仕事は、お客様の意に沿う事が最優先。
自分の能力を買ってくれる人のために働くのです。
会社の「良い歯車」になれ、上司を「お得意さん」と思え
会社で出世するのは、実は簡単だと言ったら、びっくりしますか?
必要なのは、会社の「良い歯車」になること。
そして、上司を「お得意さん」と思うことです。
聞いただけで抵抗を感じる人が多そうですね・・・・・・。
でも、ちょっと考えてみてください。
「歯車」という言葉には悪いイメージがつきまといますが、「歯車」が一つ抜けるだけで、機械が動かなくなってしまいます。
「『会社の歯車になんてなりたくない』なんてよく言うけどさ、実は『歯車』になるって、すごいことなんだよ」
自分がいなくなっても、滞りなく会社が動いているとしたら、歯車にさえ、なれていないっていうことなんですよね。
つまり、自分がいなければ会社が動かなくなくなるくらいの、重要な歯車になればいいわけです。
サラリーマンだった頃の私は、そんなことに、全然気づきませんでした。
私たちは皆、何かしら人様の役に立つために生まれてきています。
今世の修行のために、神様は、私たちの魂に「体」を与えてくれました。
そして、「体」を使い切った時、私たちの命は朽ち果て、また新しい命を与えられて、生まれ変わります。
体を使って行動しないのであれば、存在しないのと同じ。
私たちは、常に、その「体」を、何のために使うか、問われているんです。
その前提からすれば、会社の「良い歯車」になろうとするのは、人として正しく、貴重なこと。
堂々と、自信を持って、「良い歯車」を目指せばいいんです。
では、次に、上司は「お得意さん」とはどういうことでしょうか。
上司が嫌い、上司が気に食わない。
だから仲良くしたくないし、言うことを聞きたくもない。
これらのすべては、「上司」を仲間と思うからです。
じゃあ、上司が「お得意さん」だったら、どうでしょう?
全く違ってくるはずです。
嫌いでも気に食わなくても、仲良くしようと努め、言われたことには最大限、答えようとするでしょう。
ニコニコと笑って接するでしょうし、何が求められているかと、常に考えるでしょう。
となれば、上司が部屋に入ってきた時、機嫌がいいか悪いかくらい、瞬時に見抜けないといけませんよね。
お得意さんも上司も、実は、付き合い方は同じなんです。
嫌いでも気に食わなくても、仲良くできるように努める。
そのために、言われたことは素直に聞く、すぐにやる。
すると、上司のウケが良くなります。
上司のウケが良くなれば、取り立ててもらえる確率も高くなる。
つまり、スピーディーな出世の道が開かれるわけです。
出世したいなら、「上司を『お得意さん』と思いなさい」ということです。
そもそも会社員とは、勤める会社に自分の「能力」を売り、お金を得ている商人です。
だから、会社自体が、自分の能力にお金を払ってくれるお客様とも言えますね。
お客様が喜ぶようにするのは、当たり前でしょう。
つまり会社の「良い歯車」になることも、上司を「お得意さん」と思うことも、根っこは同じ。
自分の能力を買ってくれている相手を喜ばせるために、働くということなんです。
そう捉えれば、考え方を変えることができるのではないでしょうか。
仕事中の「嫌だな」は、「ツイてる」に言い換えよう
仕事でも、天国言葉はもちろん大事です。
一人さんは、いつもこう言っています。
「ツイてない人は、自分のことを『ツイてない』と思っているんだよ。
どんなことが起こっても『ツイてる』と思っている人は、結局良い結果で終わるんだよ。
まずは嫌な気持ちを溜め込まない。
『ツイてる』という言葉を一日100回。
『感謝してます』という言葉を一日100回。
これを21日間、続けてみるといいよ。
嫌なことが起きたら、『結局ツイてるから大丈夫』と10回言ってごらん。
たったこれだけで、嫌なことがいいことに変わるんだよ」
仕事中の「イヤだな」を「ツイてる」に言い換えると、やる気が俄然倍増!
それで少しでも楽しい気持ちになれば、仕事の成果も違ってくるってものです。
例えば、ちょっと付き合いにくい取引先への訪問や、苦手意識のある作業でも、「ツイてるなあ」の一言を言うことで、「よし、いってみよう!「よし、やってみよう!」という風に、自分が後押しされるんです。
元は仕事が嫌いだった私でも、こうして仕事が楽しくなっていきました。
ただ、天国言葉を言うようにしていると、ある勘違いをしてしまう人がいます。
「自分はツイてる」
これはいいのですが、「ツイてる」が転じて、「だから自分は何もしなくても大丈夫」となると、非常にまずいことになります。
努力しない怠け心に陥り、開運のシナリオにも大きな狂いが生じてしまうんです。
例えば、「面倒くさいや。今日は会社を休んでも、自分はツイてるから大丈夫」。
これでは、どう考えてもうまくいきませんよね。
極端な例を挙げましたが、「これはないわ〜」と笑った人ほど、要注意かもしれません。
前向きであることと、怠けていることを取り違えてしまう人は多いんです。
こんな勘違いをしないために、「健全なる危機感」を持ちましょう。
「危機感」といっても、しなくていい心配をしたり、まだ何も起こっていないうちに不安にかられたりすることではありません。
大事な仕事の前には、きちんと準備をする。
不測の事態まで考えて、ちゃんと備えておく。
これが、「健全なる危機感」です。
しなくていい心配をするのとは、全然違いますよね?
前向きであることは、とても良いことです。
ただ、「楽しく真面目に努力する」という前向きさでないと、たちまち怠け心が顔を出してしまいます。
「健全なる危機感」を持って、楽しく真面目に努力することが大事なんです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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