例えば、「相談したいことがあるの」とか「どうしたらいいと思う?」と聞いておきながら、あなたがその解決策やアドバイスをしても「それはできない」とか、何を言ってもは気をつけてやらない人がいます。
こういう人を「気枯し」といいます。
「精神的な成長」をするためには
人間には「物質的な成長」を求める側面と、「精神的な成長」を求める側面の二つがあります。
「物質的な成長」とは経済的な豊かさや便利さ、美しさやかっこよさ、さらには知識や知恵といったことも含まれます。
豊かさや便利さは数値で表すことができ、美しさやかっこよさというのも見た目で分かりますし、知識や知恵もテストや結果で判断できます。
だから、格付けするのも簡単です。
これに対して精神的な成長は数値化することが難しく、目にも見えません。
しかし、精神的に成長した人は必ず、気品や品格を感じることができます。
人が気品や品格のある人に憧れや尊敬の念を抱くのは、自分も「精神的な成長」を得たいという思いがあるからです。
では、どうすれば人は「精神的な成長」を得られるのか。
私はこの問いに対して、提案したいことがあります。
それは「スピリチュアルのことを正しく知り、スピリチュアル力を上げる」ということです。
スピリチュアルというと、「不思議なもの」とか「霊的なもの」と思われていますが、「神様が望む本当のスピリアチュアルとは何なのか」と考えた方がいいと思うんです。
例えば、「私、霊感がすごく強いんです」っていう人がいますが、実際に霊感”が”強いとか弱いんじゃなくて、霊感”に”強いか、弱いかが大事なんです。
それが本当のスピリチュアルです。
浮遊霊は自爆霊といった霊を感じて恐怖してしまうということは、その人も同じ波動を持っていることになります。
だから私は皆さんに「霊感に強くなりましょうよ」と言います。
霊感に強くなるということは、「悪い霊が来ても自分の光で良い霊」に変えてしまうぐらいの強さを持つということです。
つまりこれが私の言う「スピリチュアルのことは正しく知り、スピリチュアル力を上げる」ということなのです。
転職や運命の人に出会う近道
スピリチュアルのことがよくわからないという人でも、今までの人生の中で「見えない力に守られているな」とか「見えない力に導かれているな」と感じるような出来事がきっとあったはずです。
私たちの身の回りには目に見えなかったり、感じることはできなかったりしても、助けられていることって沢山あります。
それは神様かもしれませんし、ご先祖様かもしれませんし、前世でご縁のあった人が守護霊や指導霊になって、守ってくれているのかもしれません。
そうした見えない存在に対して「ありがとう」って感謝することが大切です。
中庭「私の守護霊、指導霊はどんな人ですか?」って聞く人がいます。
知りたい気持ちは分からなくもないですが、わからないのには、それなりの理由があるのです。
他には「運命の人」や「自分の天職」を知りたがる人も同じです。
「この人が運命の人かどうか、わからないと愛せない」とか「これは自分の天職だと思えないから、一生懸命できない」と言っていたら、ずっと「運命の人」や「天職」に出会うことができなくなってしまいます。
目の前の人を大切にする。
与えられた役割を一生懸命にこなす。
これが「運命の人」や「天職」に出会うための、一番の近道です。
そして、今ある幸せに感謝する・・・・・・これがスピリチュアル力を上げるために一番必要な事なのです。
今いる会社も、今のあなたが一番学べる場として神様が導いてくれました。
今のご主人や奥様も、今のあなたが一番学べるパートナーとして、神様が出会わせてくれたのです。
今、仕事を探している人、パートナーを探している人は、必ずそこから何かを学べます。
気が枯れないようにするコツ
スピリチュアル力とは特別なものではありません。
人間が誰しも、元々生まれ持った力です。
ただ人によって強い、弱いがあって、でもそれは自分で育てることができます。
またスピリチュアル力は、様々な周りや環境の影響で下がる時があります。
例えば、穢れれた時。
「穢れる」とはもともと、「気が枯れる」という意味です。
この世の中にいると、世間のいろんなことに対して気を使いすぎて、だんだん気が枯れていってしまいます。
だから元気がなくなったりとか、ちょっとしたことで辛くなったりしてしまうのです。
では、気が枯れたらどうしたらいいかと言うと、気が枯れる理由の一つとして、霊的な作用があります。
いわゆる「霊に取り憑かれた」という状態です。
霊に取り憑かれると気が枯れて、やる気がなくなったり、疲れたりします。
そうすると会社や学校に行けなくなったりしまうのです。
では、霊に取り憑かれないようにするにはどうすればいいかというと、しっかりと気を大きく持つこと、強く持つことが大事です。
それと、自分が使う言葉にも気を配りましょう。
例えば、出かける人に対して「気をつけてね」と言葉をかけて送り出します。
この「気をつけてね」っというのは「気が枯れないように、気をちゃんとつけてね」と言う意味があります。
それと、暗い声で「車に気をつけてね」というのと、明るい声で自分の気を相手の気に送るような気持ちで「気をつけてね」と言うのでは、自ずと引き寄せるものが変わってきます。
大切な人を送り出す時は「いってらっしゃい」に笑顔を添えて、「気をつけてね」と自分の気も一緒に持って行ってもらうぐらいの気持ちで見送りましょう。
それともう一つ、気をつけないといけないことがあります。
それは「相手の気を枯らそうとする人」にどう対処するかです。
例えば、「相談したいことがあるの」とか「どうしたらいいと思う?」と聞いておきながら、あなたがその解決策やアドバイスをしても「それはできない」とか、何を言ってもは気をつけてやらない人がいます。
こういう人を「気枯し」といいます。
こういう「気枯し」に引っかかる人って、優しい人が多いです。
優しいからつい「相手を助けよう」として相談に乗ってあげて、自分の気までからしてしまうのです。
でもこれは、両方に良くありません。
例えばあまり良くないかもしれませんが、「オレオレ詐欺」がなくならないのも騙される人がいるからです。
騙された人は被害者かもしれませんが、その人が出したお金が資金源になって、また新たな詐欺につながってしまうのです。
それと同じで「気枯し」に引っかかる人がいなければ、その人も誰から気を奪う事をしなくなりますし、気を奪われる人もいなくなります。
では具体的にどうすればいいかというと、かまわないことです。
例えば「気枯し」の人が「何をやったらいいかわからないんです」って言ってきたら、「見つからないうちは何もやらなくていいんだよ」とか「今はまだ、やる時期じゃないんだよ」と言って、相手の「私の事を構って!」に決してのらないことです。
これは一見、冷たいように思えるかもしれませんが、結果的に相手も「気枯し」にならず、自分の気も枯らさないで済みますので、お互いにとってハッピーな選択なのです。
追伸 質問 結界塩
その人の持っている悪い因果や、 悪い霊が抜けると、 一番わかりやすくてどういう結果が起きますか?
斎藤一人さん
まずですね、 目が明るく見えるようになります。
因果が強くなってきたり、悪い霊に憑かれると、 暗くなって寂しくなるというのがあるんです。
本当に見え方まで暗くなってくるんです。
それがすごく明るく見えます。
結界塩を舐めていると、 霊がとれてきたり、 因果が消えてくると、ものが実際に明るく見えるんです。
それから体が軽くなってきます。
何かに取り憑かれているようで、上に何かが乗っかっている重い霊が取り付いているようなのが、抜けて体が軽くなります。
体が硬くなってきているのは、 体が柔らかくなってきます 。
一番良いのは何かをする前に、 体の硬さを調べておいて、柔軟をした後で、 20分か30分間後に、体が柔らかくなってるかどうか調べるんです。
ということも良いことだと思います。
それと悪い霊に取り憑かれたりすると、体が冷えてきたりします。
これがだんだん、だんだん温かくなってきます。
なんでもそうなんですが、毎日続けることが大切なんです。
いいことを毎日続けていると、運勢がどんどん良くなるんです。
運勢が良くなってくると、悪いことをは向こうの方から避けていくんです。
例えば自分にぶつかるはずの車が、 タイミングがちょっとずれて、 本当に突発的事故というのは、 お互いが1分ずれたら、全然ぶつかることはないんです。
本当に30秒ずれれば、逃げていくんです。
それは全ての事ですよ。
悪いことが向こうから避けていくような人は、良いことが向こうからやってくるんです。
良いことというのは、毎日どこでもそうなんですが、 続けるということです。
良いことを休んだ時や忘れた時は、 本当により用心するんです。
それでまた良いことを早く続けるということです。
なんでもそうですから、みんな自分のことを大切にしてくださいね。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。