「イヤシロチ(その場にいるとなぜか気持ちが良くなり、動物や食物もよく育つような場所)」にするために、床の下に炭を敷き詰めたりしました。
失敗から教えの凄さを学ぶ
ひとりさんの教えのおかげで1点目も2点目も大成功をすることができました。
周りのみんなが「すごいですね」と言ってくれます。
そこで私は調子に乗って、3店舗目は「居抜き」ではなく、何もないところから自分のこだわりの店を作ろうと計画しました。
その場を「イヤシロチ(その場にいるとなぜか気持ちが良くなり、動物や食物もよく育つような場所)」にするために、床の下に炭を敷き詰めたりしました。
接着剤なんかも合成のものは使わず、自然のものだけを使いました。
60席のお店に4000万円のお金をかけて、自分のこだわりを出したのです。
そして、その資金は全て、銀行から借りた借金でした。
それで結果的にどうなったかと言うと、3店舗中、お金をかけたお店が一番売り上げが悪いという結果になったのです。
私としては「これだけお金をかけたんだから、絶対に成功するだろう」と思っていました。
しかし、まさに「だろう運転事故の元」です。
しかし私の場合は、それが大事故につながりました。
「このまま行けば、会社が潰れる」という状況にまでなってしまったのです。
私としては「これだけお金をかけたんだから、成功しなければいけない」という思いがあり、そこから焦りが生まれます。
人は焦るとイライラします。
そのイライラをつい、従業員にぶつけてしまいます。
まさに「負のスパイラル状態」です。
すると恐ろしいことに、成功していた1点目の店舗も、2店舗目のお店も売り上げがどんどん下がり出しました。
私自身のイライラが、全ての従業員やお店に悪影響を与えたのです。
イライラして従業員に当たると、それが原因で退職者が増えます。
さらにそういう時に限って、お店の中でトラブルが増えたり、お客様からのクレームも増えます。
本当に最悪でした。
結局、「このままでは会社が潰れる」というギリギリのところで自分の間違いに気づき、何とか軌道修正をすることができました。
私は、1店舗目、2店舗目が大成功し、さらにS1サーバーグランプリで1位になって、周りからも「すごいですね」と言われて、完全に天狗になっていたのでした。
若い時の教訓を生かしきれていませんでした。
一人さんからは「借金はしちゃだめだよ」と言われていたにもかかわらず、「今の俺なら絶対に大丈夫」という、過信がありました。
そうした過信がいつしかひとりさんの教えを忘れさせ、イライラして「地獄言葉」を使ったり、周りへの感謝の心を失ったりしていました。
結果的に私は、失敗することで一人さんの教えの大切さを改めて学ぶことになったのです。
![ちゃんと商売をしようと考えたら、一番大切なのは「定期的」であることではないだろうか | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]](https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQKPCKAw-UvJTQMTOFd1Jp5E1qmOs08P_j6Bw&s)
商売で一番大切なのは『引き際』
3店舗目での失敗をなんとか取り戻し、銀行にも借金を全て返し終えた私は次の展開を考えました。
それで前回の失敗に懲りた私はまず、一人さんに教えを請いに行くことにしたのです。
言いつけを破って借金し、そのあげくに大失敗した私なのに、一人さんは以前と全く変わることなく、優しく接してくれました。
その優しさに甘えて次の事業展開の相談をすると、一人さんはまず、私にこんな質問をしたのです。
「おがちゃんは、何になりたいんだい?」
それに対して私は、「一人さんのような、大商人になりたいです」と答えました。
すると一人さんは「居酒屋の経営は若い子が初めにやるのはいいけど、限界がある。
だから、商人として成功したいなら、他の事業をやった方がいいよ」と言ってくれたのです。
そこで私は、カニなどの北海道の物産品をインターネットで売るビジネスを始めることにしました。
しかしこれが、なかなかうまくいきません。
うまくいかない原因はいろいろありましたが、一言で言えば、私が商売をなめていたのかもしれません。
「北海道のものは美味しいから、絶対に売れる」という確信もあったと思います。
一人さんからは事前に「商売で一番大切なのは、引き際だよ」と言われていました。
「ここまでやって無理だったからやめるとか、赤字の最大限を最初に決めておいて、そこに行ったらすぐにその事業からは撤退するんだよ」と教えられていたのです。
だから私は、赤字額が当初決めていた額に達した時点でスパッと、その事業から撤退しました。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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