さっきお伝えしたみたいに練習が必要なのは、挨拶や仕事のプレゼンみたいな「できた方が得する」「苦手でも挑戦した方がいい時」みたいな場合だけでいいんです。
個性を磨く練習に楽しく挑戦してみな
個性を活かすための第一歩は、自分の欠点を、
「これは最高の個性だな」
そう認めることです。
頭の中から、「悪い個性だなぁ」と思う気持ちをすぐに追い出せなくてもいい。
それでも、間違いなく私の宝物なんだって意識してごらん。
道は「思い」から開かれるものです。
個性の可能性を潰しながらもやもやした人生にするか、個性を磨きに変えて突き抜けた人生にするかは、あなたの気持ち一つから始まるの。
でね、思いが芽生えたら、ちょっと訓練してみたらいいよ。
個性を磨き上げるための練習に、楽しく挑戦してみるの。
挑戦と言っても、何も難しいことをしろと言ってるわけじゃないんです。
例えばさ、ものすごく人見知りで、挨拶をすることすら苦手に感じてる人がいるとする。
それなのに会社でプレゼンしなきゃいけないとするじゃない。
極度の人見知りなのに人前でプレゼンって、普通に考えたら地獄だよね。
でも、こういうのって練習すれば慣れるんだよ。
家で一人になって、大きな声で「こんにちは!」って挨拶の練習をしてみな。
プレゼンのリハーサルを何回もやってみな。
すらすら言葉が出てくるまでの練習するの。
誰もいない場所で練習すれば、失敗したって恥をかくわけでもない。
なんぼ失敗してもいいから、100回でも100回でも練習するんだよね。
練習すれば、誰でも上達します。
間違いなく上手くなるし、同じ事を何度も繰り返すうちに、必ず慣れてきます。
上達すれば自信も出てくるし、慣れると緊張感も小さくなる。
その状態まで持ってきて、本番に挑めばいいんだ。
それは100%緊張しない訳じゃないだろうけど、緊張感が残っていたとしても、それが適度な引き締め効果になって、きっとあなたが思う以上に、いいプレゼンができるはずだよ。
繊細なあなたが「繊細はダメ」という自分否定をしなくなれば、あなたの繊細さが生かされた素晴らしい発表ができる。
だんだん、駄目だと思っていた個性も認められるようになるからね。
嫌なことから逃げるのに勝負に勝つ秘訣だよ
個性のない人は、この世にひとりもいません。
そしてその個性は、あなただけが持つオリジナルの宝石です。
誰もが、自分しか持てない最高の武器を持っているようなものなんだよね。
これは紛れもない事実だから、まずは人それぞれ違うということを受け入れ、その違いを最高の個性として開花させることを考えた方がいい。
個性を開花させた人は魅力も半端なくなるし、その魅力が内側から溢れ出してみんなを惹きつけるの。
嘘だと思ったら、自分のダメなところを宝石だと思って磨き上げてきた一人さんを見てごらんよ。
自慢じゃないけど、一人さんって結構モテるしモテるし、仕事だって納税額日本一になったくらいだからね。
自分だけの宝物で勝負すれば、はっきり言ってどんな挑戦にも勝てるよ。
その宝石で勝負する道へ進めば、あなたは輝かずにはいられないんだ。
でね、これも重要な話なんだけど。
さっきお伝えしたみたいに練習が必要なのは、挨拶や仕事のプレゼンみたいな「できた方が得する」「苦手でも挑戦した方がいい時」みたいな場合だけでいいんです。
そうじゃない時は、嫌なことからはさっさと逃げちゃえばいい。
一人さんの場合だと、私は勉強が嫌いだったから学校へは気が向いた時しか行かなかったし、宿題も絶対にしなかった。
結局、小学校も中学校もまともに出席しなかったけど、その代わり本を読むのが大好きだったから、いつも家で本を読んでいたんです。
本だけは、人の何十倍も、何百倍も読んできました。
それが私の糧となり、商売でうんと成功させてもらえたんだよね。
高校や大学へは進学しなかったけど、そのぶんみんなより早くから社会に出て勝負できたし、早く芽を出すこともできたと思っています。
勉強嫌いだった一人少年が、もし周りの大人達の言う通りに進学という道を選んでいたら、こうはいかなかったはずだよ。
もちろん、勉強が好きな子は大学に進めばいいし、留学したい人はそういう道へ行けばいいよね。
その中で「これだ!」って物が見えてきて、それで必ず上手く行くようになっているから。
ただ、好きなことが勉強じゃないんだとしたら、いつまでも我慢して勉強する必要はないよ。
嫌なことから逃げるのもまた、成功の道へ進む秘訣なんだ。
好きな人のためなら一生懸命になれるよね
あなたはあなただし、一人さんは一人さんです。
いちいちを他の人と自分を比べず、ありのままの自分で勝負すればいい。
キーワードは「私は私」なの。
でもね、自分の個性は宝物だと思えなければ、「私は私」と思うことが苦しくなっちゃうんだよ。
今の自分でいい、このままでいいっていう安心感がないと、誰かと比べては落ち込み、がんばっても思い通りになれない自分に絶望するだけなの。
そういう人はなんでもいいから、まずは一つ、自分のダメなところを許してごらん。
自分を無理に捻じ曲げ様とせず、「それでいいよね」って自分を認めてあげることだよ。
あのね、苦しさって、あなたの魂の「もっと自分を好きになってよ!」っていう声なの。
その苦しみは、愛に飢えた魂の叫び声なんだよ。
それに気付かずいつまでも自分を責めるから、魂はますます苦しくなる。
どんどん生きづらくなっちゃうの。
試しに、一度自分に愛情を注いでみな。
びっくりするくらい、生きることが楽になるから。
でね、ちょっとでも自分を好きになれたら、個性磨きにも拍車がかかるんです。
だってさ、好きな人のためだったら一生懸命になれるでしょ?
好きな彼女(彼氏)がいたら、誰だって喜ばせてあげたいと思うよね。
自分にできることは、なんでもしてあげたいって思うじゃない。
好きな人が困っていたら、見て見ぬふりなんてしないでしょ?
それと同じで、自分を好きになると、自分のことが気になって気になってしょうがなくなるんだよ。
いつだって自分を喜ばせたいと思うし、ちょっとでも悲しそうにしてたら「大丈夫だよ」って寄り添ってあげたくなるものなの。
私はいつも、自分のことを「一人さん」と言うんだけど、それって自分が大好きだから、「さん」をつけてあげたいんだよね。
自分をすごく大切に思っているの。
みんなも、そんな感覚になるまで自分を好きになってごらん。
個性磨きにも、気持ちの入り方が違ってきちゃうから。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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