大事な話は「変な話」と言った方が、聞いてもらえる
- 人は「変な話」と言われると、楽な気持ちで耳を傾けられる
- 人のことまで悩んでいたら、この世から「悩み」はなくならない
- 一人さんが仲間と約束している「仲良くいるためのルール」
- どんなことも、楽しくやる!!これが「一人さんアタマ」になること
- 追伸 一つでもいいから遊びを持ちな
人は「変な話」と言われると、楽な気持ちで耳を傾けられる
よく大切なことを人に伝える時に、「この話は大事な話だから、絶対に聞かなきゃダメですよ」と前置きして話す人がいます。
一人さんの場合は、そういう前置きを言ったことがありません。
私の場合は、「この話は変な話なので、聞きたくない人は聞かなくてもいいですよ」と言います。
実は、私が「変な話」と行った時こそ、相手にとって、とても大切な話であることが多いのです。
「なぜ、一人さんは『変な話』何て言うんですか?」と、皆さんは思うでしょ?
これには、深い訳があるんです。
この世には、実際に成功した人しか知らない「秘密の成功法則(成功の心理)」というものがあります。
こういうものって、「一般常識」とか、「普通の考え方」とは、かけ離れているものがほとんどです。
これを人に伝える時に、「これは絶対に大事なことだから、行った方がいいですよ」と言っても、なかなか聞いてもらえません。
だって、聞いている人にとっては、常識とは全く違う「未開拓なこと」だから。
そういう人に対して、「これをやらないから、あなたはなかなか成功できないんだよ」と言ってしまうと、相手は心を固くして、「私、そんな風に言われるんなら、絶対にやらない!!」と思ってしまいます。
これが人の心情というものなのです。
しかし、「この話は『変な話』だから、聞かなくてもいいですよ」と言われたら、どうでしょう。
相手の人は、すごく楽な気持ちで聞きますよね。
そうすれば、その話は、その人の心にすっと入っていく。
相手の魂に響くのです。
それで相手の人は、「やってみよう!!」と行動に移すことができるのです。
なぜなら、「変な話」と前置きしていても、話していることは「真理」だから。
実は、人の魂というのは、何が「真理」なのか、ちゃんと知っています。
しかし、「常識」にもまれて育っているうちに、心の中にある「真理」という入れ物に蓋をしてしまっているのです。
その蓋を優しく開けてあげるのは、あなたの言い方にかかっています。
これからも、一人さんが「これから『変な話』をします」と言ったら、「あっ、ひとりさんは大切な話をしようとしているんだな!!」と密かに思って聞いてくださいね。
人のことまで悩んでいたら、この世から「悩み」はなくならない
「一人さんに質問があるんです」という人がいるので、「どんな質問だい?」と聞いてみると、自分の悩みではないことを相談しようとする人がいます。
「私の知り合いで、〇〇で困っている人がいて・・・」。
私は、この手の質問が来たら、きっぱりこう言います。
「あのね、人のことは変えられないんだよ。
知り合いがそのことで悩んでいても、それは知り合いの修行なの。
あなたが悩むことじゃないんだよ」。
人が悩んでいるから、それを一人さんに聞いてあげようとする。
これは一見、「いい事」に思えるかもしれません。
「人のことまで心を痛めて考える私って、いい人でしょう?」と思っているかもしれません。
しかし、自分がやらなければいけないのは、自分を幸せにすることです。
あまり知られていませんが、私たちは、「ある修行」を神様からもらっています。
それは・・・・・、「人のことであまり悩んではいけない」という修行です。
この世で、真っ先に不幸せにしなきゃいけないのは、「自分」です。
家族や友達が少しぐらい不幸でも、それは、その人の修行です。
あなたは自分の修行を乗り越えて、幸せになればいい。
そして、あなたが幸せになった時、その「やり方」を、周りの人に教えてあげる。
それが神の望む「大我」の道です。
あなたは人の不幸に引っ張られることなく、幸せにならなければいけないのです。
あなたが幸せになれば、世の中から「不幸な人」が一人減ります。
みんな、自分を幸せにすれば、この世から「不幸な人」がいなくなる。
ですから、自分を幸せにすることは、「権利」でなくて、「義務」なのです。
「自分が自分を幸せにすること」が、一番の社会貢献になるのです。
一人さんが仲間と約束している「仲良くいるためのルール」
楽しく仕事をしたり、魂を向上させていく上で、「仲間」というのは欠かせないものです。
仲間というのは、同じような志(使命)があって、共に助け合いながら、同じ方向へ進んでいく友のこと。
特技とか、性格とかに違いがあっても、それはそれで、面白いものです。
大事なのは、「同じ方向を向いている」ということですよね。
さて、私の会社である「まるかん」では、なかもと仲良くしていく上で、「これだけは守らなきゃいけない」という大切なルールがあります。
それは・・・・・・、「知っていることは惜しみなく教え、知らないことは素直に聞くこと」。
例えば、売上が良かった人は、そのコツを周りの人に惜しみなく教えます。
自分が成功した知恵やアイデアは、「神様から授かったもの」です。
それを「一人占めしよう」としたり、「あいつには教えてもらいたくない」というのは、神様に嫌われる考え方です。
また、売り上げが伸びない人は、「自分の力だけでがんあばる!!」とか、「人から教わるなんて、悔しい・・・・」とか、意固地にならないで、すでにうまくいった人の方法を、素直に聞くこと。
そして、みんなで「一番良い方法」を共有して、一緒に楽しくやっていく。
このことが、「まるかん」では、仲間であるためのルールなのです。
実は、このルールは、神様が私たちに、「こうして欲しい!!」と切に願っていることでもあります。
人って、誰かに教えることもあれば、教えられることもあります。
自分が得意なこともあれば、自分が苦手なこともある。
一人さんだって、苦手なことは、いっぱいあります。
告白すると、一人さんは「細かいこと」が苦手です。
初めて会った人の名前を覚えたり、電話番号を覚えたりするのは、大の苦手です。
ですから、そういうことが得意なお弟子さんのみっちゃん先生が、全て覚えていてくれて、必要な時に、パッと側で教えてくれます。
細かい文字を書いたりするのも苦手ですが、字を書くのが得意なまゆみちゃんが、パッと書いてくれます。
パソコンや電化製品のことにも詳しくありませんが、電化製品が大好きな忠夫ちゃんが、いつも必要なものを喜んで揃えてくれます。
仲間であっても、得意なことや苦手なことが、みんな違います。
みんな違って、みんないいのです。
だからこそ、助け、助け合いながら、仲良く生きていけるのです。
どんなことも、楽しくやる!!
これが「一人さんアタマ」になること
私は何事においても、「楽しくやる」のが好きです。
楽しくないと、なんだか損したような気分になりますし、ありきたりな毎日の中でも、ちょっとした工夫で、その場を盛り上げたり、大笑いするようなことはできるものです。
だから、いつも「楽しくなること」を考えていますが、私と長く一緒にいる人は、このクセがどうやら移ってしまうようです。
何があっても、「このことから、どうしたら楽しみを見出せるか?」を考える。
これを「一人さんアタマになる」と私は呼びます。
お弟子さん達と長く一緒にいますから、お弟子さん達はみんな、「一人さんアタマ」になってきています。
最近、お弟子さんの恵美子さんが、面白いことを言いました。
まさに「一人さんアタマ」の発想だったので、ご紹介しますね。
最近、えみこさんが、「私、アイドル社長になる」と言い出しました。
私は、「ふうん、いいね」と言っていましたが、実は、えみこさんの言う意味がよくわからなかった。
ところがある日、えみこさんが、その理由をじっくり話してくれました。
それは、こういうことだったのです。
自分の仕事を楽しくしたければ、自分の仕事や肩書きの前に、「アイドル」をつけて、みんなに言えばいい。
例えば、サラリーマンの人なら、「自分はアイドルサラリーマンを目指しています」とみんなに発表してしまう。
OLさんだったら、「私はアイドルOLを目指しています」と皆に宣言してしまう。
主婦だったら、「私はアイドル主婦を目指しています」とお友達に宣言してしまう。
これだけで、自分の仕事や毎日が、なんだかすごく楽しいものに思えてくる。
そして、「アイドル」というのは、みんなに好かれたり、元気をあげる存在ですから、自分の普段の行動も、自然と明るく、愛のある振る舞いをするようになりますよね。
毎日の服装も、「アイドルの衣装」として考えると、自然と華やかで明るいものを選ぶでしょう?
自分のことを、「アイドル〇〇です」と言った時に、やることや言うことが変わってくる。
ちょっとしたことでぶすっとしたり、人の悪口を言ったりできなくなるんですよね。
だって、アイドルって、明るいものです。
誰にでも、親切に明るく接するようになります。
だからこそ、えみこさんは、「私、アイドル社長になる」と言っていたのです。
そのことが分かった時、「えらい」とえみこさんを褒めました。
さすが、えみこさん、素晴らしいアイディアです。
しかも、お金は1円もかかりません。
これこそ、「一人さんアタマの発想」と言っていいでしょう。
「アイドル」という言霊の放つ、明るくて、元気なパワーを借りるのです。
ちょっとした工夫で、毎日は、いくらでも楽しくなるものですね。
追伸 一つでもいいから遊びを持ちな
斎藤一人さん
自分を大切にするって、一つでもいいから遊びを持つことなの。
今すぐにできる遊びを見つけるんだ。
とにかく、楽しくてワクワクする事をすればいい。
それをしない人は、どうしたって運勢が悪くなっちゃうんだよ。
みっちゃんだったら、恋川純弥さんの舞台を観に行くとかね。
どんどん楽しいことをするの。
みっちゃん先生
はい、たくさん恋川純弥さんを応援します。
それから、私は一人さんの側にいるのも本当に幸せだし、
学びがいっぱいあって楽しいから、普段はずっと一人さんといたいな。
斎藤一人さん
ありがとう。お弟子さんにそう言ってもらえるのが、俺は一番嬉しいよ。
みっちゃん先生
ちなみに・・・・・・自分の好きなことが見つからない人は、どうしたらいいでしょうか?
斎藤一人さん
将棋だろうがゲームだろうが、何でもいいの。
まずは気楽に、今すぐできる楽しいことを探してごらん。
間違っても、人に自慢できる趣味を持とうとか、そんな立派な事考えちゃだめだよ。
みんなすぐ世間体とか考えるけど、そんなことしてるから好きなことが見つからないの。
あなたが純粋にワクワクすることをすればいい。
エッチな本を見るとか、そんなくだらないことでいいんだ。
それでも好きなことが見つからない時は、2000年かかってもいいから、じっくり探してごらん。
神様は気長に待ってくれるから、時間はたっぷりある。
で、そう思っていると気が楽になって、2000年も待たなくても、案外パッとおもしろいことが見つかるかもわかんないよ。
それとね、ひとつ遊びが見つかっても、そこで歩みを止めちゃいけない。
もっと楽しもう、もっと面白いことをしようって、どこまでも楽しむの。
楽しいことをたくさんすればするほど、運勢はよくなるからね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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