ある程度手を尽くしても、売れないと分かったら、ここからが決断。
大損をする前に諦めること。
これこそ『逃げるは恥だが役に立つ』です。
「逃げる力」で危機を乗り越える
『逃げるは恥だが役に立つ』というドラマが流行りましたが、まさにこの言葉通り。
危険を感じたら、逃げることも大切です。
逃げて、恥をかくなんて大したことないのです。
ビジネスでも、プライベートでも、見栄やプライドを捨てて、「逃げる」決断力は必要です。
例えば電車の中で、どう見ても怪しげな人がいたら、どうしますか?
私はあと一駅で降りるとしても別の車両に移ります。
なるべく、危険な場所からは離れていたいからです。
悪い波動があるところにいると、自分まで悪い波動を受けてしまいます。
もちろん、その人が他の人の迷惑になることをしていた場合、駅員を呼んだり、手助けはします。
でも、近くに寄らないよう自分の立ち位置を考慮します。
仕事も同様です。
何かひっかかることがあれば、潔くやめます。
トライしないという選択も必要です。
「銀座まるかん」では、新しいアイデアはどんどん取り入れますが、間違いだと分かった場合は、即座に撤退します。
もちろん、決断までには、一通りの工夫が必要です。
例えば、新発売の食用オイルを宣伝するとしましょう。
口コミで広がらないようなら、チラシをまき、チラシでも売れないようなら、ホームページで広めてみる。
実演販売をしたり、主婦を集めて座談会を開いてみるのも一つのアイデアでしょう。
TwitterやFacebookなどで拡散して、全国に告知もしてみます。
あの手この手で、売れるような工夫をしていきます。
的を射たアイデアなら、きっと成果が現れるでしょう。
でも、ある程度手を尽くしても、売れないと分かったら、ここからが決断。
大損をする前に諦めること。
これこそ『逃げるは恥だが役に立つ』です。
恋愛も同じこと、借金取りに追いかけられている彼と、長く付き合っているのは危険です。
また、自分を大切にしてない人もアウトです。
いつも暗い顔をしている彼女と付き合っていても楽しくはないでしょ。
パートナーといっても楽しくないなら、深入りする前に、逃げることです。
結婚していては簡単に逃げることはできませんが、シングルなら別れるのも簡単です。
結婚や離婚って、契約ごとなので、手続きがすごく大変だそう。
その点、シングルは手続きもなく、別れることができます。
仕事も、恋愛も「逃げる決断力」を身につければ、危機を回避することができます。
快適に人生を生き抜く処世術です。
職場で絶対必要な「笑顔力」
仕事をしている時、あなたはどんな顔をしていますか?
眉間にしわを寄せて、難しそうな顔をしていないかしら?
仕事をする上で、まず、笑顔と教えてくれた一人さん。
こんな名言があります。
笑顔の練習をするって大事なんですね。
普段、笑顔の少ない人は、笑顔を作る筋肉が落ちているから、自然に笑えない。
だから、笑う練習が必要なんです。
笑顔が美しければ美しいほど、感じのいい人になります。
あなたが笑顔で挨拶すれば、相手は「この人いいね」と思うでしょ。
笑顔があれば、人と気持ちよく付き合えます。
相手によって接し方を変えたりせずに、誰に対しても。
どんなときも、いつも同じ笑顔。
それが、人間関係を一番良くするコツ。
本当にそう。
笑顔でいれば人は自然と寄ってくるものです。
笑顔が苦手なら、笑顔の練習をしましょう。
鏡を見て、口角を上げて、歯を見せて、ニコッとね。
私は毎朝、鏡を見て、笑顔の確認を欠かしません。
寝起きでなかなか笑顔になれない時は、大好きなアイドルに挨拶するイメージで、
「おはよう~」
と声をかけてみます。
不思議なんですが、自然と笑みがこぼれてくるんです。
好きな人に声をかける気持ちでいると、笑顔は上手に作れそうですね。
まずは、鏡に向かうことから始めてみましょう!!
アクセサリーデザイナーのAさんは、一人さんの本を読み、笑顔の大切さを実感。
毎日笑顔で出勤することを心がけたそうです。
すると、その笑顔が職場で評判になり、すぐにチームリーダーに、取引先でもAさんの業績が認められ、大口の取引を受注しました。
さらに、デザインしたアクセサリーが世界のマーケットで販売されることになり、みるみる運が開けて行きました。
「君の笑顔が、仕事の幸運をもたらしたんだね」と上司にも褒められたそう。
笑顔の力は、驚異的でしょ。
もし、あなたに部下がいたら、部下に対しても笑顔でいるよう心がけてみてください。
偉くなったからと、仏頂面で仕事をしてはだめですよ。
上司は、部下の気持ちをリラックスさせて、「毎日会社へ行くのが楽しい」と思ってもらえるよう、いい雰囲気を作ってあげるべきなんです。
笑顔ひとつで、場が和めば、嬉しいもの。
笑顔で会話をすると、自分だって楽なはず。
もちろん、部下達も上機嫌で仕事をしてくれます。
あなたの「笑顔」で、仕事も、人間関係も上向きに変えてみましょう。
自分ができることを磨く「実行力」が道を開く
人には誰しも、得意なことと苦手なことがあるものです。
私は、洗濯や料理など家事全般が不得意。
だからでしょうか、主婦になりたいと思えなかったのです。
結婚すると家事をしなきゃいけないような気がして。
それが嫌だったのです。
その代わり、人前で話をすること、そしてメイクをすることは小さいときから大好きで、みんなから「上手だね」って褒められていました。
今では、「銀座まるかん」で一人さんの開発したメイク用品や健康食品を広める他、「美開運メイク」や「癒しの講演会」などの講師としても活動しています。
得意なことしかしないで、しっかり稼いで暮らしています。
すごく幸せ者でしょ。
苦手なことはしなくていいよ。
できないことは無理してやらなくていいんだよ。
自分にできないものは、自分にいらないものなんで。
これは、一人さんから教わったこと。
かくいう一人さんも、「できることをしかやらない」を貫いて、成功しています。
社長という役職にもかかわらず、営業をしたことがありません。
一人さんを慕う人たちが自然と集まって、一人さんが作る商品を広めてくれるんです。
一人さんの会社は、たった5人の有能な社員が切り盛りしています。
「私は一人さんのように社長じゃないから、そんなことできません。会社では、やりたくないこともやらされるんです」
と不平を言う人もいそうですよね。
そんな時は、一人さんのこの言葉を参考にしてください。
頼まれたことで、自分ができることは嫌がらずにやる。
できないことを頼まれたら見栄を張らずに、
「できない」って言うしかない。
「今すぐコンピューターをやれ」って言われたら、私にはできない。
ででもできそうなことなら、一生懸命やるだけ。
できないことは、無理にやらない、できることはがんばってやる。
うん、これなら、できそうですね。
例えば、はがき整理が苦手でも、宛名書きが上手というあなた。
はがきを整理させると、人の倍以上時間がかかってしまう。
これは、非効率です。
はがき整理は整理好きな人に任せ、得意な宛名書きをした方が効率的なはず。
きちんと上司に伝えれば、得意な方をやらせてくれるのではないでしょうか?
また、上司なら、部下の適正を考えて仕事を頼むべき。
これが会社の利益にも繋がります。
その代わり、宛名書きが得意な人は、それを極めて、誰よりも美しい宛名をかけるよう腕を磨いて欲しいですね。
得意なことを伸ばして、それを突き詰めると、必ず道は開けます。
お金も時間も自由に使えるシングルという特権を生かして、自分の得意なことを目一杯磨いてください。
自分を大切にして、自分を高めていけば、やりたい仕事、役立つ仕事が、きっとあなたの前に行ってきますよ。
どんなときも堂々と「ついてます」を合言葉に
年頃になると、男女関係なく聞かれるのが、
「ご結婚は?」という質問。
「いえ、結婚はしていないんです」
と答えると、なんか負け組に思われてしまう。
これって、悔しいですよね。
私たちは、あえて、シングルを選んでいるのです。
そのことを分かってもらうためにも、まずあなたがいつも幸せを感じていなければ、駄目ですよ。
「大好きな仕事でお金が頂けるのは嬉しい」
「自分の自由な時間をめいっぱい使えるのは、独身だからこそ」
そういう思いで、毎日を過ごしていれば、
「結婚しなくて寂しくないの?」
と言ってくる人もいなくなるはず。
とはいうものの、営業成績が上がらない、彼とうまくいかない、家族が病気になってしまったなど、悩みはあるものです。
辛いことだってありますよね。
嫌なことが起きた時、「最近、ついてないな」と思ってはいけません。
「ついてない」は地獄言葉。
私からの提案
どんなに辛い時でも、「ついてる」っていう癖をつけてみましょう。
「ついてる」がいいにくければ、「ラッキー」でも「運がいい」でもいいです。
悪いことが続いたら、あえて「ラッキー、ラッキー」と口に出してください。
「あなたは運がいいと思われますか?」
ある会社の面接で、こういう質問をした会社があったそうです。
さあ、あなたは何と答えますか?
ここは、間髪入れず、
「私はついてます」
と言いましょう。
誰だってついていない人に入社させたくはないものです。
「着いてます!! 運がいいです」
と胸を張っていうのが正解です。
「ついてる」と口にしていると、どんどんいいことが起き、「ついてない」と口にすると、ついている人からは嫌われて、さらについていない人生を送ることになるのです。
一人さんはいつも前向き。
例えば、一人さんがパソコンを習いに行ったとします。
しかし、パソコンを前にやる気が全然起きません。
そんな時一人さんなら会社の社員にパソコンを渡して、自分がパソコンを操作するのはやめてしまうはずです。
人は『すぐあきらめちゃって、残念だね』と言うけど、その日にパソコンは自分にむかないことが分かっちゃった。
それが分かった自分は『ついてる』と思うんだ。
なるほど、パソコンを勉強する時間を、得意なことに使った方が時間を有効に使えます。
身勝手なことは得意な人に任せちゃえばいいんです。
それを知っている一人さんは、すごいでしょ?
どんなことがあっても「ついてる」「ラッキー」って言ってみましょう。
きっとあなたに素敵なことがどんどん起こりますよ。
追伸 質問 逃げるが勝ち
特に嫌なことをされたわけでないのに、
顔を見るだけでイライラして、
どうしても好きになれない人がいます。
この感情を手放すには、どうしたらいいでしょうか?
斎藤一人さん、この悩みに、良い解決方法はありますでしょうか?
斎藤一人さん
嫌いになる理由はないのに、なぜか好きになれない相手。
あった瞬間、「何か嫌だな」と感じる相手。
そういう人は、前世からの因縁があるんです。
だから、魂が「この人には近づいちゃだめだよ」って教えてくれているんです。
あなたの問題でないから、「わけもなく、人を嫌いになる自分をは最低だ」とか、そんなことを思わなくていいからね。
せっかく魂がサインを送ってくれているんです。
そのことに早く気づいて、危険な相手とは距離を置くの。
この人にもいいところがあるはずだからって、無理に良いところを探そうとしちゃダメだからね。
とにかく離れた方がいい。
合わない人とは、どうやっても合わないんです。
それには理由があるんだから、少しでも顔を合わせない努力をするのが正解だよ。
期せずして顔を会わさなきゃいけない状況になったら、「すいません、急に用事を思い出しました」とかなんでもいいから、理由をつけて帰った方がいい。
同じように、食べ物屋さんだとか喫茶店なんかでも、なぜかわからないけど感じの悪い思いをしたら、二度とそのお店へ行っちゃいけないんです。
そういう感覚って、「ここへは来ちゃいけませんよ」っていうサインなの。
近寄っちゃいけないお店なんて、10年に1件あるかないかの確率出し、あった瞬間に「この人は嫌だなぁ」なんて感じる相手とも、そうそう巡り会うものじゃない。
しょっちゅうあるわけじゃないんだから、遭遇した時は逃げるが勝ちなんです。
嫌な相手とは無理に仲良くしようとしても、トラブルが起きるだけだからね。
今世は離れることだけ。
それで十分です。
だから魂のサインがあった時は、その場からそっと離れるんだよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
お世話になっております。
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