一つ一つ考えられることが、「プロの仕事」なのです。難しいことを、わかりやすく、噛み砕いて伝えるんです。
質問1 アズイフの法則
職場に行くと、不安になって、ビクビクオドオドしてしまいます。
どうすれば良いのでしょうか?
お教えいただければ幸いです。
斎藤一人さん
先日、斎藤一人さんは歯が痛くなったので、近所の歯医者さんに行きました。
そこの歯医者さんは、とても綺麗で、最新の設備も整っていましたが、なぜか患者さんが一人もいません。
すると、奥から、院長先生が出てきました。。
とても人の良さそうな先生なのですが、自信がなさそうに、ビクビクしながら治療をしています。
院長先生の治療を受けて、斎藤一人さんはこう思いました。
「ああ、だから、この歯医者さんには、患者さんが来ないんだ」
歯茎に注射を打つ時に、「あれっ」と不安そうに言ったり、首をかしげたりされると、患者としては、「大丈夫かな?」とものすごく不安になります。
歯医者さんは、例え自信がなくても、堂々と治療をしなければいけません。
それが、患者さんに対するサービスでもあるのです。
「いい人」は謙虚で、謙遜屋が多いものです。
「自分のやり方でいいのかな?」と迷ったり、不安になることも多いでしょう。
しかし、仕事をする場合は、それを顔に出してはいけません。
プロは堂々としているのが、相手に対するサービスなのです。
たとえ自信がなくてもいいのです。
どんなに不安でも、心の中ではビクビクしていても、落ち着いて、堂々と仕事をすることです。
それが、あなたのサービスを受けたり、あなたと一緒に仕事をする人への「思いやり」でもあるのです。
自信がなくても「自信があるように見せる!」
そうすれば商売はうまくいくんです。
プロなら、堂々と仕事をしてください。
それが、相手に対するサービスや「思いやり」でもあるんだよ。
質問2 プロの仕事
部下に仕事の指示を出しても、全く伝わらないようなんです。
どうすればうまく伝えることができますか?
アドバイスを頂きたいです。
斎藤一人さん
チラシや貼り紙を見ていると、「内容がなんだかよく分からない」というものがあります。
「これはすごいんです!」「こんな風にいいんです!」ということがたくさん書いてあるのですが、肝心の値段がぼやけていたり、内容がよく読まないとわからないようになっていたりします。
たぶん、それを作った人は、「熱い思い」で作ったのでしょう。
しかし、伝えたいことの焦点が絞られておらず、読む人はなかなかわからないんです。
これって、本当にお客さんにとって、「親切」な行為でしょうか?
親切とは、「わかりやすさ」です。
難しいことを、わかりやすく、噛み砕いて伝えてあげるんです。
これって、相手にとって最高の「親切」ですよね。
よく、難しいことを、難しいままで伝えている人がいますが、そういう人って、まだ人に伝える段階ではないのです。
本当に自分が腑に落ちてわかっていたら、うんと噛み砕いて教えてあげることができるはずです。
伝える人自身もよく分かっていないから、難しい説明しかできないのです。
仕事で成功しようと思ったら、とにかく「分かりやすく伝える」ことに心を砕きましょう。
店の貼り紙は、わかりやすいか、どうか。
チラシは、わかりやすいか、どうか。
お店の名前は、覚えやすいか、どうか。
そういうことを、一つ一つ考えられることが、「プロの仕事」なのです。
難しいことを、わかりやすく、噛み砕いて伝えるんです。
これができるのが「プロ」だよね。
質問3 二人の僧侶と娘
私は、以前起きたことに対して、いつまでも考えています。
そして前に進むことができないのです。
執着してしまうんです。
どうすれば、起きたことに対して前向きに考えて、前進することができるでしょうか?
斎藤一人さんのお知恵を拝借したいです。
教えていただければ幸いです。
斎藤一人さん
こんな「お話」があります。
ある時二人の僧侶が、旅行の旅をしていました。
道を歩いていると、行くてに川が現れました。
川に橋がかかっておらず、濡れることを覚悟で浅瀬を渡るしかありません。
二人が渡ろうとすると、美しい娘が一人で、川を前にして途方に暮れている姿が見えました。
きっと、きれいな服を汚したくないのでしょう。
それを見た僧侶の瞳は娘に声を掛け、彼女を抱き上げて川を渡りました。
もう一人の僧侶は、それを見ながら川を渡ります。
向こう岸で女性と別れた二人は、再び旅を続けました。
1時間程経った頃、一方の僧侶が文句を言い始めました。
「さっきから俺はずっと、お前があの時、娘を抱いて川を渡ったことが本当に正しいことなのかどうか、考えている。確かに、あの娘は困っていた。しかし、女に触れることは戒律に反することだ。修行僧の掟を破るなんて、お前は間違っている」
それを聞いた僧侶は、こう答えました。
「確かに俺は、あの娘を抱いて川を渡った。しかし、川を渡った後で、彼女をそこに置いてきた。それなのにお前は、未だにずっと、あの娘のことを考えているのか」
いかがでしょうか。
「二人の僧侶と娘」の話は、思い方次第で受け取り方が変わることがわかります。
結局、起きた出来事がどうだったかよりも、そのことをどう思うかで結果は変わり、その思ったことでまた、同じような種をまいてしまうのです。
起きたことに対して、いつまでもくよくよしないんです。
反省はしてもいいんです。
しかし後悔はやめましょう。
質問4 真の原因
私は優柔不断なんです。
何も変えることができなくて、どうすれば優柔不断を治せるでしょうか?
教えていただければ幸いです。
斎藤一人さん
同じ出来事でも、思い方次第で結果が大きく変わることは分かりますよね。
ということは、思い方を変えれば全てはうまくいくということになります。
ただ実際は、「思いを変える」のは、それほど単純なことではありません。
物事に対する捉え方や考え方をすぐに変えられるのなら、人はそれほど悩まずに済みます。
それがなかなかできないからこそ、人は悩むのです。
何かを解決するためには、その発生原因を知る必要があります。
ということは、心の中にどんな種を蒔いたかがわかれば、どんな花が咲くかも分かります。
例えば、仕事で大きな失敗をしてしまい、「また失敗するのではないか」と考えて、チャレンジができなくなったとします。
そんな時はまず、失敗の原因を突き止め、同じ失敗をしないように改めることから始めてみるのです。
上司や同僚などに相談して、「どうすればうまくいったか」といったアドバイスをもらったり、本を読んで学んだりして、「次は絶対に失敗しない」と思えるまで様々な知識を得るのです。
失敗の原因を突き止めることができたら、再チャレンジです。
ただそのチャレンジも、最初から難しいことにチャレンジしてはいけません。
簡単なことからチャレンジを始め、徐々にハードルを上げていくのです。
そうやって小さな成功を重ねていけば、必ず大きな成功を掴むことができ、失敗に対する恐怖も克服することができます。
でも実際は、それでもうまくいかない人がいます。
なぜでしょうか?
それは、最初に失敗した原因のもっと深いところにある「真の原因」に到達していないからです。
真の原因は、昔、尊敬していた先生に「お前はダメなやつだ」と言われたことかもしれませんし、小さい頃から親に「あなたは一人では何もできないよ」と言われ続けたからかもしれません。
もっと言えば、前世で仕事を大失敗した時の記憶が蘇っているのかもしれませんし、仕事で大失敗した部下を激しく抜歯たことが原因かもしれないのです。
なかなか変わらない「思い」を変えるには、「真の原因」を突き止めるんです。
悩みには必ず原因があるんです。
「真の原因」を突き止めて根本から「思い」を変えてみましょう。
質問5 観音参り
斉藤一人さんのお気に入りの神社、全国の神社、そして観音様をお参りしている一人さんにとって、定期的に参拝したくなるお気に入りの神社、そして観音様はどこでしょうか?
教えいただければ幸いです。
斎藤一人さん
観音様は日本中行くんですが、秩父の観音参りが好きですね。
それから神社で言うと鹿島様とか香取様とか、それと気多大社、元一宮の気多大社なんかがすごくいいと思いますが、行けば全部いいです。
本当にいいとこだらけです。
私たちは神様と一緒に住んでるんだなと言うぐらい良い神社がいっぱいありますから、とにかく自分の周りから行ってみてください。
それが一番いいですよ。
質問6 感謝の言葉
斎藤一人さんが神頼みすることとは、当代随一の成功者である斉藤一人さんが、いったいどのようなことをお願いしているのか、興味津々です。
よろしければお教えいただければ幸いです。
斎藤一人さん
これは鹿島様お助けいただきましてありがとうございます。
多い時で3回ぐらい言うんですが、それ以上のことは言ったことはないです。
常日頃から神様には助けられているんです。
それのお礼に行くだけで、そうするとまた助けられて、またお礼を言ってまた助けられて、それの繰り返しです。
それ以上に個別のお願いというのはないんです。
だから皆さんに斎藤一人さんと同じことをしろと言ってるんではないです。
斎藤一人さんがそうだと言ってるだけです。
質問7 お守りやお札
お参りの際に授与をされるお守りや御札について、私は年に1回お守りや御札の授与を受けてきますが、一人さんはどうしていらっしゃいますでしょうか?
もし授与されているのだとしましたら、どのように活用されてなさいますか?
もし頂けましたら幸いです。
斎藤一人さん
これは貰いに行く人はもらえばいいんです。
いけないとかいう話ではなくて、斎藤一人さんの場合はほぼ毎日行っていますから、それを貰っていると大変なことになるんです。
本当に置く場所もなくなるぐらい溜まるんです。
私の場合はもらうというよりも、もっと身近にお友達感覚で、もっと甘えて、もっと気楽にやって、フレンドリーにそういう関係です。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
www.youtube.com https://youtu.be/Wxo-28NMe-k
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