人脈ということよりも、目の前の人を大切にして、良き仲間を増やす
本当の人脈の作り方
ひとりさんは、名刺を持っていません。
そういう私も持っていません。
持っているのは、神社に行った時とかに貼る『千社札』だけです。
そう言うと、「仕事をしているのに、名刺がなくて不便じゃないですか?」と聞かれることがありますが、不便だと感じたことってありません。
なぜかと言うと、私たちは大抵、一人さんのファンの人や取扱店さんの仲間としか会わないから、名刺がいらないんです。
それとおかげさまで、私は新しい人脈を作らなくてもいいくらい、今の自分の周りの仲間で十分すぎるほど幸せです。
本当にありがたいことです。
ひとりさんに言われました。
「智子ちゃん、いいかい。
人との付き合いで大切なのは、目の前にいる人を大切にすることなんだよ。
よくね、『こんなすごい人がいる』って言うと、遠くまでわざわざ会いに行く人がいるんだけど、実際には、行ってもそれほど得るものがなかったりするんだよ。
でも、相手にも大して覚えてもらえなかったり、そんなもんだよ。
それよりも今、目の前にいる人を大切にするんだよ。
それだけでいいんだよ。
それをやってやってやりまくるんだ。
そうすると、不思議なことが起きるんだよ。
向こうから自分に会いに来てくれるんだよ。
これ、わかるかい?
簡単なことだよ。
目の前にいる人を大切にして親切にしていると、『智子ちゃんっていう素敵な人がいるよ』って友達を紹介してくれたり、自分の周りの人の輪はどんどん広がっていくんだよ。
それをさ、うまくいかないからって、『自分は周りの環境が悪いんです』『周りがこんな人で』とか言う人がいるけど、いちいち周りのせいにするなよって。
あんたのやってること、言ってることに魅力がないんだよ。
そんな目の前の人にも好かれないやつが名刺配ったって人脈なんて広がらないよ。
わかるかい?
自分が『目の前の人は大切にしよう』と思って行動が変わると、世界が変わるんだよ。
自分の評価って、自分が決めるんじゃないんだよ。
周りの人が、あなたの行動を見て決めるんだよ。
このことをしっかり分かって『目の前の人を大切にする。
これだよ』
こんな話をしている熱い一人さんは、もう、しびれるほどカッコいいです。
聞いている私たちは、椅子から半立ち、握りこぶしです。
一人さんの周りには、いつでも行くところ行くところに魅力的な人がいっぱい集まってきます。
でも、一人さんは昔から、1回だって名刺を持って歩いたことがありません。
そもそも「銀座まるかん」だって、自分のために手作りして飲んでいた漢方薬をお姉さんのお友達におすそ分けしたことから、評判が評判になり、どんどん広まっていったのが始まりです。
だから、営業だってしたことがないのです。
その当時も、一人さんの人気はすごくて、一人さんが「梅干しが好き」と一言言うと、部屋いっぱいの梅干しがみんなから届いてしまうくらいだったそうです。
私は、「一人さんの幸せになる教えを知らないで死んじゃうなんてもったいない。
一人さんの教えを、1人でも多くの人に伝えて伝えていくことが、私の使命だ」と信じています。
でも、本当にそう思っても、できることは『目の前の人を大切にする』ことだけです。
今回のこの話も、今聞いてくださっているあなたという『目の前の人を大切にする』思いでがんばっています。
私のこの思いが伝わったら嬉しいです。
そうそう、念のために、もちろん、だからと言って名刺を持つなと言っているわけではありませんよ。
お仕事柄必要な方は、自分の名前を覚えてもらうためにも、連絡先をお知らせするためにも名刺は使ってくださいね。
でも、こんな話をよく耳にします。
人材交流会に参加して、たくさんの人と名刺交換したのはいいけれど、帰ってから名刺を整理してみると、「あれ? この人誰だったっけ?」。
人と出会うきっかけやご縁は大切ですが、日々、目の前にいる人を大切にすることを忘れないでくださいね。
それこそが素敵な人に繋がる最高の『金の鉱脈』ですよ。
自分の損得ばかり考えて近道をしようとすると、ズブズブと泥沼に入る混むことがあります。
ちょっと遠回りに見えることがあるかもしれないけど、その時は基本に戻って「目の前の人を大切にしているかな」と考えてください。
『目の前の人を大切にする』ことの方が、ずっと近道ということが分かりますよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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