負ける時は中途半端に負けない方がいい。
とことん負けなさい。
その方が学びが大きいから。
破壊を恐れず、一歩を踏み出す
人生という旅の途中には、あなたの成長に合わせた課題が待ち構えています。
その課題を困難と思い避けるのか、神様からのプレゼントとして乗り越えようとするのかで、その人の魅力は大きく変わってきます。
人にはそれぞれ魅力があります。
しかしその魅力を100%出している人と、5%しか出していない人とでは魅力の度合いが違ってきます。
「人は皆素晴らしい魅力を本当は持っているんだよ」と一人さんは言います。
では魅力的な人になるにはどうすればいいのか?
ということについてこれから話をします。
例え話ですが、あるところに木造のおんぼろ屋敷がありました。
そこを10階建てにすることにしました。
皆さんはどのように10階建てにしますか?
木造のおんぼろ屋敷の上に9階建てを作り10階にしますか?
まさかそんな発想する人はいませんよね。
しかし現実の世界になると、ほとんどの人がおんぼろ屋敷の上に9階建てを作ろうとして、倒れてしまっているのです。
「本当に実力のある人は、今あるものを破壊して新しく基礎から作り上げることができる人だ」と一人さんは言います。
魅力ある人とは破壊を恐れず、壊すべきものは壊し、そこから想像していく人です。
私たちもよく一人さんから、
「負ける時は中途半端に負けない方がいい。
とことん負けなさい。
その方が学びが大きいから」と言われました。
私の好きな話です。
人生で悩んでいたある人が夢を見ている時、目の前に大きな大きな木が現れました。
すると天から声がして、「この大木を登りなさい」と言うではありませんか。
その人は言葉通りに一生懸命に上へ上へと登って行きました。
気がついた時には雲の上にまで来ていました。
ようやく大木の頂上に着いたと思っていたら、また天から声が聞こえてきました。
「枝の先まで行きなさい」
天からの声には逆らえません。
その人は枝の先まで行くことにしました。
すると枝がしなり落ちそうになったので、必死に枝を握りしめました。
下を見ると千尋の谷。
落ちたら絶対に死ぬと思い、今一度握っていた手に力を込めました。
するとまたまた天から声がしました。
「その握っている手を離しなさい」
しかし、ここで手を放したら確実に落ちます。
その人の心の声が聞こえたのか、さらに天から声がしました。
「私を信じなさい。いいから離しなさい」
その人は天からの声を信じ、手を離しました。
当然、その人は谷底まで真っ逆さまに落ちていきました。
しかしその人が落ちていた場所というのは、その人が本来、落ち着くべき場所だったのです。
実はその人が最後まで話そうとしなかった手に握られていたのは、その人の魅力を引き出すことを妨げていた自分の蚊帳古い観念だったのです。
北海道にある旭山動物園は日本で最も大きな集客率を誇る動物園になりましたが、以前は閉園の危機にありました。
そこで魅力ある動物園にするために、職員は破壊と創造を繰り返し、一からやり直して今日に至ったのです。
破壊を恐れずに一歩を踏み出せば、その先にいるあなたはさらなる魅力を身につけていることでしょう。
斎藤一人さん
自分を変えることは怖いことだと思いがちですが、自分をよりよく変えることは楽しいことなのです。
そして、変える度に小さな成果が現れる。
これこそが神様からのプレゼントです。
美化してみる
人や物事には様々な見方があります。
そんな中、一人さんは、
「世の中(人・物すべて)を美化してみなさい」と教えてくれます。
どういうことかと言うと、例えば人の味方で考えると、大きく分けて三つのタイプに分かれます。
ここに50点の人がいるとします。
人が人を評価する時に、「この人のここは良いがこの部分はマイナスだな」と冷静に分析して点数をつけて50点と判断する人。
「この人のここが良くない、あそこが良くない」と欠点だけを見て30点と判断する人。
そして最後に「この人は笑顔も良いし、素直だし、明るい性格の持ち主だね」と50点に付加価値の30点をつけて80点にしてあげることのできる人。
ここで誤解のないように、一人さんは50点の人や物を80点として見なさいと言っているのではありません。
古い電車を見て新幹線と思いなさいと言っても無理です。
古い電車はそのままで良いのです。
「こんなにも古くなっているのに頑張って働いてくれてありがとう」
「この電車に乗ると昔を思い出し、若き日の思い出が蘇ってきます」とか、
「旅の美しい景色がゆっくり楽しめます」など、
相手が喜ぶ付加価値を何点つけてあげることができるかが、世の中で成功者になるかならないかを決めます。
世の中を冷静に見て点数をつける人、欠点ばかりを見ている人は、決して人に好かれません。
その反対に相手の良いところを手放しに褒めてあげる人は、周りの人から好かれます。
そしてそんな人がいるところに人は集まってきます。
斎藤一人さん
一生は一回です。
あまり厳しい目で人や世間を見ていると、苦しい人生になります。
できるだけ、人も世間も美しく見るようにすると、この世は光り輝き出します。
そして類友の法則で、あなたの周りには、美しく見る人、美しく見る人がたくさん集まってきます。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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