コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斉藤一人さん 不況期

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だから今からの不況期は年商の大きい所より、経費をかけないところの方が勝つんだよ。だから俺の商道はとにかく知恵出せなの。

 

 

 

仕事もゲームにすれば楽しくて仕方なくなるよ


「今日は仕事の話だよ」


いよいよ仕事について、一人さんのレクチャーが始まった。

この機会に、一人さんに聞いてみたいことがあった。

まだまだ駆け出しだけど、僕も自分の店を持っています。

経営者として、一人さんの経営術、経営の心得みたいなものをぜひ伺ってみたい。

お願いすると一人さんは大きく頷いた。


「しげちゃんは、今の仕事が楽しいかい?」

「はい。楽しいと思える時と、大変だと思う時と両方あります」

「もししげちゃんが仕事を楽しいと思えるなら、今の仕事が向いているからだよ。

一番いけないのは、向かないことをやり続けることなんだ。

いいかい。

嫌いな事って、行くべき道じゃないんだよ。

美容師さんは、どんなに大変だろうが、閉店後に何時間練習しようが、楽しくてしょうがない。

それが行くべき道なんだよ」

「今のお話、僕は今の仕事が大好きなんでよく分かる気がするんですが、世の中には好きじゃない仕事についちゃう人もいると思うんです」

「確かにいるね。

でも、それを続けられるとしたら、何か才能があるんだよ。

本当に嫌いな仕事は続けられないよ。

もし本当に嫌いなら、嫌だ、嫌だと愚痴をこぼしながら行くより、自分に向いた仕事をさっさと探した方がいいと俺は思うね。

だけど、どんな仕事でも面白く、楽しくしちゃう方法があるよ」

「どんな仕事でも楽しくなるんですか? どんな方法ですか」


僕の店にはたくさんの若い子が相談に来てくれる。

大半は仕事のことだ。

ただどういう風にアドバイスしたいがいいのかよくわかっていなかった。


「うん。

一つは、当たり前だけど真剣にやることだよ。

サッカーでもなんでも、真剣にやるから楽しいの。

真剣にやらなかったら、サッカーだって野球だって楽しくないよ。

これは分かるよな」


僕にもそれは分かるような気がした。

商売を始める前、いろんな職場に潜入した経験がある。

どの職場でも仕事がつまらない、面白くないという人間ほど一生懸命にやっていなかった。

本人は、こんな仕事じゃ一生懸命になれないと言う。

そうじゃない、実は一生懸命やらないからつまらなくなるんだと一人さんは言うのだ。


楽しいから一生懸命にやるのではなく、
一生懸命にやるから楽しくなる


「もう一つの方法はね、仕事をゲームにしちゃうんだよ。

どうしたら楽しくなるかって、常に考えるの。

ほとんどの人は、そんな事も考えないよね。

楽しくなるにはどうしたらいいんだろうって。

どんな仕事でもじっと見て考える。

それと楽しくなっちゃうんだ。

信じられないだろうけど、面白くてしょうがなくなるよ」


「それって具体的にどういうことでしょう」

「例えば、上司が怒ってばかりいるんですって。

俺だったら、そんな上司の言葉は滝だと思う。

坊さんなんか、真冬でもじっと滝に打たれてるんだよ。

そういう修行なんだな。

だとしたら、「なんとか部長の滝」とか名前をつけて、滝にあたるつもりで会社に行けば、嫌なことも少しは軽くなるじゃん」

「なんとか部長の滝。

何か楽しそうですね」

「そんなものなんだよ。

それはあの上司は嫌いだと言うからいけないんだ。

嫌だと思えば、何でも嫌になっちゃう。

どんなことも面白く、楽しくする方法心で学べばいいんだよ。

だって、仕事ってやらなくっちゃいけないじゃない。

生きていかなくちゃならないもんな。

だから仕事からは絶対に逃げられないんだ。

逃げられないものから逃げようとすると苦しくなるの。

じゃあ、逃れらないものをどうやって楽しくするか。

ゲームにしちゃえばいいんだよ。」


仕事をゲームにする

 

「具体的に一番効果があるのは知恵出しゲーム。

成功する人と、失敗する人の違いは、その辺りにあるよ。

知恵うんと出て、金を使わないやり方が成功するんだよ」

「お金をかけないほうがいいんですか」

「そりゃそうだよ。

だって、どんな会社でも1万円を10万円に、10万円を100万円に、100万円を1000万にするのが仕事だよ。

初めにお金がなければ、失敗したって、そんなにお金が出てないわけだから。

反対に知恵が出なくて、金をたくさん出してると当然失敗するんだよ。

金がうんと出て行く時は、仕事して気になるんだな」

「厳しいですね」

 

「そもそも企業人っていうのはよく「うちは年商何億です」って言い方するよな」

「普通はそうですね」

「でもそれってなんかおかしくないかい」

普通に使われている言葉なので、何がおかしいのか皆目わからなかった。

「よく考えてみなよ。

年商って規模だよね。

でも商売で1番大切な物って何だい?」

「うう~ん。あ、わかりました。利益です」

「その通り。

本当に大切なことは規模じゃなくて利益。

つまり「あなたの会社はいくら売り上げているんですか」よりも

「ところであなたの会社はいくらの利益を出しているんですか」の方が大事だよ。

だから今からの不況期は年商の大きい所より、経費をかけないところの方が勝つんだよ。

だから俺の商道はとにかく知恵出せなの。

知恵はいくら出してってタダだから。

頭は使えば使うほど良くなっていくんだよ。

逆に金は使えば突くほどなくなっていくんだよ」

「はい、肝に銘じておきます」

 

不景気が規模を追うより経費をかけずに経営をする


お金をかけずに知恵を出す。

脳をフル回転させる時って、楽しくてしょうがないよ。

それがうまく行った時は尚更楽しいの。

ところが、ほとんどの人は頭を使ってないよ。

いいアイデアがないから設備投資をする。

一番楽しい部分を、苦しみだと思っちゃっているんだな。

面白いことにはお金がかかると思い込んでいるから。

そうじゃないって。

面白くないからお金がかかるの。

面白い頭からは、面白いアイデアが湯水のように出てくるの。


1分間知恵出しゲーム


ここで話をは前日の居酒屋繁盛店の場面に戻ります。

実はそこで一人さんに、

アイデアを湯水のように出すための訓練法を教えてもらったのだ。

「脳はひとつしかない。

その一個しかないどう使うかだ」という話の後で、

一人さんは店員さんに2枚の紙をもらって、それをテーブルの上に置いた。

「この繁盛店をもっと繁盛をさせるにはどうしたらいいか。

1円もかけずに、もっとお客さんに来てもらうにはどうしたらいいか。

そのアイデアを、出来る限りたくさん書き出してごらん。

制限時間は1分だよ。

俺もやるから」

「たった1分ですか。短いなあ」

そう言いながらも、僕は自信があった。

なにしろ僕は、飲食のプロなのだ。

自分の店を持ち、どうしたらもっと儲かるだろうと日々考えている。

僕の予想では全く業界の違う一人さんと勝負して、負けるわけがなかった。

ところが、「スタート」の声とともにボールペンを握ると、なかなか出てこない。

出てくるのは笑顔とかプラス言葉とか、みんな一人さんに教えてもらったものばかりだ。

一方、一人さんはボールペンをカリカリいわせながら、どんどん書飛ばしていく。

結局、書けたのは三つ。

一人さんの紙には、30個ぐらいのアイデアが並んでいた。

白紙に近い僕の紙を見ながら、一人さんはこう言った。

「しげちゃんは、業界的な枠にとらわれているね。

これは、今までの発想の枠を超える訓練でもあるんだよ」


この1分間知恵出しゲームは、一人さんのお弟子さんが集まると遊び代わりに時々行っている。

ただ、これをするにはひとつだけルールがある。

他人のアイディアにつけないことだ。

「そんなのできっこないよ」とか「くだらない」などと、否定的なことを言うと、アイディアはたちまちでなくなってしまうのでそれは厳禁。


もちろん僕の店でも、早速これを採用させてもらった。

最初はみんなちっとも出なくて、仕方なく酒の力を借りたこともあった。

そんな中からいろんなアイデアが出て、中には大成功したものもある。

うさぎの着ぐるみもそのひとつだった。

「それとね、何か浮かんだら、すぐノートにメモしておけよ。

そうしたら100円のノートが、100万円、1000万円の価値を持ったノートになるから」

これもその時教えてもらったことだった。

以降、僕はどこへ行くにも、アイデア帳を携帯している。

 

追伸 仕事って、それ自体、人を助けてくれる 

 

「仕事は面白い」って、みんなに思って欲しいんです。

なぜって、「仕事はおもしろい」と思えたら、成功したも同然なんです。

本当に仕事は面白いかどうか、私は知りません。

けれど、人生で辛いことがあった時、仕事ってそれ自体、人を助けてくれる。

仕事に集中していれば、気が紛れるからね。

いろいろやることがあると、あれやこれや忙しい。

その間は、悲しみを少しでも忘れることができますね。

仕事って、そういうところもあると思います。


仕事がつまらないって言うけれど、仕事って面白いんだよ。

例えば、繁盛店ではお客さんが喜んでる。

人が喜ぶことはなぜしない。

自分の仕事でお客さんを喜ばせることを、なぜしないんだ。

看板はどうしたらいいんだろう。

お客さんが来たら、どうしたらいいんだろう。

考えてみなよって。

仕事も遊びのうち、仕事もゲームのうちと思って、楽しんでやる。

 

 

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斉藤一人さんのお話を纏めました。

 

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