「しかし、いい男だな」って、自分に語りかけていると、おしゃれをしたくなったり、自然と所作が美しくなったりするんだ。
しっかし、いい男だなぁ。しっかし、いい女だなぁ
自分で自分を褒めるのは、最高に自己肯定感が上がる方法です。
その中でも、すごくおすすめの褒め言葉があってね。
「しっかし、いい男だなぁ」
「しっかし、いい女だなぁ」
これを、朝起きて一番に、鏡を見ながら自分に語りかける。
できる限り、声を出して自分に言ってあげるといいですよ。
一人さんは昔から毎朝これをやっていますが、本当に気分が良くなるんです。
自己肯定感が最高の状態で1日がスタートできるから、照れ臭いかもしれないけど、自分を役者だと思って、セリフのつもりで言ってみな。
自分で「いい男(女)だなぁ」って言ってるとね、それが脳に刷り込まれて、本当に言葉通り、男(女)っぷりが上がってくるんです。
脳は単純だから、入ってきた言葉をすぐ信じちゃう。
あなたの言う通りに、自分の魅力を引き出してくれるの。
日に日に自信が湧いてきて、自己肯定感が強くなってくるよ。

脳というのは、思っている以上に素直です。
毎日どんな言葉を聞かせるかによって、自信をつけることもあれば、反対に、自分の力を小さくしてしまうこともある。
だから、脳を上手に使いたいなら、まず自分に聞かせる言葉を選ぶことです。
朝、鏡を見たときに、
「しっかし、いい男だなぁ」
「しっかし、いい女だなぁ」
そう言って、自分を褒めてあげる。
最初は照れ臭くても構いません。
役者になったつもりで、少し大げさなくらいに言えばいいんです。
脳は、冗談なのか本気なのかを、それほど厳密には区別しません。
繰り返し聞かされた言葉を、
「なるほど、自分はそういう人間なんだ」
と受け取って、その言葉に合うように自分を動かし始めます。
「いい男だ」と言っていると、少し身なりを整えたくなる。
背筋を伸ばしたくなる。
乱暴な言葉を慎み、落ち着いた振る舞いをしたくなる。
「いい女だ」と言っていると、表情が柔らかくなり、所作にも自然な品が出てくる。
つまり、言葉が先で、現実があとからついてくるんです。
多くの人は、自信がついたら自分を褒めようとします。
魅力的になったら、自分を認めようとします。
でも、それでは順番が逆なんです。
まだ自信がないときに、
「私は大丈夫」
まだ魅力に気づけないときに、
「しっかし、いい男だなぁ」
「しっかし、いい女だなぁ」
そう言ってあげるから、脳がその証拠を探し始める。
脳は、自分が信じているものを見つけるのが得意です。
「自分はダメだ」と思っていれば、失敗したことばかりを集めます。
「自分は運がいい」と思っていれば、小さな幸運にも気づくようになります。
「自分には魅力がある」と決めれば、今まで見落としていた長所が見えてくる。
だったら、自分を苦しめるためではなく、自分を幸せにするために脳を使った方がいいよね。
失敗したときも、
「やっぱり自分はダメだ」
と脳に教える必要はありません。
「今日はうまくいかなかった。でも、次は少し上手にできる」
そう言い換えればいいんです。
脳に必要なのは、反省という名の罰ではありません。
次へ進むための、明るい指示です。
自分にかける言葉は、脳への命令です。
その命令を毎日聞いて、脳はあなたの表情や姿勢、行動や選択を少しずつ変えていきます。
だから、自分をけなす言葉を習慣にしてはいけません。
冗談でも、
「もう年だから」
「自分なんて大したことがない」
「どうせ無理だ」
そんな言葉を、脳に何度も聞かせないことです。
代わりに、
「今日もなかなかいい感じだ」
「昨日より、少し魅力が増したな」
「私には、まだまだ伸びしろがある」
そう語りかけてあげる。
脳を上手に使うとは、難しい知識を覚えることではありません。
自分が元気になる言葉を選び、その言葉を何度も脳に届けることです。
毎朝、鏡の中の自分を見て言ってみてください。
「しっかし、いい男だなぁ」
「しっかし、いい女だなぁ」
そのひと言で気分が変わり、姿勢が変わり、行動が変わる。
そして気がついたときには、本当に、言葉通りの魅力的な人になっています。
脳は、あなたの敵ではありません。
上手に言葉をかけてあげれば、誰よりも頼もしい味方になってくれるのです。

朝の鏡は、あなた専用の応援団
朝起きたら、まず鏡の前に立ってください。
寝癖が立っていてもいい。
顔に枕の跡がついていてもいい。
目が半分しか開いていなくても、何の問題もありません。
鏡に映った自分をじっくり見て、堂々と言うんです。
「しっかし、いい男だなぁ」
女性なら、
「しっかし、いい女だなぁ」
できれば、ため息が出るほど感心したように言ってください。
「いやぁ、朝から完成度が高いねぇ」
「今日も魅力が隠しきれてないな」
そこまで言えたら、もう上出来です。
もちろん、最初は照れます。
「朝っぱらから、自分は何をやっているんだ」
と思うかもしれません。
でも、大丈夫。
誰にも見られていません。
もし家族に見られたとしても、
「今、自分を育てているところです」
と胸を張ればいいんです。
人間というのは不思議なもので、他人から褒められるのを待っていると、なかなか褒めてもらえません。
世間は、朝からあなたの家まで来て、
「本日も大変すてきでございます」
とは言ってくれないんです。
だったら、自分で言えばいい。
無料です。
予約もいりません。
しかも、毎朝必ず会える相手です。
これほど便利な応援団は、ほかにいません。
鏡の中の自分に、
「いい男だなぁ」
と語りかけていると、脳はだんだんその気になります。
「そうか。私は、いい男だったのか」
「なるほど。私は、いい女だったんだ」
脳は意外と素直ですから、繰り返し聞かされた言葉を、そのまま自分の設定として受け入れます。
すると、少しだけ背筋を伸ばしたくなる。
髪を整えたくなる。
昨日より、ほんの少しおしゃれをしたくなる。
歩き方や話し方まで、自然と丁寧になっていきます。
「いい男なのだから、猫背ではいられないな」
「いい女なのだから、ドアを乱暴に閉めるわけにはいかないな」
そんなふうに、言葉に似合う自分になろうとするんです。
これが、脳の面白いところです。
自信がついてから褒めるのではありません。
先に褒めるから、自信があとから追いついてくる。
立派になってから認めるのではありません。
先に認めるから、自分の中にある魅力が目を覚ますんです。
たとえ昨日、失敗したとしても関係ありません。
鏡の前では、昨日の反省会を始めなくていい。
朝から自分を被告席に座らせる必要なんてないんです。
「昨日はいろいろあったけど、しっかし、いい男だなぁ」
「少し失敗したけど、それでも、いい女だなぁ」
これでいいんです。
人間の魅力というものは、失敗しないことではありません。
失敗しても、自分を嫌いにならないことです。
鏡を見るたびに欠点を探す人もいます。
シワが増えた。
白髪が増えた。
顔が少し疲れている。
だけど、年齢を重ねた顔というのは、その人がここまで生きてきた証しです。
若い頃にはなかった味があります。
だから、鏡の前でこう言ってもいい。
「しっかし、いい顔になってきたなぁ」
「若い頃より、ずいぶん味が出てきたな」
「この顔、人生を知ってるねぇ」
鏡は、欠点を探すための道具ではありません。
自分の魅力を確認するための場所です。
毎朝たった一言、自分を褒める。
それだけで、その日の気分が少し明るくなります。
気分が明るくなれば、表情が変わる。
表情が変われば、人への接し方も変わる。
そして一日の終わりには、
「今日もなかなか、いい一日だったな」
と思える出来事が増えていきます。
朝の鏡の前では、遠慮はいりません。
誰かと比べる必要もありません。
鏡の中にいるのは、世界でたった一人のあなたです。
寝癖があっても、目が腫れていても、多少ぼんやりしていても、堂々と言ってあげてください。
「しっかし、いい男だなぁ」
「しっかし、いい女だなぁ」
そして最後に、少し笑って、
「今日も、この魅力で世間を驚かせてしまうな」
そう言って一日を始めればいいんです。
朝の鏡は、ただ顔を見る場所ではありません。
自分の味方を一人増やす場所です。
その味方とは、もちろん、あなた自身です。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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