初対面の相手だからって、そんなに身構える必要はないんです。
相手のことを何一つ知らなくても、愛を出せば困ることはありません。
一流の営業マンが財布を開いてもらえるわけ
初対面の相手とは、何が話せばいいかわからず戸惑う人も多いと思います。
相手の性格や生活習慣、好き嫌いをほとんど知らないわけだから、慣れた友達と一緒にいる時のようには行かないよね。
話題探しに苦労することもある。
人見知り気質の方は、とりわけ緊張しやすいだろう。
だけど、そこで「どうしよう、どうしよう」と焦っても、余計にハードルが高くなるだけ。
ますます不安になって、うまく話せなくなっちゃうんです。
一流の営業マンは、得てして話し上手だと言われます。
確かに、初対面のお客さんにもバンバン商品を買ってもらえるような人は、よほど話上手なんだろうなって思うよね。
冷静かつ、「立て板に水」のトークでお客さんをつかめるなんて、しゃべりの達人に違いないって。
それはそうかもしれないけど、一人さんの考えはちょっと違う。
話上手だから一流になれたというよりも、心構えだと思います。
突き詰めると、やっぱり愛の問題なんだ。
営業をかけた時、お客さんから「あなたから買いたい」と思われるのは、トークの内容とか言葉の選び方じゃない。
営業マンの心意気、醸し出すあったかいムード、そういうのに引かれるんだよ。
財布を開いてもらえるのは愛の力です。
営業マン自身に魅力がなきゃ、絶対に商品を買ってもらえないと思うよ。
もちろん、商品やサービスが粗悪じゃどうしようもない。
いいものを販売する、営業マンがその商品の良さを熟知していることは、当たり前なんです。
ただ、それがあるからって商品が売れるわけじゃない。
全く同じ商品を、同じぐらいの商品知識を持つ人が売っても、なぜか売上には差が出ちゃうの。
その差がなぜ生まれるかというと、売り手の愛の大きさなんだ。
愛の深さ、魅力の大きさが、営業成績に直結する。
だってさ、「この言い回しで売れる」というのがあるんなら、他の人がそっくりそのまま真似た時に同じだけ売れなきゃおかしいでしょ?
一流営業マンのトークを録音して、それを流せばお客さんが買ってくれるって事になる。
でも、そんなわけないよな。
録音したものを流したって、そこには愛がない。
人の温かみもないんだから。
愛のないところには誰も寄ってこないし、愛の足りない営業マンがいくら言葉巧みに説明しても、お客さんの心には響きません。
石油でも温泉でも、ないところを握ったってどうしようもない。
いくら立派な機械を持ってこようが、何も出ない。
それと同じなの。
誰とでも話が弾む楽しい人は、愛があるから相手の笑顔を引き出せるんだ。
それで冒頭の話に戻るわけだけど、初対面の相手だからって、そんなに身構える必要はないんです。
相手のことを何一つ知らなくても、愛を出せば困ることはありません。
愛があれば、口から出る言葉からムードから、何から何まで人を引きつけるようになる。
どんな会話になろうが、相手に好印象を持ってもらえるものだよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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