そこから何か学ばなきゃいけないよっていうサインなの
- 「他人の不満のはけ口にされちゃってます」
- 「仲違いしたまま逝った父のことで悩んでいます」
- 「一人さんみたいに明るく楽しく生きる方法はありますか」
- 「がんばりが足りないと自分に不安になります」
- 「ちょっとした人の粗が気になるんです」
「他人の不満のはけ口にされちゃってます」
相談事を持ち込まれやすい人っているんです。
それは、その人の魂が相談を受けられるレベルになっているという意味だから喜ばしいことなんだけど、中には迷惑な相談者もいるんだよね。
相談に対するアドバイスをしても、言い訳ばかりでアドバイスを全然聞き入れないとか。
こういう人は、失礼だけどエネルギー泥棒なんです。
本人は悩んでいると言うけれど、本当は大した悩みじゃないの。
どうにもならないことを言って回りたいだけなんです。
他に悩みがなくて、何か一つくらい悩みが欲しいだけ。
だから、相手の言い訳や反論に振り回されちゃいけないよ。
ああでもない、こうでもないっていう逃げ口上は、相手の罠だからね。
親切心でうっかり答えちゃうと「もっと、もっと」に引きずり込まれるよ。
不満のはけ口、つまり相手の口の聞かされ役にされちゃダメなんです。
でね、そういう人があなたの所に近寄って来た時は、そこから何か学ばなきゃいけないよっていうサインなの。
相手のペースに飲まれちゃいけないことを学ぶ。
不満のはけ口にされないよう、断らなきゃいけない相手はいるということを学ぶ時だから、重要な修行のひとつだと捉えて、うまく断ることを学んでくださいね。
「仲違いしたまま逝った父のことで悩んでいます」
ある人が、お父さんと仲たがいをしたまま死に別れたと悩んでいたんです。
本当は、お父さんに謝って関係を改善したかったのに、なかなか素直になれず先延ばしにしているうち、お父さんが亡くなってしまったと後悔しているんだよね。
自分のことを、親不孝で最低な人間だと思い込んでいた。
でもね、親は子供を恨んだりしません。
いつも子供のことを気にかけていて、幸せを願っているんです。それが親の務めなんだよね。
だから、亡くなる前に関係を修復できなかったとしても、お父さんはあなたを責めたりしないし、亡くなった後もずっとあなたを見守っています。
あなたが自分を責めていても不幸になるだけだから、その方がよっぽどお父さんは胸を痛めるだろうね。
もっと軽く考えて、幸せになりな。
それが、お父さんが1番喜ぶことだからね。
「一人さんみたいに明るく楽しく生きる方法はありますか」
一人さんは、落ち込んだとしても、失敗したこともありません。
そうすると、「どうしたら一人さんみたく、いつも明るく楽しく生きられますか?」と聞かれるんです。
その秘訣があるとしたら、私は常に楽しいことやくだらないこと、笑えることを考えているんだよね。
旅行のこととか、女性のこととか。
とにかく、自分が幸せを感じられるようなことを考えています。
なぜなら、私は不幸が心底嫌いだから。
一人さんにとっては幸せなのが当たり前だし、一分一秒でも、自分に不幸を味わわせたくない。
だから、幸せを感じられるような思考が自然にできちゃうんだよね。
で、楽しいことばかり考えるのが難しい人は、まずは悲しいこと、辛いこと、苦しいことをできるだけ考えないようにするところから始めたら良いと思います。
不幸なことを考えながら幸せにはなれないから、とにかくネガティブな思考に支配されないようにしなきゃいけない。
人間(動物)には、命を守るために強い恐怖心を抱く機能が備わっています。
命を脅かすような危険がせまったときは、いち早く逃げなきゃいけない。
だから、恐怖心や不安感を強く働かせることで、反射的に逃げられるようにインプットされているんです。
つまり、元々幸福感より恐怖心の方に傾きやすいのが人間なの。
何もしないとネガティブな気持ちになりやすいし、怠け者はすぐを不幸になっちゃうんです。
その点、幸せは努力しないとなれないわけだけど、その小さな努力が続けられたら、人生は面白いくらい変わってくるんだ。
「がんばりが足りないと自分に不安になります」
ある人が、こんなことで悩んでいました。
「私はよく面白いことを言うほうだと思うし、周りからもそう思われているようです。
それで幸せですが、時々、楽しいだけじゃなく、もっと色んな事を頑張らなきゃいけないのでは? と不安になることがあります」
あのね、そんな不安は要りません。
今みたく面白いことを言いながら、楽しく生きていれば十分です。
ずっと幸せでいられるから、大丈夫だよ。
楽しいって、最高なんです。
今、楽しく生きている人はそれ以上望む必要はないし、望んだとしても、それ以上の幸せはないの。
だから、「これじゃあ足りないんじゃないか」なんて思う方が苦しくなるよ。
いくら上を目指したくても、最高より上はないからね。
富士山だって、頂上まで登ったらもうそれ以上登れないでしょ?
頂上で「もっと上を目指さなきゃ」ってがんばっても、登る山がないんだからしょうがない。
それと同じで、楽しいって最高レベルなの。
でね、楽しく生きていれば、自然と「これに挑戦してみたい」「あれも面白そうだな」と思うことが出てくるものです。
無理に「すべきことはないかな?」なんて探さなくていい?
自分を追い詰めるだけだからね。
今、歩いている道が楽しければ、そのまま進めばいいよ。
その道こそが、あなたに最高の月をもたらす幸運の道だからね。
「ちょっとした人の粗が気になるんです」
これも真面目な日本人にありがちなんだけど、人がちょっと間違ったことをしているとモヤモヤして、いてもたってもいられなくなるんだよね。
人混みでタバコを吸って周りに迷惑かけているとか、ゴミをポイ捨てするとか・・・・・・。
自分がちゃんとしていればいるほど、人の粗が気になる。
そういう時はどうしたらいいですかって、一人さんだったら、思いっきりエッチなことを考えるね。
先にお伝えしたように、嫌な気持ちになりながら幸せにはなれません。
だから私は、自分が不快になるような出来事に遭遇した時は、瞬時に自分が一番楽しくなることを考えるんです。
そうすると私の場合、不謹慎な想像することになる。
もちろんこれは一人さんのやり方だから、全員にエッチなことを考えなと言ってるわけじゃないよ。
私は不謹慎なことで幸せを感じるけど、あなたはあなたが楽しくなるようなことを考えたらいいですからね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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