コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斉藤一人さん 感情は、心のありようを示す道しるべ

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そして、何時でも、変えようとするのは「相手の感情」ではなく、「あなたの感情」でいいことを。

 


私たちは、神様に「幸せになる意志」を渡されて生まれてきたんだよ


ある晩、私は夢を見ました。

明るく広々とした場所で、私は座り込んでオセロをしています。

足元は見渡す限りのオセロ盤で、四隅が見えない果てしない空間が広がっていました。

私は白い石を握りしめ、「次はどこに置こうかな」とワクワクしています。

私の手元には、白黒のリバーシブルではなく、両面ともに白い石がありました。

対面にいる相手は金色の光に包まれていて、姿がよく見えません。

次の瞬間に、「あっ」と思いました。

お向かいにいらっしゃるのは、私がこの世に生まれる前から、ずっと見守っていてくださった神様だ、と気づいたからです。

そう確信さとき、涙が溢れるくらい嬉しくなりました。


神様は、盤の上に、黒い石も音もなく置いていきます。

何年目かに、私は弱り果てました。

四方を黒石に囲まれて、どうやっても、手持ちの白い石をことができなくなったからです。

「うーん。私が黒だったら、あそこにも、ここにも置けるのになあ・・・・・・」

ちらっとそんなことを考えた時、手の中の石が、ぽぅっと黒みを増していきました。

不思議な気持ちでそれを眺めていると、

「ふふっ」

よく聞き慣れた笑い声が、どこからか響いてきたのです。

「一人さん? 一人さんですね? どこにいるんですか?」

「おーい、りえちゃん。目の前だけじゃなくて、あっちこっち見てごらん。このオセロは、どんどん好きなところに置いていいんだよ」

見回すと、そこかしこに白と黒の石が並んだやりかけの対局がありました。

「あ、ここ、置ける」

離れた場所に白石を置きに行くと、滑るように神様の黒い石が置かれます。

私がどこに石を置いても、神様は自然とゲームに応じてくださいました。

「一人さん、この石は『意志』ですか?」

尋ねると、姿の見えない声がしました。

「そうだよ。これは『神様との感情のオセロ』だよ。私たちは、毎日、神様とオセロをして過ごしているんだ。

りえちゃん、よく覚えておきな。

私たちが生まれた時に、神様から頂いてきたのは、何時でも物事を楽しく変えられる『白い石(意志)』なんだよ。


私は目が覚めると、ベッドの中で右の手のひらをしげしげと見つめました。

そこに白い石は見当たらなかったけれど、つるつるの石を握りしめた時の滑らかな感覚がまだ残っていました。

そこで私は思い出したのです。

私たちは、みんな「幸せに生きる」というピカピカの白い石を握りしめて、この世に生まれてくることを。


神様はいつも盤の上に黒い石を置かれています。

毎日の中にちょっと意地悪い気持ちになったり、やきもちを焼いたり、不安になったりする問題を、私たちに黒い石として提示なさるのです。

愛と光しかないあの世から、「白い石(幸せになる意志)」を手渡されてこの世に行ってきた私たちの魂は、神様とのオセロで磨かれていくからです。

だから、「嫌だな」なんて思うことは少しもないんですよ。

あなたが諦めなければ、いつだって、どこからだって、逆転のチャンスはあります。

上手に白い石をおけたら、全てが真っ白にひっくり返ることだってあるのです。

そう、このオセロは「心コロコロの魔法」を習得するゲームです。


神様のオセロの素晴らしいところは、夢の中で一人さんが教えてくれたように、難しい対局はひとまず置いておいて、別のところに石を置きに行っても良い点です。

ひとまず他の所に置いてみると、時間が経ってから、思い悩んでいた箇所がパタンパタンと勝手にしろにひっくり返ることもあります。

感情は、一つ一つが独立しているように思えますが、全て心の根底でつながっているので、過去に置き去りにした悲しみや苦しみという黒い歯を白く変えられたら、現在や未来の対局まで白く塗り替えられるミラクルが起きるんですね。


現実のオセロは四隅をとったほうが有利ですが、神様とのオセロに終わりはありません。

私たちがお空の上に帰る時まで続く、終わりのない遊びです。

感情は、一筋縄ではいきません。

自分の感情と人の感情がぶつかって、途方に暮れることもあります。

でも、あなたが自分の感情に振り回されそうになってしまった時には、どうか思い出してほしいのです。

あなたの手の中には、いつも「物事を楽しく変える白い石(意志=忍耐)」が握られていることを。

そして、何時でも、変えようとするのは「相手の感情」ではなく、「あなたの感情」でいいことを。

今日も私たちは、思い思いに神様とオセロをしています。

目が覚めた時には忘れている人がほとんどですが、眠っている間に夢の中で神様に、

「あの一手は素晴らしかったですよ」

と褒めていただくことも、きっとあるだろうと思います。

もしも、「感情を立て直すのが難しいなあ」と感じることがあったら、

「私は愛と光。いつも白い石(意志)を持っています」

と3回唱えてみてください、あなたの心の中にある神様とオセロをする領域が、美しく開けていきます。

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人は、少しずつ良くなっていく生きものなの


私は小さな頃、二人の弟達と「面白い世界」に生きていました。

両親には見えないお友達と遊んだり、弟が話してくれる「猫の王国」の話に熱中したり、庭の植物達とおしゃべりしたり、妖精に自己紹介をしたり・・・・・・。

傍から見たら、少し風変わりな子だっただろうと思います。

しかし、母は3人の子供達を一切否定せず、丸ごと受け入れてくれました。

でも、大きくなるにつれて、周囲の反応は変わっていきます。

いつしか自然と「見えない世界のことは口にしないほうがいい」と感じるようになりました。

だから中学生の時に宮崎駿監督のアニメ映画『となりのトトロ』を観て、ものすごく衝撃を受け、胸がドキドキたかなったのを覚えています。

「大丈夫かな。こんなにあちらの世界のことを描いてしまって、この監督さんは神様から叱られないのかな」

でも、かつて精霊や妖精とお友達だったメイとサツキのような人は、他の人に言わないだけで、案外いるのかもしれません。

それでも、私は自分の「不思議なことを感じる力」が人の役に立つとは想像もできなかったので、「不思議なことはわかりません」という顔をして暮らしていました。

そして24歳になった時、私が実業家の斎藤一人さんの元で働きたいと願ったのは、一人さんが「物事をちゃんと見ている人」だからでした。

一人さんが書いた一冊目の本『変な人が書いた成功法則』を読んで、「この人こそ、本当のスピリチュアルを知っている人だ」と、心にひらめいたのです。

念願が叶って一人さんの仕事を始めた数年後、一人さんから、

「りえちゃん、スピリチュアル・カウンセラーとして活動してごらん」

と言われた時は、内心、「えっ、嫌だな」と思いました。

それまでにも、同級生や同僚など、周囲の人から相談されることが多くて、私なりにものすごく親身にアドバイスをしてきたつもりでした。

でも、その時は涙まで流して「ありがとう」と言ってくれるのに、その人達と次に会うと、また最初から、同じ悩みを繰り返し話すのです。

「こうしてみたら?」というアドバイスは置き去りにされたまま、まるで依存をするように私と会いたがる人も出てきて、がっかりする気持ちもありました。

「アドバイスを聞くだけで行動しなければ、何も変わらないよね。

これは、私にもお友だちにも、良くないことなんじゃないのかなあ」と思っていたんですね。

一人さんは、そんな私の様子を見て、「それでも、人は前よりも良くなっていくものなんだよ。少しずつ生成発展しているんだよ」と教え続けてくれました。

「日々向上していることに気づかないで流れに逆らうと、ものすごく苦しいの。

大丈夫、困ったことは起こらないんだよって、導くお手伝いをしてあげようよ。

人生って、答えのない自分だけの問題集だよね。

答えは、本人が出すしかないの。

私はりえちゃんのアドバイスは、あくまでも『ひとつの意見』だろ?

だけど、答えを出す癖がついていない人は、いくら聞かれても答えが出せないの。

悩んでいる人が、自分で答えられる筋力をつけてあげようよ」

一人さんにそう言われて、ああ、やっぱり私は「この人を一生の師として、スピリチュアルを学びなさい」と神様に導かれたんだなあと思い、弟子入りさせていただきました。


本当のスピリチュアルとは、見えない世界と触れ合ったり、前世がわかったりする不思議な力のことだけを言うわけではありません。

「全ての物事を、昨日よりも良い見方を教え、魂を向上させる見方・考え方」
これこそが、一人さんがずっと教えてくれている本当のスピリチュアルです。

最初に神様とオセロの話をしましたが、「白い石(意志)」には、この力が込められています。

私たちは、日々、白い石を置く(楽しく物事を見る)ことを忘れると、いつのまにか黒い石を拾いながら歩いてしまう(ネガティブに物事を見る)ようになります。

「大丈夫、大丈夫」って深呼吸しながら、白い石を出し続けることが、とっても大事なことなんです。

あなたなら必ずそうできることが、今の私にはよくわかります。

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「感情の振り幅」が大きな人に対しては、「面白い距離感」を探ってみるといいよ


「社長の感情の起伏が激しくて、ついていけません」

カウンセリングにいらした30代のA子さんが言いました。

彼女がお勤めしているベンチャー企業の社長は40代の男性だそうです。

「悪い人ではないのですが・・・・・。

些細なことで激高したり、そうかと思えば泣き上戸になったり、朝から不機嫌にむっつりと黙り込んでいたり」

目まぐるしく変動する社長の感情に戸惑いぱなしだと言います。

そう話している間中、A子さんの表情がずっと変わらないことが、私は気になりました。


「A子さんは、どうしたいと思っていますか?

『合わない人とは会わない』というのも一つの有効な手段です。

でも、私は今A子さんに転職をお勧めするのは、違うって感じるのだけど」

そう言うと、彼女も「仕事はとてもやりがいがあるし、同僚にも恵まれています。

だから、できれば今の会社にいたいです」とおっしゃいました。

「もしかして、感情をコントロールしようってものすごく意識していませんか?」

そう聞くと、A子さんは顔を上げて、「はい。社長みたいにはならないぞ、って毎日思っています」と、必死な調子で言いました。

「感情的な相手に影響されたくない!」という気持ちは分かるのですが、感情の波を抑えると、無感情で無感動の人が出来上がります。

笑う時もあれば、怒る時もあるのが人です。

喜びやあれ憧れが学ぶこともあれば、涙や失敗から学ぶこともあります。

「あなたは今、それを放棄しちゃってるわ」と言うと、A子さんは「ええ~、じゃあ、どうすればいいんでしょうか」と、困った顔をしました。

カウンセリングルームにいらしてから初めて見せてくれた、とても人間味のある表情でした。


「感情をコントロールしようと考えず、飛んでくるボールを、社長の感情の振り幅内の『一番良い状態』で受け取ろってイメージしてみて。

例えば高めのボール、低めのボール、きっと色々あるでしょう。

低く飛んできた時は、その低い場所の『自分の一番良い状態』でね。

いつも明るく元気よく返事してください、ってことじゃないのよ。

自分の感情に素直になっていいんだけど、『また怒ってる。嫌だな』って思うんじゃなくて、『また怒ってる。朝から元気だな~。社長の熱が、気温を2~3°上げているんじゃないかしら』って、ちょっと離れた場所から眺めてみて」

するとA子さんがは笑って、「りえ先生は、いつもそんなふうに思うんですか?」というので、「そうよ」と私も笑いました。


例えば、街中で怒っている人を見かけた時に、私は怒っている人にも怒られている人にも同調をしません。

波長を合わせると、途端に自分までカッカしてくるからです。

私は本来、まるで心に強力なアンテナが立っているように、人の怒りや悲しみや喜びに同調しやすいのです。

そうした自分の性質をよくわかっているので、感情の振り幅が大きな人に遭遇した時には、「わあ、元気な人だなあ」と、おかしみを持って眺めることにしています。

「私は自分の感情を人に乱されないぞ」と思っているのはA子さんと同じですが、感情を抑え込むのではなく、何時でも「面白い距離感」を探すのです。


「もしも、ボールを取り損ねたらどうすればいいんですか」
A子さんに聞かれたのですが、取り損なった(自分の感情が乱れた)ときは、「ここに学びがあるから、取り損ねて良かったんだ」と思ってください。

怒っちゃだめ、悲しいんじゃダメなわけじゃないんです。

「ずっと怒っていたり、悲しんでいたりすると、どんな人生になるのかな?」

そう素直に考えるために、時には取り損ねる経験も起きるんです。


それから、私がA子さんに社長から離れるようにアドバイスしなかったのは、「これは、A子さんのやり残した宿題だ」と感じたからです。

「ねえ、以前にも感情的な人に苦しんで、離れたことがあるでしょう?

相手は身近な男性じゃないのかしら」

尋ねると、A子さんは驚いた顔で言いました。

「はい、父親です。

ものすごく怒りっぽい人で、私は父が嫌で地元を離れて就職したようなものです。

今も実家には年始にしか帰省しません」

身内と感情がこじれたままにしておくと、よく似たタイプの男性が自分の人生に現れます。

神様が同じ場所に黒い石を置かれるのですね。

A子さんは小さい時からお父さんの顔色を見すぎて、相手の不機嫌を察すると黙り込む癖がついてしまったようでした。

でも、相手の言い分を素直に受け取って、自分も言いたいことを素直に伝えれば、意外と喧嘩にはならないものです。

この「素直に」というのが大事なキーワードです。


社長もいつもいきなり怒るわけでなく、きっとそこに至るまでの積み重ねがあるはずです。

そこで、「何よ!」と、相手の怒りにだけフォーカスするのではなく、「あ、前に言われていた資料がまだ提出できていなかった。そういえば、この案件の報告もまだだった」

と、自分が積み重ねてしまった原因を察することができると、行動を直すことができます。

人間関係を円滑にするためには、「行動は、明るく、早く、元気よく」が鉄則です。

飛んできた相手の感情と沸き起こった自分の感情をはひとまず置いておいて、いま自分ができることを、明るく早く元気にやればいいのです。

それだけで、随分相手との関係は違ったものになるはずです。


社長自身も、ずっと感情の起伏が激しいままでいると、いずれ困ったことが起こるでしょう。

社長の人望を失うとか、取引先の人の心象を損ねるとか、家族に嫌われてしまうとか、いつか人生に黒石が出現するはずです。

でも、それは社長が今世で学ばなければいけないし宿題なのです。

A子さんは、今の会社で自分の学びだけをすればいいのです。

そうすれば、いつかお父さんとの良い距離感もつかめるはずだとお話ししました。

彼女は今も元気にその会社で働いていて、「だいぶ、社長のボールを打ち返すせるようになりました」と笑顔で教えてくれました。

 

斎藤一人さんの話を纏めました。

 

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