すごくいい女が「ハニートラップ」を仕掛けてきたら、喜んでその手に乗ります。
女に強いオトコ
ある日、ひとりさんが「俺、スパイ映画見ていて思ったんだけどね」とお話を切り出したので、私はてっきり真面目な精神論のお話が始まったのかと思いました。
慌てて IC レコーダーのスイッチを入れ、ノートを広げて、メモを取る準備をしていると、ひとりさんはゆっくりと話を始めました。
そのお話は、私の予想をはるかに超えるほど、ぶっ飛んだお話だったのです。
斎藤一人さん
あのね、よくスパイ映画とか見ていると、「ハニートラップ」っていうのが出てくるんだよね。
これって、すごいいい女のスパイが色仕掛けで相手の男に近づいて、あの手、この手を使って秘密を喋らせちゃう方法ね。
この手を使われると、大概の男って、弱いんです。
なぜなら、「ベッドの上」っていうのは、男が一番気を許している時だからね。
それで中には、「俺は女に強いから、そういう手(色仕掛け)には絶対に乗らない」っていう男がいるんだよね。
でもね、ひとりさんに言わせると、そういうのは「女に強い」って言わないの。
「堅物」って言うんです。
ちなみに、ひとりさんは、「堅物」ではありません。
でも、女にも強いんです。
どういうことかと言うと、ひとりさんだったら、こうします。
すごくいい女が「ハニートラップ」を仕掛けてきたら、喜んでその手に乗ります。
それで、その女スパイのありとあらゆる「色仕掛け技」を、じっくりと楽しませてもらいます。
そして、最後に女スパイが、「ねえ、私に、秘密を教えて」って言ってきたら、「いや、それは言えないな」ってとぼけます。
きっと女スパイは「そりゃないよ」(あんなにいろいろやったのに)っていう顔をするでしょう。
そしたら、女スパイに向かって、ひとりさんは静かにこう言うんです。
「おい、君。
スパイみたいな危険な仕事はやめて、このまま、ひとりさんのそばにいたらいいよ。俺が面倒見てあげるから」
こうして、ひとりさんの彼女がまた一人増えることになるんです。
ひとりさんは大事な秘密も漏らさなかったし、彼女も増えた。
いいことばっかりです。
こういうのが本当の「女に強い男」って言うんです。
「気をつけてね」ではなく「楽しんでおいでね」
家族の誰かがどこかへ出かける時に・・・・・・。
「気をつけてね」
というのが習慣になっている方がいらっしゃると思います。
しかし、これは、ひとりさん的に言うと
「危険なことが起こったら嫌だなあ」
という「心配の想念」を飛ばしていることと同じなんだそうです。
「心配の想念」は、チラッと考えているうちは良いのですが、あんまり考え過ぎると、その「思い」にエネルギーがかかってしまい、「現実を引き寄せる」ということにもなりかねません。
それでは、これから出かけて行く人に、何て言ってあげたらいいのでしょうか?
ひとりさんはこんな風に言っています。
斎藤一人さん
俺はね、誰かを見送る時に、いつもこう言うんだよ。
「楽しんでおいでね」
こうやって見送ってもらうと、これから行く先々で楽しいことが起こりそうで、ワクワクするよね。
それから、寒い時期なんかは、「風邪ひかないようにね」っていうのは挨拶代わりに言う人がいるよね。
これも、一人さん流に言うと・・・・・・
「寒いと、なぜか元気出ちゃうね」
「寒いから、気合い入れて楽しもうね」
こんな風な言葉で、相手に「元気な波動」を送ってあげるんです。
言葉には「言霊」というものがあるんですよね。
だから、それを使って、家族や友人に「元気な波動」を送ってあげる。
「気をつけてね」ではなく「楽しんでおいでね」
ちょっとしたことですが、「言霊」を上手に使って、自分の心も、周りの人の心も、ますます明るく元気にしたいですね。
「弱いところ」があるから、人に助けてもらい、人に感謝できる
人って誰でも「苦手なこと」とか「弱いところ」がありますよね。
例えば、漢字が苦手で書けないとか。
経理のように細かい計算ができないとか。
「メカ音痴」で電化製品に弱いとか。
「片付けること」が苦手で、どうしても部屋が散らかってしまうとか。
それを私達は「弱点」と呼んでいますが、ひとりさんはこんな風に言っています。
「人って、誰でも、弱いところがあるよね。
弱点というのは、神的に言うと、わざとつけたんです(必要だから、つけた)」
ひとりさん曰く、弱点が全くなくて、全て全てが「完璧人間」だった場合、人に頼ったり、お願いする必要がありませんよね。
そういう人は、人と助け合わなくても、一人で生きていけてしまう。
でも、そうなった場合、人に「 ありがとう」ってお礼を言ったり、人に感謝する機会がなくなってしまいます。
人に助けてもらって、人に感謝する。
その代わり、自分の「得意なこと」は、やってあげる。
この「助け合う喜び」が生まれるように、神は技と「弱点」というものを作ってくれているのだそうです。
ひとりさんはこんな風に言っています。
斎藤一人さん
あのね、本当に「すごい人」っていうのはね・・・・・・・、
「俺って、これができないから、助けてくれる?」って、平気で言える人なんです。
逆に、「すごくない人」の方が、それが言えないの。
自分に「弱いところ」があると、それを必死で隠そうとするんだよね。
神様はね、誰でも「弱いところ」が一つはあるように作ってくれているんです。
なぜなら、「人に助けてもらえるため」に、わざとそれをつけてくれたんです。
自分の出来ないこと、弱いことを人に助けてもらって、人に感謝し、「ありがとう」って言う。
「助け合いの喜び」を、神は知ってほしいんです。
「神的完璧」とは、「なんでもできること」じゃないんだよ。
「得意なこと」と「得意じゃないこと」が、両方あることなんだよな。
自分の苦手なことを人から助けてもらって・・・・・・。
「悪いな」「ありがとな」「その代わり、俺のできることをするからな」
そんな風に、お互いに感謝しあうから、「絆」が深まっていくんだよな。
世間には、「人にものを頼めない人」っているよね。
それから、「人のことを助けたり、応援したりするのは、なんか自分が利用されるみたいで嫌」っていう人が居るよね。
そういう人は、絶対に「大成功」はできないよ。
なぜなら「他力」が集まってこないから。
実は、「他力」が集まってきた時だけ、「奇跡」というものが起こるんです。
「自力からは『自慢』が生まれて、他力からは『感謝』が生まれるんだよな」
斎藤一人さんの話を纏めました。
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