そもそも、人の悪口を言うような相手に好かれたいわけではありません。
世の中には神様のことすら嫌いな人がいるからね
私は以前、インターネットに心ない書き込みをされ、悲しい思いをしたことがあります。
仕事柄、人前に出る機会が多いだけに、そういうことも仕方がないのかもしれませんね。
悪口や噂話をして、「人の気分を下げる」ことが好きな人というのは、どこにでもいるもの。
だから、気にしないのが一番です。
だけど、いくらそう自分に言い聞かせても、傷ついた心は癒えず、気分も下がったまま・・・・・・。
何をしても前向きになれず、とうとう私は、泣きながら神様に救いを求めたのです。
その時に頂いたのが、「神様を嫌う人もいるよ」というメッセージです。
私は、ハッとしました。
これほど落ち込んでいるのは、自分の中に、「人に嫌われたくない」という意識があるからだと気づいたからです。
でもね、世の中には、神様のことすら嫌う人がいる。
そう思えば、人間である私のことを嫌いな人がいても、当たり前かもしれませんよね。
考えてみれば、そもそも、人の悪口を言うような相手に好かれたいわけではありません。
それがわかると、心がすっと軽くなりました。
辛くても、愚痴は口に出したらいけないよ
ただ、嫌な噂は、その後も時々耳に入ってきます。
もちろん、気にしないように心がけてはいるのですが、自分のことを悪く言われると、やっぱり、気持ちのいいものではありませんよね。
そんなある日、私はつい、一人さんに泣き言を言ってしまいました。
すると、一人さんは、こうアドバイスしてくれました。
「そういう愚痴は、口に出したらいけないよ。笑ってな」
確かに、私が悲しんだり悔しがったりすれば、喜ぶのは悪口を言った相手。
ということは、愚痴は相手のエネルギーになるんですよね。
私は、すぐに愚痴をやめました。
そして、毎日笑って過ごすことを心掛けたんです。
そのうちに、噂話はピタッと聞こえなくなりました。
そればかりか、何か人に誤解されるようなことがあっても、いつも周りに守ってくださる方がいて、助けられるようにもなったのです。
同じようなトラブルは、ご近所付き合いや、職場の人間関係などで、誰にでも起こりうるんだと思うんです。
どこにいても、いわれない中傷を受けることってありますよね。
でも、どんなケースにも通じるのは、相手に振り回されないこと。
初めは、笑顔でいることが難しいかもしれません。
それでも、必ず時間が解決してくれます。
嫌いな人ばかりに目を向け、悲しんでいても、ますます自分が疲れるだけ。
辛い時は、気の合う仲間や、愛する人など、気分の上がる人と一緒に過ごすのが一番です。
楽しい時間の中では、苦しさや悲しさを忘れます。
自然と、愚痴も引っ込んでくれますよ。
周りを疲れさせないようにしようね
自分自身も、人の気分は下げたくないですよね。
だけど、人はしばしば、気づかないうちに、人の気分を下げていることがあります。
「私って、どうしてこう人から嫌われるのかな?」
そんな風に感じたことがあれば、どこで、人の気分を下げているんだと思います。
例えば、知人から、おすすめのお蕎麦屋さんに誘われたとします。
この時、何気なく、あなたがこう言いました。
「そういえば、以前、人に勧められていったお蕎麦屋さんがいまいちで、すごく残念だったの。
でも、今日はすごく評判のいいお店なんでしょう?」
まさに、余計な一言ですよね。
このような発言は、相手に「今日のお蕎麦屋さんでも、口に合わなかったらどうしよう」という不安を抱かせるだけです。
相手が不愉快に感じても、仕方がないと思うんです。
こうした失敗をしないためには、周りを疲れさせないようにすることを、常に意識するといいでしょう。
その点、一人さんって、本当に良いお手本なんです。
例えば、人と食事をする時でも、絶対に「たくさん食べてね」とは言いません。
「無理しないで、お腹がいっぱいになったら残していいんだよ」
そう言ってくれるんです。
確かに、よく食べる人は「たくさん食べて」と言われたら、嬉しいかもしれません。
でも、小食の人にとっては「食べないと失礼になる」というストレスになりますよね。
どんな美味しいものをごちそうされても、それでは疲れてしまいます。
だから、一人さんは、相手をよく観察しながら、慎重に言葉を選んでいるんです。
相手がモリモリ食べていれば、「遠慮せず、おかわりしなよ」と言ってくれるし、そうでなければ「残してもいいんだよ」って言ってくれる。
一緒にいて、本当に居心地がいいんです。
もちろん、食べ物を残すのはもったいないことですから、抵抗があるかもしれません。
それなら、次回からは、初めから食べきれる量だけ注文したらいいだけのことなんです。
自分が人の気分を下げないように気をつけていれば、自ずと、人から気分を下げられることも減ります。
それでも、誰かに気分を下げられた時は、笑顔でスルー。
いつも笑っていれば、波動も高くなり、悪いものは取り除かれます。
神様は、あなたのことを、ちゃんと見ていてくださるのですから。
悪口を言う人は、それが趣味だと思えばいいの
人の悪口を言うような相手に出くわした時は、それが、相手の趣味だと思うと、結構やり過ごせるものです。
不快なことを言われても、相手が好きで趣味にしていることなら、悪口がやめられないのも、仕方ないかと理解できますよね。
「どこかで趣味は聞かれた時は、人の悪口や噂話が好きと答えてね~」
心の中でこんな風に思っていれば、むしろ、相手の言動に笑えてくるのではないでしょうか。
そもそも、人の言動や習慣になっていることは、どれも趣味なんです。
読者やスポーツ、音楽、旅行といった特別なものだけが、趣味ではありません。
ということは、いつもプラスの言葉を使っていると、その人の趣味は「プラスの言葉を話す」ことになりますよね。
人の悪趣味を見てしまった時は、それを反面教師にすればいい。
そして、自分は、いい趣味をどんどん増やそうって思えたら素敵ですよね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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