かっこいい人は、自分の格好良さをますます磨いていく
運を良くしたいなら「魅力」を出すことに遠慮してはいけない
東京の新小岩に「ひとりさんファンの集まるお店」があります。
そこの店長をしている、かんちゃんにまつわるもので、とてもいい話があるので、ご紹介しますね。
かんちゃんを知っている人ならわかると思いますが、かんちゃんは、ちょっと珍しいぐらいの「いい男」です。
イケメンで、その上性格も良くて働き者です。
お子さんからお年寄りまで、誰にでも親切で、丁寧に接しています。
だから、みんなから愛されているのですが、時々、かんちゃん自身、「困ったなあ」と思うことがあるそうです。
それは、お店のお客さんや近所の人が、かんちゃんの事を本気で好きになってしまうこと。
ラブレターをもらったり、プレゼントをもらったりするのは嬉しいことですが、時々、「ストーカー」みたいに追いかけてくる女性もいたそうです。
このことに、彼はほとほと、困っていました。
実は、かんちゃんには、何年も前からお付き合いしている、「本命の彼女」がいるのです。
かんちゃんは、あまりにも自身がもてるので、「これ以上、トラブルを起こしたくない!」という気持ちから、できるだけひっそりと目立たないように仕事をするようになりました。
私は、このことに気がついたので、かんちゃんにこう言いました。
「かんちゃん、今日は、大切な話をするよ。
自分の魅力を出すことを止めようとすると、実は自分の運勢まで悪くなることを知っているかい?」
かんちゃんは、ものすごくびっくりしたような顔をしました。
私は、続けて話をしました。
「かんちゃんが、かっこよく生まれたのは、実は『神様の定め』なんだよ。
かっこよく生まれた人には、かっこよく生まれた人の役割があるの。
例えば、かっこいい人から、『またお店に来てくれたら、嬉しいな』とか『ちょっと手伝ってくれたら、嬉しいな』とか言われたら、言われた女性は嬉しいよね。
そうやって、かっこいい人が光を上げることで、たくさんの女性の心を明るくすることができる。
それが、『かっこいい人』に与えられた使命なんだよ。
もし、その中から、ストーカーみたいに行き過ぎちゃう子が出てきたら、『俺は彼女いるから、ごめんね』とはっきり言って、さらっと断ればいいの。
相手を傷つけずに、きちんと断るやり方を覚えればいいんだよ。
そういうトラブルを恐れて、自分の魅力を出さないようにしていると、お客さんが来なくなって、仕事がうまくいかなくなる。
それで、運勢も悪くなるんだよ。
だから、かっこいい人は、自分の格好良さをますます磨いていく。
自分の魅力をめいいっぱい出した時、神様は『それでいいんだよ』って、マル(〇)をくれるんだよ。
それで仕事もうまくいって、運勢も良くなるんだよ」
私がこう話したら、かんちゃんの顔がパッと明るくなりました。
かんちゃんはとても素直なので、私の言いたいことの意味が、よく分かってくれたようです。
今、かんちゃんは前にも増してイキイキと働くようになり、お客さんもどんどん増えているようです。
かんちゃんのように、「いい男に生まれた」ということは、神様の定めなのです。
「いい男」や「いい女」から、明るい声をかけられたり、励ましの言葉をもらったら、人は皆嬉しくなるもの。
「いい男」や「いい女」は、多くの人の心を明るくしたり、元気づけたりする使命があるのです。
ところが、そういう人はモテるので、時には多少のトラブルも経験することでしょう。
中にはストーカーみたいに追いかけてくる人や、「いい男だから、色目を使って女を利用して、仕事をしている」と嫉妬する女性もいるでしょう。
でも、そういう抵抗に負けてはいけません。
周囲の抵抗をも、自分が上昇するエネルギーに変えていくのです。
例えば、以前、松田聖子さんは、多くの女性からやっかまれることがありました。
「ぶりっ子」と呼ばれたり、ワイドショーを賑わせたりもしましたが、決して自分のスタイルを変えなかったし、力を緩めることもしませんでした。
そして、大スターへと駆け上がっていったのです。
自分に向けられる「やっかみ」までも、自分のエネルギーに変えて、今のように大きくなりました。
あなたも松田聖子さんのように、他人のやっかみに対して、平気の平左でいられたら、あなたはもっと大きくなって、空高く飛んでいけます。
あなたが魅力を出すことで、トラブルや「やっかみ」が出てきても、あなたはひるまずにどんどん加速していくのです。
すると、トラブルや「やっかみ」のエネルギーが、あなたを上へ上へと押し上げていくことになるのです。
自分の魅力をめいっぱい出すと、途端に運勢が良くなるよ
「上がり幅」がすごいほど人は魅力を感じるもの
生まれつきかっこよく生まれた人や、綺麗に生まれた人は、その与えられたカッコ良さや美しさを、ますます磨いていけばいいのです。
また、「私、残念ながら、素材があまり良くなくて・・・・・・」という人もいるでしょう。
実は、そういう人こそ、無限の可能性を持っているものです。
最近、芸能界を見ていると、とても面白い現象が起こっています。
例えば、アイドルの世界で、「正統派の美少女」を、ユニークで個性的なことを売りにしていたアイドルが、追い抜いてしまったりしています。
また、女の芸人さんも大活躍しています。
バラエティ番組や、ドラマの世界でも、正統派美人の女優さんを凌ぐ勢いで、ユニークな演技をしたり、共感を得られる女性の芸人さんに人気が集まっています。
これはいったい、どういうことを示しているのでしょうか?
それは、「魅力は生まれつきだけではない」ということです。
ユニークで個性的なアイドルも、共感を得られる女性の芸人さんも、元々は多くの人が注目するような「魅力」があったわけではなかったでしょう。
ところが、自分の魅力を磨いて、磨いて、磨き続けているうちに、「魅力の上がり幅」というものが出てくる。
見ている側は、そこに魅力を感じるのでしょう。
変な話ですが、元の素材が残念であればあるほど、「上がり幅」というのがすごいのです。
ですから、魅力というのは、「ここから、ここまで上がった」という距離感です。
「どのくらい高いところにいるか?」ではなくて、「どのくらい上がったか」で決まるのです。
元々顔立ちの良い人は、「どのくらい上がったか」が分かりづらいものです。
下から上がってきた人は、下にいたほど「距離感」がすごい。
だから、魅力の競争すると、「上がった距離感」、振り幅の大きい方が勝ちなのです。
あなたがもし、「自分は素材がちょっと残念かもしれない・・・・・・」と思ったら、それは無限の可能性を持っているということです。
自分の魅力を、ひとつずつ、ひとつずつ、磨いていきましょう。
自分の顔を大事にしていなかったような人が、眉毛を整えるようになったり、クリームをつけてツヤを出したり、口紅をつけるようになったり。
暗い色ばかり選んで地味な服装をしていた人が、ピンク色のブラウスやオレンジ色のセーターを選ぶようになったり。
何かにつけてオドオドしていた人が、自分の思っていることをはっきり伝えられるようになったり。
そういう風に、一個ずつ良さがプラスされていくことが、「魅力的」ということです。
前よりも一歩、さらにもう一歩、楽しみながら、素敵になっていく。
まずは、何か一つだけ決めて、自分を磨き始めましょう。
自分を磨けば磨くほど、あなたの「魅力」は大きく強くなって、あなたをぐんぐん輝かせていくのです。
元の素材が残念であればあるほど、魅力の「上がり幅」がすごいんだよ
自分にあるものに焦点を当てて「配られたカード」で勝つ
不幸な人の特徴に、「私には、これがない」とか、「これができない」とか、自分にないものに焦点を当てるところがあります。
そうではなくて、「自分には、これがある!」「これができる!」とか、自分にあるものに焦点を当てた時に、人は幸せになれるのです。
人には、それぞれ、「定め」というものがあります。
自分の生まれた環境や、体のハンディもそうです。
それは、「神様があなたに与えてくれたもの」です。
その「神様が与えてくれたもの」で、幸せになるのです。
ポーカーをするときも、配られたカードに、いちいち文句を言っていても勝てません。
「配られたカードで、どうやって勝とうか?」と真剣に考えないと、勝負には勝てないのです。
神様が与えてくれた環境に、文句を言ってはいけないのです。
「配られたカード」で、「あの手で行こう」とか、「この手で行こう」とか、いろいろ工夫しながら生きていく。
あなたが自分に与えられたカードを最大限に生かそうと思った時、今まで想像もしていなかった、幸せの奇跡が起こるのです。
自分にあるものに焦点を当てた時、人は幸せになれるんだよ
斎藤一人さんの話を纏めました。
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