天命を考えれば、人の悪口を言わないで、いつも笑顔でいてください。
そうしていれば、お呼びがかかるんです。
- 質問1 お金を信じられれば十分
- 質問2 千差万別
- 質問3 有意義な休日
- 質問4 友達感覚
- 質問5 縁がない
- 質問6 天命
- 質問7 笑顔力の磨き方
- 質問8 魅力的な社長
- 質問9 幸せになる修行
- 追伸 「天職」の本当の意味
質問1 お金を信じられれば十分
神様を信じた方が
お金持ちになれるでしょうか?
斎藤一人さん
俺は信じてる。
神様を信じている人と、信じていない人がいると思うけど、99%のお金持ちは信じているね。
それから神様は信じられなくても、少なくとも、「お金」のことは信じていの。
ずっと前にね、「私はもう神様も何もかも信じられないんです」っていう人が来たの。
その人にこう言ったんだ。
「何も信じられないって言うけど、お金は信じられるか? この1万円札は、1万円分のものを変えるって信じられるか?」って。
それだけ信じてりゃ大丈夫。
生きていけるよ。
質問2 千差万別
本当のお金持ちになるなら
地味で質素な生活を
送った方がいいんでしょうか?
斎藤一人さん
お金持ちにも個性があるんだよ。
つまり、お金持ちが1000人いれば1000人とも違う。
だから、地味で質素な生活をしているお金持ちもいるよね。
どちらかっていうと、俺は地味なタイプかもしれないな。
でも、それが好きなんだから仕方ないよ。
俺は下町に生まれて、下町の生活が好きなの。
定食屋でご飯を食べるのが大好きなの。
俺は一流ホテルのフランス料理も毎日食べられる。
だけど、選びに選んで一流ホテルを蹴ってまで、下町の定食屋にいるんだよな。
そうすると、「そんなにたくさん稼いだお金、使い切れないんじゃないんですか」っていう人がいるんだけど、それってね、最高の贅沢なの。
だって、死んだら、お金って持っていけないんだよ。
だから、生きているうちは、一生懸命働いて、税金を日本で一番たくさん払って、死ぬ時には、一番たくさん置いて行くんだよ。
わかるかい?
すごいお金持ちのまま死んでいくんだよ。
かっこいいだろう?
俺みたいな考え方の人って少ないから、変わり者なの。
大抵は出世するとした町を捨てて出て行っちゃうんだよ。
だけど、俺はいつまでも気分は下町の兄ちゃんなんだよ。
根っから下町が好きで、俺に言わせると「ビバリーヒルズより下町が最高」なんだよ。
「どれが正しいんですか?」って、それは、あなたのお金だからあなたの好きなようにすればいいの。
一銭も使わないで、1日でお金を数えていたかったら数えていればいい。
使いたければ、使えばいい。
俺は自分のお弟子さん達に「お金を使え」って言う方だけど、俺自身を使わないんだよ。
何故かっていうと、欲しいものがないんだよ。
全然ないの。
だから、たまに欲しいものが見つかると、本当に嬉しくなっちゃうんだよ。
面白いだろ?
普通の人はね、欲しいものがあるからがんばるの。
俺って欲しいものがないのに仕事しているんだよね。
変わり者なんだよ。
お金持ちと大概の人っていいばりだす。
でも、俺はお金持っても威張ったこと一回もないの。
威張る気もないのに仕事してるの。
だから相当の変わり者なんだよね。
じゃあ、「何で仕事しているんですか?」って聞かれたら、仕事は難しいから。
世の中で一番難しいものは、お金儲けだと俺は思っている人なの。
お金だけは、子供から大人までもらうと喜ぶ。
東大は目指している人と目指していない人がいる。
だけど、お金が全員欲しいんだよ。
ということは、約1億2000万人がお金を得ることを総出で競争しているって事なんだよ。
人に喜ばれながら儲けるって、すごい難しいんだよ。
難しいから、面白いと思っている。
俺はそういうふうに生まれついちゃっているんだよ。
だから、別に何か欲しいものがあるわけじゃないんだよね。
税金をごまかす気もないのは、払うのが当然だと思っているから。
お金を儲けることが楽しみなんだよ。
この難しい問題をどうやってサラッとやるか。
額に汗かかず、苦労顔もしない。
人が驚いて、「こんなに難しいことを、どうやってやったんです?」というぐらい、さらっと片付けちゃうんだよ。
そうすると気分がいいんだよ。
俺の作ったまるかんという会社は、日本中の優秀な大学を出たすごい人間を集めたんじゃないんだよ。
喫茶店で知り合ったまゆみちゃん達と「ここにいるたった10人の仲間で天下を取れる事って何だろう」と始まった。
それで、こうしてここまで来たんだよ。
まだまだ天下を取って行くんだよ。
俺にとってはわくわく楽しくてしょうがない。
それが面白くてやってるんだよ。
俺のいる本社は、パソコン一つないんだよね。
「インターネットがなくなっちゃう仕事にならない」って言われると、「じゃ、なしでやってみよう」って思っちゃう。
わざと難しくする癖がある。
難しいことを汗もかかずにさらっと片付ける。
それが俺にとっては「最高のレジャー」なんだよね。
質問3 有意義な休日
休日にやることがなく、
無駄に過ごしているしまっている
気がします。
休日をどんな風に過ごせば、
有意義になりますか?
斎藤一人さん
斎藤一人さん流に言うとね、一年365日、ずっと仕事してるの。
日曜日もなきゃ、今日が何日かもわからないの。
ドライブに行っても、温泉に入っても、仕事のこと考えてるの。
仕事は楽しくてしょうがないの。
一番好きなことだから、逆を言うと「一年中遊んでる」ようなもんだな。
斎藤一人さんが「仕事を辞めろ」って言われるのはね、魚が「泳ぐな」って言われるぐらい辛いんだよ。
俺が一番好きなのは仕事、2番目が女、3番目がお酒だったんだけど、最近飲めなくなったから、3番目も仕事だな。
好きなことが二つになったってことは、俺もいよいよ、さらに悟りに近づいてきたってことだな。
質問4 友達感覚
夫婦仲良く過ごすのに、
こういうところに
気を付けた方がいいという
何か秘訣があったら
教えてください。
斎藤一人さん
まず、秘訣を教えると「仲良くしようとしない」ことだな。
それ自体に無理があるから、普通ならいいの。
普通で100点なの。
仲の良い夫婦は仲がいいんじゃないの、「仲の良いふりをしている夫婦」なんだ。
「仲の良いおしどり夫婦」って言われている夫婦の旦那さんがいなくなっちゃったり、奥さんが逃げちゃったりするのは、演技に疲れるから。
長くいれば友達感覚なの。
もっともっとを望むより、普通でいいんだよ。
質問5 縁がない
お互いに思い合っているのに、価値観の違い、勘違い、すれ違い、喧嘩が多く恋人と別れてしまいました。
相手を幸せにしたいと、お互いが思っているのに、うまくいかない時は、何が原因ですか?
斎藤一人さん
縁がないの。縁があると、毎日喧嘩していても、一緒に居てるんです。縁がないんですから、仕方がないです。
別れたまんまでいいんです。男と女というのは、毎日叩き合いしていても、最後まで居てる人はいるんです。
ちょっとしたことですれ違って、別れる人がいてます。
質問6 天命
天命って何ですか??
斎藤一人さん
ここに生まれてくる前に、約束してきたことがあるんです。
こっちの世界、人間界に行けば、私はこういうことで頑張ってきます。
そういうお約束があるんです。
天の約束事が天命なんです。
天命というのをどうしたらわかるかというと、天命の方に向かうと、ワクワクするんです。
楽しくなるんです。
周りがこっちだよと言っても、自分が違うほうに行けば、楽しそうな気がする。
そうするとそっちの方に行けば、まずは間違いないんです。
不思議でしょう。
楽しい方に行けば、成功するようにできてるんです。
人に相談してはだめですよ、他の人はワクワクしません。
そんなことよしなさいと言うに決まってます。
人それぞれ天命が違うんです。
天命に従って生きていると、何でも成功するようにできてるんです。
斎藤一人さんは英語で言うと、歌はあんまりうまくないんです。
歌はあまりうまくないんですが、斎藤一人さんが、心の底から歌手になりたいと思います。
そうすると、ワクワクするんです。
そっちの方に行くと、そこで知り合いになったり、一生付き合える人と出会ったり、いろんなことをして、人生は成功するんです。
歌手にはなれないか分からないんです。
ただなぜか成功するんです。
だから人間には失敗がないんです。
本当はもっと良い学校に入るはずだった。
でも入れてくれなかった。
その時に、入学させてくれない学校を、良い学校とは言ってはいけません。
入れてくれた学校が、良い学校なんですよ。
もっと良い学校にに行けたのにと思っても、あなたのことを入れてくれなかったんですから、あなたにとって良い学校は、入れてくれたところなんです。
そこに行くと、良い友達がいたり、良い人に出会えるんです。
天命を考えれば、人の悪口を言わないで、いつも笑顔でいてください。
そうしていれば、お呼びがかかるんです。
お呼びというのは、これがすごいんです。
蚊が増えてきましたから、殺虫剤をまくので、人が足りません。
これがお呼びなんです。
それで夏の暑い日に、麦わら帽子をかぶって、殺虫剤をまいてますよね。
そうするとどういうことが起きるか、そういうのに出てくる人は、良い人なんです。
自分が得にならなくても、周りの人が蚊に刺されたら、可哀想です。
子供達が、蚊に食われたら、可哀想だから、大切な休みに、殺虫剤をまいているような人は、良い人なんです。
自分の得にならない人としか付き合っていれば、心が荒んでしまうんです。
ところが、そういうようなことをする人は、愛がありますから、そこで愛のある人と出会えるんです。
お呼びというのはすごいことが起きるんです。
神様のお呼びだから、すごいとあまり期待しない方が良いんです。
それよりも些細な事なんです。
ゴミ集めとか、ゴミの分別頼まれたとか、そこからだんだん始まるんです。
それが嫌だと言ってる人間には、次のご褒美は来ません。
でも最初は簡単なことから始まるんです。
難しいことからは始まりません。
天命でお役に立つ話というのは、心がウキウキする方に行くんです。
するとそこで、隣の人がウキウキするんです。
親がウキウキするんです。
自分がウキウキすることと違うことをすれば、天命から外れるんです。
質問7 笑顔力の磨き方
いつも楽しくて、ためになるお話をありがとうございます。
商売、仕事、人間関係など人生で成功するための笑顔力の磨き方、顔の艶の重要性、やる気の高め方、頑張る力の高め方、そういうことについてお教えいただきたく存じます。
質問は以下の通りです。
1.笑顔力の磨き方について、斎藤一人先生は、ご著書の中で笑顔の開運力を紹介されてお られます。
今の時代に、なぜ笑顔は大切なのでしょうか?
またぶすっとしている顔をしていると、運が下がり、上機嫌な笑顔を浮かべると、運が上がるのでしょうか?
斎藤一人さん
笑顔にしていると、なぜ良いのでしょうかと、よく聞かれるのですが、誰でも笑顔が好きなんです。
それと神様も笑顔が好きなんです。
笑顔にしていると、絶対に得ですから、してみた方が良いですよ。
質問8 魅力的な社長
私は若い服を販売する社長です。
スタッフは大体18歳から28歳で、デパートなどで勤務しており、直接目で見ての管理はできておりません。
斎藤一人さんだったら、どのように指導されますか?
斎藤一人さん
女性の社員というのは、社長に惚れていれば良いんです。
惚れた人のためには、一生懸命にするんですから、魅力的な社長になった方が良いですね。
社員が全員社長に、惚れていれば良いんです。
質問9 幸せになる修行
斎藤一人さんのお金の使い方について、教えてください。
金は天下の回り物といいますが、私の所に一向にに回ってきません。
知人に聞いたら、お金の使い方、与え方がうまいんですと答えてくれました。
この人の言うことが100%正しいとは思ってはいませんが、確かに自分のお金の使い方を振り返ってみると、お金の使い方が下手だと思います。
何に使ったかがわからないうちに、お金が減っているからです。
お金の使い方が上手くなれば、お金に対する考え方も違ってくると思います。
よろしければ、斎藤一人先生のお金の使い方、お金の使う時の気持ちや、お金の使い方が上手くなる言霊があれば、教えていただければ幸いです。
斎藤一人さん
人はお金が入ってくるとか、入ってこないというのがありますが、親が死ねば、莫大な遺産が入ってくるとか、親戚にそういう人とかがいれば、見渡せば分かるんです。
だけどそうではないんだとすれば、自分が稼ぐしかないんです。
だから私の所に入ってこないんだとすれば、もうちょっと高いお給料の所に行くか、独立するか、それしかないんです。
ほとんどの人はそういうことをしないように生まれついてるんです。
勇気とかそういうのではなくて、その中で幸せになる修行なんです。
だからその事をよく考えて、自分が自分なりの幸せのなり方を研究しないと、面白いんですが、人間は自分の振動数を上げて、会社の中で人の振動数を上げて、要するにみんなに喜ばれる人間になると、どこに行ってもだんだん、だんだん出世するようになってるんです。
だからそこの場所で上手く行くようになってるんです。
だから自分が機嫌良くして、人が機嫌を良くなるようにすれば、可愛いねとか言われるんです。部長いつも頑張ってくれてありがとうございます、社長今月お給料もらってありがとうございます。
お掃除の人にお掃除してくれてありがとうございます。
上から下まで周りにいる人って何人もいないんです。
出会った人にプレゼント、笑顔のプレゼントとか言葉のプレゼントとか、誕生日に花一本あげるとか、そういうことをしているとそこから上手く行くようになってるんです。
だから自分の定めを無視した考えよりも、自分はこういう定めなんだ、私はお金が入ってこないんだ、お金が入ってこなくても、笑顔でいることは出来るんです。
今までずっと生きてきたんですから、機嫌よく生きることは出来るんです。
だからそのことをちゃんと考えた方が絶対に上手くいきます。
追伸 「天職」の本当の意味
「天職」という言葉があります。
実は多くの人は「天職」という言葉の、本当の意味を誤解しているかもしれません。
「天職」とは、「自分の性質にぴったりの仕事」だと思っている人が大半でしょう。
「だから、天職を探さなくてはいけない・・・・・・」
と思っている人もいるでしょう。
でも、「天職」の本当の意味は、そうではないのです。
「天職」というのは、「もし自分が神様だとしたら、この仕事をどうやってやるんだろう?」と考えながら仕事をすることです。
要は「大我」で、今与えられた仕事をすれば、全て「天職」になるのです。
例えば、あなたがレストランのコックに見習いとして入って、最初に「皿洗い」を担当することになったとします。
「こんなにたくさんのお皿を洗うのは、大変だな。
ちょっと手を抜いて、すすぎを短くしよう。
ちょっとぐらい洗剤が残っていても、そんなの客にわかりやしない」。
そう思いながら仕事をするのは、「小我」で仕事をしているということになります。
これは、命じられたことを手抜きしながらやっているに過ぎず、「天職」だとは言えません。
また、こういう気持ちでお皿を洗っても、ちっとも仕事が楽しくないのです。
「もし、神様が皿洗いを担当したら、どうするんだろう?」と考えてみましょう。
すると、「きっと神様だったら、びっくりするほどピッカピッカにして、お客さんを驚かせるだろう。
お客さんは『さすがはプロの仕事だ!!』と感心して、今夜の食事をますます楽しんでくれるだろう・・・・・・」
と思いつくでしょう。
また、「もし神様だったら、お客さんの健康のためにも、洗剤は一滴も残さず、綺麗に洗い流すだろう」とも思うでしょう。
このように「もし神様だったら」と考えながらお皿を洗っていると、仕事がものすごく楽しくなります。
この考え方こそが、「大我で仕事をする」ということです。
今自分に与えられた仕事を、「大我」でやっていくこと。
これこそが本当の「天職」なのです。
よく、「私の天職は何だろう?」と悩んだり、
「私の天職は他にあるかもしれない・・・・・・」と仕事をくるくると返る人がいます。
でも、「天職」は探さなくてもいいのです。
自分の今やっている仕事を「天職」にすることは、今日からでも出来るのです。
ちなみに、今、あなたがやっている仕事は、「天に呼ばれた仕事」です。
その仕事には、あなたにとって、必ず何かの「学び」があります。
だからこそ、その仕事に就くことになったのです。
天に呼ばれた仕事を、「大我」でせっせ、せっせと行って自分で「天職」にしていく。
これこそが本当の「天職」です。
もし、他にもっと合う仕事があったとしても、今の仕事を「大我」でやっていれば、必ず天から次の「お呼び」がかかります。
「お呼び」を具体的に言うと、人から「こういうことをやってくれない」と頼まれたり、「うちの会社に来てほしい」とお呼びがかかったりするのです。
こうやって、「お呼び」がかかった仕事を、次々と「大我」でやっていると、いい人と出会ったり、チャンスが巡ってきたりと、あなたにとって「いいこと」ばかりが連続して起こるようになります。
何度も言いますが、この話のポイントは、「神様だったら、どんな風に?」と常に考えながら仕事をすることです。
個人の意思で仕事をすると、「どうしたらもっと楽できるかな」とか、「これは大変だから、手を抜こう」とか、ろくなことを考えません。
ちなみに私は「もし、神様が、健康食品の会社をやるとしたら、どんな風にやるんだろう?」と思って、「まるかん」という会社を作りました。
「神様だったら、どんな風に?」と考えた時に、「きっと、人が本当の意味で健康になるには、『体の栄養』と『精神的な教え』の両方を伝えるだろう」と思ったのです。
「神様だったら、どんなふうに?」と考えながら仕事をしていくと、なんだかワクワクして、毎日の仕事が楽しくなります。
また、自分が考えたとは思えないような、ひらめきやアイデアも溢れ出てくるようになります。
それこそが「大我で仕事をする」ということ。
「大我」で仕事をした日から、あなたの仕事は「天職」になるのです。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お世話になっております。
Youtubeのチャンネル登録よろしくお願いします。
我が儘勝手で申し開きも御座いません。
上記の赤色のボタンを押してくださいね。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。