リーダーとしてみんなを引っ張っていくためには、優しいけれど、絶対に強くなければいけないと、斎藤一人さんは思っています。
質問1 目利き力
高くてもいいモノを、少量買うのと、100均などで安いものを大量に買うのでは、どちらがお金持ちになれますか?
斎藤一人さん
はっきり言いますよ。
一番いいのは、どちらも買わないことです。
これは買うモノの問題ではないんですよね。
問題は、どれだけお金を残すかということです。
となると、それに目利き力が大切です。
決して、安いモノが悪いわけではありませんし、高いモノだからって良いモノとも限らないのです。
結局は値段よりも良いモノ、高そうに見えるモノ、自分にとって役立つモノ、本当に必要なモノを買えるかどうかです。
だって、洋服ひとつとっても、やすそうに見えるモノばっかり買って着ていたら、自分にとって損です。
まして、値段は高いのに安そうにしかないモノを身につけていたら、めちゃくちゃ自分にとって損ですよね。
経済観念が発達しているということは、正しい判断力があることだと、私は思います。
それも難しいことではなくて、値段に比べて高そうなのか、そんな簡単な判断能力です。
そういうまともな能力のある人は、ちゃんとお金を貯めて、豊かになれる人だと、斎藤一人さんは思います。
あなたが買おうとしているモノは、お値段以上に見えますか?
本当に役立つモノですか?
そして、あなたに必要なモノですか?
質問2 リーダーの条件
リーダーになるために必要な条件とは何ですか?
斎藤一人さん
強くないと駄目だし、優しくないとダメなんです。
とはいえ、「優しい」と「だらしない」は似ているので注意が必要です。
本当に優しい人は、愛をもって注意することもできるし、たとえ言いづらいことでも、相手のために言うことができます。
そのときに、その人の優しさが感じられれば、どんなに本当は耳が痛いことでも、受け止める側も必ず納得できるものだと、斎藤一人さんは思っています。
優しい男とだらしない男は似ているから気をつけてください。
一見、「大丈夫だよ、いいよ、いいよ」といつでも言ってくれる人が優しい男だと勘違いしがちだけど、本当に優しい男はいけないことを押していたときに、「それは駄目だよ」と注意してくれる人なんですね。
リーダーとしてみんなを引っ張っていくためには、優しいけれど、絶対に強くなければいけないと、斎藤一人さんは思っています。
強さとは、自分を信じる力だと思います。
それには、自分が今できることを誠心誠意、精一杯やっていると、それが自分を信じる力になり、強さになるのではないかと思っています。
そこまで自信満々ではないですか?
それが普通なんですね。
完璧な人なんていないんですよ。
自分ができることを一生懸命やっているならそれで良しです。
まずは、そのことに自信を持って欲しいなと思います。
それが積み重なって、みんなを引っ張っていく真の強さにきっとなっていくんだと、斎藤一人さんは信じています。
質問3 マシンガントーク
専業主婦です。
夫を出世させるにはどうすればいいですか?
斎藤一人さん
あなた自身は、全く働くつもりはないんですよね。
それならば、主婦のプロになることをお勧めします。
例えば、家の中を居心地のよい快適空間にする。
旦那さんが帰ってきたら「いつもありがとうね。あなたほど頑張っている人はいないわよ」と、もっと張り切るような優しい言葉で迎えてあげるんです。
美味しいご飯を作ってあげるんです。
旦那さんが稼いできてくれたお給料で上手にやりくりして貯金をガッチリ増やすとかですね。
出世を待つ間にも、あなたができることをバンバンやってください。
だって、旦那さんはお仕事のプロとして毎日頑張って働いています。
それなのに、帰ってきたら、家がゴミ屋敷のように汚れていて、「靴下を脱いだら洗濯かごに入れてって言ったじゃない!」「頑張って節約しているんだから、電気はこまめに消して!」などと、まるで戦場のようにガミガミ怒鳴り散らすマシンガントークを浴びせられたら、たまったもんじゃありません。
あなたは主婦のプロなんだという自覚を持ってください。
それだけで、家の中の空気が変わってきますよ。
旦那さんが、知らず知らずのうちに、「もっとお前たち家族のために頑張るよ」と思うように上手に操縦できるのが、主婦のプロですね。
「今日も残業頑張ってね。いつもありがとう」「あなたの好きなおかずを作って待っているからね!」。
そんな言葉一つでも、沢山のバリエーションがありますよ。
旦那さんにやる気や元気が出て、いい仕事ができたら、それこそ出世しないわけがありませんからね。
質問4 仕事の目標
仕事に目標が見つかりません。
明確な目標を見つけるにはどうすればいいですか?
斎藤一人さん
そもそも、仕事に目標って必要なのでしょうか?
目標がないと仕事を頑張れない方が問題だと思います。
目標を見つけることよりも、今目の前にある仕事を一生懸命やることが大切なのでないかと斎藤一人さんは思います。
あなたは今の仕事に全力を注いでいますか?
仕事はうまくいってますか?
「働く」の語源は、”側が楽になる”ということです。
ということは、周りの人に喜ばれる仕事をすることが何よりも大切なことなんです。
今の仕事を一生懸命するんです。
そうすると、ちょっと余裕ができて、周りの人を手伝ってあげられるようになるんです。
さらに、またちょっと余裕ができて、もしかしたら、その時に本当に向かいたい目標が見えてくるのかもしれませんね。
今は、目標を見つけるために仕事をするのではなく、今ある仕事に集中して顔晴りましょう。(斎藤一人さんは「がんばる」を「顔晴る」と言います)
質問5 就職面接
とりあえず就職したほうが良いと思い、面接を受けているのですが、いつも入社動機を聞かれます。
雇ってくれればどこでも良いと思っているのですが、なんと答えれば良いのでしょうか?
アドバイスを頂ければ幸いです。
斎藤一人さん
私は仕事したいんです。
あなたの思ってることをそのまま言えばいいんです。
私は仕事をしたいんです。
雇ってくれればものすごく一生懸命に働きます。
動機は何ですかと聞かれれば、仕事をしたいんですと答えれば良いです。
これ以上の社長に対しての答えは、素晴らしい答えはありません。
質問6 転職
上司と折り合いが悪く、正当に評価されてないような気がします。
転職した方がいいでしょうか?
アドバイスを頂ければ幸いです。
斎藤一人さん
もっと良い場所があれば転職した方がいいと思います。
本当に上司との折り合いが悪いのか、それも考えてみてください。
貴方が上司だとすれば、貴方が本当に使いづらいのかも分かりません。
自分が思ってるほど実力がないのかも分かりません。
時々反対になって考えてみると、ものは見えてきますが、優秀なのかも分かりませんが、時々反対にものを考えてみると、いろんなことが見えてきます。
もし貴方が望むようないい就職先があるならば、転職した方が良いと思います。
質問7 嫌な性格
私は仕事が早く、仕事の遅い同僚の手伝いをさせられることがよくあります。
同じお給料で仕事の量が違うというのが不公平だと思います。
そんな考え方は間違っていますか?
斎藤一人さん
間違ってはいませんが、嫌な性格ですね。
仕事が終われば手伝えば良いじゃないですか、仲間なんですから、時々自分が性格が悪いなと気が付くと楽しいと思います。
質問8 安売り
まじめに商売をしているのに、お客様が増えません。
いくら誠実にしても安さには勝てないのでしょうか?
斎藤一人さん
勝てないなあ、残念ですね本当に、残念だけれどもそれにも勝るぐらいの値段が関係なくて、斎藤一人さんが言ってるのは、同じものを出せば安い値段には勝てないと言ってるんです。
家電製品でもなんでも、貴方も同じものなら安い所に行きますよね。
だからこれからの商売でもしするのだとすれば、同じものを売っていれば、値段の安いものには勝てません。
これからは自分がもし商売をするのだとすれば、何かよそに負けないものを作るということに専念しないと駄目ですね。
そこのものなら高くても買いたくなるようなものを選んだり、貴方から買いたくなるような魅力的な人間になるしかないんですね。
商人ももっと上の世界を目指さなければいけないということです。
質問9 自給自足
お金に対するこだわりがあり、お金の事を口にすることができません。
お金持ちは、悪いことをして稼いだんだと考えてしまいます。
お金に対するこだわりを、良い方向に持っていく方法はありますか?
お教えいただければ幸甚です。
斎藤一人さん
お金を無理に好きにならなくて大丈夫です。
「嫌いなものを無理やり好きになることはないのではないでしょうか」と斎藤一人さんは思ってるんです。
そんなにお金に偏見があり、嫌いなのに無理やり好きになると、お金の方からしても嬉しくないと思います。
なので、お金を使わない生活をするのはいかがですか?
斎藤一人さんはあなたに、自給自足をすることをお勧めします。
自分で野菜を植える。
洋服が欲しくなったら蚕を飼い、育て、機織りをするんです。
お水は川から汲んで来るんです。
体も川で洗うんです。
お米を作ったり、野菜を作ったり、鶏を飼って卵を産ませたり、色んなことを楽しくやってみたらいいと思います。
だから、お金を無理やり好きになるよりは、自給自足をお勧めします。
そうやって自給自足をしていると、もしかすると「お金ってやっぱりあるとありがたいな」ということがしみじみわかるかもしれません。
そのときに、あなたがお金を好きになってくれたらいいなと斎藤一人さん思います。
ただ、斎藤一人さんはお金が大好きです。
だって、お金って本当にありがたいものです。
斎藤一人さんは、「お金は悪いものではないんですよ。包丁だって悪いものではないんです。包丁で人を殺す人もいれば、包丁で美味しいものを作ってくれる人もいてるんです。その人の使い方ひとつで、いいものにも、悪いものにもなるんだよ」と言ってます。
もしお金がなかったら、冬が来るので寒いから洋服が欲しいと思った時に洋服と物々交換をしてもらうために、自分で作ったかぼちゃを積んで重いリアカーを引っ張っていくとします。
すると、そのときにしみじみ、お金って軽くて便利だなと思うのではないでしょうか。
自給自足は、本当は冗談ですが、お金の素晴らしさを知ってほしいなと思います。
お金というのは、人間が物と物とを交換しなくてもいいように神様が作ってくださったものであり、豊かさの象徴だということです。
本当に素晴らしいものだと考えています。
そして、お金は自分がそこで人様にどれだけ貢献しているかの現れなんです。。
たくさんお金を頂けるように、自分が人様のお役に立つように働くんです。
働くの語源は、側が楽になるということなので、、これからも傍が楽になることを一生懸命やって頂きたいと思っています。
質問10 貧乏考え
私は質素な生活を送っています。
地味な暮らしをしていますが、本当の金持ちになるにはどうすれば良いんでしょうか?
アドバイスをよろしくお願いいたします。
斎藤一人さん
食事にしても、まいにちフランス料理や会席料理を食べているわけではありませんよ。
定食屋さんや、王将の餃子も食べています。
とても美味しいんです。
お金を持っていることと、実生活はあまり関係ないように思います。
ただひとつ言えるのは、「自分がお金持ちになると、お金がなかった時の自分より、より多くの選択肢の中から、自分の好きな生き方を選ぶことができる」ということだなと思います。
高いお酒が好きなら、高いお酒を飲むこともできるんです。
フランス料理が好きなら、毎日でもフランス料理が食べられるんです。
ただ、それだけなことだと思います。
一番いけないのは、貧乏考えというものです。
「会社員でお給料が何万円だから、コンビニのおでんしか食べられない」とか、「お金がないから、牛丼で我慢しよう」と思うことです。
だいたい、コンビニのおでんを作っている人や、牛丼を売っている人に、失礼なんですね。
それって、考え方が貧しいですよね。
それで、これから先、お金持ちになろうなんて、甘いんです。
同じものを選ぶにしても、「今日はコンビニのおでんにしよう。はんぺんとこんにゃくは絶対に外せない!!」とワクワクしている人とでは、食べているものは同じでも、考え方の豊かさが、雲泥の差です。
斎藤一人さんは、日本一の納税者なんですね。
おかげさまで、高級なフランス料理や料亭の食事、高いお酒、いろんなものもいつでも食べられるんです。
でも、街の定食屋さんや、芋焼酎の水割りは本当に美味しいなと、いつも思っています。
斎藤一人さんは、自分がそのときに本当に食べたいものを食べ、着たいものを着ているからものすごく幸せなんですね。
本当はお金持ちにならなくても幸せの選択肢は、あなたの周りにいっぱいあるんです。
それなのに、考え方が貧しいと、今食べているもの、身につけているものにさえ感謝できなくなってしまいます。
それでは、この先、豊かになる可能性も低いし、何より、ものすごく寂しい生き方だなと思ってます。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
www.youtube.com https://youtu.be/rkWJawvcEqg
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