問題解決の方法といった、具体的な目的に対する方法論です。
- 私たちは悩むために生まれてきたんじゃないの
- 「弟子になる」とはその人の考え方を身につけることだよ
- 世の中の不況とあなたの不況は別問題!
- 親子それぞれの成長があるんだよ
- 人のことを優先すると幸せになれないよ
- なぜかよく怪我をしたり、事故に遭う人へ
- 追伸 どこか心が苦しい人は、自分のことを許してあげよう
私たちは悩むために生まれてきたんじゃないの
何か自分に問題が起こった時に、「ひとりさんだったらどうやって解決するか」って考えるのは、一人さんの考え方を参考にしながらも、自分にできる範囲で考えるから、その人にとって、一番良い答えが出るんだよね。
それを、「私に直接聞いたほうが、良い答えがもらえると思う人がいる」けど、人の魂を成長させるために問題が出てきたんだからね。
私から答えを聞くために出てきたんじゃないんだよ。
占いでも参考にするのはいいけど、「占いでこう出たから」といって、自分の思考を停止させる人がいますが、それは良くありません。
「すごく当たる」と評判の占い師に占ってもらったとしても、出た結果に依存して、自分の判断を占い師に任せちゃうと、その人の運勢はいつまで経っても良くならないんです。
私たちはこの世に、問題に悩んだり、振り回されたりするために生まれてきたのではありません。
問題を解決するために生まれてきたんです。
さらに言えば、問題解決を通して魂を成長させるために生まれてきました。
だから神様は、あなたが解決できる問題しか、あなたに出しません。
一見、「こんな難しい問題、自分には解けない」と思うこともあるかもしれないけれど、答えは自分の中に必ずあります。
その答えを導き出すのが、魂の成長にも繋がるんです。
だから答えが「正しいか、正しくないか」よりも、その答えを導き出す「過程」が重要なんだよね。
例えば、足し算と引き算を習っている最中の小学1年生に出た問題を、私が方程式を使って答えたらそれは間違いなんです。
商売を始めて1年目の人には1年目の人のための答えがあります。
それをベテランが答えてもダメなんだよね。
商人としての基礎体力が違うんです。
「弟子になる」とはその人の考え方を身につけることだよ
成功したかったら、「ひとりさんに、その方法を教えてもらおう」じゃなくて、「ひとりさんだったらどうするんだろう」って考えることです。
「ひとりさんがサラリーマンだったらどうする」だろうとか、「ひとりさんが主婦だったらどうするんだろう」ってとにかく考える理由。
今の自分の抱えてる問題を「ひとりさんだったら・・・・・・」と考える。
それが弟子になるっていう事なんです。
「ひとりさんだったらどうするだろう」という種を自分で蒔かないと、それが実ることはありません。
松下幸之助さんの勉強をするのなら、「松下幸之助さんなら、どうするだろか・・・・・・」って考えるんです。
稲盛和夫さんのことなら「稲盛和夫さんなら、どうするだろうか・・・・・」なんです。
もし、そうじゃないんだとしたら、弟子になる必要はありません。
誰かの弟子になるというのはそういうことだからね。
「あの人ならどうするか・・・・・・」って考えないで行動するのは、結局、自分の考えで行動していることになります。
それで、今まで成功してない自分の考えで行動しても、成功するはずないんです。
世の中の不況とあなたの不況は別問題!
この世の中は豊かさに溢れています。
神様は気前がいいんです。
このことを頭に入れておかないで、「世の中が不況だ」って言うと、不安の波動を出すことになります。
人間というのは出したものが返ってくるからね。
「世の中は厳しい」と言っている人には厳しいことが起こります。
だから厳しいような気がするの。
この世には「因果の法則」というのがあって、起きた結果には必ず原因があります。
「お金がない」っていう人は、お金を使うことが好きなんです。
それで、ある分だけ使うからお金が残らないの。
貯金が好きな人には必ず貯まったお金があります。
世の中が不況なのと、あなたが不況なのは別問題なんです。
それでお金のない理由を「世の中が不況だから・・・・・・」って言い出すと、「不況だからしょうがない」ってなって、自分で努力をしなくなります。
それがいけないんだよ。
私たちに起きた問題は、どんな問題でも必ず解決できます。
学校で出るテストには答えがあるのと同じように、神様は私たちに解けない問題は出さないんです。
親子それぞれの成長があるんだよ
先日ある人から「娘が受験でナーバスになって、荒れています。
どうすればいいでしょうか?」っていう相談がありました。
実はこういう相談ってすごく多いのですが、人はいくら自分の子供でも、「してあげること」と「してあげられないこと」があるんです。
自分以外の人に対して、屋根のある家に暮らさせてあげるとか、三食食べさせてあげることはできても、その人が幸せになる考え方ができるかどうかまでは、責任を持つことができません。
だから私は、「娘さんには娘さんの魂の成長があるんだから、あなたはあなたの魂が成長することを考えな」って言ったんだけど、多くの人はそれができないんだよね。
多くの親は、「子供を構うのが愛」だと思ってるの。
でもそうではないんです。
家族というグループは、誰か一人でも魂が向上して波動が変わると、同じように変わるようになっています。
それを、自分を変えようとしないで子供を変えようとするから、「それは間違いですよ」ということを知らせるために、辛いことが続くんだよね。
娘は娘で学んでいるんです。
そういう時期なんです。
だから、親は娘の事を信じてあげて、自分の魂を向上させることに務めるの。
釈迦は人類の中で、まずは自分一人だけでも悟ろうとしました。
その結果、多くの人を救うことができたんです。
でもこれが、悟る前に人のことを構っていたら、自分の悟りには到達できず、「近所のうるさいおじさん」で終わっていたかもしれません。
いくら家族だからといっても、娘には娘の魂の成長があります。
そして、親には親の、魂の成長があるんです。
共に考えることはとても大事です。
共に考えることで、その人たちの魂は同時に上がります。
でも多くの人は、自分を変えずに相手を変えようとします。
これは「神の法則」に反するからうまくいかないんです。
だからみんなで「この問題で魂が成長して、その問題が二度と起きないようにするにはどうすればいいか」を、そこにいる全員で考えるんです。
そうすれば、全員の魂が上がるんです。
人のことを優先すると幸せになれないよ
私達は幸せになるために生まれてきました。
その「幸せになる」というのは権利ではなく、義務なんです。
それなのに、幸せになれない人がいます。
なぜ、幸せになれないのかと言うと、自分の魂を成長させるために生まれてきたのに、人の事を優先してしまうからです。
それは一見、正しいことのように思えるけど、実はサボっているんだよね。
私たちはそれぞれ、自分の魂を成長させるんです。
それで、「魂の成長って何ですか?」って言うと、「愛」なんです。
それで、「愛とは何ですか?」って言うと、愛とは「許し」なの。
だから、「だらしない自分」を許すの。
「自分に意地悪した人」を許すの。
そうやって許していくと、だんだん垢のようなものが取れて行くからね。
だから「愛するって何ですか?」というと、自分を許す、許せない人を許す、自分の生き方と違う人を許す、考え方の違う人を許すんです。
それでまた、許せない人が出てきたら、その許せない自分を許すの。
そうやって、許して、許して、許していると、だんだん魂が成長していって、人間は神様に近づいていくんです。
なぜかよく怪我をしたり、事故に遭う人へ
なぜかよく怪我をする人とか、事故に遭う人に言ってもらいたい言葉があります。
それはこれです。
「もっと自分を許します」
この言葉を言ってみて、何も感じない人は、それはただの不注意です。
でも、言ってみて何か気になるとしたら、それはあなた自身が自分に罪悪感を持っていたり、自分をどこか「許せない」と思っているからなのかもしれませんね。
ただ、その人がそうなったのには、そうなった長い歴史があって、その考え方で自分を守ってきたんだよね。
だから、「自分を許します」って言うの。
それで、「もっと自分を許します」を1日10回言うと決めて、それを習慣にして長くやっていると、「こんなことを自分は許せてなかったんだ」とか、自分の許せていないところに気づいて、すごく気持ちが楽になるからね。
世間の目を気にしすぎていたりとか、必要のないことで自分を追い詰めていたりとか、いろんなことで自分を縛っていたものが「もっと自分を許します」という言葉で解き放たれて、楽になるんだよ。
この言葉以外にも、たくさん言葉が載っているけど、自分に合うのはをやればいいんです。
自分が「ピン!」とくる言葉を言って、気持ちがぱっと明るくなったり、心が軽くなったりしたなら、それはあなたに会った言葉なんだよね。
追伸 どこか心が苦しい人は、自分のことを許してあげよう
自分を許すことは、自分の心を「緩める」ということ。
「自分を許せない」ということは、自分の心を縛り上げていることと同じです。
とても苦しいことです。
自分を許せない人は、どうしても、人を許せなくなってしまいますね。
そして世間も許せない。
だんだん、許せないことが多くなってしまいます。
自分を許すためには、「自分を許します」。
1日10回だけ、この言葉を言ってあげてください。
この言葉を言うだけで、あなたを縛り上げていた心の縄が解けます。
心も、体も、楽になります。
それと、自分が許せない人は人は、「許せないから、そんな言葉は言えない」っていう人がいますが、思っていなくても、言葉だけで構わないから言ってください。
それだけで心が楽になりますよ。
心を縛ったままでは、幸せになることも成功することもできません。
「自分を許します」「自分を許します」・・・・・・優しい言葉ですね。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
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