お金を持っているくらいで性格が変わっちゃいけない。
いばっちゃいけない、傲慢になっちゃいけない。
お金とのつきあい方
Q1 幸せなお金持ちの皆さんは、お金をどのように捉えているのでしょうか。
そして、お金とどう付き合っているのでしょうか。
天から授かった大切な道具
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斎藤一人さん
幸せなお金持ちの人は、みんなお金は大切で、尊いものだと思っているはずです。
不幸せなお金持ちだったら、お金は汚いものだと思っている。
だって汚いものに囲まれながら幸せにはなれないから。
幸せなお金持ちの人は、お金は、自分を助けてくれるし、もし困ってる人がいたら人も助けることができる、すごく便利なものだと思ってるはずなんです。
ある本を読んでたら、お金とは、すべて神様が作りたもうたものなのだと。
だから神様の元へ返そうということを言ってた人がいる。
それはそれでいい。
でも、もし私が神様だったとしたら、これは私の物だからみんな返しなさいというくらいなら、最初から与えない。
お金がないと、飛行機に乗るのにも、リヤカーにいっぱい米を持って行かなきゃいけないとか、大変すぎるんです。
お給料日になったらみんなリヤカーで来るとか。
物々交換なんてできない。
だから、お金を本当に便利なものなんだよね。
お金を持った時、威張らない
ただ、魂が初期の場合に、お金を持つと威張っちゃう人がいたりする。
だから、お金が悪いように思うけど、威張った人がおかしい。
それから、お金を持つと性格が変わっちゃうほうがおかしい。
性格の未熟さまでお金のせいにする。
何でも人のせいとか、物のせいにしすぎ。
お金を持っていても清く使えばいい。
「清く、貧しく」っていう人いるけど、本当に立派で、お金がなくても清くやれるような人なら、別にお金持っても清いと思う。
歌の音痴な人は何を歌っても音痴です。
それと同じこと。
だから、お金をどのように思ってるのかと言うと、神様がくれた便利なものだから、大切にしなきゃいけない。
それから、お金を持っているくらいで性格が変わっちゃいけない。
いばっちゃいけない、傲慢になっちゃいけない。
私は、お金を持っても傲慢にならずに、死んで故郷に帰るんだっていう修行だと思うよ。
幸せなお金持ちの皆さんはそう思ってるかどうかわからないけど、私はそう思っています。
Q2 豊かになる方法
幸せなお金持ちになるためには、何から始めるといいでしょうか?
斎藤一人さん
楽しみは心の中にあると思います
まず、20万給料をもらっている人だとしたら、なんとか18万で生活することだと思います。
それで、楽しみって精神的なことだと思うんです。
楽しいって心が楽しいということだと。
人が喜ぶことをして、「ありがとう」と言われたら、心が楽しい。
そうやって心で楽しむべきものを、どこか旅行に行くとか、何か買うとか、心の中のものを外で満たそうとすると、土台、そんなにお金がない人がそんなことを追っかけ回したら、お金が余計なくなってしまう。
昔の日本人は、庶民は本当に貧しかった。
それなのに、今より心の中は、豊かだった。
私の下町で、よく知ってるけど、夏場になると表に縁台が出て、みんながそこに腰掛けて将棋をやったり、ビールなんか飲んでると、近所の人帰りがけに通りかかって、「まあ一杯飲んでくださいよ」とか言って、そこんちの人が今度は枝豆を持ってきたりとか。
ものすごく楽しかった。
今はみんな、ちょっとお金持ちになったんです、一般の人が。
昔はお金持ちしかお金持ってないから狙われなかった。
ところが、一般の人がちょっとお金を持つようになったから、一般の人にまで目標を定めて、「これを買いなさい。買ったら幸せになるよ」とか、旅行に行きましょうとか、お金にかかることに引きずり込む。
そうしたら、それをしなきゃいけないような気になって、もうどんどん引きずられる。
それで、テレビを見ると、一個何十万のバッグだとか持って、飢餓状態みたいに、あれがないと自分はいけないんだ見たくなってしまう。
心の中の楽しみを、物質に求めるようになると、ものすごく苦しい。
お金持ちでも幸せじゃない人を、私、山ほど知っています。
だったら、本当にいい本を読む。
本当にいい本は、7回読む。
7回読むと7回読んだぶんだけ得する。
でも、もう1回読んだら2000円得したようなもの。
2000円の本、7回読んだら14000円、最初の2000円を取って12000円得したんじゃないかって、本当にそう思うんです。
それで知識が山ほどついて、幸せなことがすごくいっぱいあるから、そういうふうにした方がいいんじゃないかと思います。
心の中の幸せを、外に外に求めすぎるからいけない。
心が豊かで2万円だけでも貯金すれば、先月より2万円お金持ちで、来月に4万円お金持ちになって、どんどん、心も豊か、お金も現実に豊かになってくる。
誰かと比べて、競争するのはやめたほうがいい
この世の中には、生まれると同時にアラブの大富豪みたいな人がいる。
そういう珍しい人にはなれないんだから。
私も、日本では幸せなお金持ちといわれる方だけど、幸せの部分って、お金の問題ではない。
ある程度食べていけて、着るもの着られてたら、それ以上のことを、今まで思ったことないんです。
それを思わないだけ、幸せだと思ってます。
お金持ちの家にはガラクタがない
それから、お金持ちになりたかったら物を捨てる。
本当にいるものといらないものを分けて、迷ったものは捨てる。
そうするととんでもないほど捨てるものがある。
それを捨てて、家の中すっきりして、これで生きられると思うと、心もすっきりする。
捨てるということはすごい大変な思いももする。
勇気もいるし、片付けるのも大変。
そうすると、今度はくだらないものを買わなくなる。
だから、金持ちの家って必ずすっきりしてます。
テレビなんかで金持ちの家が映ると、ガラクタを置いてない。
貧乏な人の家はガラクタが多い。
だけど、あのガラクタも一個ずつ、お金を出してる。
だから、いらないもの捨てる。
捨てると見事に買わなくなる。
そうすると、何万円かの貯金ができる。
それで心の世界に入ればいい。
心が幸せになればいい。
「天国言葉」を言っても心が幸せになります。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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