今、手元にお金がない。
なぜか貯金が貯まらない。
お金の事をこんな風に、
不安な気持ちで捉えていないかい。
お金に対する思い次第で、
お金に好かれるかどうかも決まってくる。
これを忘れないことが大切なんだよ。
手元になくても、世の中全体のお金は貯まる一方
バブル崩壊やリーマンショック、震災のあおりを受けた不況などを経て、日本人みんなが、お金はなくなっていると思っているかもしれない。
でも、これは大きな間違いです。
不況の時、日本全体、世界全体にお金がなくなってしまったと勘違いしているだけ。
世の中、どんな時でもお金はあるの。
現に、金は毎日掘り起こされ、宝石は毎日のように作られている。
世界に存在する金銀財宝は増えているんだよ。
死んであの世に持って行った人は一人もいない。
不況の中、「お金がない」と騒いでいる人を尻目に、お金を持っている人は確実にいるし、年商を増やしている会社はたくさんある。
「お金は増えている。豊かになっている」って、まず、想像してみることだね。
「お金はある」と思えば、お金を得るためのアイデアが降りてくるんです。
会社に勤めるいる場合は、お給料が一定だから、一気にお金持ちにはなりにくい。
でも、「お金持ちになりたい」と思うなら、それなりの方法があるんだよ。
例えば、お給料の「1割」を貯めてごらん。
続けていけば、少しずつだけど、お金は貯まっていきます。
ちょっとずつでも通帳の金額が増えていけば、「お金はある」という実感がだんだんと湧いてくるはず。
ある程度のお金があると、人って安心するものなんだよね。
「1割貯金」も、初めは1万円だったとしても、年月が経てば2万、3万と増えていく。
すると、確実にお金持ちになれるんです。
そして、結婚していて、今すぐもっとお金持ちになりたかったら、奥さんも働くことだね。
二人で働けば、収入が多くなるし、奥さんも外に出て、綺麗になるんだよ。
これからは女性の時代だよ。
女性は男性をしのぐ勢いで、どんどん良くなっていく。
だから、男性は女性の成長を止めちゃいけないよ。
褒めて、応援することです。
すると、旦那以上に働いて、収入も増やしてくれます。
「銀座まるかん」も、女性が強いんだよ。
自由に楽しく仕事をしているから、業績は伸び続ける。
今や年商何十億の女性社長だっているからね。
女性が本気で働くこれからの時代、日本の経済は大きく変わっていくだろうね。
それに、サラリーマンも今は副業がしやすくなっている。
休みの日に別の仕事できる環境も整ってきたしね。
二つも三つも、好きな仕事が色々できる時代です。
「世の中、お金はある」と思えば、仕事についてのいろんなアイデアが出てくる。
この思いが成功を導くんです。
手元にあるかどうかではなく、
「世の中、お金はたくさんある」と思ってみる。
成功のためのアイデアが生まれるからね。
経済の「ヘッドピン」を探せる人になれ
ボウリングをやったことがある人は分かると思うけど、ストライクを取るためには、必ず「ヘッドビン」を狙うよね。
ヘッドピンとは、三角形に並んでいる先頭のピンのこと。
このピンを狙うと、あとの9本が倒れやすくなるんです。
実は、これは経済でも同じこと。
ヘッドピンを倒せば、次々とお金を生むピンが倒れて行くんだよ。
一人さんは、仕事をする時に常にこの「ヘッドピン」を探して、それを狙って倒すことを考えている。
例えば、こんな風にね。
今の日本は、お金持ちに厳しい。
生きている時は、使わせないようにしておいて、死ぬと相続税として国が持っていく。
だから、日本からお金持ちが逃げていく。
そこで、政府が「親が子供に5億円までは無税で家を建ててあげられる」という法案を作る。
親の愛情って無限だからね、子供にはいくらでもお金をかけてあげられる。
子供に5億円の現金を渡すと莫大な贈与税がかかるだろう?
でも、この法案なら子供に家を残すことができるよね。
そして、家を建てると、経済が回るんです。
建設業者が潤うだけではないの。
電気や水道、ガスなどの工事業者も忙しくなる。
家具やインテリア、家電なども新しくするから。こうした業者だって活性化する。
こんな風に「ヘッドピン」を倒しただけで、後ろにあるピンが次々と倒れていくんです。
みんなが喜んでくれるものを提供すれば、自ずとうまくいくの。
ボーリングのピンは、10本しかないけど、世の中のピンは無数にある。
ドミノと一緒だね。
一本倒せば、何千何万という数のピンが、倒れていくんです。
一人さんはね、常に一球のボールで、何千ものピンが倒せるような仕事をしています。
だから、「銀座まるかん」は、少人数の社員で、納税日本一になったんだ。
少ない社員で、毎年、業績を上げ続けているんです。
本もそうだけど、売れても売れなくても一冊本を作る努力って同じだよね。
でも、1000冊売れたのと、10万冊売れたのとでは、利益は全く違う。
いいものを作って、それが売れれば、次々と仕事が入り、広がっていくんです。
収入を10倍にしたいなら、10倍の人に、楽しくて喜ばれることを考えるんです。
これも「ヘッドピン」を探せば、簡単にできることだよ。
世の中のヘッドピンは無数にある。
10倍儲けるには、今より10倍の人を喜ばせること。
川の流れを利用して、大金を引き寄せる
あなたが、大金を手に入れたいと思うなら、そのためのヒントを教えよう。
まず、「お金がない」という言葉は禁句だよ。
先ほども話したけど、世の中を見渡すと、たくさんのお金がある。
それに、あなた自身、「お金が全くない」わけじゃないよね。
仕事をしているなら、お金をもらっているはず。
「お金がない人」なんて、この日本にはほとんどいないよ。
いたとしても、ごく僅かだろうね。
だから、「世の中に、お金はある」ってまず、イメージしてみる。
そして信じることが大事だよ。
信じた人から、お金を得られるようなことが起きて行きます。
次に「お金の流れる川」を利用すること。
一人さんは、億万長者と言われているけど、実は財布の中に大したお金は入っていない。
基本的に、銀行に預けてあるから、たとえ10億円のお金を稼いでいても10億円なんて、実際に見たことがないんだよ。
一人さんが銀行に預けたお金は、銀行の資金となり、企業や個人に貸付ている。
企業や個人は、この借りたお金で、物を作ったり、物を買ったりしているんだね。
私が貸したお金で作った商品を、私が買うこともあるだろう。
このように、お金は銀行を通して、世の中をくるくる回っている。
これが「お金が流れる川」なんだよ。
バブル経済の時は、回りが良かった。
その後も貿易収支は増え続けているんです。
今は、川の流れが悪くなっているだけなんだよね。
流れているお金の川の中には勢いの良い川がある。
これを見つけて川の流れを自分のもとへ引き込めばいいんです。
例えば、医療費は国が出しているだけで20兆円もある。
このお金が毎年、ぐるぐる回っている川があるんだよ。
医療費は毎年増え続けている。
つまり、病院へ通う人が増えているということです。
この医療費を利用して、人が喜ぶような仕事を考える。
すると、医療費のお金の川の流れが、少し自分の所で引き込まれていくんです。
喜ばれながらお金が入るんだよね。
大金を稼ごうと思ったら、勢いの良い川の流れを自分の方に引き込む方法を見つけるしかないんです。
医療費はあくまで一つの例。
教育でも、食品でも、色んな業種で川は流れている。
経営者や商人は、「いい川」を見極める力が必要です。
これがわかれば、あとは自分の所へ引き寄せるだけなんだ。
お金は「川」のようなものだ。
いい川を見極めて、自分の所へ引き寄せよう。
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
お世話になっております。
Youtubeのチャンネル登録よろしくお願いします。
我が儘勝手で申し開きもございません。
上記の赤色のボタンを押してくださいね。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。