あなたにも、私にも、いつだって神様は「今、ふさわしいだけのお金」を与えて下さっています。
- お金は、今の自分にふさわしいだけ与えられます
- 人は皆、誰もが「お金持ち」です
- いきなり大金持ちになる方法は、ありません
- 「幸せなお金持ち」を目指すといいよ
- 追伸 「目の前の楽しみ」に関心がある人ほど豊かになる
お金は、今の自分にふさわしいだけ与えられます
私は、24歳で銀座まるかん(一人さん創業の健康食品を扱う会社)の特約店の仕事を始めました。
毎月、会社から決まったお給料を頂く一般職のOLから、自分でお客様に品物をお勧めする個人事業主になったわけです。
その当時、一人さんから仕事にまつわる話をたくさん聞かせてもらった中で、とても印象に残ったのが、この言葉です。
「大金は天が与える」
日本で1番目のお金持ち、2番目のお金持ち、3番目のお金持ち、その全てを選ぶのは神様だそうです。
「この人にお金をたくさん持たせたら、きっと周囲の人を幸せにするだろう」と神様に思われた人が、特別に大きなお金を与えられるんですね。
「金運は生まれつきだ」とお話ししました。
中には、前世からの金運を持ち越して、お金持ちの家に生まれる人もいます。
でも、「生まれついてのお金持ち」として生を受けたとしても、そこから先は、本人の努力にかかっています。
その大きなお金を持つのにふさわしい器を育て続けられるかどうかは、本人次第なのです。
息子に代替わりしたとたん、親が大きくした会社の業績が悪化した、倒産してしまったという話も珍しくありません。
お金を「生まれ持つ」ことと、「持ち続ける」ことでは、全く別の器量が問われるのです。
「人が生きる中で、『稼ぐ努力』をする事って、すごく大事だよね。
そして、『持ち続ける努力』も、それと同じぐらい大事なの。
例えば、華厳の滝を流れる水ほどのお金があったとしても、本人の器量がおちょこやコップぐらいだったら、それだけのお金しか持てなくなる。
自分に、相応しい量だけが残るんだよ」
そういう一人さんは、中学を卒業してから働き出してから、ずっと給料を大きくする努力を怠りませんでした。
あなたも、「お金を持ち続けられる人」であってほしいなと思います。
あなたにも、私にも、いつだって神様は「今、ふさわしいだけのお金」を与えて下さっています。
「あぶく銭」という言葉がありますが、大きなお金を受け取る器のない人が大金を授かったら、身につかなくて両手からこぼれ落ちてしまうでしょう。
だから、もしあなたが、「もう少しお金持ちたい」と願うなら、自分の器を大きく育てていきましょう。
まず自分から、人に大きな笑顔を向ける。
明るく挨拶をする。褒める。
相手が嬉しがる話をする。
お店や銀行で順番待ちをしている時に急いでいる人がいたら、「お先にどうぞ」と譲ってあげる。
エレベーターでは、他の人が乗り降りし終わるまで開閉ボタンを押してあげる。
とても些細な行動かもしれませんが、いつでも、どんな時でも、「まず自分から」人を喜ばせる努力が、あなたの器を育てていきます。
「人にしてもらったから、お返しをする」のは、そんなに難しいことではありません。
自分から先に差し出すのは、少し難しいぶん、器がどんどん大きくなりますよ。
人を喜ばせることができる人は、神様に喜ばれる人です。
神様が、味方をしてくれます。
人は皆、誰もが「お金持ち」です
私のカウンセリングルームには、様々な方が相談にみえます。
事情はそれぞれですが、今より少しでも幸せに、豊かになりたくて、私のところへ来て下さいます。
中には、「お金がない」という悩みを打ち明けられる方もいらっしゃいます。
でも、本当は皆さん、お金は「ある」んですよね。
地方から来てくださる方たちはサロンまでの交通費を出せているし、鑑定料もお支払いいただいています。
身につける服もバッグもお持ちです。
もちろん、暮らしが大変な中で費用捻出なさったのかもしれませんが、今、お財布に1円でも入っているのなら、お金は「ある」のです。
そう、人はみんな「お金持ち」なのです。
お金の神様に好かれて一人さんのような「お金持ち」になる人もいれば、入った側からお金が出て行く「小金持ち」になる人もいます。
「大金持ち」か「小金持ち」か、たったそれだけの違いなのです。
以前、一人さんと食事をしながら、こんな話をしたことがあります。
「『お金がない』っていう方達が困っているのは本当だけれど、全くお金がないわけじゃないですよね」
「りえちゃん、凄く虚しい言葉って、何かはわかるかい?
『当たり前』だよ。
これほど、虚しく響く言霊はないだろう?
今、私たちはこうしてご飯を食べているけれど、これは『当たり前』のことじゃないような。
がんばって稼いだ自分や、支払ってくれた人に『ありがとう』だし、命を育んでくれた神様にも、命を分け与えてくれた生き物にも、食材として調達してくれた人、こんなに美味しい寿司を握ってくれる大将、みんなに『ありがとう』だよね。
手元のお金に対して、あって『当たり前』と思うと、人は感謝しなくなる。
もっと悪くすると、お金に対して、『これぽっちしかない』って文句ばかり言うようになるだろうね。
すると、お金の神様に嫌われて、お金が長居をしてくれなくなるんだ。
お金も人と同じなの。
親は、自分の子供が人からけなされたら腹が立つだろ?
逆に、人から大事にされたら嬉しいはず。
お金も、子供である1円や5円を大事に来てくれる人には、親の5000円や1万円がお礼に来るものなんだよ」
「当たり前」の反対は、「有り難い(めったにない)」です。
「自分は、お金持ちでありがたい。ありがとう」と感謝する人の元には、お金が長居するようになっています。
あなたも「小さなお金は、大きなお金の大事な子供なんだ」と思いながら、お財布の中をのぞいてみてください。
きっと、一円玉や五円玉が可愛く見えてきますよ。
いきなり大金持ちになる方法は、ありません
「りえ先生は斎藤一人さんのお弟子さんですよね。
『一人さんのように』とまでは言いませんが、今すぐお金持ちになれる方法はありますか?」
以前、カウンセリングにいらした方にそう聞かれて、
「私は魔法使いではないんですよ」
と、笑顔で答えたことがありました。
残念ながら、この世に、いきなりお金持ちになる方法はありません。
この話を1人さんにしたら、
「一晩で、ものすごいお金を手にできるとしたら、確率は低いけど宝くじだろうね。
もしも、年末ジャンボで1等7億円が当たったらどうする?
一番素晴らしい答えは、『まず、数える。そして、貯金をする』だね」
と笑っていました。
でも、高額な宝くじに当選することだけが、大金持ちになる道ではありません。
仕事で成功すれば、大きなお金を手にすることができます。
現に、これまで宝くじに一度も当たったことがないひとりさんが納めた国税は、情報が公開された9年間だけでも、138億円にのぼります。
7億円の宝くじに20回近くも当選しなければ支払えないような税金を、一人さんは支払っているのです。
あるいは、億万長者と結婚すれば、自分もあっという間に大金持ちの仲間入りですが、ただし、それは、自分がとびきり魅力的でなければ、叶わないことでしょう。
大富豪は異性にモテますから、たくさんのライバルの中から選ばれる必要があります。
つまり、大金持ちになる成功法はないんです。
お給料の額が決まっているサラリーマンの方や、アルバイトやパートで働いている人が、仕事でいきなり大きなお金を手にするのは現実的な話ではないかもしれません。
でも、誰しも、すでに神様に愛されている「お金持ち」だってことは、忘れないで下さいね。
お金はいつも「ある」のです。
「もっとお金持ちになりたいな」と感じることがあったら、こう声に出してみましょう。
「私は、幸せなお金持ちです」
この言葉を口にするうちに、自然と「お金があって、幸せだなぁ」という気持ちが湧いてきます。
お金の神様や、お金を運んで来てくれる周りの人々にも喜ばれます。
一人さんだって、ある日、いきなり大金持ちになったが気ではありません。
いつもご機嫌に仕事をしていたら、どんどん成功するようになっていったのです。
一足跳びにお金持ちになることはできませんが、毎日を、「私は、幸せなお金持ちです」と思いながら歩むと、それが「幸せなお金持ちの道」になって行きます。
「幸せなお金持ち」を目指すといいよ
お金は、神様が人に与えてくれた「便利な道具」なんだ。
誰もが手に入れたいし、「お金を儲けたい」と思うのは、卑しいことじゃないよ。
卑しい気持ちで働くから卑しいの。
そもそも、「お金持ちになりたい」と思うことに抵抗感を抱くこと自体が、おかしいよね。
「働く」のは、「傍」が「ラク」になるということ。
働くのは良いことだし、その対価としてお金をもらうのも素敵なことだよね。
お金がなければ愛する人を助けられない。
困っている人も助けられないし、ご馳走したくてもお金を出せないじゃない。
お金を儲けたいと思うのは、本来、尊いことなの。
つまり、お金が卑しいんじゃない。
卑しい気持ちで働いていますか?
働いていませんか?っていうことだね。
「お金持ちは、きっと悪いことや、ずるいことをしているに違いない」って思っている人もいるみたいだけど、そういう考えは駄目だよね。
そんなのは、型にはまった時代劇なんかの悪い影響だよ。
出刃包丁で魚をおろす人もいれば、銀行強盗をする人もいる。
お金を持っていばったり、嫌なことをしたりするから、嫌われるの。
そういう人はかぼちゃ100個持ってもいばるんだよ。
まずは、幸せになることが先決
お金持ちになるのは、素晴らしい事だよ。
けれど、「人はお金持ちになるから幸せ」ではないんだ。
例えば、郵便局員と局長がいるね。
局長の方がお金を持っていたとしても、局長より幸せな郵便局員っていっぱいいるの。
幸せは、お金のあるなしではないんだよ。
まずは、「幸せ」になるのが先決。
それでお金持ちになる道を歩くなら成功する。
まずは、「心」が決めるものなんだよ。
金持ちで不幸な人はいっぱいいるからね。
幸せになっちゃった人が歩いたのが、「幸せの道」。
幸せになっちゃった時点で成功。
うまくいかなかったら、笑顔が足りない、努力が足りないってことだよね。
郵便局員で仲間から好かれて、お客さんからも好かれてたら、何か商売をやってもうまくいくよ。
蕎麦屋さんでも成功するの。
味がいい、笑顔がいい。
人に魅力があると成功する。
モテたかったら、みんなにモテることを目指そうって言いたいね。
「あの人だけに好かれたい」は無理。
「あの人」はみんなの中にいるんだから、みんなが嫌いな人は、あの人も嫌い。
人に嫌われたら、お金にも嫌われちゃうよ。
追伸 「目の前の楽しみ」に関心がある人ほど豊かになる
みっちゃん先生
「経済力の違いで、人は関心を持つ対象が変わる」ということが、ある調査で分かってきてるそうです。
経済的に豊かな人は、家族や友人など、自分が大切にしている人たちとの楽しい時間に大きな関心がある。
一方、それほど豊かではないけれど、普通の暮らしができている人の場合、社会や税金に関して興味が強い。
そして暮らしに余裕のない人は、病気や年金、困ったときのセーフティネットなどに最も関心を持っているのだとか。
斎藤一人さん
要は、自分の意識がどこを向いているかだよね。
豊かだから楽しい時間に興味があるのではなく、楽しい時間に興味がある人が豊かになったの。
わかるかな?
あなたの向いている方向が、これから向かうところなの。
病気のこととか、税金が高いとか、そういうことばかり考えている人は、本当に病気になったり、税金の支払いに困ったりするようになるんだ。
この世には波動(周波数)というのがあって、同じような波動が引き合うの。
「類は友を呼ぶ」という言葉があるけど、似た者同士が自然に集まるのは似た者同士が自然に集まるのは、波動の法則から言えば当たり前の事なんだよね。
恐れや不安の波動が出ているところには、その波動にふさわしい出来事が引き寄せられる。
だから、あなたが不満だらけの毎日で嫌な波動ばっかりだしていると、間違いなく豊かになれないし、幸せにもなれない。
もちろん、その逆もまた然り。
いつも豊かで幸せな波動を出している人は、ますます豊かで幸せになるんだよ。
みっちゃん先生
そういう意味では、生活に余裕のない人ほど、もっと目の前の幸せに関心を持つべきですよね。
そうすれば、これからいくらでも豊かになれます。
斎藤一人さん
その通りだよ。
じゃあ、豊かで幸せな人は社会に無関心なんですかって、そういうことじゃない。
豊かな人は社会にも関心はあるけれど、一番大事にしているのは自分の幸せなんだよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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