自分を許せるから、人のことも許せるんです
人を許すにはまず自分を許すこと
人を許すためには、自分を許せなきゃいけません。
あのね、私は学校時代、学校も行かなきゃ宿題もやっていかないし、先生の言うことも聞かない。
親の言うことも聞かなかったの。
ただ、他の人と違ったのは、私はそういう自分の全てを許してたんだよね。
自分を許せてる。
普通の人は、劣等生だとか何だって、自分を責めちゃうの。
親の言うことを聞かなかったとか、学校の成績が悪かったとか。
でもね、私は自分を許せるから、人の事も許せるんです。
自分の出来の悪いのを許せるとね、人の出来の悪いのって許せるものなの。
人を許せる人のそばって居心地がいいから、あちこちから人が大勢集まってくるんですよ。
で、集まってきた人が幸せになることを考えたりなんかしてると、神様からうんと良い知恵がもらえたりするんです。
そういう法則がわかっちゃうと、幸せになる事って簡単なんだよね。
この世界は早いものが正しいんです
私は時々、ぽつん、ぽつんといろんな人に知り合いです。
誰かが連れてきたりして。
最近で言うと、大衆演劇で素晴らしい舞を見せてくれる恋川兄弟とかね。
そうすると、その人たちに役に立つことをしてあげようと思うわけです。
自分の出来る範囲で、無理しないで出来ることをね。
私のお弟子さん達は、みんな億万長者になりました。
そうすると、奇跡だって言われるんだけど、奇跡なんかじゃないよ。
ただ、私ができることをしてあげただけ。
試験会場に行って、お弟子さんの代わりに、私が問題を解いてあげてるようなものなんです。
それをやってるうちに、お弟子さん達は私がやってるのを見て、自分でちょっとずつ成長したの。
難しいことじゃないんです、誰にでもできることなんだよね。
普通はお弟子さんの仕事を手伝っちゃいけないとか、オデッサんの実力そのものをつけてあげようとかって思うんです。
だけど、そんなことより、私がしてあげたほうが早い。
この世界にいる間は、なぜか早いものが正しいんです。
人は皆それぞれ、優れているところがあります。
ただ、事業のことや、修行のことがわからないっていう人もいる。
それなら、できる人がやってあげたらいい。
そして、できることをどんどん教えちゃうの。
そうすると、できない人はできる人がやってることをじっと見ているだけで、いつのまにか自分も覚えていくんです。
しかも、それにプラスして自分の個性的なものが出てくるから、もっとよくなっちゃうんだよね。
世間では、まずは実力だとかって言うけど、それって本当なのかなって思う。
私は、世間が正しいと言ってることを、なんでも「本当なのかな?」って思う癖がある。
よくよく考えてみると、本当のこともあれば、そうじゃないこともあるんだよ。
学校では、試験の解答を見せ合っちゃいけないよね。
それは分かります。
だけど、学校じゃないところでそれをする意味ってわからない。
私は、仲間は助け合うべきだと思っています。
で、よその会社とは競い合うべきだと思っています。
時と場合によっては競い合うことが正しいし、ここは助け合いが正しいんだっていう時もあるんだよね。
普通の人の助け合いは競争することだよ
助け合いって、明らかに困っている人を助けることを言います。
杖をついている人が車の多い道を渡ろうとして困っていたら、一緒に道を渡ってあげて手助けすればいい。
そういうのを助け合いというんです。
だけど、普通の人は、競争することが助け合いなの。
例えば車を作るメーカーだったらね、A社とB社が競争して、それぞれいい車を作ることが助け合いです。
もし、お互いが手を組んで技術開発を遅らせちゃうようなことがあったら、これは助け合いじゃない。
一般の人たちは困るでしょ。
神が言ってる助け合いっていうのは、そういうことなんです。
明らかに病人だとか、怪我をしてる人だとか、そういう弱った人たちに保険なんかの保証をかける。
でも、健康で元気な人は、競争しなきゃいけない。
ピッチャーは打てない球を投げ、バッターはその球を何とかして打つ。
そうやって競い合うから野球というスポーツも人気が出てくるんだよね。
それを、裏で口裏合わせてインチキしてたら、野球自体が駄目になります。
どんな企業でも、競い合うことが助け合うことなんだよ。
そうすることによって、一般の人たちの役に立つ。
競い合って、負けないように顔晴るの。
わかるかい?
テレビコマーシャルをやめても売れる!
うちの会社ってね、『スリムドカン(ダイエットのサプリメント)』っていう商品のテレビコマーシャルを流していた時期があるんです。
一度見たら忘れられないような、すごく印象的なコマーシャルなんだよね。
昔は、サプリメントってテレビで宣伝できなかったんだけど、それが時代の流れと共にある時期からできるようになった。
で、広告代理店の人から、「コマーシャルをしませんか」という話を頂いたので、それじゃあって出したわけです。
でも、今はもうテレビコマーシャルをしてないんだ。
その理由はね、みんな信じられないかもしれないけど、テレビで宣伝しようがしまいが、売り上げはほとんど変わらなかったからです。
昔ね、こういう話がありました。
ある会社が、肉まんのテレビコマーシャルをしてたんです。
で、すごく売れたんだけど、ある日、社内でこういう話になりました。
「うちの肉まんは、テレビで宣伝してるから売れてるんだろうか。
それとも、肉まんが美味しいから買っていただけるのか」
そういうわけで、試しにコマーシャルを止めてみたところ、売り上げは同じだったと言うんです。
分かりますか?
肉まんでも、うちの会社で販売しているような化粧品やサプリメントでも、欲しい人は欲しいんです。
だから、テレビで宣伝しようがしまいが、売れるんだよね。
私は自分もテレビやなんかに出たくない方だし、家の商品もテレビで宣伝しなくていいやって考えて、今はテレビコマーシャルをやっていないわけです。
基本的に私は、お弟子さんとか、うちの会社の仲間とか、私自身が生きているだけのお金とかが入ってくればいいという考えなんです。
で、普通は「税金を払うくらいなら、テレビコマーシャルでもやって経費を増やそう」ってなるんだけど、私の場合は、「それだったら税金を払ったほうがいい」と思っちゃうタイプなんです。
どっちが正しいとか、そういう話じゃないんだよ。
テレビで宣伝する方がワクワクする人はすればいいし、私みたく税金払う方がいいって思うんだったらそうすればいいだけなんです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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