ただ問題は、嫌いな奴からまんじゅう一個でも貰うなよ。
心が汚れるんだよって。
嫌いな奴から饅頭もらったら、捨ててしまうんだよ。
- 嫌いな奴からまんじゅうもらうな
- 20歳の社長、五十歳の社長、七十歳の社長
- 飯は食わせてから「ご馳走様って言え」では、人生うまくいきません!
- 「一人でやる」って言った時に、ついてくる人だけが本物
- 追伸 「嫌いな奴からまんじゅうもらうな」が、うちの会社の方針
嫌いな奴からまんじゅうもらうな
前にね、「うちの会社は社長がめったに来ない」って言ったら、よその会社の社員が、「めったに来ないならいいですね」っていうんだよね。
社長が来ないから、さぼっていられると思っているんだよ。
でも、うちの人達って、バンバン働いているんですよ。
で、俺が来た時だけ働くと思っているの。
でも、うちの人って違うんだよね。
俺が来ると、社長の話を聞こうって、仕事をやめて話を聞いているんだよ。
本当に。
だから、よそと全然反対なんだよ。
それで「社長、何かお話をしてくださいよ」って言うから、話をするんです。
だから俺が来ている間、仕事にならないの。
仕事しないの。
その代わり、いない時は機械より速いですねっていうくらい働くんだよ。
働き者を選んでいるの。
おそらく、怠け者だったら3日で逃げるね、この会社は。
うちの人って、みんな「社長が好きだ」って言うんですが、先日、そういうことを人に言ったら、「社長が好きなんて、考えられませんね」って言うんだよ。
「社長のことを褒めると、なんか宗教団体みたいですね」って。
付き合いきれないよね。
俺たちは、社長の悪口を言っている奴の方が信じられないんだよね。
だいたいね、嫌いな奴からまんじゅう一個でももらうなっていうのが、うちの会社の方針なの。
うちの会社は「社長の悪口を言ったらクビだよ」ってことになっているんだよ。
別に俺の悪口なんか、寝ないで言っていたっていいんだよ。
俺は寝るから。
俺の悪口を飯を食わずに言ってもいいんだよ、俺は朝飯食うから。
ただ問題は、嫌いな奴からまんじゅう一個でも貰うなよ。
心が汚れるんだよって。
嫌いな奴から饅頭もらったら、捨ててしまうんだよ。
それと同じように、嫌いな人間から給料もらったりするのやめろって。
お酒を飲んで、悪口を言っているくらいならやめて、もっと惚れ惚れする社長がいる会社に勤めいればいいんだよ。
銀座まるかんの10人の社長のところは、どこへ行っても、自分の社長の悪口を言っているような人はいないんだよ。
うちの会社の人は、みんな社長のことが大好きなんだよ。
20歳の社長、五十歳の社長、七十歳の社長
社員に、年上も年下もありません。
社長と従業員しかいないんです。
それで、いちいち歳なんか気にしてはいられないんです。
だからは場合によっては、二十歳の子だって、きたら上手に使わなきゃならない、五十歳に人だって上手に使わなければならない、七十歳の人だって上手に扱わなければいけないんです。
で、いちいち「あなた何歳ですか? 私は何歳です」って気にすることもないんです。
その代わり、人は等しく公平に扱うしかない。
だから、いちいち社員の歳なんかは、気にしていることはないのです。
それから、使われる人もそうなんです。
使われる人も、社長が二十歳の会社の場合もあるんです。
四十歳の会社もあるんです、七十歳の場合もあるんです。
使われる人だって、社長の歳を聞いて働くわけにはいかないんです。
だから、そういうことは気にしないほうがいいですよ。
それとですね、よく「自分の所の社長は働かないで、俺たちばっかり働かせている」なんていう人がいますが、社長の仕事というのは、給料日に給料を払うことなんですよ。
だから、給料日に給料さえ持って来ていれば、良い社長なんです。
「うちの社長はゴルフばっかりやっている」って言う人がいます。
私はゴルフとかはやりませんが、そこの社長がゴルフをやるのは、他の会社の人にわざと負けたり、色々やっているのかもしれないのです。
お世辞を使ったり、色々なことをしているからこそ、仕事を取ってこれるんです。
「うちの社長は遊んでばかりでいて嫌だ」とか言う人がいますが、仕事を全部私が撮ってきますって言うんだったら話は別なんですけれども、そうでなきゃ、いちいちそういうことを言うものではないのです。
働きに来たら、さっさと働けばそれでいいんです。
それ以上の事をごちゃごちゃ言うから、おかしくなっちゃうんです。
飯は食わせてから「ご馳走様って言え」では、人生うまくいきません!
言いにくいことをいうのが社長の仕事なんです.
だから、言いにくいも何もないんです。
これが社長の仕事なのです。
「おい、遅刻するなよ!!
飯食った後は、ご馳走様って言うんだよ」
とかは、みんな言いたくはないんですよ、そんなことは。
そんなの常識じゃないか、挨拶ぐらい常識だろうって思うんですよ。
だけど、常識がないんだからしょうがないんだよ。
ないから、言わなきゃならないんですよ。
だから給料払った上に、常識まで教えないといけないのが社長業なんです。
だから社長業というのは、立派な仕事なんです。
でも、立派な割には、お褒めに預かれないという仕事なんです。
でも、選んだのだからしょうがないんです。
この前も、こういうことがあったんです。
銀座まるかんでは、手に化粧品を塗ったりするキャンペーンがあります。
ある特約店の社長がやろうということになった時、そこの従業員の人がえらく反対して、嫌だとかなんとか言っているので、うちに来て、どういうふうに説得しましょうかっていうことがあったんです。
その時に、私が「ところで、お給料払っているんでしょう?」って聞いたら、「給料払っているんですよ」っていうんですよ。
給料払ってるんだったら、とっととやらせるの。
社長がやれって言ったら、やるに決まっているの。
給料もらってるのにぶつぶつ言ってやらないなんて言うのは、とんでもないんだよ。
ふざけたこと言ってんじゃないよ。
それが嫌だったら、1円だってもらわなければいいんですよ。
「金貰って勤めに行くっていうこと」は、「社長がやれって言ったことをやること」なんだよ。
それが常識なんだよ。
金もらって、これは嫌ですとか、あれは嫌ですって、とんでもないんだよ。
そういうことを知らない人がいるから、しっかり教えなきゃいけない。
で、言いにくいことを言わなきゃいけないって、もう日頃から言っていなきゃいけないの。
常に、こういう事を言ってなきゃいけないんですよ。
だから、常に言っていれば、改めて言われる人もいないんですよ。
分かりますか。
我慢して、我慢して言うから、毒が出ちゃうんですよ。
「お前ら、飯食ったら、ご馳走様って言うんだぞ」って、
ご馳走する前から言うっていなくては、いけないんですよ。
それをご馳走してから「お前は、何故言わない」って言うから、けんが立つんですよ。
飯食わす10日ぐらい前から、「みんな。ご飯食ったら、ご馳走様って言うんだぞ」って。
「誰にご馳走様になったって、親にご馳走になったって、ごちそうさまって言うんだぞ」っていつも言っていれば、10日も前から言っていれば、飯食った時ぐらい、ご馳走様って言うもんなの。
それを、先に飯食わせちゃうからいけないんですよ。
言ってから飯食わせなきゃ、相手だってわからないんだもん。
分からないことで怒られるから、相手も困っちゃうんです。
ということだよね。
世の中、シンプルに出来てるからね。
言いにくいことは、事が起きる前から言っている。
これが正しいね。
「一人でやる」って言った時に、ついてくる人だけが本物
この間、こんなことを言っている人がいました。
「ある社員が、会社とどうも合わないんだけど、重要な仕事をしている。
だから、やめさせるわけにもいかないんだ」って。
なんなの、それ?
あんた、気持ちが負けているの。
「お前なんかいなくたって、できるんだよって」
「お前にできて俺にできないわけがないじゃないか」なんだよ。
まず、気持ちが負けているの。
だから相手になめられるの。
うちの会社に任せている10人の社長たちにいつも言うの、一人でやれって。
「自分一人でやるんだ」って言った時に、ついて来た人だけが本物なの。
本当に出来が良い社員っていうのは、「この人がいなかったら困る」っていう仕事をしていても、「社長、社長」って立てていてね、低姿勢なものなの。
「俺がいなければ、この会社ダメなんだ」なんてふんぞり返っている社員に、ろくな奴いないの。
出来が悪いんだよ、そいつ。
本当だよ。
本当にいいやつってね、そういう態度を見せないよ。
うちの社員だってそうだよ、社長、旅行に行っていてくださいって、俺がいなくったって、きちっとやっているんだよ。
みんなそうだよ。
本当に。
「私がいなければ、ここの会社はだめだ」なんて、そんな腐ったこという奴は一人もいないよね。
そんなこと言ってたら、「お前、もう1回言ってみな。
俺、耳がよく聞こえなくて聞きそびれたのかもしれないから、もう1回言ってみな」って言わなければ、ダメなの。
そういうやつなんか、うちの会社にはいないよ。
一人もいないよ。
で、重要な仕事するのは当たり前なんだよ。
「私がいなけりゃ困っちゃう」って、当たり前なんだよ。
だから、給料もらっているんだよ。
どっかの自動車会社だか何だか知らないけど、一万人リストラしましたって。
一万人リストラして、車が出来ているって事が不思議なんだよ。
半分やめさせたら、できる車が半分になったんじゃないよ。
半分やめさせても、車が同じだけできるっているということは、最初からそんなに人は要らなかったんじゃないかってこと。
追伸 「嫌いな奴からまんじゅうもらうな」が、うちの会社の方針
前にね、「うちの会社は社長がめったに来ない」って言ったら、よその会社の社員が、「めったに来ないならいいですね」って言うんだよね。
社長が来ないから、さぼっていられると思っているんだよ。
でも、うちの人達って、バンバン働いているんですよ。
で、俺が来た時だけ働くと思っているの。
でも、うちの人って違うんだよね、俺が来ると、社長の話を聞こうって、仕事をやめて話を聞いているんだよ。本当に。
だから、よそと全然反対なんだよ。
それで「社長、何かお話をしてくださいよ」って言うから、話をするんです。
だから俺が来ている間、仕事にならないの。
仕事しないの。
その代わり、いない時は機械より早いですねっていうぐらい働くんだよ。
働き者を選んでいるの。
おそらく、怠け者だったら3日で逃げるね、この会社は。
うちの人って、みんな「社長が好きだ」って言うんですが、先日、そういうことを人に言ったら、「社長が好きなんて、考えられませんね」って言うんだよ。
「社長のことを褒めると、なんか宗教団体みたいですね」って。
付き合いきれないよね。
俺たちは、社長の悪口を言っている奴の方が信じられないんだよね。
だいたいね、嫌いな奴から饅頭一個でももらうな、っていうのが、うちの会社の方針なの。
うちの会社は「社長の悪口を言ったらクビだよ」ってことになっているんだよ。
別に俺の悪口なんか、寝ないで行っていたっていいんだよ。
俺は寝るから。
俺の悪口を飯を食わずに言っていてもいいんだよ、俺は朝飯食うから。
ただ問題は、嫌いな奴から饅頭一個でももらうなよ。
心が汚れるんだって。
嫌いな奴から饅頭もらったら、捨ててしまうんだよ。
それと同じように、嫌いな人間から給料もらったりするのやめろって。
お酒を飲んで、悪口を言っているくらいなら辞めて、もっと惚れ惚れする社長がいる会社に勤めればいいんだよ。
銀座まるかんの10人の社長のところは、どこへ行っても、自分の社長の悪口を言っているような人はいないんだよ。
うちの会社の人は、みんな社長のことが大好きなんだよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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