃないと、楽しい修行にはなりません。修行って我慢じゃないから、そういう風にご主人に言うんですよ。
ご主人に言えば、喧嘩になると思うなら、喧嘩にならないように言うんです。ともかく、ご主人のことは、隣の奥さんに言っても、斎藤一人さんに言っても、絶対に解決はしません。
そのことは不変の定理です。そういうことを言うと、うちの旦那は怒り出すのよ。怒り出さないムードとは、どんなんだろうかとか、考えてみてください。
怒り出さないような言い方は、どんなんだろうかと、研究するんです。研究するのが、紺瀬の修行なんです。
伝えてご主人が怒れば、伝え方の研究をすれば良いんです。「怒らないで聞いてね」とか、これが本当の修行なんです。
質問7 今に集中して
魂の成長に終わりはありますか? 魂を成長させたその先に、何があるのでしょうか?
斎藤一人さん
魂が成長するだけで、何千年とか、何万年とかかかるんです。その後どうなるかを、研究するよりも、今の魂を成長さすことを、考えてください。
先のことを研究していても、何もならないですか、今のことを考えてください。
質問8 神様のお手伝い
神様のお手伝いとは、例えばどんなことをすることですか?
斎藤一人さん
神様のお手伝いとは、まず自分が幸せになって、それから、人に幸せのなり方を教えます。
神様がいつも願っていることは、人の幸せなんです。だから、人が幸せになるお手伝いをすると、考えていれば良いです。意外と簡単ですからしてみてください。
質問9 楽しみながら
斎藤一人さんでも、因果をひとつひとつ解消しているということですが、全然困ったり、悩んだりしているようには見えません。
斎藤一人さんにとっては、因果もゲームのようなものなんですか?
斎藤一人さん
因果というのは、罰ではありません。罰というのは、この世で犯罪を犯して逃げていても、罪が軽くなるわけでも、なんでもないんです。
途中で反省をして、良い人になったからといって、罪が消えるわけではありません。因果というのは、嫌なことをしたから、嫌なことが起きるんです。
この世の中で、どうやって自分の魂が成長するかを考えて、良い人になれば、因果は消えます。
良い人になるのに、悩む必要はないんです。自分が楽しい人間になって、人まで楽しくしてあげる人間になれば、因果は消えていきます。
苦労しながら、因果を消すという自体が、おかしいんです。とにかく、楽しみながら、消していくんですね。
質問10 ピラミッド
自分が威張らなくなる、舐められなくなる方法について、「威張ってはいけない、舐められてはいけない」についての質問です。
気が付かないうちに、威張ってしまうことがあると思うのですが、威張らなくなるコツはありますでしょうか?
また、舐められてははいけないということについては、どうすれば誰からも舐められなくなるのか、よく分かりません。
舐められない自分になるための心の持ち方や言葉、行動のヒントをお教えいただければ幸いです。
斎藤一人さん
「威張っちゃいけない、舐められちゃいけない、威張っちゃいけない、舐められちゃいけない」
ということを、頭に入れておけば、威張る人は、威張っちゃいけないということが、頭に入ってないんです。
すぐに舐められる人は、脳に舐められちゃいけないが、入っていないんです。
例えば羊は、あの角で毎日戦っているのに、トラとかライオンとかに出会うと、戦うということが頭に入っていないので、おとなしくしていて、ただ食べられるだけです。
人間は羊ではありません。
どうしたら舐められなくなるかというと、威張っちゃいけない、舐められちゃいけないと、脳の中に入れておくと、ゆっくり話せばいい、わかるように話せばいい、そういう気持ちになるんです。
ところがやってみると、できないんです。
ついまた癖で、威張ることがあるんです。
ただその時に、自分はやってしまった。
嫌な気分がするんです。
嫌な気分がするということは、そこで反省です。
そこで次から、ばかやろうというところを、お前ダメだよと、だんだん、それが進歩するんです。
ピラミッドだって、下の一階から築き上げてるんです。
新小岩から、東京駅に行くとすると、電車に乗れば、すぐに東京駅でないので、がっかりするんですが、一駅ずつ行くんです。
それをなぜ東京駅でないんだろうと言って、いちいち電車から降りて、ベンチで悩むのはやめてください。
時間の無駄ですから、そういう風に失敗しながら行くんです。だけどそれまでは、怒鳴っても、反省すらしていなかったんです。
それを毎日、威張ってはいけないと言ってるのに、してしまうんだろうか。
反省するだけマシなんです。
1年生、2年生と上がっていくということです。
それから舐められちゃいけないというのは、舐められててはいけないということ、いつも言うんです。
言っていれば、脳はちゃんと反応するようにできています。
ただいきなりはできません。
少しずつ、少しずつ威張っていけない人間が、威張らなくなるには時間がかかるように、1階、2階、3階、4階とピラミッドは積み上げていったんです。
それと同じように、あなたも積み上げて行きなさい。
追伸 達成したい目標は低くする!?
Q ゲーム感覚で仕事をするというお話ですが、目標ゲームっぽく言うと、「本を累計100万円部売るゲーム」みたいなことですか?
斎藤一人さん
そういうのもいいと思うよ。
でも、一番いいのは、もし今、2万部ほど本が売れているとするならば、その次は、「3万部売るゲーム」あたりにして、確実に叶えられる目標にするんだ。
そうすると、目標がクリアできるからお祭りができるんだよ。
そして、次は、4万部、5万部という風に、少しずつ目標を高くしていく。
成功というものはね、喜びを味わいながら達成していくものなんだよ。
それを最初から100万部とかにしちゃうと、ステップごとのお祝いができないことになってしまうよね。
わかる?
だから、まずは、自分の手が届きそうな目標を立てるんだよ。
俺がよく行っていたのは、今より売上を1万円あげるっていうゲームだったね。
そのゲームを命懸けでやっていると、1万円売り上げるための知恵がたくさん出てくるからね。
何と言っても、商売において、お金を儲けることよりも大事なのは、損をしないことなんだよ。
だから、会社を大きくするよりも、潰さないことが大事なんだ。
それが仕事というゲームの基本ルールなんだよ。
そして俺は、そのゲームを始めてから、一度も赤字を出したことがない。
何しろ、突然大きいことを考えると、必ずそこには投資が必要になるのだから。
でも、売上を1万円だけあげるゲームだと、そこまでお金をかける必要もない。
「いつも笑顔でいよう」とか、「紙はリサイクルしよう」とかそんなことでいいんだよ。
すると、そんな知恵で売り上げが1万円どころか10万円アップすることもある。
そして、それがうまくいったら、今度は、また次のゲームを考えるんだ。
これをずっと際限なくやるんだよ。
一度にどんと大きく上に積み上げたものは、何かあるとすぐに崩れてしまうけれど、こんな風にして一段ずつ積み上げていったピラミッドは、絶対に崩れないんだよ。
夢を大きくしても、努力が小さかったら叶うわけないからね。
Q 確かにそうですね。
一段ずつ、着実に上に上がっていくべきですね。
斎藤一人さん
それに、お祭りって大切なんだよ。
俺たちはね、食事する時の乾杯だって「おめでとう」って言うからね。
今日ご飯が食べられて、乾杯できることが楽しみであり幸せなの。
Q サラリーマンでもそんなの気分を味わっている人達はいますね。
アフター5になると、居酒屋でビールを飲んでいる人たちなんかは、幸せそうですよね。
斎藤一人さん
それが、その人たちにとってのその日の乾杯なんだよ。
その日は仕事が少し早く終わったとか、取引がうまくいったとか、何らかのことを達成したんだよ。
Q 目標がかなうとお祭りのようにお祝いするというのは、どの世界でもそのまま活かせますね。
斎藤一人さん
何かを達成したら、「おめでとう」でも、「バンザイ」でも何でもいいんだよ。
お金もかける必要はないしね。
だって、ご褒美に何かものをあげるようになると、それが目当てになっちゃうからね。
そして、もっといいものが欲しくなっちゃうの。
だから、「バンザーイ」だけがいいの。
お金で人が動くと思っている人は素人だよ。
そんな方法は、長続きしないしね。
だから、1万円を達成できた人は花を一個つけてあげたり、3万円達成できた人は花を3個付けてあげて、「バンザーイ」を3回やるとかね。
Q バンザイなら、誰でもどこでもすぐにできますね。
斎藤一人さん
そんな簡単なことでいいんだよ。
でも、そんな簡単なことは意外と誰も行ったりしないんだ。
逆に、難しいことを考えてしまったりしてね。
でも、叶えやすい目標にしておくほど、まさかって思うようなすごい結果が出たりするんだ。
目標を叶えるのは、山登りと同じようなもんだよ。
岩場なんかに上がる時は、手は常につかめる場所を探しているし、足だって引っ掛けられる場所をいつも探しているよ。
あんまり高いところを見つめたりしたら、絶対に上がれないよね。
Q そうですね。目の前の一歩が大事ですね。
斎藤一人さん
そして、1歩ずつ上がっていると、あるところで、軍と限界を超えられる時がやってくる。
そうすれば、1万円アップを目標にしていたって、突然、大きなお金が入ってくることもある。
俺はそんなことが面白くてしょうがないんだよ。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
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