あなたが思うほど、親は成熟してません。
親も未熟なんです
Q うちは3人兄弟で、私は一番下です。
小さい頃、何かわがままを言って泣いた時、母が「そこで勝手にないていなさい」と言って、私以外の家族が、隣の部屋で楽しそうにしていました。
その時、私は「自分はいなくてもいいんだ」と思い、その後何かあるたびに「やっぱり自分は、いない方がいいんだ」と思うようになりました。
その傷が未だに消えず、人に心を開くのが苦手で、人間関係が築きづらいです。
どうすれば、前向きに進むことができるでしょうか?
A 斎藤一人さん
その考え自体、あなたにとって得する生き方じゃないよ。
子供の時には、そういう経験は誰にでもあるの。
親も未熟だったんだ、そう思うと楽になるよ。
人はね、この世で遊ぶために生まれてきたんだよ。
だから、もっと遊んでください。
はなゑ
たまたま発した未熟な親の言葉を真に受けて、一生を台無しにするなんてもったいない。
そのモヤモヤを「解放ワーク」で発散してください。
車の中とかで「クソババア」「バカヤロウ」って大声で叫んで、嫌なことは手放すんです。
そして、「自分大好き」って、自分を認めてあげてください。
心の大掃除をすると、勘違いなんだって分かるかもしれないしね。
もっと人生を楽しんで欲しいんです。
心地いい人と遊びに行ったり、好きなことを楽しむと、今までの感情がバカバカしく思えてきて、自然と嫌な思いは消えていくものですよ。
あなたは悪くないんだから、自分を許して、自分を愛してあげて下さいね。
過去はいくらでも変えられる
Q 私の妹は幼少期から小学校に上がる頃まで、些細なことが原因で、いつも母からお尻を叩かれていました。
その頃の母は、父や姑のことを悩んでいる時期でした。
私も結婚と同居を経験し、子供たちとの暮らしの中で、今になってあの頃の母の気持ちが理解できるようになりました。
また、一人さんの教えに出会うことにより、母に抱いていた感情を認め自然と許せるようになりました。
ただひとつだけ、心から「叩かれた時の惨めな気持ち」だけがどうしても消えないのです。
その気持ちを手放すにはどうすればいいでしょうか?
A 斎藤一人さん
俺もね、よく叩かれたの。
だけど、うちの母親が年取ってね、「私の自慢は子供を叩いたことが一回もないことだよ。どうして、自分の産んだ可愛い子を叩くことなんてできるの」って言ってたんだよ。
叩いたつもりなんかないんだよ。
それと、俺の方もね、グダグダをお説教されるなら、一発叩いて終わりにしてくれた方が楽だったの。
親が叩くのなんて大して痛くなかったしね。
何でも良い方にとるんだよ。
それと、「私は親に叩かれたけど強い人間なんだ」と、話を良い方に変えちゃえばいいんだよ。
過去なんていくらでも変えちゃえばいいんだ。
はなゑ
人にやられて嫌なことは、自分がやらなきゃいいんです。
「因果は巡る」が、なくなるのだから、素晴らしいこと。
暴力はいけないんだと、あなたが分かるだけで魂の成長になっているんです。
あなたの、嫌だった気持ち、よくわかります。
その気持ちを解放し、手放す方法があります。
自分でもできるので、「解放ワーク」をやってみてください。
また、クッションを投げてストレス解消してもいいし、直接「あの時嫌だった」って親に伝えるのも一つの方法です。
「あの時は叩かれたけど、今はお母さんといい時間を持てているな」って思えば、もっといい人生がやってきますよ。
自己憐憫しない
Q 私は良敷通っていた幼稚園のクラシックバレエの教室に入りたかったのですが、当時大変ストレスを抱えていた母を思い、そのことを伝えることができなかったことを思い出しました。
幼児期に親に気を使ってしまったこと、それを中年になるまで引きずることがあるのか?
あるとしたら今世その思いを払拭できるのか、是非お聞きしたいです。
A 斎藤一人さん
自分を被害者に持って行きたかったのかな。
こういう人って、バレエを習っていたら習っていたで、「やめたくても、やめさせてくれなかった」って親に文句を言うんだよ。
自分を被害者にしちゃいけないよ。
あなたはバレエをならなくて良かったんだよ。
神様は見てるからね。
ところで、自分の子供に、無理やりバレエを習わせたりしていないだろうね。
その方が心配だよ。
自分がやりたかったことを子供に押し付けちゃだめだよ。
大人になった今こそ、もっと遊ぶことだね。
あなた自身がバレエを習うといいよね。
別の踊りでもいいけど、一度バレエをやって見ればいいんじゃないかな。
はなゑ
親に気を使って「バレエを習いたい」と言えなかったのなら、とってもいい子だったんです。
その頃の自分に「いい子だったね」と褒めてあげてください。
そして、「もう我慢しなくていいよ」と。
このこと大人になって引きずるのは、楽しくない生き方です。
本当に、今こそ自分の好きなことをすべきですよ。
一人さんが言うように、バレエを習うっていうのは大賛成。
もちろん、カラオケでも、山登りでも。
今からだって、できますよ。
もっと人生を楽しみましょう。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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