自分の性質を変えようとするより、あなたのことを理解してくれる人のいる場所を探すことだよ。
「仕事でしょっちゅう同じミスを繰り返します」
以前、こんな悩みを持った人がいたんです。
「私は昔から失敗が多く、仕事でもしょっちゅう同じミスをします。
勘違いして、大事な予定や約束を忘れることもあります。
幸い、最悪の事態を起こしたことはないのですが、少しでも失敗を減らすにはどうしたらいいでしょうか?」
こういう性質をでそう簡単に変わるものじゃないし、苦しくなるだけだから、直そうと思わない方がいいよ。
で、このまま小さなミスをしながら生きていても、こういう人は何の問題もないから大丈夫なの。
なぜですかって、今までその性質で大きな問題を起こすことなく生きてこられたわけだし、悩んでいるとはいえ、あまり深刻そうでもないからね。
仕事だって、クビになったわけじゃない。
ということは、この人はそのままで愛されるって事なんです。
じゃなきゃ、とっくに最悪の事態を起こしてるはずだよ。
たぶんこの人は、ミスしてもみんながカバーしてくれるんだよね。
愛されているから失敗で人を激怒させることもないし、いつも誰かがさりげなくサポートしてくれているんだと思います。
はなゑちゃんがテレビで見た、ある若い男性の話なんだけど。
その人には障害があって、「それでもいいですよ」と言ってくれた社長さんの会社で働いているそうです。
最初に障害のことをきちんと伝えているので、社長さんも他の従業員たちに、「彼にはこういう、人とちょっと違った個性があります人とちょっと違った個性があります。
何度も質問が来るかもしれませんが、その都度、やり方を教えてあげてください」と知らせることができて、周りから誤解されることもなかったんだって。
みんな彼の個性を理解し、配慮してくれてるし、良い信頼関係が築けている。
だから本人も仕事がしやすくて、「私はこの会社のために一生懸命働きたい。みんなの役に立ちたい」ってすごく意欲的なの。
本当に幸せそうなんです。
こういう場所が誰にでも必ずあるから、自分の性質を変えようとするより、あなたのことを理解してくれる人のいる場所を探すことだよ。
あなたをいじめる人がいるような場所に、我慢してい続けちゃだめなんだ。
それとね、人に迷惑をかけるのは辛いって言うけど、むしろそうやって自分に厳しすぎる方が周りは迷惑だよ。
あなたが暗い波動(周波数)を出していると、その波動がみんなに伝染して、周りまで嫌なムードにしちゃうからね。
波動の力ってすごく大きいんです。
あなたの大切な人のためにも、もうちょっと気楽に考えな。
そのままで大丈夫ですから、もっと楽しく生きてくださいね。
「人に頼み事ができません」
人に頼まれたことはさっと行動に移せるのに、なぜか自分は人に頼み事ができないという人がいるんです。
相手に申し訳なくてお願いができないんだよね。
これも、自分に価値がないと思っているのが原因なの。
価値のない自分は、せめて人のお願いを聞いて役に立たなきゃいけないし、人にものを頼むなんて厚かましいっていう気持ちがどこかにあるんだと思います。
だけどあなたはそのままで価値があるし、素晴らしい。
自分の出来ないことは人に頼んでいいし、必要以上に申し訳ないと思う必要もないんだよね。
気軽に頼めば相手だって気持ちよく引き受けてくれるはずだよ。
あなたが今、「なぜ自分は人に頼み事ができないんだろう」って悩んでいるのだとしたら、それはあなたの魂が「そろそろ乗り越えたい」と声を上げているんだよね。
気楽に人に頼る、という修行の時期が来ている。
だったら一度挑戦してみてもいいじゃないかな。と一人さんは思うよ。
こういうのは魂的な挑戦だから、それを乗り越えることでものすごく成長するんだ。
もちろん、中にはあなたの頼みを断ってくる人もいる。
相手だっていつも余裕があるわけじゃないから、タイミングが合わないことだってあるよね。
そういう時はしょうがないし、あなたのことが嫌いで断っているわけじゃないから気にしなくていいんです。
断られたら、余裕のありそうな人を別に探して頼めば済むことなの。
で、どう考えても意地悪で断られた場合は、「嫌な奴だな」と思って、その人と付き合うのはやめたらいいんです。
もっとひどい目に遭わされる前に気付けて良かったんだから、さりげなく離れて、もう近づかないようにしな。
「つい見栄を張ってしまいます」
世間では、調子に乗ったり、見栄を張ったりすることが悪いことのように思われています。
でもね、人間ってそういう時期もあるんだよね。
調子に乗る必要がある時期には調子に乗るし、三重が必要な時には見栄を張りたくなる。
欲深さが必要になれば、欲深くもなるんです。
そこから学ばなきゃいけない何かがあって、必要だから起きていることなんだよね。
調子に乗るとどうなるかを学ぶ。
見栄を張るとどうなるか学ぶ時期なの。
そう思って、調子に乗ってしまう自分や、見栄を張りたい自分を許してあげるんだよ。
まだ学んでもいないのに、周りを気にして自分を抑えつけちゃだめなんです。
そもそも、見栄は間違ったことではありません。
人は誰でもよく見られたいものだから、みんな大なり小なり見栄があるし、それでいいんです。
よく見られたいのは正しいことだから、それを止めちゃいけないの。
ただ、単に見栄を張るだけじゃ成長しません。
じゃあどうするんですかって、見栄というごまかしではなく、実力を付けることだよ。
本物になる努力をすればいい。
見栄を向上心に繋げたらいいの。
人からよく見られるのにふさわしい自分になる。
そのための努力は素晴らしいし、実力をつけるためにがんばるのが人生の楽しみだからね。
これはやめちゃいけないよ。
女性だって、人から「綺麗ですね」って言われたら嬉しいし、自分でも綺麗な方が楽しいから、化粧やお洒落をするんだよね。
で、もし「化粧をした方がブスになる」と言われたら、あなたの化粧の腕に問題があるんです。
化粧した顔が不評なら、化粧をやめるよりも、化粧の腕を上げることを考えた方がいいよね。
化粧して綺麗になるのはいいことだから、技術を磨いて、うんと綺麗になりな。
綺麗になりたい気持ちを止めなくていいのと同じで、調子に乗ったり、見栄を張ったりするのも悪いことじゃない。
自分を磨いて、実力をつけるんだよ。
「自分はコンプレックスの塊なんです」
多くの人は、何かしら劣等感みたいなものを持っていると思います。
経済的に恵まれないとか、学歴がないとか、自分の外見にコンプレックスがあるとか、多かれ少なかれあるんじゃないかな?
一人さんはちょっと珍しいタイプなので、そういうのを感じたことはありませんが、例えば私の場合、中学を卒業してすぐに社会に出たんだよね。
何しろ勉強が嫌いだったから、学校で授業を受けるのも苦痛でほとんど投稿してなかったし、宿題なんて一回もしなかった。
でもね、私は自分に学歴がないことをコンプレックスに思っていないどころか、高校や大学に行かなかったから成功できたと思っているし、勉強嫌いで中卒だったことを笑い話にしているんだよね。
だから中卒という学歴は一人さんにとって強みになっているけど、学歴のことを隠そうとしていたら、これはたちまち弱みになります。
人間は完璧じゃないから、弱いところがいっぱいある。
みんなそうだし、一人さんだって、勉強嫌いの他にもかけっこが苦手だとか、体が弱くて病気ばかりしていたとか、色々あるんです。
それを恥ずかしいと思って隠したり、コンプレックスに感じて自分を卑下したりしていると、劣等感が大きくなるだけだよ。
それよりも、一人さんみたく「俺は中卒だからさ」って笑い飛ばしちゃえばいいの。
失敗しても、「またやっちゃった~」って、笑って自己申告しちゃえばいいんだよね。
そうすると魂がグンと成長して、人生がガラッと変わっちゃうんです。
もちろん、無理に全部さらけ出すことはないけど、ちょっと気弱な部分が減るだけでも気が楽になると思います。
欠点というのは、自分が引け目に感じているからであって、笑い飛ばせるようになれば欠点じゃなくなるからね。
むしろ、それが強みになって人生が開ける。
それと、欠点を笑い話にすると、それを聞く人も楽しいの。
みんなそういう話は大好きだから、自分の欠点を笑い飛ばせる人は人間関係も広がるし、ジャンジャンチャンスも転がり込んでくるよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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