ただし、別の手を打つんだよ。
今までと同じ手では通用しないんだよ。
それは、もう、分かりきってることだから、別の手を打つんだよ。
困った時は「別の手」を打つんだよ
斎藤一人さん:うちの、 はなゑちゃんって、
K - POPの、ケビンっていう子の大ファンなんだよ。
自分と一緒になって、
ケビンの話ができる人がいるお店があったら、絶対行くんだよ。
わかるかい？
才能ではないんだよ。
趣味が同じだと行くんだよね。
そんなもんですかって、そんなもんだよ人間って。
あのね。
三菱の創始者で、
岩崎弥太郎っていう人がいるのね。
その人は、昔、ものすごい暴れものだったの。
暴れ出すと、誰も止められない。
ところが、さすがの弥太郎も、
コロコロって、 手玉 に取られちゃう
人間関係の達人がいたの、芸者のお姉さんでね。
弥太郎が暴れ出すと、
「あの女を呼んでこい」って 言われるぐらい、 その女性は、 人間が練れてて、
人間関係の達人みたいな人だったのね。
その女性が「 何やってんのよ！」 とか言うと、
弥太郎は大人しくなっちゃう。
わかるかい？
人間関係の達人みたいな人の前に来ると、
どんな暴れ者も、 イチコロなんだよ。
相手より、人間が練れてればいいの。
自分の方が頭一つでも上手なら、相手はイチコロなの。
だから部下に威張り散らすような、
「嫌な上司」 ばっかりと当たっちゃうんだ っていう、
問題の解決法は、
まず1つに、相手がイチコロになるぐらい、
練てた人間になる、というのがある。
2つ目に定めだと思って、諦めるという手もあるよ。
だけど、店長を目指して働く、という手もあるんだよ。
いろんな解決法があるんだよ。
どれを選んでも構わない。
あなたにとって一番やりやすいものに挑戦してごらん。
ただし、別の手を打つんだよ。
今までと同じ手では通用しないんだよ。
それは、もう、分かりきってることだから、別の手を打つんだよ。
これを「千手観音の行」 と言うんだよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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