幸せの仕組みを知ればいいんです。
その仕組みとは、幸せな人が幸せに向かっていくと、さらに幸せが手に入るということです。
質問1 広い視野
幸せの仕組みって何ですか?
斎藤一人さん
世間の人が知っているこの世の仕組みと、私が知っているこの世の仕組みとは、少しだけ違うんですね。
どこが違うかというと、個々の見方も違うのですが、世間の人がこの世を見る時よりも、私がこの世を見る時の方が、より広い視野でこの世を見ているんです。
具体的に言えば、この世のことをより深く知ろうと思えば、あの世のことも知らないとダメなんです。
人間の肉体は死ねばなくなります。
しかし、魂は死なないんです。
人は魂の向上のために、あの世からこの世に何度も生まれ変わります。
それは、あの世では得られない学びを得るための、魂の修行なんですね。
そして、その魂の親が神様なんです。
私たち一人ひとりは、神様の分け御霊を頂いている存在。
私たちはこの世に生まれてくるときに、神様と相談して今世の修行の内容や寿命も決めてきます。
こうして人の魂はこの世に何度も生まれ変わり、魂を向上させていきます。
こうしたあの世のこと、魂、神様、生まれ変わりといったことを、私は信じているんです。
たまに、「人は本当に生まれ変われるんですか?」とかって私に効く人がいるんだけど、そんな人でも死ねば「一人さんが言ったことは本当なんだ」って分かります。
でも中には、「科学的に証明してみろ」とか「目に見えないものは信じない」といった人がいるんだけど、そんな人でも死ねば「一人さんが言ったことは本当なんだ」って分かります。
人が何を信じるかは、その人の自由ですからね。
私が言いたいことは、目に見えるものだけを信じて生きるって、視野が狭いよねってことなの。
空気が目に見えないけれど、空気があるからこそ私たちは息ができるし、風が吹けば木が揺れるのを見たり、髪や体に風が当たる感覚で分かるよね。
あなたが誰かを愛する気持ちや、誰かがあなたを大切に思う優しさは見えないけれど、そんなとこまで「見えないから信じない」って言ったら、人生がすごく味気ないものになっちゃう。
それよりも、神様はいるんだ、神様は乗り越えられない困難は与えないんだ、そして人は何度でも生まれ変われるんだ、って思って生きていると視野が広くなって、いろんなことが見えてくるの。
私が学歴もなく、お金もない中から大金持ちになれたのって、神様を信じて神様が喜ぶことをして、嫌がることをしなかった結果じゃないかと、私は思ってます。
質問2 欲
欲と正しく付き合う方法を教えていただけませんでしょうか?
斎藤一人さん
神様が作ったものに、無駄なものは何一つありません。
そうやって見ていくと、ここからも色んなことが分かってきます。
例えば私達が持っている欲も、これは神様がつけてくれたものです。
だから、欲があることは決して悪いことじゃないの。
欲張りすぎるのはいけないし、欲を捨てすぎてもダメなんです。
例えば、男性は女性が大好きです。
いい女がいると「付き合いたいな」とか「彼女にしたいな」って思うんです。
では女性も男性が大好きかっていうと、女性はおしゃれな方が大好きなんですね。
私のお弟子さんは女性が多いのですが、みんなとにかくお洒落が大好き!
そんな彼女たちに、もし「お金はいくら稼いでもいいけど、それをおしゃれに使っちゃだめだよ」って言ったら、みんな仕事しなくなっちゃうんです。
稼いだお金の中で生活をして、おしゃれするのはとてもいいことなんです。
そうやって、おしゃれができるからこそ、辛い仕事も頑張れたりするんだよね。
だけど、もらったお給料以上の服を買ったら困ったことになってしまいます。
男の人の場合もいくら女性が好きだからといって、いっぱい恋人を作っていたら揉めてしまいます。
だから見つからない程度に作って、もし見つかったらその時は誠心誠意、謝る。
だから、欲とは、適当なところで折り合いをつけないとダメなんです。
それで、どこで折り合いをつけるかというと、、その人が困らない程度に折り合いをつけるんです。
女性はもらったをお給料の中で困らない範囲で。
男性は恋人や奥さんにばれない程度に。
だからその程度とは、相手や環境によっても変わってくるんです。
質問3 男と女の仕組み
結婚して、どうして男性は奥さんのことだけを見ていないのでしょうか?
当たり前のように思うのですが、斎藤一人さんはどう思われますか?
斎藤一人さん
男というのは、好きな奥さんがいても、他に女がいたら好きになるという仕組みを持ってるの。
だから、結婚して浮気もせずに仕事場からまっすぐ家に帰ってくる旦那さんに対して奥さんは、「他にも素敵な女性がたくさんいるのに、家族のために頑張って仕事してくれてありがとう」って褒めてあげてください。
私は、当たり前っていう言葉ぐらい寂しい言葉はないなって思うんです。
「旦那だから働いたお金を家に入れるのは当たり前」とかって言う前に、「ありがとう」って言わないとだめだよね。
例えば旦那さんも、奥さんがキャバクラに働きに行ったら月に何十万円とか、何百万円とか稼ぐかもわかんない。
だからといって奥さんに、小遣いで何百万円もあげることできないよね。
そうやって、外に行けば何百万円も稼ぐかも分からない人が家にいて、無償で俺のために働いてくれてるんだと思うと、すごくありがたいよね。
結婚する時でも、彼氏が彼女のお父さんに「愛してるからお嬢さんをください」って言うけど、親はその子に膨大なお金と愛情をかけて育ててきたの。
それを愛してるからくださいじゃないの。
そういう気持ちもわかった上で、くださいって言わないといけないんです。
女の人ってオシャレが大好きだから、100枚でも1000万でも服が欲しいの。
それをあなたの奥さんは3枚で我慢してるんだよね。
男の人って女が大好きだから、いろんな女の所へ行きたいんです。
それはあなたの旦那さんは、家にちゃんと帰ってきてくれるんだよね。
そういうところをお互いが分かって、感謝し合えたら、すごくうまくいくようになるんです。
夫婦が修行だっていうのは、男と女では仕組みが違うんです。
さらにお互いに性質が違うし、育った環境も違うんです。
それがお互いの違いを理解しようとすると、「そういう性質があるのにこうしてくれるんだ」ってわかってきて、ありがとうとか、感謝の気持ちが湧いてくるよね。
質問4 すごいこと
斎藤一人さんが、すごいと思われることは何ですか?
斎藤一人さん
いろんなところを旅していると、たまにお世辞にもあまり美味しくない蕎麦屋とかに行き当たることがあります。
そういう蕎麦屋に行くと私は思わずチップとか置いてくるんです。
周りの人はそれを見て、「なんであんな美味しくない蕎麦屋でチップを置いてくるの?」って聞くんだけど、美味しくないそばで家族を養ってきたんだと思うと、それってすごいことだなって思うんです。
もしかしたらここのご主人は、うまい蕎麦を作る才能がないのかもしれない。
それなのに、泥棒になるわけでもなく、こうやって真面目に蕎麦屋をやってる人は、すごい人だなって思うの。
このそばで娘は大学に行ったり、結婚させてやって、そうやって家族を養ってるのはすごいなって。
先日もある旅館に泊まったら、全員が結構なお年なの。
この人たちは最初務めた時はは年寄りじゃなかったんだよね。
その人たちを辞めさせずに旅館を長年経営するってすごいことなんです。
普通だったら年寄りも若い人に変えようとかっていうことになるけど、変えずにともに年を取ってきたんだって思うと、この旅館はすごいって思っちゃう。
そういうふうに考えてるとまた、いくらかチップを置いてきちゃうの。
それで一緒に行った人は、「なんであんなサービスの悪い所に?」って言うけど、そうじゃないんだよね。
そうやって世の中を見ていくと、すごい人っていっぱいいるの。
それで、そうやってみて行くと楽しいの。
昔の人は大して知識はなかったけど、文句も言わずにたくさんの子供たちを育てたりして、今の人たちはできないことをやってきたんです。
それで、今の人は知識もたくさんあるのに、昔の人よりできないことが多かったりする理由。
こういうすごい人を見抜けないのは、その人に見る目がないからかもしれない。
それでも大事なのはやっぱり、当たり前じゃないってことなんだよね。
前にも言ったけど、人生で一番嫌な言葉は、「それぐらい当たり前だ」ってことなの。
質問5 条件付きの幸せはだめ
どうすれば、幸せになれるんですか?
斎藤一人さん
幸せの仕組みを知ればいいんです。
その仕組みとは、幸せな人が幸せに向かっていくと、さらに幸せが手に入るということです。
具体的に言えば、幸せになりたいのなら、今すぐ幸せになるのです。
これをしたら幸せとか、あれを持ってれば幸せとかじゃなくて、今すぐ幸せになるの。
今の現状を何も変えず、それで幸せになって、幸せに向かっていくと、さらに幸せが手に入るようになっているんです。
これが、不幸のままで幸せを求めたら、不幸が雪だるま式に増えちゃうの。
だからとにかく、日本に生まれて幸せとか、朝、目が覚めて幸せとか、その知らせの状態で会社に行くの。
「何かいいことないかな」っていう状態で行っちゃいけないんです。
私はどこに行っても幸せです。
何故かって言うと、私自身が幸せなんです。
だから方位も方角もなくて、私のいるところが幸せなんです。
それって、太陽の光と同じ原理なんです。
太陽が照っている所が明るいように、私のいるところが明るくなるの。
だから自分がまず明るく、幸せになればいいんです。
条件付きの幸せはダメなんです。
「今日ひとりさんに会えて幸せ」っていうのはいいけど、あげなくても幸せじゃなきゃダメなの。
幸せって自分が感じることなんです。
どこかへ行って、くたびれたって言うとくたびれるけど、幸せだなって言うと幸せなの。
幸せな人が行動するから幸せが大きくなるんです。
幸せな人が行動するから幸せが大きくなるんです。
雪だるまと同じなの。
それが、不幸な人間が幸せになろうと動いちゃだめなの。
幸せになりたいっていうこと自体が不幸なんです。
幸せとは想いなの。
幸せだっていう意志なの。
幸せとはどこからやってくるもんだとか、手に入れるもんだと思ってるけど、そうじゃないんです。
幸せとは幸せだと思い込めばいいの。
幸せとは思い込みなんです。
だから、「俺ぐらい幸せな奴はいないなぁ」って言っていれば、その人は幸せなの。
うちのお弟子さん達は、「いやぁ、ひとりさんより私の方が幸せですよ」って言うの。
それは各自の思い込みなんです。
でも実際、お弟子さん達は本当にそう思っているんです。
追伸 夫婦揃って幸せか、揃って不幸せしかない
もう一個だけ、例題、だすね。
「私、不幸なんです。誰か、私、幸せにしてくれる人いねぇかな」
すると、向こうからね、
「俺、不幸なんだよ。誰か俺、幸せにしてくれる女、いねーかな」と。
笑いすぎた?
不幸な人同士がくっついて結婚するとね、みんな、
「よかったね」って言うの。
「これで幸せになれるね」っていうの。
でも、不幸プラス不幸はダブル不幸だよ。
なんで不幸同士が結婚して幸せになるの?
足し算習ったでしょう。
それより、
「俺、今、幸せなんだよ。だから、結婚しても幸せだし、しなくても幸せだよ」って言うと、そういう人が出てくるの。
「俺、幸せでしょうがねえんだ」とかね、
「私、幸せなのよ」で、
幸せな人同士がくっついた時、初めて幸せになるの。
ダブル幸せなの。
わかるかい?
あのね、ダブル幸せか、ダブル不幸しかないの。
だって、波動が合わないの、くっつかないんだから。
わかるかい?
だから、どっちかしかないんだよ。
片方が幸せで、かたっぽう、不幸とかないよ。
だって、大概、闘いになっているのが違うからね。
お互い、不幸なんだからね。
幸せのなり方ってさ、今すぐ幸せだって。
それで、これを歩いて続けていけばいいの。
そうすると不思議なことがいっぱい起こり出すの。
これ、波動の問題なんだよって。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
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