あなたは主婦のプロなんだという自覚を持ってください。
それだけで、家の中の空気が変わってきますよ。
質問1 二者選択法
専業主婦をしています。
家事は当たり前だと思われることに腹が立って、
いつも夫と喧嘩になります。
夫にもっと家事や育児をやらせるコツはありますか?
斎藤一人さん
本当にわかってほしいなら、何もやらなきゃいいんですよ。
「なんだか気持ちを悪くて起きられない」とか病気のふりをして、一週間ぐらい家事を一切しないで過ごしてください。
あなたは覚悟を決めて、何もしない。
旦那さんが出かけたら起きだしてテレビを見てゴロゴロしたっていいんです。
きっと旦那さん、料理や洗濯、掃除、買い物まで自分でやらざるを得なくなります。
あなたのありがたみをしみじみと感じると思いますよ。
あなたに心から感謝することでしょう。
でもね、専業主婦ということは「家事を任されたプロ」なんですよ。
褒めてもらえる家事をしていますか?
逆に、旦那さんは、「お仕事をしてお金を稼いでくるプロ」です。
あなたはお給料を稼いできてくれる旦那さんのことをちゃんと褒めていますか?
当たり前だと思っていませんか?
おすすめなのは、あなたも、少しの時間でもいいから、働きに出てないんですよ。
「働くってこんなに大変なんだ」「疲れていたら何もしたくなる時もあるよな」と、旦那さんの気持ちを理解することができると思いますよ。
おまけに自分が自由に使えるお金も稼げて、一石二鳥ですよ。
結局は、お互い相手のことを、分かってあげる優しさと、ちょっとした優しい一言ですよね。
相手に期待するより、自分からやってみてください。
それでも旦那さんを動かしたい場合はすごい操縦方法があります。
それはね、「二者選択法」です。。
「今から買い物に行こうと思うんだけれど、買い物に行くのと子供の面倒を見るのがどっちがいい?」と聞くのです。
二つの選択肢があると、「だったらどっちがいいかな?」と人間は考えます。
旦那さんが着替えるのが面倒だと思ったら、「子供もみておくよ」。
子供を見るのは大変だと思ったら「自分も買いたいものがあるからついでに買ってくるよ」というように、どちらか一つは行ってくれるのです。
この方法はテレビの受け売りです。
男性は何を手伝っていいのかわからないだけで、「言ってくれればやるのに」という人もけっこう多いそうですよ。
あなたの上手な言い方で旦那さんの活躍の機会を増やしてあげてくださいね。
質問2 熟年離婚
熟年離婚を考えています。
お金に困らないために今からしておけることは何でしょう?
斎藤一人さん
それにやっぱり、「貯金」です。
旦那さんのお金をしっかり貯めこんで、離婚を切り出す際、「半分ちょうだい」と言うしかありませんね。
そう思ってホクホクしながらこっそり貯金していたら、毎日がとても楽しいじゃないですが?
どうせなら、貯金をもっと貯めるために、旦那さんのことをバリバリ出世させてください。
そのためには、「あなたはいつも頑張っているわね」と褒めたり、美味しいご飯を作って元気に仕事をしてもらったり、生活費を上手にやりくりしてください。
あれっ? そうすると、あなたはめちゃくちゃいい奥さんになっちゃってますね。
そうしたら、旦那さんも「いつもありがとうな」って優しい声をかけてくれたり、花を買って帰るようになったりしちゃいますね。
夫婦円満幸せになっちゃって、離婚しなくなりそうです。
逆説的だけれど、ありそうですね。
大切なのは、あなたの毎日を幸せな気分で過ごすことです。
質問3 全身黄色
人目が気になって、選ぶのは無難な洋服ばかりで自分の好きな格好ができません。
もっと思うがまま、自由に生きるにはどうすればいいですか?
斎藤一人さん
いっぺんに全部変えようとしちゃ駄目ですよ。
それでは、あんまりにも重荷になっちゃって、楽しくなくなっちゃいますから。
何か一つでいいから、変えてみるといいですよ。
洋服でも帽子でも、バックでも、靴でも、髪型でも、なんでもいいんです。
それこそ、いきなり全部変えたら、あなたの変貌ぶりに周りの人の衝撃も大きくて、「どうしたの?」ってなりますよ。
例えば、「黄色の洋服を着てみたい」と思ったら、まずバッグなど手軽にできるものを黄色にしてみてください。
いきなり全身黄色、髪の毛まで黄色になったら、インパクトが強すぎですよ。
ただ、ほんとはね、あなたが「思うがまま、自由に生きたい」と思うその気持ちを、誰も止めてはいないんですよね。
もしかしたら、子供の頃に「この服買いたい」とピンクのワンピースを選んだら、「そんな派手なのはダメよ」とかって言われた経験があるのかもしれません。
でも、大人になったら自分のお金で買うのですから、あなたが好きなものを選べばいいのです。
あなたを縛り付けているのは、あなた自身。
自分を縛ってしまっているものがなかなか解けないのなら、まずは髪留めでも、靴でも、バックでも、何か一つでも変えてみたらいいですよ。
慌てない!
慌てない!
ゆっくりほどいていきましょう!!
質問4 コウノトリ
子供が欲しいけれど、仕事も楽しくて、今の仕事をやめたくありません。
でも、仕事が忙しくて子供もなかなか授からず。
どうすれば両立できますか?
斎藤一人さん
両立できるかどうかより、まずは子供が欲しいのか、それとも仕事をしたいのか、どちらを優先したいのか、ご自分で決めた方がいいですよね。
そうじゃないと私も答えようがありません。
ご本人でも、迷っているのに、答えは出ませんよね。
まず、どうしても子供が欲しいのだったら、夫婦の営みをたくさんするしかありません。
子供は授かりものと言われるように、それでも子供が出来ない人もいます。
もしかしたら、「仕事もしたいけれど子供も欲しくて、両立できない」と思っているから、子供ができないという心の問題もあるのかもしれません。
こんな話を聞いたことがあります。
ある看護師の女性が子供が欲しいけれど、
「夜勤もあって仕事が忙しいから、もし子供ができても育てられるかしら・・・・・・・」と不安に思っていて、結婚して10年以上経っても子供ができなかったそうです。
でもあるとき、子供を育てながら働いている同僚から、「そんなに心配しなくても、子供を産んだら夜勤のない勤務にしてもらえばいいんだし、保育園もあるし、今はいろんな制度が充実しているからなんとかなるものよ」と言われて、ハッとしたかです。
それから程なくして、子供を授かることができたそうですよ。
先のことは誰にも分かりません。
仕事を続けたかったら、その時に「子供を授かったのですが、どうしたら仕事を続けられますか?」と相談すればいいのです。
仕事と子育てを両立できるかは、子供を授かってから考えましょう。
質問5 主婦のプロ
専業主婦です。
夫を出世させるにはどうすればいいですか?
斎藤一人さん
あなたご自身は、全く働くつもりはないんですよね。
それならば、「主婦のプロ」になることをお勧めします。
例えば、家の中を居心地のよい快適空間にする。
旦那さんが帰ってきたら「いつもありがとうね。あなたほど頑張っている人いないわよ」と、もっと張り切っちゃうような優しい言葉で迎えてあげる。
美味しいご飯を作ってあげる。
旦那さんが稼いできてくれたお給料で上手にやりくりし貯金をガッチリ増やすとか。
出世を待つ間にも、あなたができることをバンバンやってください。
だって、旦那さんはお仕事のプロとして毎日頑張って働いています。
それなのに、帰ってきたら、家がゴミ屋敷のように汚れていて、「靴下を脱いだら洗濯かごに入れてって言ったじゃない」「頑張って節約しているんだから、電気はこまめに消して」などと、まるで戦場のようにガミガミ怒鳴り散らすマシンガントークを浴びせられたら、たまったもんじゃありません。
あなたは主婦のプロなんだという自覚を持ってください。
それだけで、家の中の空気が変わってきますよ。
旦那さんが、知らず知らずのうちに、「もっとお前たち家族のために頑張るよ」って思っちゃうように上手に操縦できるのが、主婦のプロ。
「今日も残業頑張ってね。いつもありがとう」「あなたの好きなおかずを作って待っているからね」。
そんな言葉一つでも、たくさんのバリエーションがありますよ。
旦那さんにやる気や元気が出て、いい仕事ができたら、それこそ出世しないわけがありませんからね。
質問6 両立
子供に手がかからなくなり、最近仕事を始めました。
家事と仕事を両立しながらお金を稼ぐにはどうすればいいですか?
斎藤一人さん
両立なんてできませんよ。
まず、私自身、できてませんから。
だから、大丈夫です。
両立しながらと思うこと自体、自分の首を絞めてしまう苦しすぎる考え方じゃないですか?
だって仕事をしだしたら、あなたは旦那さんと対等なんですよ。
本来なら家事は分担すべきなのです。
でも、まだまだあなたのように、自分時間を削ってまで一人で家事をしなくちゃと思っている女性がいらっしゃるようですね。
「お前、働くならちゃんと家事やれよ」とか言う旦那さんがよくいるのですけれど、おかしくないですか?
だって、今まで働いていない専業主婦の旦那さんが働くようになったとします。
その時、「あなた、働きに行くなら家事もちゃんと両立して行ってよ」という奥さんってあまりいないですよね。
だから、あなたが働くときに、「両立しなくっちゃ」って思うことは、本当はおかしなことなんです。
どちらも対等な立場なんですよ。
だから、お互いできることを分け合って家事するのが、当たり前の事なんです。
思いやる気持ちです。
奥さんの私に、もしそんなことを言う旦那さんがいたら大変です。
「あなた! 今言ったこと絶対忘れないでよ! 私があなたの収入を超えたとき、家事全部やってもらうからね! 100倍返しだっ!」って、それくらい返しますよ。
冗談ですよ! 冗談!
いや、絶対言いますね。
そんな自分が大好きです。
子供がある程度大きいになら、子供に手伝ってもらえばいいんですよ。
それよりも、いやいやな家事をやってはいけませんよ。
いやいややらされているのは奴隷の働きです。
あなたは奴隷ではないんです。
あなたが楽しんでできることを優先してください。
そうしたら、お仕事も間違いなくうまくいきますよ。
質問7 目利き力
高くてもいいものを少量買うのと、100均などで安いものを大量に買うのでは、
どちらがお金持ちになれますか?
斎藤一人さん
はっきり言いますよ。
一番いいのは、どっちも買わないことです。
これは買うものの問題ではないんですよね。
問題は、「どれだけお金を残すか」ということです。
となると、それには「目利き力」が大切です。
決して、安いものが悪いわけではありませんし、高いものだからって良いものとも限らないのです。
結局は値段よりも良いもの、高そうに見えるもの、自分にとって役に立つもの、本当に必要なものを買えるかどうかです。
だって、洋服ひとつとっても、やすそうに見えるものばっかり買ってきていたら、自分にとって損です。
まして、値段が高いものに安そうにしか見えないものを身につけていたら、めちゃくちゃ自分にとって損ですよね。
経済観念が発達しているということは、正しい判断能力があることだと、私は思います。
それも難しいことじゃなくて、値段に比べて高そうなのか、安そうなのか、そんな簡単な判断能力です。
そういうまともな能力のある人は、ちゃんとお金を貯めて、豊かになれる人だと、私は思います。
あなたが買おうとしているものは、お値段以上に見えますか?
本当に役に立つものですか?
そして、あなたに必要なものですか?
追伸 大切にしたものが残る
どうでしょうか。
皆さんの心にも灯がともったでしょうか。
自分の心に灯がともったら、今度は他の人の心にその灯を分けてあげてください。
でも、心の灯の分け与え方は、いろいろあります。
手相・人相は、あくまでもその一つにすぎません。
「人の心に灯をともす、って、テクニックじゃなくて、結局、考え方、愛なんだ。
手相・人相が見られなくても、この人に愛と光を与えよっていう気になれば、いろんな知恵が出てくる。
それをやればいいだけなんだよ。
だから、自分が神様の愛と光でできていることを知らない人には、手相・人相は見られないんだよ。
この人に愛を与えるんだ、光を与えるんだって気持ちがないとダメなんだよ。
人っていうのは、この世に生まれ出てくる時に、神様にある約束をして出てくる。
それを天命って言うんだけれど、
『私は自分の周りにいる人をいじめてきます』
なんで神様に約束して出てくるやつなんて、一人もいないの。
『愛のある言葉を喋り、人に笑顔で接します』
って、約束して出てくるの。
この約束を全うした人が成功者なんだ。
でも、テクニックに走ってこれをやろうとしている奴には、この約束は果たせない。
考え方なんだよ。
愛なの。
自分と自分の周りの人を大切な存在なんだと思えるか、どうかなんだよ。
あのね、俺は、大切にしたものが残るって、言うんだね。
ちょっと、話が横道にずれるけれど、ほとんどの人は、大抵困ったことがあるといけないから、っていうので貯金するでしょ。
それは、お金が大切じゃないの。
自分だけが大切なの。
そうすると、本当に困った事が起きて、お金に困っちゃう。
だけど、俺はお金を大切にしているからお金を残すんだ。
だからお金に困らない。
お金を大切にするからお金に好かれ、またお金が入り、貯金が増えるんだ。
お金っていうのは、自分の手元に来た時にはくたびれているの。
それを無駄にしておくのはもったいないって、株とか土地とか買ってこきつかったりするから、お金に嫌われるんだよ。
あいつのところにいるのはやめたって、全員いなくなっちゃうの。
だから、俺みたく、大切にしてみなよ。
そうしたら、お金の方からいってくるよ。
『ちょっと使ってくださいよ。
私を少し出してくれたら、私、仲間をみんな連れて来ちゃいますから』って。
お金を大切にしていると、それぐらいお金から愛されるんだよ。
だから、大切にしたものが残るんだよ。
それと同じように、友達を大切にしている人は、友達が残る。
自分しか大切にしない人は、自分が残る。
友達もいない、誰もいない。
自分だけが残るんだよ。
だけど、自分さえも大切にしない人がいる。
そういう人は、自殺しちゃったりして、何も残らない。
俺はお客さんを大切にし、商売の大切にし、お金も大切にする。
だけど、それ以上に10人のお弟子さん達が大切、まるかんの人が全員が大切なんだよ。
だから、俺は大切なみんなに囲まれているんだ。
で、大切な人に囲まれている人生が最高の人生なの。
俺は、お金も、商売も、お客さんも大切で、愛している。
だけど、肉体が滅びて、俺の魂が故郷の天国へ帰った時、それを持ち帰ることはできない。
魂の故郷へ持ち帰れるものは、この世で与えたものなの。
それは愛なんだよ。
愛を与え、大切な人たちに囲まれて楽しく生きて、本当に幸せだったっていう記憶しか持っていけないの。
もう一回言うよ、何を大切にするかってことが大事なんだよ」
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。
お世話になっております。
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