うまくいかなくても、自分が諦めるまでやっていいんです。
世の中って本当に甘いんです
「世の中そんなに甘くない」っていう人もいるけど、それは甘くないと思い込んでるあなたがいるだけ。
その甘くない出来事が、あなたが引き寄せた現実なんです。
じゃあ、世の中は甘いと思っていいんですかって言えば、甘いと辛いとかの問題じゃなくて、目的を持ったら、その目的に向かえばいいだけのことです。
アメリカに行くんだっていう目的を持ってたら、アメリカに興味を持って、よく調べるようになるでしょ。
無意識にアメリカの情報にもよく気づくようになって、そのための旅費も貯まって、どんどんアメリカに近づいていく。
そんなもんだよ。
この世には、神の法則があるんです。
例えばペンを持って、その手を離せばペンは下に落ちるよね。
それと同じことで、目的をもってそこへ向かおうとすれば、目標に絶対に行き着くようになってるんです。
自然現象と同じです。
だけど、世の中は甘いといえば甘い。
本当に甘いよ。
どういうことかって言うとね、社会って、何回失敗してもやり直しがきくんです。
大学受験みたいに、試験に落ちたら次の試験をもう一年待たなきゃいけないとか、そういうんじゃない。
社会では、毎日が試験なんだよね。
失敗したら、毎日、改良できる。
だから、本当に甘いんだよ。
わかるかな？
私たちはこの世に利口になるために生まれてきてるから、うまくいかないことがたくさん起きます。
だけど、うまくいかなくても、自分が諦めるまでやっていいんです。
でね、うまくいかないということは、何かあなたが間違ってるんだよってこと。
だから、そこが改良の場所なんだよね。
これは自分が間違ってるんだなって、改良すればいいだけです。
失敗する度に見えない階段を上がってるんだよ
なかなかうまくいかないって言うけど、どんなことでも最初からうまくいきっこないよ。
逆上がりだって、いきなりうまくできるわけないよね。
でもね、人生には見えない階段があって、失敗するたびに、その階段を一段ずつ上がってるんです。
ということは、99回やって100回目に成功した時は、階段を100段上がってるって事なんだよ。
よくいう失敗っていうのは、本当は失敗じゃないよ。
神の失敗は、挑戦しなかったことだけ。
やりたいことをやらなかったから、それを失敗と言うんです。
もちろん、いくら自分のしたいことでも、法律に触れるようなことはだめだよ。
だけど、そういうんじゃないんだったら、なぜ自分のやりたいことをしたいんですかって言いたいの。
私たちは、自分の好きなことをしに来たんです。
で、誰にでも、やれることって絶対にあるんだよ。
思い込みを無くそうよ。したいことができる方法はあるからね
お弟子さんの恵美子さんってね、歌手になるのが夢だったんです。
歌手になって、ディナーショーをしたかった。
その恵美子さんに、私はこう言いました。
「歌手になる前に、ディナーショーやっちゃいな」
あのね、歌手にならなくったってディナーショーはできるんです。
レストランかどこか借りて、自分で開けばいいだけのことだから。
歌手にならないとディナーショーをやっちゃいけないっていう法律があるわけじゃないよね。
で、行ってみたら、ちゃんとできた。
それだったら、毎年すれば10年で10回ディナーショーができるんだよ。
やれないと思うことがある時って、大抵、そう思い込んでいる自分がいるだけなんです。
そりゃ、絶対にやれない事ってあるよ。
どうしても空を飛びたいからって、いくら両腕で羽ばたいたって飛べない。
だけど、飛行機を作るとか、グライダーを作るとか、何とかして空を飛ぶ方法はあるよね。
で、それを考えられる人は、空を飛ぶことを願って、飛行機を作ることに燃えるんだよ。
人を放っておくとうまくできるようになってるんです
飛行機を作りたい人っていうのは、飛行機を作ることに燃える。
空を飛びたい人は、一番最初に自分が飛行機に乗ることに燃える。
そういうのがちゃんと振り分けされてるから、この世はうまくできてるんだよね。
ジェットコースターに乗りたい人もいれば、見てるほうが好きな人もいるよね。
設計するのが好きな人もいる。
世の中には、いろんな人がいるから、うまく回ってるんだよ。
私はね、宇宙には興味がないんです。
ブラックホールとか暗黒物質とか、全然興味がない。
神の仕組みとか、魂がこういう性格だからとか、そういうことを利用して幸せになるのは好きなんだけど、科学的な話って私には向いてないんです。
でも、そういう話が大好きな人もいるよね。
だから、科学的なことは、そういうのが好きな人が研究すればいいと思っているんです。
どっちがいいとか、いけないとか、そういう話じゃないよ。
好きなことをやればいいって話だからね。
人はね、放っておくと上手くできるようになっています。
はなゑちゃんはファッションが好きだけど、その一方で彼女に似合う服を一生懸命、研究してくれる人がいる。
はなゑちゃんは、素敵な服を買うことができて嬉しい。
服を作ってる人は、はなゑちゃんみたいに服を買ってくれる人がいてくれて嬉しい。
どちらも、いないと困るよね。
だから、うまくいくようになってるんです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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