コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斉藤一人さん 一人さんからの初めての教え

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斎藤一人さんの教えのおかげです

 

 


一人さんからの初めての教え

「勉強になります」

私がそう言うと、ひとりさんは「ふっ」と笑って、

「あ、料理、冷めないうちに食べな」

「はい。いただきます」

私は焼き鳥を一口食べ、「でも、今の話、本当に良かったです」

「そうかい。いや~、この前ね、商人は嫌だって言ってる奴がいたんだよ。

で、理由を聞いたら、商人は100円でも頭下げなきゃなんないから嫌だって」

「100円の価値がわかってないから、そんなことが平気で言えるんですよね」

私がそう言うと、一人さんは、

「それもあるけど。

でも、俺が言いたいのは、そういうことじゃないんだよ」

「えっ?」

「商人ってのはな、お金に対して頭を下げるんじゃないんだ」

ひとりさんはそう言うと、熱く語り始めました。


お客さんは、わざわざうちの店まで来てくれたんだよな。

途中に、いろんな店があるんだよ。

色々ある店を飛ばして、うちの店まで来てくれたの。

その事に対して、「ありがたい」って、頭を下げるんだよ、商人は。

だから、50円とか、100円とか、そういう問題じゃない。

心なんだ。

ありがたいって言う心なんだよ。

それを何でもお金に換算して、人間の心まで金に換算して。

ふざけんなって。
商人にはな、商人のプライドってもんがあるんだよ。

こっちは、相手が大金積んでも、人をバカにしたり、嫌な奴だったら、頭下げないんだよって。


私はドキッとしました。

ウチの店に、毎晩、入りきれないぐらいのお客さんが来るようになってから、私は心のどこかで「お客さんが来て当たり前」と思っていました。

「わざわざウチに来てくれて、ありがたいという心を、忘れていたのです。


「ひとりさん、お願いがあります。

商人の何たるかを、私に教えていただけないでしょうか」

私がそう言うと、ひとりさんは、

「俺、おがちゃんに教えることは何もないよ。

だって、場末にある店を繁盛させるほどの腕を持ってんだから」

「今、一人さんの話を聞いて、自分の中にお堀があることに気づきました。

もう一度、一から商人というものを学びたいんです」

ひとりさんは、じーっと私の目を見つめ、「本気か?、商人って、本気でやったら、こんな面白いもん、ないぞ」

「はい、そう思います。面白いです」

「じゃあ、この話だけ、いっとくな」


世の中には、「お金は汚い」と思ってる人がいるんだよ。

それと、お金儲けを「恥ずかしい」と思ってる人がいるんだよ。

だけど、繁盛してなくて儲からない店よりも、繁盛してる店の方が、お客さんから喜ばれているんだよ。

お金を「汚いものだ」と思ったり、お金が儲からないことを、さも自分がいい人だからと勘違いしてるのは、おかしいよな。

お客さんが来てくれないってことは、お客さんから喜ばれてないことだよな。

お金を嫌ってる人は、お金の方からもっと嫌われてるってこと、気づいた方がいいよ。

自分のことを嫌ってる人のところなんかに、お金だって行きたくないよ。

お金は汚いものなんかじゃないんだよ。

お金を使って、汚いことをする奴がいる、それだけなんだよ。

綺麗に稼いで、綺麗に使えばいいんだよ。

人が喜ぶ使い方をすればいいんだよ。

もし、この世にお金がなかったら、未だに物々交換だよ。

飛行機に乗るのに、リアカー何台もの、かぼちゃを持って行かなきゃなんないんだよ。

大変だろ?

そんなことをさせたくない、という神の愛なんだよ、お金とは。

神のひらめきだよ。

この事が分からないで、商人になっても、仕方ないよ。

仕事だって、絶対うまくいかないよ。


私はメモを取っていた手を止め、顔を上げて、「今の話、わかります。

俺もそう思います」

「そうか、分かってくれたか。

この事に賛同してくれるなら、俺は自分の知ってること、全部、教えるよ」

「本当ですか?

やったー! なんてついてるんだ!

是非、教えてください」

「じゃあ、今日は、もう一つ教えとくな」


健全なる欲は必要なんです

「欲はよくない」と思っている人がいるけど。

神様がつけてくれたものに、悪いものなんかひとつもないんだよ。

キリストも、釈迦も、「世界中を平和にしたい」という大欲があったんだよ。

わかるかい?

もし、人間に欲がなかったら、俺たちは、いまだにジャングルの中でゴリラみたいな生活をしてるよ。

「もっと、もっと」という欲があるから、飛行機ができたり、テレビが出来たりするんだよ。

健全なる欲は、持たなくてはいけないんだよ。

欲が悪いんじゃなくて、もし、欲を張りすぎて悪いことをする奴がいたら、そいつの性格がおかしいんだよ。

欲云々を言う前に、性格を直した方がいいよ。

わかるかい、おがちゃん。


「はい、分かります」

「今日の話はこれで終わりだ」

ひとりさんが恵美子さんに目で合図をすると、恵美子さんは会計伝票を手にとって立ち上がりました。

「あっ、恵美子さん、いいです。それは私が・・・・・・」

うすると、一人さんは、

「おがちゃん、今日は俺も、恵美子さんも、楽しかったし、勉強になったから、お勘定は、払わせてくれよ」

「あっ・・・・・・」

「じゃあ、おがちゃん、またな」

一人さんは笑顔でそう言うと、恵美子さんと一緒に店を出て行きました。

私はしばらく放心状態で、席を立つ事も出来ませんでした。

というのは、憧れの人に会った喜び、自分が知りたいと思っていたことを、こっちが聞く前から、ひとりさんはスラスラ教えてくれた。

こんな人と会ったのは、初めてだ。

という驚きと感動で、足の震えが止まらなかったのです。

一人さんの話を聞いている間、私の目から何枚ものウロコが落ちるのが、はっきり分かりました。

私は興奮のあまり、そこで出た料理の味を一つも覚えていません。

ただ、ただ、一人さんの言葉を一言も残さずにメモを取るのが精一杯でした。


本当の商人として目覚め始めた夜

ひとりさん達と別れてからもずっと、私の興奮は続いていました。

そして、ある日のこと。

その夜、私は札幌の若手飲食店経営者の集まりに出かけました。

散会となったのは、深夜1時過ぎ。

自宅に戻る途中、店の前を通りかかったところ、営業を終えた店に明かりがついています。

いつもなら、みんな、帰っている時間なのに。


私は、リーダー格の従業員の携帯に電話をしました。

「まだ、店にいるのかい」

「はい。あれ~、どうして、分かったんです?」

「今、店の前にいるからだよ」

私はそう言いながら鍵を開け、店に入ったところ、従業員達は店の売り物を食べていました。

「みんな、どうしたの? もう遅いから、帰りなよ」

声をかけると、従業員達がさっと何かを隠しているのが目に入りました。

「今、何、隠したの。見せてごらん」

従業員たちはためらいながら、注文伝票を私に差し出しました。

「なんだい、これ。どうしてみんなが、うちのもの、注文してるの?」

すると、従業員の一人が「自分たちで建てた今月の売り上げ目標まで、ちょっと足りなかったんで、自分たちがお客になって、目標を達成しようと思って」

「みんな、ありがとね。けど、そんなことしなくていいよ」

私は笑顔でそう言って、従業員を返したのですが、心の中で私は従業員達に手を合わせていました。

こんな、お店思いの従業員たちがいてくれるのに。

俺は、この素晴らしい従業員たちにふさわしい経営者にならなくっちゃだめだ。

ひとりさんについて真剣に学ぼう。

自分の未熟さを気付かせてくれた貴重な夜の出来事でした。


それにしても、いくら従業員達が売上を上げようとしてくれても、お店は常に満席。

これ以上、売上を上げるとしたら、あの子達の為にも、もう一軒、お店を出すしかない。

お店を出すには、もう一軒、お店を出すだけの器量とお金を持たなくちゃならない。

あぁ、まだまだ、ひとりさんにあって、たくさん勉強したいことが山ほどある。

 

 

追伸 200歳まで生きるよ

 

私が喫茶店をやってた頃、まだ一人さんと出会ったばかりの時にみんなで「人って、何歳まで生きるのか」って話してたら、一人さん、いきなり「俺は200まで生きるよ」って言ったじゃないですか。

「えぇっ!」って、私、びっくりしたのね。

というのも、当時、世間で言われていたのは「人間の細胞寿命は125歳だ」って。


「125歳」っていうのは、何もしなくっても125まで生きる要素があるって事なんだよ。

それが、紙でお尻を拭かなきゃいけないような、腸を汚すようなものを食ってるとか、体に悪いことしてると縮まっちゃうんだけど。

ただ、「125歳」っていうのは、体にいいことをする、ということを前提においてなんだよな。


いいことをすれば寿命が伸びるから、200まで行けると。


うん。

それで、昔は100年かかってた研究は、ちょっと前に10年で研究できるようになって、今はもっと進んできちゃってる。

今は、うんと昔と比べたら、一年で100年分の研究ができちゃうんだよ。

そうすると、これから何が開発され、何が発明されるか分からないのに、勝手に「人生80年だ」とか決めちゃうのは、つまんないじゃないか。

200歳まで若々しく生きると思ってるだけで人生楽しいよね。

人はこれから長生きをして、経済を学ぶんだよ。

長生きして、経済を学ぶ?

そうだよ、本来、人間の魂は二つのことを学びに、地球に出てきたんだよ。

ひとつが人間関係、それから経済。

この二つを学ぶ。

この人間関係が、昔は国家においてうまくできないので、ずっと殺しっこという戦争をしてた。

それで、21世紀に入って、魂の時代、要するに、殺しっこ止めるの。

いまだってどこどこで殺しっこやってますよって言うけど、そんなの第二次世界対戦の死傷者に比べたら、全然少ないんだよな。


地域紛争はあるけども、世界中で殺しっこするようなことは起きていないし、今後も起きないと。


そうそう。

だから殺しこの時代が終わって、大きく言って世界は経済に目覚めるようになってきたの。

いろんな形で経済を学ぶの、魂がその時期に来てる。

その時、人はこれからもっと長生きする。

なんでかって、早死にしちゃうと、経済の勉強にならないんだよ。

殺しっこしても、勉強にならない。


人間が長生きして、いろんなことを学ぶ時期に入ったってことは、手放しで喜んでていいわけではなくて。

長生きしても経済を学ばなかったら、苦しくなってくるってことでしょう。


そういうこと。

もちろん、長生きして、いいこともあるよ、山ほどある。

だけど、長生きするってことはさ、お年寄りが死なないということは、年金生活が長くなる上に、そういう年金暮らしの人が増えるんだよ。

それと、医療費ももっと増える。

このままいくとだよ。

そうすると、若者に行くって言うけど、若者は収入がそんなにあるわけじゃないから、負担は絶対に若者にはいかないんだよ。

若者は就職もできなくなってるんだよ。

就職もしてない人間に負担なんかできないんだよ。

ということは、企業に負担させるしかない。

そしたら、企業は、負担させられるんだったら海外に出てっちゃうんだよ。

一個、でかい企業が海外に逃げれば、何千人、何万人って失業者が出るんだよ。

 

 

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斉藤一人さんのお話を纏めました。

 

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