思った瞬間に1億円の道はできているから、あとは行動すればいいんだよね。
1億円の望めば1億円の道ができる
Q1
私はデパートの販売員です。
一生懸命努力して売上を増やしても、サラリーマンのため収入アップにつながりません。
そこで、転職やダブルワークもしてみましたが、自分に合わなかったり体力的に辛かったりして続きませんでした。
収入を増やすには、どうしたらいいでしょうか?
斎藤一人さん
私はサラリーマンの経験がないから、サラリーマンだったらどうしたらいいかっていうアドバイスはできないんだよね。
ただ、一人さん流のアドバイスだったらできるんだけど、これは不思議な話だから、信じられる人だけ信じてくださいね。
今、あなたは1億円欲しいとします。
で、1億円が欲しいって神に願うと、それと同時に一億円の道ができるんだよね。
すると、「私は1億円欲しいと思っているのに、お金が入ってきません」っていう人がいるんだけど、それは、あなたが願うだけで行動していないからです。
思った瞬間に1億円の道はできているから、あとは行動すればいいんだよね。
例えば、毎月1万円ずつ貯めるのも行動の一つなの。
そうすると、2ヶ月で2万円、3ヶ月で3万円というように貯まるよね。
で、うまくいかない人って、ここでまた「毎月1万円の貯金だと、1億円貯めるのに800万年以上かかる」とか言い出す。
急に数学者みたいなことを言うの。
あのね、ひとりさんがここで言ってるのは数字の話じゃなくて、精神論なんです。
精神論で話してる時は、精神論で返さなきゃ。
数学的な論理を否定材料にしたってしょうがないんだよね。
アスファルトを突き破る雑草って、見たことないかい?
あれは、計算上では絶対に無理なんです。
だけど現実は、雑草でアスファルトを突き破っている。
数学者とか物理学者みたいに「計算上は無理だ」といえばそれでおしまいだけど、そんなことに関係なく行動し続けたら、あなたにもアスファルト突き破る雑草みたいな奇跡が起きるんだ。
お金には、「加速の法則」というのがあります。
貯金を始めると、なぜかどんどん加速がついて、実際に貯めたら金額よりもたくさんたまるんです。
毎月1万円ずつ貯めたら、計3上では1年後には12万円だけど、加速の法則がついた場合は、それ以上の金額になるんだよね。
加速の法則がつくと、途中で臨時収入があったり、昇級したりっていう、貯金を後押しされるような現象が起きるの。
でもね、この法則は行動した人にしかもたらされません。
実際に貯金した人だけが受け取れる奇跡なんだよね。
だから、願ったら行動すること。
あなたが1億円欲しいと思ったら、間違いなく、1億円の道ができます。
後は、その道に踏み出せばいいんだ。
望んだら行動する。
そうすれば、加速がついて現実も変わるからね。
500円貯金でも、100円貯金でも、あなたにできることから始めてみてください。
この地球は、思いと行動が一致しなきゃいけない星だからね。
100の思いがあっても、1も行動しないんじゃうまくいくはずがない。
それよりも、10の思いでいいから、10の行動すること。
そのバランスが大事だよ。
先手必勝。正しい危機感を持つんだよ
Q2
経営者として、一人さんが思う「いい危機感」「悪い危機感」の違いについて、教えてください。
斎藤一人さん
ひとりさんは、悪い危機感を持ったことは一度もないけど、いい危機感は常に持っています。
この二つの違いは何かというと、「後手に回っているかどうか」なんだよね。
例えば、景気がいい時って、「調子がいいな」「儲かってラッキー」みたいなノリで流れに身を任せるだけの経営者もいると思いますが、それって「いい危機感」が完全に欠如しているよね。
何度も言うけど、経営者の仕事はただ一つ。
景気が良いときでも悪いときでも、黒字を出し続けなきゃいけないんだよね。
という観点から言うと、景気が良い時には、先々行ってくるであろう不景気に備えなきゃいけないんだ。
儲かってるからって、経費の無駄遣いなんてしちゃいけない。
ちゃんとお金を貯めておくとか、不景気になった時に会社が持ちこたえられるように、新商品の研究開発を進めておく。
こういう、先を見越した備えを、いい危機感と言います。
経営者だけでなく、個人でも同じだよ。
人は皆、いつかは歳をとって働けなくなる日が来るから、将来のために貯金しておこうというのが正しい危機感なんです。
経営者だけじゃなく、個人でも同じだよ。
人は皆、いつかは歳をとって働けなくなる日が来るから、将来のために貯金しておこうというのは正しい危機感なんです。
景気のいい時もあれば、不景気もある。
誰だって年をとる。
そんなわかりきったことに備えておくのが、いい危機感なの。
一方、いい危機感のない会社は備えがないから、いざ不景気が来た時に「どうしよう、どうしよう」って慌てます。
差し迫った危機に右往左往するんだけど、備えがないんだから、危機が来てから焦っても対処のしようがありません。
つまり、経営者が差し迫ったことで悩むようになったら、やるべきことをやってなかったということ。
悪い危機感しか持ち合わせていなかったという結果だよ。
あのね、後手に回ってもいいのは、雇われている立場の人だけなの。
経営者がそれをしちゃったら、会社をうまくいきません。
もちろんサラリーマンでも、「自分」や「家族」という会社を経営しているわけだから、その点で言えば、年をとってから焦るのはおかしいんだよね。
悪い危機感しか持っていない人は、年をとってから苦労することになるの。
一人さんが悪い気を持ったことがないのは、いつも先に手を打ってきたからだよ。
みんなも、いい危機感で先手必勝忘れないようにね。
充実感がないのは能力があるということ
Q3
私は派遣社員として、いつも一生懸命仕事をしています。
おかげさまで、周りから「よく働くね」と認められ、元気で働ける事にも感謝しています。
ですが、どこか充実感がないのです。
私が何か間違った考えを持っているのか、あるいは別の仕事をした方がいいのか悩んでいます。
斎藤一人さん
あなたは一生懸命仕事をしているし、実際、周りからもその働きぶりを認められている。
もちろんそれは素晴らしいことなんだけど、自分でも気が付いていないことがあるの。
それは何かと言うと、「あなたの実力はもっと」あるってことだよ。
あなたの能力が100としたら、多分、まだ50くらいしか出してないんじゃないかな.
あなたが本気を出すと、周りが驚くような仕事をやってのけるだろうね。
だから一人さんのアドバイスは、「今の仕事でもっと実力を出しな」です。
高校野球を見てごらん。
あの子達は、勝っても負けてもスカッとした顔をしているよね?
それは、自分が持っているの曲を全部出して切っているからだよ。
やりきっている人は、「野球はつまらないから、他のスポーツに変えようかな」なんて思わないんです。
それと同じなの。
あなたも実力を出してごらん。
もっと一生懸命やって見たらいい。
自分の仕事が終わったら隣の人の仕事も行ってあげるとか、上司の指令がなくても新しい企画を出すとか、みんなが働きやすくなるような仕組みを提案するとか、どんどん営業して新しいお客さんを獲得するとか、思いついたことを何でもやってみな。
力を出し切ればスカッとした気持ちになるし、会社からも益々認められるだろうから、昇進することだってあるんじゃないかな。
転職のことなんて、考える暇もなくなると思いますよ。
こういう能力のある人ってね、まれにいるんです。
その能力を眠らせたままにしておくのはもったいないよ。
自分のためはもちろん、みんなのためにも、出せる能力は使ってくださいね。
向上心があるかないかで雲泥の差が出る
Q4
私はお店を経営していますが、一人では限界があります。
いい従業員を雇い、もっとお店を盛り上げたいのですが、それには何が一番大切ですか?
斎藤一人さん
一番大切なのは、向上心です。
従業員を雇うって、ただ仕事を教えるだけじゃなく、人間関係にも気を使わなきゃいけないんだよね。
どんな経営者でもそれは同じなんです。
で、最初からうまくいくことってほとんどない。
最初は絶対うまくいかないと思っていた方がいいくらいだから、そこに「向上するぞ!」っていう気持ちがなかったら、ますますうまくいかないんだよね。
絵でもなんでも、向上しようと思わないでただ描いていると、向上心をもって描くのとでは雲泥の差だよ。
スタートの実力は同じでも、結果は大きく違ってくるの。
向上心のある人は、いいと思ったことは即行動するし、改善も惜しまない。
だから、確実にうまくなるし、結果だって出せるんだ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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