目覚めたら今日も一日美化しよう!!
美化法則
最近、一人さんは目が覚めると、こう思うことにしているんです。
「よし!今日も1日、美化して生きよう」
「美化」というのは、部屋をせっせと掃除することではないんだよ。
「自分に起きたことを、そのまま受け止めず、ほんのちょっとよく上乗せして受け止めること」
これが、私の言う「美化」なんです。
例えば、会社で仕事をしている時に、ちょっとしたことでガミガミ言う上司がいるとするよね。
そうしたら、こう思うんです。
「あの人は、私をビシビシ鍛えて、最強のサラリーマンにしてくださっているんだね。
ああ、ありがたいな」
仕事が終わって、疲れて家に帰った時、奥さんが「待ってました」とばかりに、あなたの「興味の持てない話」をまくし立ててくることがあるでしょう。
「うちの猫にノミがいっぱいいる」とか、「アイドルがどうした」とか、「ブランドの新作のバッグがどうした」とか・・・・・・。
それであなたは奥さんの話を、笑顔のままでじっと聞きながら、こう思えばいいのです。
「奥さんは、私に、どんなジャンルの話でも、じっと耳を傾ける修行の機会を与えてくれているんだね。
これで仕事のクレームが来ても仏の笑顔で話を聞くことができる。
ああ、ありがたいな」
とにかく、そのままを受け止めないことです。
これが美化のコツなんですね。
私たちが、この世に生まれてきたのには、理由があります。
それは、「この世で魂のステージを上げて、もっと素敵になって、あの世へ帰ること」。
そういうお約束を、生まれる前に、神様として来ているんだよね。
あなたが「もっと、素敵になるため」には、物事をそのままで受け止めてみたらダメなんです。
そのままを受け止めていたのでは、「普通の人」。
「普通の人」のままでは、神様との約束は果たしたことにならないからね。
「素敵な人」とは、「どんな状況を与えられても、なんでも美化することができできる人」。
だから、「美化」とは、「素敵な人」になるための訓練なんですよ。
さて、猫の話を読んでいる人の中で、「一生懸命、相手を美化していると、ひょっとして、相手が変わってくれるのかしら?」と思った人がいるかもしれません。
そんな期待を裏切るようでごめんなさいなんですが、正直に言って、美化したところで、相手は何も変わりません。
相手は変わりませんが、あなたの心が変わります。
美化していると、心の中に「素敵な波動」が広がって、サイダーを飲んでだ時みたいに、スカッと爽やかになっていくのです。
美化していれば、相手のことも悪く思わないで済むし、自分も楽しい。
美化している自分は、なんだかとても「いい人」に思えて、自分のことをますます好きになるんです。
そして、美化には、さらに「いいこと」があります。
どんなことが起きても、「美化しよう」としているあなたは、周りの人からすると、「すごく素敵な人」に見えるんだよね。
「こんな大変な状況なのに、相手のことを悪く言わないなんて、本当に偉いわねよ」とか。
「あんな難しい人のそばにいるのに、相手のいいところだけを見ようとするなんて、すごいわね」とか。
そんな風に周りの人は、あなたのことを「すごい人ね」とか、「素敵な人ね」と思って、応援するようになるんです。
だって、そうでしょう。
「本当の事なんだから、悪口を言って、何が悪いの?」と悪口をダラダラと垂れ流している人がいいけれど・・・・・・。
悪口言って、「聞かされている人」も辛いんですよ。
それよりも、自分に起きたことを、少しでも良く受け止めようとしている人。
そして、一生懸命「美化しよう」としている人。
そういう人がそばにいると、なんか心強いし、その人から「光」が伝染してきて、気持ちも明るくなる。
だから、そういう人って、たまらなく魅力的なんだよね。
そういう人を、人は応援したいと思うんだよね。
あなたは「美化委員長」になりましょう。
率先して「美化活動」をやってみてください。
あなたの人気は、「うなぎ登り」に上がっていくでしょう。
パートナーとラブラブでいる方法
お互いに必要なのは「緊張感」。
女の人に、「どういう男性がタイプなのかい?」と聞くと、ほとんどの人は、こう答えます。
「私、浮気しない人が好きなんです」
ところが、男の人がいつも一緒にいてくれて、相手がまとわりつくように自分から離れないと、女性はこう思うことでしょう。
「この人、うざったいな。
たまにはどっか行ってくれないかな・・・・・・」
女心というものは、誠に勝手なものですね。
では、男がどうしたら、女性は魅力を感じてくれるようになるでしょうか?
それは「緊張感を持たせることを」。
男は、意味での「浮気っ気」を亡くしたら駄目なんです。
「浮気っ気」というのは、実際に浮気することではありませせん。
女の人からいつもモテていて、「いつでも浮気できそうだ」という雰囲気があることなんだよね。
「お前しか見ていないからな」と男が言って、女性が嬉しいのは最初だけなの。
実際、そうだと、うざったくてしょうがないんだよね。
女の人って、向上したい生き物なの。
自分をいつも向上させてくれる人が、大好きなの。
それでは、そういう男だったら、他の女性からも人気があって当然だよね。
だから、「相手が浮気をしないように、自分のうんと綺麗でいよう」となって、お互いが向上していくんだよ。
男と女の間には、いい意味での「緊張感」が必要なんだよね。
これが、一人さん流の「パートナーとラブラブでいる方法」だね。
成功するための秘訣
世の中は「運」と「実力」の両方がいるんです。
世の中って、「運」がないと、上がってはいけません。
だけど「実力」がないと、上がっても、落っこちちゃうんです。
トランポリンと同じで、ポーン!と飛び上がっても、空中にそのままずっといられませんよね。
だから、「運」と「実力」の両方がいるんです。
だけど、俺がお弟子さん達と出会った時に、「みんなは運がいいんだよ。だって、俺と出逢うたんだから。
俺が全部、手伝ってやるから。
だから、実力なんて、いらないんだよ」って言ってきたんだよね。
「あなたは運がいいんだから、楽しくやってな」って言っているうちに、仕事でもなんでも、実力は後からついてくるんです。
人って楽しければ、努力するんだよね。
麻雀と同じで、楽しけりゃ、徹夜でもやっているよね。
だから、相手がまず喜んで、楽しくなるようなこと言ってあげればいい。
「俺と出逢ったから、君は運がいいんだ」
相手がワクワクする言葉を、まず言ってあげることが大事なんだよ。
みんなの人を育てようと思ったら、「実力がいるから、努力しろ」って言っちゃだめなんだよ。
これが人を潰しちゃうんだよ。
「俺に逢えたんだから、君はすごく運がいいね!」
「私に会えたんだから、あなたはもう大丈夫だよ!」
そこから始めて、一緒に楽しくやっているうちに、必ず相手に実力がついてくる。
このことを、どうか覚えていてくださいね。
「バランスの法則」
ずっと成功を続けるために知っておきたいこと
さて、今からお話しすることは、あなたが成功を続けるために、とても大切なことです。
わかりやすい例にして、お話ししますね。
数年前に、ある女子のマラソンランナーが、オリンピックで金メダルを取りました。
この選手がすごいがんばって、努力して、金メダルをとったんです。
すると日本中で、彼女のことが話題になりました。
マスコミは「国民的ヒロインだ」とか、「スポーツ界の救世主だ」みたいな報道をして、みんなで彼女の活躍を喜んだんだよね。
ところが、ここまでは良かったんですが、その後、彼女に対して、物凄いバッシングが始まったのです。
彼女の言動を、「生意気だ」って言ったり、周囲の人との確執を噂したり、「なんで、ここまで叩かれなきゃいけないの」っていうぐらい、それはひどいバッシングでした。
でも、よく考えてみると、彼女はただ「マラソンが強かった」っていうだけなんです。
「国民的ヒロインだ」とか、「スポーツ界の救世主だ」と言ったのは、本人ではなくて周りの人なんだよね。
彼女のように、何かのジャンルで活躍して、急に有名になると、自分の実力以上に、周りの人から「すごい!」って思われちゃうことがあります。
例えば、「100のもの」が、有名になった途端、150とか200ぐらいに世間で評価されちゃうことがある。
さて、ここからが大事な話なんだけど、そうなってしまうと、ある「宇宙の法則」が働きます。
どんな法則かというと、その人の「本当の実力」のところまで、戻そうとする力が働くんです。
このことを『バランスの法則』と言います。
言ってみれば、振り子がギリギリまで振りすぎちゃうと、元の場所に戻ろうとするよね。
あのような感じに似ています。
人って、出世すると、「妬み」や「嫉み」を必ず受けるように言われています。
でも、「妬み」や「嫉み」じゃなくて、本当は「バランスの法則」が働いているだけなんです。
この「バランスの法則」を知っていれば、何かで成功して、うんと周囲から褒められた時に、「あっ、このままだと『バランスの法則』が働いて、元へ戻そうとする力(避難やパッシングなど)が働くな・・・・・」と気づくことができる。
この気づきが、その後の人生を左右するんです。
追伸 一人さん流・与えたものは戻ってくるルールとは?
Q人を導くときに意識している事ってありますか?
斎藤一人さん
あるとしたら、愛だよね。
Q愛なんですね。
斎藤一人さん
そこに愛があるのならね、相手は良くなるんだ。
それが、日本人らしさの愛としての「アイ」ね。
でも、英語の「アイ」は「I」だから、自分のことを意味するんだよね。
まずは、自分ありきということ。
でも、だからといって、日本人の愛は自分を犠牲にすればいいという意味でもないんだよ。
やっぱり、自分のことは大切。
だって、人にばかりご飯を食べさせてあげて、自分は食べなかったら3日ともたないでしょ。
だから、人に尽くすばかりだと長続きしない。
でも、もし、本当に人のためになることをやっているのだとしたら、それはきっと、自分にもプラスになっているはずなんだ。
この宇宙には「バランスの法則」っていうのがあるんだよ。
例えば、もし俺があなたに何かをしてあげたとしよう。
その時、あなたばかりにいいことがあるのなら、実際にはあなたにもそのことはほとんどプラスにはなっていないんだよ。
それは、俺が恩着せがましくやっているだけのことなんだ。
「たくさん世話をしたのに、あいつは感謝もしない」なんて心で思っていたりするのかもしれないよね。
でも、そんな時は、実際には俺の方も大したことはしてあげてないはずなんだ。
一方で、俺がただ無償の愛で、全力を尽くしてあなたに何かをやってあげたとする。
もちろん、見返りなんか何も期待していない。
そんな時には、あなたにだけ何かいいことがあるように見えても、実は俺にもたくさんのものが戻ってきているんだよ。
Qなるほど。そうすると、一人さんのおっしゃる「バランスの法則」とは、与えた相手からの戻りなど期待していない時に発動するんですね。
斎藤一人さん
そうだよ。さらには、それが無償の愛のもとで行われるものなら、与えた方の側ももっと戻りは大きいんだよ。
例えば、木霊ってわかるかい?
「おーい」って山に向かって叫ぶと、音が辺りに反響して、叫んだ時よりも大きな響きで「おーい」という木霊になって返ってくるよね。
だから、もし、何か叫んだつもりでも、木霊が返ってこないなら、最初から声は出していなかったというわけだよ。
つまり、何かを差し出したつもりでも、実は、そうではなかったり、あと、その人の役には立っていないことだったりするんだ。
Qそうなんですね。でも、どちらかと言うと、日本人は会社や組織なんかにおいて、自己犠牲を強要されると言うか、自分という存在を押し殺してまで組織に尽くすような姿勢をよしとするような雰囲気もあったりしますよね。
斎藤一人さん
本来ならうまくいく組織には、自己犠牲何かありえないんだよ。
それは、その本人が苦しんだりするし、それに無償の愛でもないからね。
でも、俺がお弟子さんに何かを無償の愛でやってあげたとしたら、その方帰ってくるのかもしれないし、その人を介して別のことで何かが戻ってくるのかもしれない。
どちらにしても、目には見えなくても、プラス・マイナスのバランスを考えるなら、最終的には俺の方にもそのことがプラスになっているんだよ。
だから、もし、人に尽くしているようでも、何か損していると思う人がいるなら、その人は、相手の役に立っていないことをやっているんだ。
それは、神の摂理じゃないね。
Qでも、中には、もらうことばかり、与えられることばかりを当然と考えるような人もいますよね。
だからかもしれないけれど、何かを与える時には、きちんとお返ししてくれる人だけに与えるっていう考え方の人も結構いると思うんです。
一人さんからしたら、そんな人はケチな人ということになりますか?
斎藤一人さん
そんなことはどうでもいいんだよ。
本当に与えたものが役に立っているのなら、きちんと帰ってくるんだから。
神は、ただ働きをさせないものなんだよ。
その人から何のお礼をもらわなくても、別のことでいいことがひらめいたり、運が上がったりするんだから。
Qなるほど。それにしても、僕は確実に、一人さんからたくさんのことを頂いている気がします。
斎藤一人さん
うん、そうだね。どうぞいただいてください。
でも、俺にも同じようにあなたが受け取っている以上のものが戻ってきているんだよ。
Q でも、まだ僕は今のところ蕎麦をご馳走するくらいしかお返しができていないから。
斎藤一人さん
いいんだよ、それで。
でも、もし、あなたのファンが100人増えたりすると、俺のファンも100人、いやそれ以上に増えちゃうの。
だからね、人に何かを与えることは、一法通行ではないんだよ。
Q与えたものは戻ってくる、というルールも一人さん流なら、そこに無償の愛があるかどうか、ということがポイントなんですね。
斎藤一人さん
そう。あなたが今、やっていることに愛はありますかって、いちいち問いかけるといいよね。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お世話になっております。
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我が儘勝手で申し開きも御座いません。
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