コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斉藤一人さん 健康な人しか行けない病院

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皆さん、大病院で不愉快な思いをしたことはありませんか。

先生と呼ばれるお医者さんの横柄な態度。

喧嘩腰の事務局の職員。

数え上げればきりがないですよね。

 

 


健康な人しか行けない病院


保育園の他にも、本来の目的とズレたことをしている公共機関は、まだまだあるようです。

一人さんがこのような例としてあげているのは病院で、その特徴をこんな言葉で表現しています。

「日本の大病院は、健康な人しか行けないんだよ」

こう聞くと、「まさか、冗談でしょう」と思われる人もいるようでしょうが、実は、私も一人さんと同じように感じたことがあるのです。

数年前の夏、私の祖父が、ある大きな病院に検査を受けに行った時の事です。

検査はもう何ヶ月も前から決まっていて、病院が指定した日時に行ったのですが、

「少しお待ちください」

と言われ、そのままなんと3時間近くも待たされてしまいました。

待合室にいたのはお年寄りがほとんどでした。

それなのに冷房がガンガンに効いていて寒いぐらいでした。

何人もの人が「もう少し暖かくしてください」と言っても、全く変わりません。

祖父は、寒いところに何時間もいたため、風邪をひいてしまいました。

四十度近い熱を出し、結局入院したのです。

高齢での発熱は負担が大きかったようで、何日もベッドから起き上がれなくなってしまいました。

高熱や副作用のせいもあり、痴呆の症状まで出始めました。

私は、検査で言っただけでなんでこんなに悪くされてしまったのか、元々具合の悪かった人なら死んでいるじゃないか、病院は何を考えているんだ、と強い憤りを感じました。

一人さんは病院について、こう言います。

「国立病院だとか大学病院だとか、今の日本の大病院ではいつも患者が何時間も順番を待っているよね。

健康な人でなければいけないよ。

だって、病気の人が何時間も待たされていたら死んでしまうものね。

何時間も待たされて、やっと順番が回ってきたら、診察はほんの数分。

こんなことを平気でやっている病院はおかしいよね」

今の病院はおかしい。

あの出来事があってから、私も本当にそう思うようになりました。

ところで、経済特区構想の一つとして、病院経営に株式会社を参入させようという動きがありました。

医師会などは猛反対しましたが、このことについて、一人さんはこう言っています。

「病院は医者しか経営しちゃいけないというのは、おかしいよ。

本当は、株式会社でもなんでも参入させればいいんだ」

ところが、これに反対する人たちはこう言います。

「株式会社が病院を経営すれば、必ず営利に走る。

儲かればいいとばかりに、高価で必要のない検査や処置ばかりするだろう。

医療レベルの低下を招くし、患者が困るはずだ」

この意見に、一人さんはこう答えています。

「株式会社の病院がろくでもないところになるようなら、患者は行かないだけだよね。

病院を選ぶのは患者だよ。

嫌なら行かない。

患者が困るような病院は、誰も行かなくなるんだから、放っておいても潰れる。
少しも患者は困らないよ。

それよりも、病院の選択肢がないことの方が、よっぽど患者が困るんだ。

どこも平気で何時間も待たせる病院しかないんだから、患者には選びようがない。

選択肢がなければ患者が逃げる心配がないから、病院はいつまでたっても、おかしいまま。

だから、株式会社でもなんでも参入させて、患者に選んでもらえばいいんだよ」

また、反対する人の中には、こんな意見もあるそうです。

「株式会社になれば、小児科など診察に時間がかかり採算が合わない部分は切り捨てられるだろう。

また、株式会社の進出に押されて、従来の病院も小児科から手を引くようになり、社会的に小児科が減る」

でも、こんな場合こそ政府の出番です。

小児科が増えるような政策を行えば解決するのではないでしょうか。

このように、株式会社が医療に参入することに対して反対をする人たちの意見には、どうも「何が何でも」という気持ちが見え隠れしている気がしてなりません。

「個人としてのお医者さんはみんな一生懸命だし、素晴らしい人がほとんどだと言っていいと思うよ。

だけど組織としての医師会とか病院はただ、膨大な保険料などを既得権益だと思って、他の人間に取られたくないだけじゃないんじゃないかね。

自分たちが今握っている海を守りたいんだ。

そのくせ、病人が何時間待っていても構わないんだよ。

どんな言い訳をしても、現実にやっていることは、結局そういうことだよね。

こんなおかしなことをしても、誰も変えようとしないんだよ」

大病院で病気の人が何時間も待つという光景も、このままだらだらと、続いていくしかないようです。


国民を守らず政治家を守る警察


「この国にとって大切なのは、人の命じゃないんだよ」

一人さんはこう言います。

大げさな言い方に聞こえるかもしれませんが、本当にそんな気がしてくることもあるのです。

ことに、人の命に関わっている場合の国の対応に首をひねりたくなることが多くあります。

一人さんは、そんな例としてこんな出来事はあげています。

「救急車で患者さんを運ぶ救急救命士という職業があるよね。

患者さんの状態によっては、病院へ着く前に、救命士がある特殊な方法で人工呼吸を行えば、救命率がとても高くなると、アメリカなどの実績から分かっていたんだよ。

日本では救命士がこの方法を行うのは法律で禁止されていたため、なんとかこれを変えようと救命士たちが運動したところ、ほとんど反対する人はいなかった。

それなのに、この制度が変わったのは、正式な運動を始めてから約3年も経ってからなんだよ。

反対する人がいないのに、人の命に関わる制度を変えるのに3年もかかる。

もし反対する人がいたら、いったい何年もかかったんだろうね。

この国では、人の命よりも制度が大事なんだ。

実際にやっていることを見れば、そう思うしかないよね」

もっとすごいのは警察だと、一人さんは言います。

「例えば、誰かのことを『ぶっ殺してやる!』と追っかけ回すような奴がいて、警察に助けを求めたとするよ。

でも、警察は守ってくれないんだ。

民事不介入といって、個人同士の事情には立ち入らないことになっているんだ。

そして、その人が殺されると、初めて警察が出てくるんだ。

日本という国では、規則を破った人、秩序を乱した人が逮捕されるということになっているんだよ。

だから、その人が誰かを殺す前までは、警察は出てこない。

まだ規則を破っていないし、秩序を乱してもいないからだ。

要するに、警察は人の命を守るより、秩序を守る方が大切なんだよね。

日本という国の法律は、そうなっているんだよ」

誰が考えてもこれは理不尽です。

実際に起こったストーカー殺人事件などでの警察の対応を見ると、理不尽そのものでした。

そういった事件の後も同じような事件がいくつも起こり、ストーカー規制法もできましたが、それでも警察は何もしてくれないことが多いというのが現実のようです。

テレビなどで時々目にするある風景が、このようなことが放置されている理由を象徴的に表していると、一人さんは見ています。

それは、政治家が何人もの警官に護衛されている風景です。

「こんな法律が何で通るのか、その理由はたった一つだよ。

それは、政治家は自分がいつも守られているからなんだ。

政治家にはいつも警官がついている。

自分たちが守られて安全なところにいるから、ただ秩序を乱したやつを捕まえればいいと思い込んでしまうんだ。

でも、これはおかしいよね。

そもそも、政治家は国事に身命をかけると言って当選したんじゃないのか?

総理大臣何か、国のために命を投げ出すと国民に言ったはずだよ。

それなのに、どうして総理の護衛が10人も付いているんだ?

税金は払って景観を雇っているはずの国民が命を狙われても、何もしてくれないのに、命を狙われてもいない政治家にどうして10人も付いているんだい?

政治家は自分たちが守られているから、国民の危険が分からなくなっているんだよ」

このような見方に異論のある人もいるでしょう。

それでも私には一人さんの指摘には一理あるように思えてなりません。

人の命より、制度や秩序の方が大事。

国民よりも政治家を守る。

どうやら、この国にはおかしなことが、いくつも山のように積み重なっているようです。


時代の流れを読んで、最後に「ひとり勝ち」!


おかしいことだらけの現在の日本。

これを踏まえて、一人さんはこう結論します。

「これだけのことを放っておいて、『国のためを考えている』という政治家がいる。

そして、それを選ぶ国民がいる。

これではこの国が急に変わるわけがないよね」

だからこそ、「日本はダラダラと、おかしいまま行く」と一人さんは見ているわけです。

日本では構造改革を行おうとし、道路公団の民営化を皮切りに、あまりにも多すぎる特殊法人をなんとか減らそうとしていますが、なかなか思うように進んでいないようです。

「特殊法人を減らすなんて、あんなことは当たり前だよ。

誰が見ても、誰が見て、あんなにあるほうがおかしいんだから。

ところが、それに手をつけようとすると、大騒ぎになって進まない。

当たり前のことをやろうとしてもできないんだよね。

これが今の日本なんだ。

だから、これから政治をあてにするのも、おかしいんだよ」

政治を当てにしない。

一人さんの判断によれば、時代の流れを読むとき、これを前提として考える必要があるということになります。

ところで、このような時代の流れが変わる時が来るとすれば、どんなところにその兆候が現れるのでしょうか。

「まともな政治家が出てきて、それに賛成する国民がいる。

そうて、そうじゃない政治家がみんな、落選する。

そうなったら国が変わる。

民主主義というのはそういうもの」

公立の保育園は深夜の2時まで子供を預かる。

病院は患者は何時間も待たせない。

警察は国民の命を守る。

例えば、このような政策を打ち出す政治家が現れて、国民の支持を集めて当選する。

そんな事態が起こるようになれば、日本も少しずつ変わり始めるのかもしれません。

ただ、ひとりさんは日本の現状を深く見つめながら、こう言います。

「そんな時代が来るのは、俺たちが生きているうちは無理かもしれない。

本当に先行きは暗いよ」

日本という国は、すぐには変わらないようです。


とはいっても、一人さんが読んだ「時代の流れ」を頭に入れた上で、、楽しく実力をつけていけば、きっと最後には「ひとり勝ち」することができるでしょう。

 

追伸 ひたすらかっこいい・ひたすら早い
売れる商品には「ひたすら」が必ずある

 

「ひとり勝ち」の経営をすると、ビジネスに「スピード」というメリットが出てきます。

ただ、有利な面がこれだけのことならば、すでに同じような事を言っている人も少なくありませんし、あまり目新しいことだとは思えません。

ところが、「ひとり勝ち」の特徴を、「大きいものが有利」という価値観と対比した時に、新たな長所が浮かび上がってくるのです。

大企業では大量生産が可能なのに対し、個人経営では顧客に個別に対応できるのが強みです。

つまり、同一商品を何十万、何百万と生産するには大組織が有利ですし、細かな要望に応じて小ロットでいつでも何百市でも用意するのは即断即決の個人経営でなければ難しいことです。

また、大組織では多角的な意見を生かした完成度の高い商品ができますが、個人経営では思い切った判断ができるので、面白さを追求できるという良い面があります。

例えば、壊れにくく、運転しやすく、誰もが嫌味に感じないデザインという風に、どの面を見ても欠点の少ない車というのは大企業でこそ開発できます。

しかし、他の面には目をつぶって、ただひたすら速い、とにかくかっこいいなど、一つの長所に力を注ぐような車の開発は個人経営でなければ決断しにくいでしょう。

また、細分化された小さな市場に商品を投入するようなビジネスは、小さな企業でなければ採算が合わず、商売になりません。

大組織の場合、商品を安定的に供給しやすいのも長所です。

これに対し、個人経営は決定の速さを活かし、時代の変化に応じた新しい商品を素早く作り出せるメリットがあります。

さて、ような両者のメリットのうち、どちらがこれからの時代に有利に働くのでしょうか。

比較してみると、結果は明らかです。

物が不足していた時代では、大量生産と安定供給できることが有利でした。

また、商品の完成度が全体的に低く不良品が多かったので、完成度が高く不具合が起きないということは大きなメリットでした。

でも、時代が変わり、現在のようにモノが過剰な時代に入ってくると、かつてのメリットには何の魅力もなくなってくるのです。

日本のどこにも物不足はありませんから、消費者は同じものを大量に供給されても喜びません。

それよりも、自分の要求を個別に満たしてくれる商品を望みます。

それに、今の消費者は、いくら完成度が高くてもこれといった特徴のないものよりは、一つの特徴を思い切り出したユニークで面白いものを喜びます。

また、充分に物のある時代では、同じようなものをいつまでも供給されると飽きてしまうため、安定という要素は魅力になりません。

それよりも、今の消費者は常に新しいものを欲しがっています。

つまり、どの場合でも、時代が「大きいことの有利」より「ひとり勝ち」の利点の方を志向しているのがわかってくるのです。

このように比較するとはっきりしてくるのは、「大きいことの有利」とは、物不足の時代の有利さだったということです。

これに対して「ひとり勝ち」のメリットは、モノ余りの時代の要件に対応できるものだと言えるのです。

「大きいことの有利」とは物不足の時代だからこそ通用した価値観だと考えると、時代がもの不足からものあまりへと転換してしまった今、この価値観もまた転換せざるを得ないのは当然なのではないでしょうか。

一人さんの言うように、どうやら時代は「ひとり勝ち」を求めていると考えた方が自然だと、私には思えるのです。

 

 

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斉藤一人さんのお話を纏めました。

 

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