頭の中に「ほめ回路」を作ってごらん
ぐっとやる気が出てくるよ
自分の当たり前を褒めるとやる気がぐんぐん湧いてくる
「なんだか仕事をする気が起きない」という時があります。
理由はわからないけれど、心も体も疲れていて、やる気が出ない時が、誰にでもあるものです。
この停滞した気持ちを、明るく軽やかにして、やる気がぐんぐん湧いてくる、とっておきの方法があります。
それは「今日、自分がした当たり前のことを褒めること」。
例えば、
「今日も満員電車で通勤して、偉かったね」とか。
「子供に笑顔で接して、いいママよね、私って」とか。
「部下のいいところに気づいて、褒めてあげて、えらかったね」とか。
そういう風に、自分のした当たり前のことを褒めていると、気持ちが満たされて、「明日も顔晴ろう」という気になるものです。
なぜ、「自分を褒めること」をしていると、やる気が出てくるのでしょうか?
それは脳に「褒め回路」というものができるからです。
日本人の多くは、「謙虚なことはいいことだ」という国民性もあって、日常の中で自分を否定することが多いもの。
「どうせ私なんか」とか、「私には、きっと無理だわ」とか、「私は、そんな人間じゃない」とか。
こういった自分へのマイナスな言葉は、脳にストレスを与えます。
そして、これをずっと続けていると、脳に「不幸の回路」というものができてしまうのです。
この「不幸の回路」ができてしまうと、とってもやっかいです。
仕事で、どんな素晴らしいチャンスがまわってきても、「どうせ私なんかに出来っこない・・・・・・」と後ろ向きに考える癖がついてしまうのです。
この「不幸の回路」を打ち破るには、脳に「褒め回路」を作ることです。
自分をほめることを習慣にしていると、「褒め回路」の方がだんだん太くなり、「不幸の回路」の方は細くなっていくのです。
ところが、自分を褒めようと思っても、そんなに目立った出来事が起こる日は、滅多にありません。
「褒める材料がないと、自分を褒められない」と思っている人は多いでしょう。
ところが、違うのです。
普段やっている「当たり前のこと」こそ、それをしている自分を認めて、褒めてあげることが大切なのです。
だって、その「当たり前のこと」を続けてこなければ、今のあなたはありませんからね。
自分が自然とやっていることは、実は、賞賛を受けるべきことなのです。
自分のやっている「当たり前のこと」を、褒めて、褒めて、褒めまくりましょう。
それを数日間やっただけでも、あなたの脳に「褒め回路」ができて、あなたのモチベーションはぐんと上がります。
たとえ10年間、「不幸の回路」があったとしても、「褒め回路」を作るのに、そんなに多くの日数がかかりません。
早ければ、数日、遅くても1ヶ月くらいで、「自分に自信をつけ、ジャンジャンバリバリ行動する気を起こす」という「褒め回路」ができるのです。
毎日、寝る時に「自分が今日行った当たり前のこと」を、たくさん褒めてあげましょう。
あなたの中から、「やる気」が途切れることなく、湧き出てくるようになります。
仕事は早く取り掛かった人の勝ち
何よりスピードが命になる!
仕事運のいい人には、共通点があります。
「いいこと聞いたら、すぐ実行!」
仲間や先輩から、「いいこと」を聞いたら、それを自分の仕事に取り入れるのが格段に早いのです。
中には、こう思う人もいるかもしれません。
「そんなにいいことだったら、しばらく考えてから行っても同じでしょう」
ところが、これが違うのです。
取り入れるスピードが命になってくるのです。
なぜなら、全ての情報には「旬」があります。
今、その人の耳に入ってきたということは、その人にとって「旬」なことなのです。
「もうちょっと考えてからやろう」とか、「もうちょっと周りの様子を見てからやろう」とか、そういう風に、せっかくの良い情報を自分の懐で温めてはいけません。
自分の中で寝かせていると、いつのまにか「旬」が過ぎてしまいます。
そして、「さて、そろそろ・・・・・・」と腰を上げた頃には、みんなが先にそれに取り掛かっていて、ものすごい差が生まれているのです。
微差が、大差になる。
それが仕事というものです。
とにかく、早いだけで合格。
遅いだけで、失格なのです。
「いいこと聞いたら、すぐ実行!」
これができる人のところに、仕事のつきは集まって行くのです。
仕事ってね、とにかく早いだけで合格、遅いだけで失格なんだよ
自分を高めるために楽しい競争は「気付け薬」になる!
今世の中で、「競争するのは良くない」という風潮があります。
例えば、小学校の運動会では、1位を決めないで、手をつないでゴールするところもあるそうです。
学芸会でも、主役のお姫様を一人に決めないで、お姫様が7人くらいゾロゾロ出てくる劇をやったりするもあるそうです。
そういう考え方もあるのかもしれませんが、私をは競争を「良いもの」として使えばいいと思っています。
競争がなくなると、人の気持ちというものは、怠けやすくなります。
仕事中もダラダラして、それ以上前に進もうとしなくなる人もいます。
自分が本来、持っている力を、めいいっぱい使おうともしなくなります。
これは、ものすごく、もったいない話です。
例えば、仕事上で、自分が密かに「ライバル」だと思っている人がいるとします。
このライバルが、ものすごく斬新なことを始めたら、自分としてはかなりの刺激を受けます。
「おお、この手があったか!」
「あいつ、なかなか、やるな!」
そうやって刺激を受けて、自分もますます顔晴ろうと思うでしょう。
これは、「楽しい競争」ではないでしょうか?
もしくは、仲間たちと何か競争をしていて、1位になった人は、自分が勝てた方法を、惜しみなくみんなに教えてあげる。
負けた人たちは、自分の負けを認めて、勝った人から素直にやり方を教えてもらう。
これも、「楽しい競争」だと思います。
「楽しい競走」は、自分を高める「気付け薬」のような役割をしてくれるのです。
「シゲキックス」(UHA味覚糖より販売)というお菓子があります。
食べるとヒヤッと酸っぱくて、眠気が一気に吹き飛んでしまうようなお菓子です。
「シゲキックス」と同じように、「楽しい競争」は、自分の眠気やだらだらした気分を、一気に吹き飛ばしてくれるのです。
競争は本来、楽しいもので、人は競争が好きなのです。
要は、勝った人がえばったり、負けたことで誰かに怒られるような競争が嫌なのです。
だから「競争」という言葉を聞くだけで、目くじらを立てて嫌がるのでは、それ以上の魂の成長は望めません。
自分の中に眠っている力を引き出したり、やり方をあれこれ工夫するのも、「楽しい競争」があるおかげなのです。
自分にとって「競争」をいいように使って、さらに自分を高める「気つけ薬」にしてしまいましょう。
自分が怠けそうになったら、「ライバル」のことを考えてごらん
そうすると、気分がシャキッとして、怠けてなんかいられないよな
斎藤一人さんの話を纏めました。
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