お金も技術も必要ではありません。
ただ言葉を変えるだけで、幸せがやってくるのです。
そうなったら、二度と不幸なことなんか起こらないのです。
- どんな親でも「産んでくれただけでありがたい」と思えるくらい、幸せになろう
- たまにはお父さんに「ありがとう」と電話しよう
- 身近な人にこそ感謝の言葉を
- 夫に「素敵よ」、妻に「綺麗だね」で夫婦仲良く
- 追伸 「綺麗な色のシャツですね」で、相手の心に灯をともす
どんな親でも「産んでくれただけでありがたい」と思えるくらい、幸せになろう
人間関係で一番難しいのは家族かもしれません。
友達は選べるけれど、家族は選べません。
でも、本当は選んでいるのです。
生まれる前、魂の向上するためにもっとも適した親ということで、
「私は、あの人達の所に生まれたい」と自ら選んでいるのです。
中には、神様から「もう少しハードルを下げたらどうか、荷が重過ぎないか」と言われても、「大丈夫です。クリアしてみせます」ふと無理やり飛び出してきた魂もいるんです。
残念なことに、生まれると「何のために、この親を選んだのか」ということをすっかり忘れてしまいますが。
「どうしてこんな親の所に生まれてきてしまったんだろう」と思っている人もいるかもしれません。
暴力を振るう親もいれば、子供が稼いできたお金を巻き上げる親、さらには子供に犯罪をさせる親など、想像を絶する親がいたりします。
そこまで行かなくても、「親が嫌い」という人がいますよね。
それにはそれなりの理由があるのだと思います。
でも、今世は、その親から産まれても必ず幸せにな、何が何でも幸せになると決めてきたんです。
無理に嫌いな親と一緒にいる必要は全くありません。
とにかく何が何でも幸せになることです。
そうすれば、「産んでくれただけ」で有難いと思えるようになります。
たまにはお父さんに「ありがとう」と電話しよう
世間では世間では、「親を尊敬し、兄弟仲良くしましょう」なんて言われます。
尊敬できる親、仲良くできる兄弟だったら問題はありませんが、兄弟や親戚でも気が合わない人がいます。
そんな場合でも「仲良くしなくちゃいけないんだ」と、お盆やお正月に気持ちを奮い立たせて、みんなで集まり、結局嫌な思いをしてしまうということがあるかもしれません。
でも、そうなるぐらいだったら、会わなくていいのです。
正しいことより楽しいことです。
兄弟仲良くするのは正しいことかもしれないけれど、あっていても全然楽しくなければ会わない方がいいのです。
我慢して無理に一緒にいても、いいことはありません。
場合によっては、殺人事件に発展する事だってあるのです。
不思議なもので、離れていると相手の事が気になるものです。
年に1回ぐらい「どうしてるかな?」と思ったりします。
そうしたら会いに行けばいいんです。
お盆だから、お正月だからって会いに行く必要はありません。
会いたくなったら会いに行く。
そんなことをしているうちに、喧嘩ばっかりしていたのが、そうでもなくなってきたりします。
ひどい親でもなく、嫌いでもないのに、なんとなく疎遠になっているというのなら、是非会いに行ってあげてください。
時間がないと言うなら、何か送ってあげてもいいし、電話でもいいのです。
「いつもありがとう」「感謝してます」という言葉は、親にこそ送りたい言葉です。
親はいつまでもいるものと思いがちです。
そう思いたい。でも、いつどうなってしまうかわからないのが人間です。
感謝の気持ちを伝えないままお別れの日を迎えてしまうと、絶対後悔します。
滅多に連絡してこない子供から「お父さん元気? いつもありがとう」なんて言われたら、お父さんはびっくりして、「お前、大丈夫か?」と言うかもしれないけど、とっても嬉しいはずです。
親子関係も、どんどんいい方向に変わっていきます。
身近な人にこそ感謝の言葉を
とはいえ、人に感謝の気持ちを伝えたり、人を褒めたりするのは、難しいものです。
私が感謝しているのは分かっているだろうと思うと、改めて言うのも変かなと思ったり、照れくさかったり・・・。
でも、やっぱり言葉にして言わないといけないと思ったことがありました。
講演で、時々、隣にいる人を30秒褒めるというゲームをすることがあります。
その時私の隣には「まるかん」の仲間がいました。
いつも一人さんを助けてくれて、「まるかん」には必要不可欠の人なので、「本当にいつもありがとうございます。
〇〇さんがいないと、一人さんは大変です。感謝してます」と言いました。
それは、私がいつも思っていることで、〇〇さんもみんなが感謝していることくらいわかっているだろうなと思っていました。
ところが、私がそう言ったら、その人、「うう・・・」と、嬉しくて泣いてしまったんです。
いつもそばにいるような人に、「わかっているだろうな」というようなことでも、改めて言うと、とても感動されるんだなと思いました。
だから、感謝の気持ちを伝えるのは、すごく大事です。
家族とか、夫婦、恋人同士、同僚という身近にいる人にほど、ちゃんと伝えるべきだなと思います。
特別な言葉じゃなくていいんです。
例えば、お母さんになら「いつも料理を作ってくれてありがとう」、お父さんだったら「いつも家族のために働いてくれてありがとう」とか。
そんな一言で、心の中がポッと温かくなって、じわっとその温かさが広がっていきます。
幸せって、こういうことを言うのではないかなと思います。
父が癌になってから、母に「ありがとう」というようになったと話しました。
そんなことを言われたことがなかったから、最初、母はとても驚いていましたが、やっぱりとても嬉しそうでした。
病気になってしまったら、人に世話をかけるだけで何もできないと思う人がいるかもしれないけれど、そんな言葉で相手を幸せにすることができるんです。
あなたは大切な人に「ありがとう」と言っていますか?
大切な人を幸せにしてあげてくださいね。
夫に「素敵よ」、妻に「綺麗だね」で夫婦仲良く
「うちの旦那はいつもブスっとしているの。不機嫌で嫌になっちゃうわ」
そう言っている奥さん、ご主人を褒めていますか?
ご主人は褒めてもらえないから不機嫌なのです。
試しに、「お父さん、いつも素敵ね」と言ってみてください。
「お前、熱があるんじゃないのか」などと言いながら、まんざらでもない顔。
すごく機嫌が良くなると思います。
「そんなことを言ったって、旦那だって私のことを褒めるどころか、ヘアスタイルを変えても気が付かないのよ。
なぜ私ばかりがお世辞を言わないといけないの」
という声が聞こえてきそうです。
私が思うに、お世辞とか、おべっかというのは、自分の利益のために、相手を気持ちよくさせる言葉。
ご主人を褒めるのは、それとはちょっと違います。
ただひたすらご主人に気持ちよくなってもらうための言葉です。
「自分を褒めてもらっていないのに、相手ばかり褒めるのは損」なんって思っていると、「バランスの法則」で、奥さんもいつまでたっても、ご主人から褒め言葉をもらうことができません。
「今はリストラとかで世の中は大変だけど、うちはお父さんがしっかり働いてくれるから安心」
「お父さんはやっぱりブルーが似合うわね。そのシャツ、素敵よ」
「髪、いつもより短くしたのね。その方がハンサムに見えるわ」など、何でもいいのです。
とにかく褒める。
そうすると、そこはバランスの法則ですから、ご主人も「今日はなんだか綺麗だな」とか、「この肉じゃが、うまくできたんじゃないか」とか、「お母さんは日曜日も家事があって大変だから、たまにはみんなで外に食事しに行こうか」なんてことになるわけです。
いい年して、そんなこと言えない?
そうでしょうか。
私の両親は結婚して、もう50年近く経ちますが、「パパは本当に昔から変わらなくて、優しい」なんて、子供の目の前で言ってます。
父は自営業なので、滅多に背広を着ることはないのですが、たまに着たりすると、「あなたは本当に何を着てもかっこいいわね」なんて言います。
父は父で、「ママはいつまでも若いな」とか「その服似合うよ」とか、しょっちゅう言ってますし、「今日は肌の調子が良さそうだね」なんてことまで言います。
私はそれが普通だと思っていましたから、子供の頃、よその家ではそういうことは言わないんだと知って、びっくりしたことがあります。
「旦那が私のことを何も褒めてくれない」と思っているなら、まず自分がご主人のことを褒めてください。
ご主人も同じですよ。
「もう妻の仏頂面を見たくない」と思っているなら、「いつも綺麗だね」と言えばいいのです。
簡単でしょ。
「セーター買っちゃった。素敵でしょ」
という奥さんに、間違っても、「何を着ても同じだよ」なんて言っちゃダメですよ。
「おお、綺麗な色だね。若返って見えるよ」。
こう言えばいいんです。
最初は心がこもっていなくてもいいのです。
ただのセリフ。
それで構いません。
そのうち本当に、「うちの奥さんが綺麗だな」と思えるぐらい、奥さんは輝いてくるはずです!!
追伸 「綺麗な色のシャツですね」で、相手の心に灯をともす
斎藤一人さんの話を纏めました。
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