令和に入って、
肉体労働からは解放されて、
閃きやアイデアが豊かな成果を生み出す、
頭脳労働が人間の仕事になっていくからね。
アイデア、ひらめきが人間の専売特許になる
令和に入って、時代は大きく変わろうとしています。
人工知能(AI)の発展が著しく、そのぶん、職種も淘汰されてくる。
人工知能の登場は、グローバルな「産業革命」のようなもの。
どの時代の産業革命も、「機械に支配される」とか、「人間は不幸になる」って不安視する人は多かったけど、結局は豊かで、楽な方向へ導いてくれたよね。
世の中、どんどん良くなっていくんです。
だから、大丈夫だよ。
歴史を見てごらん、江戸時代はクーラーがなかったし、明治時代はスマートフォンがなかった。
歴史は悪くなることはないんです。
どんどん便利で、快適で豊かになっているんです。
今回の人工知能時代は、かつての産業革命を上回るほど、良くなっていくよ。
何よりいいのは、人工知能が導入されたら、嫌な仕事がなくなるってこと。
辛い肉体労働は細かい手作業は激減します。
農業だってこれから大きく変わるよ。
今まで10人で耕していた畑が一人でも耕せるようになるとか、天候に左右されることなく農作物が育つとか、こんな風に飛躍的に発展していく。
さらに、農業分野での企業家だって増えていくよ。
今、運送業が人手不足だって言うけれど、自動運転の車が街を走るようになれば、立て直すことができる。
東京の食料は、ほとんどが東京以外で生産されているよね。
運送がスムーズでないと、約1300万の人が食糧難になるんです。
こうなったら大変だからね。
車が自動運転を導入して、物質の運搬が滞らないようにするはずだよ。
コンビニやスーパーの人手不足も問題だよね。
「これからコンビニは無人になるよ」って、だいぶ前にお弟子さんに話していたんだけど、これはすでに現実になっている。
着実に、機械化は進んでいるんです。
肉体労働だけじゃないよ。
嫌な仕事の一つに、苦情処理係ってあるよね。
これだって、人工知能の導入で、楽になるよ。
文句を聞いてくれて、対応してくれる。
文句を言っている人は、イライラを解消したいだけなんだよね。
人工知能に任せれば、鬱憤は機械が受け止めてくれます。
こんなに嬉しいことはないだろ?
嫌な仕事は、機械が引き受けてくれる。
だから人間の仕事は「頭脳労働」が主流になるんです。
農業や運送業も肉体労働はなくなるけど、頭脳労働は残る。
農業なら、新しい品種を開発するとか、効率的な研究をするとか、人間でしか考えられないことがある。
どんな仕事をしていても、「自分は頭脳労働者だ」と言う自覚を持つことが大切だよ。
これからの時代、
人間の仕事は頭脳労働が主流になる。
仕事は毎日毎秒、良くなっていくのが当たり前
「色々な仕事が機械化されると、人間にとって嫌な仕事はなくなる」って言ったけど、その先には、もっと驚くことが起きる。
これからの時代は、仕事が好きな人はどんどん仕事をして、そんなに仕事が好きでない人は仕事をしなくてもよくなる。
そういう「いい役割分担」ができる時代になっていくんだよ。
経済は、消費者がいないと、うまく回らない。
そのために政府は、低収入者に援助金を渡すような制度を考えてくれるんです。
つまり、国がしっかり保証をしてくれる制度ができるの。
実際、「ベーシックインカム」という制度が世界的に注目を集めているね。
これは、「政府がすべての人に必要最低限の生活を保障する収入を無条件に支給する制度」で、生活保護などの社会保障と違って、給付条件はなく、誰でももらえるというもの。
ある程度、生活が保障されれば、国民は安心して好きな仕事も出来るしね。
仕事嫌いな人は、贅沢しなければ毎日遊んで暮らすことができるんです。
その代わり稼ぐ人は、うんと稼ぐんだよ。
私のように、仕事をゲームのように楽しみたい人は、世の中にいっぱいいる。
仕事って、面白いんだよ。
ゴルフより釣りより楽しいの。
いくらゴルフが好きでも、3ヶ月間毎日やっていたら、飽きちゃうからね。
仕事が好きな人は、いくらお金があっても、仕事を辞めないの。
お金を稼ぐのが上手い人、仕事が好きでたまらない人が、稼ぎ頭になって、経済を回していく。
こういう社会になっていきます。
ただね、今すぐじゃないよ。
今は、「素敵な未来」への途中。
過渡期なんです。
日本では、もう少し、時間がかかると思うけど、「ベーシックインカム」と似たような制度が出てくると思うよ。
「仕事が大事」と言ったけど、それは今の話。
将来的には、働き方も大きく変わっていくはずです。
少しずつ世の中は進化しているということを、知っておくことだよ。
将来的には、仕事が大好きな人が稼ぎ頭になり、
経済を回すようになっていく。
「十年先」より「一歩先」
映画やドラマで、10年後、20年後の未来を描いているものってあるよね。
車は空を飛び、ロボットが家事をして、月へ旅行に行く。
こういう未来って、誰でも想像できるんです。
だけど、1年先の未来って、予想するのは、難しいんです。
それから、「あいつ、進んだことを言いすぎるよね。10年後なら、うまくいくだろうに」って、周りから言われる人がいる。
こういう人って、10年後にはうまくいっていないんです。
なぜかって、先を読みすぎて、その時点で10年先に行っちゃってるから。
いつも時代に合わないんです。
これからの令和の時代、仕事をするコツは、10年先より一歩先を考えること。
「今」じゃないよ、「一歩先」だよ。
一歩先を見極めるためには、常に「一歩先ってなんだろう」って考えることだよ。
そうすれば、必要な時にピンとくるようになるんです。
やってみてごらん。
常にアンテナを張っておくんだよ。
くせをつけておけば、何の苦労もせずに、一歩先が見えてくるようになるからね。
競馬だって、競輪だって、十年先のレースを当てても意味がない。
十年先のレースを当てても、今、これから始まるレースを当てないと、しょうがないよね。
仕事も同じだよ。
この先、必要とされているもの、ニーズがあるサービスを探すこと。
常に、一歩先を読む。
これがうまくいく秘訣です。
人間って、飽きる生き物なんです。
どんなに良い商品にも必ず寿命はある。
インベーダーゲームも、たまごっちも、ニンテンドーDSも、爆発的に売れたけど、今はもう流行ってないよね。
今はニンテンドースイッチだ。
子供達の興味も常に変化しているのです。
音楽を聴くアイテムと同じ。
レコードがカセットになり、CDに代わり、今はスマートフォンで音楽を聴くようになった。
ニーズの変化で、商品もサービスも、日々変わっていく。
今売れている商品やサービスも、人間が飽きたら、売れなくなる。
すると、その商品はなくなるから、次を作る。
当たるものを作り続けなくてはいけないんです。
一人さんも「一歩先」を考えて、商売をしているから儲かっているんです。
出すもの、出すもの当たっちゃう。
だから、赤字を出したことはないの。
お客様に喜ばれ続けなくちゃ、会社は成り立たないよね。
一回くらいはまぐれで当たることもあるけど、一回だけで会社を続けていくことができないんです。
儲けるためには、一歩先を考える。
一歩先を見極められる人がうまくいくの。
では、どんなことが続けられるか? 答えはシンプルだよ。
人が楽しくて喜ぶもの、ワクワクするものを作ること。これだね。
物を買うのも、サービスを使うのも人間だからね。
たとえ、猫の餌だって、猫が買いに来ることはできない。
トマトの肥料もトマトではなく人間が選ぶんだからね。
独りよがりではなく、多くの人に役立つモノやサービスを考える。
さらに、世の中を楽しくて、より良いものにする。
これが大事なんです。
すると、神様が〇をくれるんです。
自分に良くて、
相手に良くて、
世間によくて、
神様が〇をくれる。
ビジネスがうまくいくルールは、「四方よし」なんです。
「四方よし」の仕事なら、絶対に成功するんです。
仕事をする時は、ちゃんと自分に利益があるのか、ちゃんと取引先に利益をもたらすことができるのか、ちゃんとお客様を喜ばせることができるのか、を考えること。
そしてどんな仕事をするときも、神様が喜んでくれるものなのか、一度確認することだね。
特に、調子がいい時、うまくいっている時は、自分だけが良ければいいって思いがちだからね。
念を押すけど、「自分は大事」。
だけど、「自分だけが大事」では、世の中に受け入れられない。
「自分も大事で、人も大事」と分かれば、商売だけじゃない。
人生もうまくいくんだよ。
自分にとっても、他の人にとっても「いいこと」なら、
間違いないんだよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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