大切なのは、常識や観念ではなく、自分や自分の大切な人が、いつも笑顔でいることだよ。
あなたやあなたの大切な人の笑顔が最優先
一人さんはよく、世の中のお母さんも顔晴りすぎないで、自分の家に合ったやり方で家族を支えたらいいんだよって言います。
「あのね、家庭では奥さんが料理を作るのが一番とかって、それはその通りかもしれない。
だけど、例えばファーストフードのお店で食べようとか、ピザを取ろうとか、そういうのがあってもいいよね。
忙しいのに、無理して食事を作ろうとしなくてもいいんだよ。
もっとお母さん達も気楽に考えて、自分の家に合ったやり方をすればいいし、それが一番なの。
出前ばっかり取ってるとね、近所で「あそこんちは出前ばっかりだ」とか言う人がいるかもしれない。
でもね、子供は喜んでるかもわからないよ。
お母さんの方が料理がうまいとは限らないからね。
以前、ずっと手作りの料理を食べさせてきたって言うお母さんがいたんだけど、ある時、「今日はお母さんが作れないから、お店で買ってきたおかずでもいいかな?」って子供たちに聞いたんだって。
そうしたら、なんて言われたと思う?
お店で買ってきたおかずの方が美味しいって。
要は、お母さんが背負いこんでいただけなんだよね。
今は便利なものが色々あって、店屋物でもお店で買ったお弁当でもすごく美味しいの。
一人さんも、コンビニのおかず、大好きなんだよ。
そういう便利なものがあるんだから、俺たちはそれをありがたく活用させてもらえばいいんだよ。
例えば東京から大阪へ行く場合、飛行機もあれば新幹線もある。
バスや車を使う手もあるし、電車で行ってもいい。
自転車でも行けるよね。
必ず歩いて行かなきゃいけないというわけじゃないの。
それと同じことだよ。
俺達は世の中にあるいろんなサービスをうまく使って、自分に合うやり方で便利に生活すればいいの。
大切なのは、常識や観念ではなく、自分や自分の大切な人が、いつも笑顔でいることだよ」
ハードルを下げると気が楽になる
結婚すれば、義理の両親とも上手く付き合っていかなければなりませんよね。
大切な人の両親だからこそ、上手く付き合うと思うものでしょう。
ただ、あまり神経質になりすぎても疲れてしまいます。
それよりも、むしろ「うまくやろうと思わない方がうまくいく」、というのが一人さん流です。
「義理の両親って他人だからね。
それをうまくやろうなんて思っちゃいけないの。
あのね、殺し合いにならないだけでいいって思ってたらいいんだよ。
そのくらいまでハードルを下げると、ものすごい楽だよね。
殺しあいにならなきゃいいと思ってたら、なんでもオッケー。
そうすれば、大抵の家庭は「うちはうまくいってるんだ」ってことになっちゃう。
うまく付き合いたいって思うのはいいけど、ハードルをあげちゃうからいけないの。
ハードルを下げればイライラすることもないし、苦しくなることもないんだよ」
こんな風に面白く考えられたら、ちょっと苦手なご両親であっても、気楽にお付き合いができそうですよね。
子供は別の人を通じて出てくることもある
みっちゃん先生は子供が大好きで、若い頃には、保育士を目指して保育園で働いていたこともあります。
だから、街中で小さいお子さんを見かけると、その可愛さにいつも心を癒されますし、お子さんが欲しいという女性の気持ちもよくわかります。
なかなか子供を授からなくて泣いてばかりいるとか、自分の力ではどうにもならないと分かっているのに執着して諦められないという相談が寄せられると、本当に辛くなってしまいます。
でもね、それもやっぱり神はからいなんですね。
一人さんは言います。
「できることはできるし、できないものはできない。
これは、これは仕方のないことなんだよ。
でもね、その紙計らいが『自分に起きてよかった』と思うこともできるんだよ。
例えば、子供がいる親御さんの中にはね、勉強向きの子供じゃないのに勉強を無理強いしたり、責めたりする人がいるの。
『何で英語ができないの?』『こんな簡単な方程式もできないの?』って。
これね、一番やっちゃいけないことなんだよ。
そんなことを続けてたら、子供がおかしくなっちゃうよ。
諦めの悪い人ってね、人にも諦められないの。
子どもが勉強嫌いだとわかっても、じゃあ他に何が好きなんだろうって考えられなくて、嫌がる子供に勉強を押し付けちゃうんだよね。
自分に起きてる問題で執着してるのになら人に迷惑をかけないからいいけど、それを誰かに対して起こしたらえらいことになる。
子供が出来ないのは、そういう問題が起きないように言って神はからいからも分からないんだよね。
でもね、神はからいなんだって分かって、執着を手放すことを学んだ人は、パッと子供ができたり、別の形で子供に恵まれたりするの。
どうしても子供が欲しい人はね、親に恵まれない子供の施設へ行ってごらん。
そうするとね、目と目が合った時にピンと来る子がいる。
その子が、あなたの子供だよ。
自分の子供って、あなたと同じように魂なの。
その魂が自分を通して出てこない人は、別の人を通じて出てきてくれるんだよね。
そういう子が、どこかの施設であなたを待ってるから行ってごらん。
養子縁組ができるかもしれないよ。
でね、そこまで難しいことをするのは嫌だって思う場合は、本当は子供はいらないの。
夫婦二人で仲良く楽しく暮らしていけば、最高の人生になるよ。
珍しく、真面目な話をしちゃったね」
斎藤一人さんの話を纏めました。
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