コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斎藤一人さん 引きこもりと自閉症は、同じように見えても違うんだよ

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相手が誰であっても、自分の思い通りにはなりません。

でも、自分が変われば相手も変わる。

常にそこを考えることですよ。

 


湿った薪に火はつかないけど、太陽の下で乾かせば燃え上がる


あるお母さんが、娘さんの引きこもりに悩んでいました。

話を聞くと、そのお母さん、娘さんの心配で泣いてばかりだったの。

毎日、くらい顔をして、おしゃれもしなければ、遊びに出かけることもない。

それって、娘さんと同じ波動になってるんだよね。

あえて言うけど、親子で足を引っ張り合ってる状況なの。

だから私はこう伝えました。

「お母さん、おしゃれして遊びに出かけな。

自分を甘やかして、毎日、好きなことをしたらいいよ。

娘さんは、その楽しそうなムードにつられて、自分から出てくるから」

このお母さんがとても素直な人でね。

すぐ、遊びだした。

そしたら、間もなくして、娘さんは本当に部屋から出てきたんだ。

湿った薪にいくら火をつけようとしても無理です。

でも、それは明るい太陽の下で乾かせば、ちゃんと火がつくし、燃え広がるじゃない。

それと同じなの。

親が太陽になっちゃえば、子供のジメジメ波動はカラッと乾く。

軽くなる。

生きる力が、再び湧いてくるんだ。

 

 

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引きこもりと自閉症は、同じように見えても違うんだよ

 

引きこもりと自閉症ってね、外から見ると似て見えることがあります。

部屋から出てこない。

人と会いたがらない。

学校や仕事に行けない。

会話が少なくなる。

だから周りの人は、つい同じように考えてしまうんです。

でもね、この二つは、もともとの意味が違うんだよ。

引きこもりというのは、その人が置かれている「状態」です。

人間関係で疲れたとか、学校で嫌なことがあったとか、自信をなくしたとか。

いろんなことが重なって、外の世界へ出る力がなくなっていることがある。

言ってみれば、薪が雨に濡れて、火がつきにくくなっているようなものなんです。

だから、周りが

「早く出てきなさい」

「いつまでそんなことをしているの」

「みんな頑張っているんだよ」

なんて言って、無理やり火をつけようとしても、ますます苦しくなることがある。

湿った薪を怒ったって、乾かないからね。

だったら、太陽に当ててあげればいい。

安心できる場所を作る。

好きなことをさせる。

親も暗い顔ばかりしていないで、自分の人生を楽しむ。

そうやって家の中に明るい空気が増えてくると、少しずつ元気を取り戻す人もいるんです。

ところが、自閉症は少し話が違います。

自閉症というのは、その人の生まれ持った脳の働き方や感じ方に関係する特性です。

だから、

「明るくすれば自閉症が治る」

「親が変われば普通になる」

という話ではないんです。

そこを一緒にしちゃいけないよ。

自閉症の人は、音に敏感だったり、人との距離の取り方が独特だったり、予定が急に変わることがものすごく負担だったりします。

反対に、一つのことに驚くほど集中できたり、独特の感性や才能を持っていたりすることもある。

つまりね、

その人には、その人なりの世界の感じ方があるんです。

赤い花を見て、みんなが同じ赤を感じているとは限らない。

同じ音を聞いても、平気な人もいれば、ものすごく大きく感じる人もいる。

どっちが正しいとか、間違っているとかじゃないんだよ。

だから、自閉症の子に必要なのは、

「あなたを普通にしてあげる」

ことじゃない。

「あなたが生きやすい方法を一緒に探そう」

ということなんです。

そして、自閉症の人が引きこもることだってあります。

これは自閉症だから必ず引きこもるという意味ではありません。

人より刺激を強く受けたり、人間関係で疲れやすかったりして、外の世界から距離を取ることが必要になる場合があるんです。

そんなときも、

「外へ出なさい」

だけでは解決しないことがある。

その人にとって何が苦しいのか。

音なのか。

人間関係なのか。

予定なのか。

失敗する怖さなのか。

そこを見てあげることなんです。

親というのはね、子供を愛しているからこそ、つい変えようとします。

でも、相手が誰であっても、自分の思い通りにはなりません。

子供だって一人の人間です。

だったら、

「この子をどう変えよう」

じゃなくて、

「私はこの子が安心できる太陽になれているかな」

って考えてみる。

太陽はね、花に向かって、

「早く咲け!」

とは言わないんです。

ただ暖かく照らしている。

花が咲く時期は、花が決める。

咲き方だって、それぞれ違う。

親にできるのは、その子を別の花に作り変えることじゃない。

その子がその子のままで咲けるように、暖かく見守ることなんじゃないかな。

引きこもっている子には、もう一度外へ向かう力が戻ってくることがあります。

自閉症の子には、自閉症の子なりの生きやすい道があります。

違いをなくす必要なんてない。

その人に合った道を一緒に探せばいいんです。

そして親も、自分の人生を犠牲にしないこと。

笑って、おしゃれして、おいしいものを食べて、遊びに行けばいい。

親が幸せそうに生きている姿は、

「この世界も、そんなに悪いところじゃないよ」

という、言葉のいらないメッセージになるからね。

親が太陽になるというのは、

子供を自分の思い通りに変えることじゃありません。

その子がその子のままで安心して生きられるように、

暖かい場所を作ること。

私は、それが本当の意味での「太陽になる」ということだと思います。

 

斎藤一人さんの話を纏めました。

 

皆様、いつもご精読ありがとうございます。

 

 

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