心の中の「ダメ」を「トク」に変える
ダメ出しは自分に向かないこと。いつまでも、こだわらない
私は、「自分は、ものすごく価値があるんだ」と思っています。
そんな私が英語を学びに行くと、多分、3分で嫌になる。
それでも私は「自分はものすごく価値があるんだ」と思っているから、「英語は自分に向いていない」と判断して、その分、得意な仕事で成果を出して、英語が得意な人を雇っちゃう。
そうすれば結局、私が英語を学ぶ月謝よりも、安くつくんだよね。
よく考えてほしいんだけれど、あなたが過去にダメだって言われた事って、大抵は自分に必要ないことなんだよ。
「この数学の問題が解けないお前はダメだ」って言われたとしても、その人は別に数学者になるわけじゃないから、電卓の使い方を覚えれば解決するんです。
「かけっこがビリのお前はダメだ」って言われても、その人は別に陸上選手になりたいわけじゃないし、泥棒にでもならない限り、人に追いかけられて、速く走る必要ってないんです。
自分に必要ないことをダメ出しされて、それが原因で自分に必要なことができなくなるって、すごく馬鹿らしいよね。
本当は、ダメ出しされたことって、自分に向かないことが分かったんだから、トクしたんだよ。
今からでも遅くないから、自分の中にある「ダメ」を「トク」に変えてみてごらん。
そうするとオセロゲームが黒の駒が白に変わるように、人生のゲームで大逆転を起こすことができるよ。
できないことがあっても、気にしない。
「向いていないことが分かった」と発想を変える。
ダメな考えは心の舵でなんとでもなる
心の中にあるネガティブな事って、周りから言われてそうなったものだけではないの。
自分自身でも、気づかないうちに溜め込んでしまっているものがあるんです。
私は子供の頃から体が弱く、病気がちでした。
何で弱かったのかと言うと、私の家は両親が商売をしていて、忙しかったんです。
だから、私が病気になった時しか親はかまってくれません。
すると「病気になれば、親にかまってもらえるからトクだ」と思って、それが脳にインプットされます。
だから、ちょくちょく病気をするんです。
本当の原因はそれなんです。
私は病気になることで、ある意味で、いい思いをしました。
だから、病気で死ぬとか思っていません。
別に治すほどのものじゃないと思っているから、治さないの。
だから、私は病気で困ることはないんです。
人間の記憶の中には必ず、過去にインプットされたものがあります。
子供の時にインプットされていなかったら、前世でインプットしているんだよ。
それが今、世に出てくるんです。
でもそれも、どうにでもなるんだよ。
私たちはどんな人生であっても、舵という意識を持っているから、進んでいくことができるんです。
東京から大阪へ行くのでも、「行こう」という意思があれば、どんな手段を使っても行くことができます。
逆に、「行こう」という意志がなければ、「行け」ないんだよ。
それと一緒で、まずは「私たちの運命は、自分で切り開いていくものなんだ」と知り、何か問題が起きたら悩むんじゃなくて、「自分で解決するんだ」って脳に言い聞かせるの。
すると、「問題が起きたら解決する」という風に、自然に行動できるようになるんです。
さらに、その解決策も自分のトクになるまで考えるようにすれば、結果がものすごく変わるんだよ。
私の脳の中には、仕事で問題が起きたら「解決すれば売上が上がる」、人間関係で問題が起きたら「自分がトクになるまで考えたら、魂が成長する」ってプログラムされているんです。
だから私の頭の中では「問題」=「いいこと」なの。
でも、多くの人の考え方は、「問題」=「嫌なこと」で、「問題は起きないでくれ」「問題が起きなきゃいいのに」って思っているんだよね。
だけど、問題が起きなかったら、魂は成長しないんだよ。
だから問題が起きるの。
それで、問題が嫌なら、先に解決しちゃえばいいんだよ。
「魂を成長させるにはどうすればいいか」って考えている人には、問題は起きないんだよ。
起きることは全部、魂の成長に繋がることなんだから。
問題は「自分で解決するんだ」と自分に言い聞かせる
「楽しい」がわからないと、幸せになれない
人が幸せになるためにまず何が必要かと言うと、「楽しい」って思えることなの。
この「楽しい」がきちんと分かっていないと、いくら「幸せになりたい」とか「成功したい」と思っても、無理なんだよ。
カツ丼を食べたことがない人に、「カツ丼の味を語りなさい」って言っても無理なのと一緒なんです。
楽しいっていう字は、人が踊っている姿を表しています。
顔からオーラが出て、下が広がって、振袖が回っている姿なの。
これは神話の話だけれど、天照大神が天岩戸入っちゃった時に、周りの神様たちは何とか出てきてもらおうと、色々と説得したんだよ。
それでも出てこなかったの。
だから、この世は暗くなっちゃったんだよね。
それで説得するのは諦めて、ただ楽しく踊っていたの。
そうしたら、ちょろっと岩戸を開けて覗いたんだよ。
それをきっかけに岩戸が開いて、地上に明るさが戻ったの。
辛いことがあると、そこから逃れようとして、心を塞いじゃう人がいるんです。
そういう人も、「楽しい」を体験すると、心が開いて本来の明るさを取り戻すんだよね。
全国各地の『まるかん』で余興大会をやると、みんなのすごく楽しそうにして踊っているんだけれど、その中には「この人は鬱だったの」とか、「この人は引きこもりだったの」っていう人たちがいるの。
でも、知らない人が見たら、そんなことが全く信じられないくらい、みんなすごく明るく、楽しそうに踊っているんだよね。
私は実業家だから、身体に良い健康食品とかを開発して売ったりすることができるし、私が知っている心の話もしてあげることはできるんです。
だけど、楽しいものがない人に「楽しくしろ」っていうのは無理なんだよね。
だからまずはフラダンス習いに行くとか、踊りに限らず何か楽しいことを見つけて、自分の心を開いていくしかないんだよ。
楽しいことを見つけて大きな幸せを手に入れる
一番楽しんだグループが売り上げ一位になった理由
「欲張っちゃいけない」というのは、物のない時代の価値観なの。
でも今は時代が変わって、モノ余りの時代なんだよね。
今までは「我慢強さ」とか「清貧」が美徳とされて、それでうまくいっていたんです。
でもこれからの時代は、それではうまくいかないの。
あんまり、我慢ばっかりしているのは、ダメなんだよ。
何年か前に、みっちゃん先生の会社の売り上げが、グループで最下位を続けていたことがあるの。。
みっちゃん先生は、すごく真面目でがんばり屋さんなんです。
でも売り上げは、その努力に見合って上がらなかったんだよね。
そこで、みっちゃん先生が私に、
「どうしたらいいでしょう?」
って聞くから、
「まるかんのパーティーの時にやる余興大会で一番になりな。そうすれば、売上も一番になるよ」
って言ったの。
その結果どうなったかと言うと、みっちゃん先生隊の出し物が、余興大会で見事1位になって、それに合わせるように売上も1位になったんだよね。
この「余興大会で1位」と「売上で一番」って一見、何の因果関係もなさそうだけれど、そうじゃないの。
遊戯王大会で1位を目指そうとすると、特約そんなところに練習でしょっちゅう、人が集まります。
そうすると集まった人で賑わって、みんなが楽しそうにしているから、そこに新たなお客さんが集まってくるんです。
さらに余興大会をすると、その家族や友達が見に来ます。
それで、楽しければみんな、仲間に入るんだよ。
別に押し売りいいなんかしなくても、体にいい物ってみんな欲しいし、必要なの。
大事なのはそのきっかけなんです。
何事も楽しく賑やかに。
そうすると仲間が増えていく
斎藤一人さんの話を纏めました。
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