一粒のお米から、稲穂がたわわに実るのと同じなんです。人の思いは万倍に増えるんです。これを「一粒万倍」と言います。
質問1 あぶく銭
金運やくじ運をアップするためには、良いコツはあるのでしょうか?
斎藤一人さんのお知恵を貸していただければ幸いです。
斎藤一人さん
面白いのですけれど、お金持ちになると金運もくじ運も上がるんですよ。
「類は友を呼ぶ」ということわざと同じで、お金もお金があるところに寄ってくるのです。
だから、あなたが貯金をしてお金が貯まりだすと、金運もクジ運それに比例するように上がります。
でも、宝くじに当たったお金持ってあまり聞いたことない?
それはね、お金持ちの人はすでにお金をたくさん持っているので、宝くじを買う必要がないので買わないからです。
不思議なことに、宝くじが当たった人でずっとお金持ちでいられる人はあまりいません。
なぜなら、あぶく銭だから。
大金が舞い込んでも使い道が分からないとお金がどんどん出ていったり、お金を盗られたり、強盗に遭ったりというニュースもよく耳にしますよね。
結局、お金を持ち続ける術もない人のところにお金は来ないのです。
金運を上げたいなら、お金があなたのもとに寄ってくるようにお金を貯めることから始めましょう。
質問2 思い違い
思いがすぐに叶う人と、叶わない人の違いって何でしょうか?
お教えいただければ幸甚です。
斎藤一人さん
多くの人は起こったことに「一喜一憂」したり、起こったことに対して「これは得だ」とか「これは損だ」と思いますね。
斎藤一人さんは中学校しか出ていないけど、起こったことに対して全て「得だ」と思ってるんです。
そうすると、得な結果が出てくるんです。
だから「中卒が得か、それとも大卒が得か」という話ではないんです。
「それが得だ」と思っているかどうかの「思い違い」なんです。
斎藤一人さんは「お金には不自由しない」と思っているし、「女性にも不自由しない」と思ってるんです。
それが、現実となって起きるんだよ。
では、思えば何でもすぐに叶うかというと、そうではないんだよね。
思ってすぐに叶う人と、叶うまでに忍耐が必要な人がいるだけなんです。
なぜそうなるのかというと、心の中に間違った考え方とか、悪いものが溜まっている人は忍耐が必要なんですね。
例えていえば、コップの中に泥水が溜まってるとするよね。
そこに少しずつでもポタポタときれいな水を入れると、すぐには綺麗にはならないけど、いずれはきれいな水で満たされるんです。
それと同じなんです。
時間がかかるんですね。
斎藤一人さんが天国言葉でも、「100回言いな」とか「千回言いな」とか入っているのはそういうことなんです。
天国言葉.......
「愛してます」
「ツイてる」
「嬉しい」
「楽しい」
「感謝してます」
「幸せ」
「ありがとう」
「許します」
天国言葉使って、「思い」を浄化するんです。
質問3 財布
お金を貯めるには、どんな財布が良いのでしょうか?
斎藤一人さん
どんな財布がいいかは謎ですけれど、自分が良いと信じていて、持っていると自分がご機嫌になれるのなら、それでいいんじゃないでしょうか。
ただどんなにお気に入りの財布を使っていたとしても、いつも、なかには小銭しか入っていないようでは悲しいですよね。
問題は、中にいくらお金が入っているかです。
自分のお気に入りのお財布に、お札がピシッとたくさん入っているところを想像してください。
そして、いっぱいお札を入れられるように、一生懸命稼ぐこと、貯金すること、頑張ってくださいね。
だって、お財布は、働いてくれませんからね。
質問4 一粒万倍
どんないいことを思っても、嫌なことが起こるのはなぜですか?
お教えいただければ幸いです。
斎藤一人さん
人の思いは、拡大します。
「これくらいのことは問題ないだろう」と思っていても、それが拡大して悪いことが起こるんです。
逆に「これくらいのことでは、いいことなんか起きない」と思ってることでも、すごくいいことに拡大することもあるんだよ。
一粒のお米から、稲穂がたわわに実るのと同じなんです。
人の思いは万倍に増えるんです。
これを「一粒万倍」と言います。
だから、「何を思うか」って、とても大事なんだよね。
いつも自分の心の畑に「いい思い」のタネを蒔いていると、必ずそれはいい形で実ります。
でもたまに「こんなはずじゃなかった」ということが起きるよね。
これは昔、あなたが蒔いた種が原因なんです。
今起きていることは、実はあなたが以前に蒔いた種が実った結果なんです。
蒔かないものは、実らないんだよ。
アサガオの種をまいて、ひまわりが咲くことはないのと同じなんです。
人は、必ず自分の蒔いた種からできたものを刈り取らないといけないし、自分の蒔いた種からできたものしか刈り取ることはできないんです。
誰かに代わって種をまいてもらうことはできないし、他人が蒔いた種からできたものを収穫することはできないんだよね。
影響力のある人は、知らないうちに多くの人の畑に種をまいているように見えるけど、そうではないんです。
その人のことに共鳴して、あなたが「素晴らしい」と思ったことを、自分の畑に蒔いたんだよ。
他人の畑に、種をまくことはできません。
だから、どんなにいい話をしても、共鳴しない人には良い種の蒔きようがないんです。
斎藤一人さんのお弟子さん達でも、斎藤一人さんから同じ話を聞いてもそれぞれ受け取り方が違うから、微妙に蒔く種も変わってくるんです。
そうすると結果も微妙に変わってくるんだよね。
今起きていることはすべて、あなたが蒔いた種が実った結果なんです。
自分で蒔いた種からできたものは、自分で刈り取らないといけないんですね。
質問5 祈願成就
願い事が叶った場合のお礼参りで、宿泊を伴う遠方の神社に願掛けをしました。
その後その願いがかなった場合、やはりお礼参りには行かなければならないのでしょうか?
斎藤一人さんのお考えをお教えいただければ幸いです。
斎藤一人さん
例えば地方でお願いしてかなった場合は、そこへ行きたければ行けばいいんです。
旅行先で願って叶った場合は、行きたければもう1回行けばいいんです。
行かなければならないということはないです。
近所でありがとうございます。
天に向かってお願いありがとうございますで全然問題はありません。
あんまり堅苦しく考えるとするのが嫌になります。
もっと気楽に、日本の神様は罰を与えるようなことはしませんから、気楽に楽しく行った方が良いと思います。
質問6 気楽に
神社での心構え、神社でお参りする際の心の在り方について、ご教示いただければ幸いです。
神社は家内安全や試験合格、良縁成就など多くの人が願い事をの成就を希望して参拝すると思います。
神社とは参拝さんしてもらったことの感謝を伝える場、これからも魂を磨いて精進することを近場であるという考えもあると思います。
ケースバイケースだと思いますが、どちらの方がよりよいのでしょうか?
また斎藤一人さんはどちらの立場で参拝していらっしゃいますでしょうか?
お教えいただけましたら幸甚です。
斎藤一人さん
斎藤一人さんは行きたいから行く、楽しいから行く、それ以上のことはないんです。
こういうふうにしたほうがいい、ああいう風にしたほうがいいと神主さん上がりの人は言うんですが、それが間違っているというのではないですが、普通の人はもっと気楽に、数いくほうがいいと思います。
質問7 習慣化
成功している人ほど神社に行く、斎藤一人さんに代表されるされるように、社会的に成功している人は、総じて神社にお参りするすることが習慣的になっている人が多いような気がします。
最近ではそのような内容に触れた書籍が話題になるようなこともありました。
なぜ成功している人は神社参拝を習慣としている方が多いのでしょうか?
お聞かせいただければ幸いです。
斎藤一人さん
たぶん成功している人は、なんとなく行った方が良いなとか、行きたくなるとか、なんとなく呼ばれる何かがあるんです。
それで呼ばれて行くんです。
行くと心が落ち着くとか、守られてるなという気がするとか、何かもっと自然なもので、理屈ではないんです。
後で理屈を聞かれるから言いますが、最初は行きたいから行くが正しいと思います。
質問8 乾杯
斎藤一人さんのご著書の中で、食事する時は必ず乾杯すると聞きました。
それはどうしてですか?
斎藤一人さん
斎藤一人さんは食事をする時に必ず乾杯するんですね。
そうするとお店の人が何かのお祝いですかと尋ねるんですね。
いっぱい飲めることのお祝いです。
ゲームをしていて勝とうが負けようがお祝いなんです。
生きてるからできるんですね。
負けたにしても生きてるからできるんですね。
斉藤一人さんは楽しくしたいだけなんです。
小さい種も育てれば大きくなっていくんです。
どんなパーティーでも人が集まれば盛り上がりますね。
この人生は本当は面白くないんですね。
それを面白く生きて面白くしましょう。
斉藤一人さんの話は面白いですねと言う人がいるんですけども、それは一人さんが面白く話をしているだけなんです。
どんなことでも面白くして、お祭りにしていると、人生は楽しくなっていきます。
例えば会社の部長がいつも怒っているんですけど、それを何を言うか、社員であてっこするんですね。
たくさんで集まると、それだけで面白くなりますね。
面白くない人生をどうして面白くするかが、精神論なんですね。
嫌なことがないのではなくて、嫌なことはたくさんあります。
ある人が斉藤一人さんに「斉藤一人さんはいつも楽しそうですね」
そういう風に言うんですが、斉藤一人さんは全国で会社をしているので、嫌なことなどたくさんあります。
「嫌になる」と言うか、言わないかの問題ですね。
喧嘩でもなんでも、参ったしない人の勝ちなんです。
質問9 人はなぜ生まれてくるのか
私は子供の頃、「人は何で生まれてきたの」
こんな疑問を大人にぶつけてみたことがあります。
そうすると、「おかしな子だね」と言われて、ちゃんと答えをもらえなかった記憶があります。
そこで斎藤一人さんに質問です。
人はどうして生まれてきたんですか?
ご教示いただければ幸甚です。
斎藤一人さん
人は何度も生まれ変わって、魂を成長させています。
前世でできなかったことを課題にして今世に生まれ、今世にできなかったことを課題にして来世で乗り越えるんです。
ドリルの勉強と同じですね。
できなかったところをチェックしてできるようになったら、また次の段階に進むんです。
そしてどんどん魂を向上させていきます。
だから私たちは今世でどうしたら魂が成長するか、ということだけを考えて生きていればいいんです。
そうすればほっておいても神様が味方してくれます。
逆に言うと、魂が成長するように問題解決しないと、運勢が落ちていくことがあります。
問題解決の方法は千も万もありますが、その中で魂が成長する解決の仕方を選ばないと、運、つまり神様を味方にできないんです。
それで、魂が成長するとどうなるか。
「そこまで考えてはだめだよ」斎藤一人さんは言ってます。
なんでかと言うと、これから人は何回も何回も生まれ変わって魂が成長するんだけれど、どうなるかは生まれ変わってみないとわからないんです。
今は魂が一番成長するにはどうしたらいいか、それだけを考えながら生きる癖をつけてくださいね。
質問10 かみさまとのやくそく
私はどうして、両親のもとに生まれてきたんですか?
斎藤一人さんは、ご著書の中で両親を選んで生まれてくるとおっしゃっています。
私は好きでこの両親のもとに生まれてきたわけではありません。
一体どういうことか教えていただけますか?
斎藤一人さん
斎藤一人さんは魂を成長させるためにこの世に生まれてきたと信じています。
すると、こんなことを言う人がいてるんですよ。
「俺は好きで生まれてきたんじゃない」
「産んでくれって頼んだ覚えはない」
そう思うのは自由です。
でもそんなふうに思わない方が楽ですよ。
ちなみに斎藤一人さんはこう思っています。
「人は自分が一番成長できる環境を、自分で選んで生まれてきているんだ」って。
自分が生まれる前のことを記憶している赤ちゃんや子供たちがいるそうです。
そういう子どもたちの発言を記録したドキュメンタリー映画もあると聞きました。
それを見た斎藤一人さんのお弟子さんによると、子供達は神様と約束を交わし、地球にいる自分の親を選んで生まれてくるそうなんです。
親が子供を産んだのではなくて、子供が親を選んだんですね。
だから「俺は好きで生まれてきたんじゃない」ではなくて、「俺は好きで生まれてきたんだ」なんですね。
子供は自分の魂が一番成長できる環境を選んで生まれてくるんです。
「それを証明しろ」
などと言わないでくださいね。
斎藤一人さんには証明できませんから。
でもそう考えた方が前向きに生きられるのは確かです。
なぜなら、自分が一番成長できる環境を選んで生まれてきたんですから、これ以上良い環境は他にないということになります。
「こんな嫌な家」とあなたが思うのは勝手ですが、そう思って生きるのか、「成長するために一番良い環境なんだ」と思うのかで、人生が全然違ってくるのは、簡単に想像できます。
大切なのは、自分が自分の人生を選んでいると思うことです。
あなたの人生は神様が決めたのではありません。
神様が番号のついた札をシャッフルして、お見合いみたいに親と子供をくっつけたんではありません。
自分でその親を選んだんです。
自分の人生は自分で選んだ。
自分の人生は自分の責任である。
これが腑に落ちれば、人生のいろんな問題はとても解決しやすくなりますよ。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お世話になっております。
Youtubeのチャンネル登録よろしくお願いします。
我が儘勝手で申し開きも御座いません。
上記の赤色のボタンを押してくださいね。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。